二期入ってラブコメ要素強くなって喧嘩少なくなったよな。お前は極端かよ
放課後、本日の部活が休み
フミ「お前ら!やってる事分かってんのか!?」
ヨウタ「うるせー!最近部活サボり過ぎなんだよバカヤロー!?」
フミ「それはお前も同罪だろ!?」
俺らは学校のグラウンドのソフトボール部が普段使っているピッチャーマウンドに縄で拘束したフミを椅子に座らしている
ヨウタ「俺は報いを受けたんだよ!?バカヤロー!!」
フミ「お前ら野球が何なのか分かってんのか!?」
ヨウタ「うるせー奴だな。もういいやれ」
シオン「とりあえず俺が球出すからシュウジ打ってくれ」
シュウジ「分かった。1人25球で交換な」
まぁ、何をやってるかと言うと拘束したフミを的にした100本ノックだな
ヤヨイ「ヨウタ君。穂乃果さんと仲直りしたんですね」
ヨウタ「あ、ああ。修学旅行もあるし…」
ヤヨイ「せっかくの沖縄。ギスギスしてたら気まずいですからね」
ヨウタ「沖縄か〜。懐かしい」
ヤヨイ「行った事あるんですか?」
ヨウタ「俺の両親が沖縄出身だから稀に行くんよ。中学入ってからは行ってないけど」
ヤヨイ「なんか意外です。てっきり代々下町育ちかと思ってました」
ヨウタ「俺の家系を何だと思ってんだよ」
シュウジ「おい。交代してくれ」
ヨウタ「何球当てた?」
シュウジ「ゼロだ。力の加減が合わねー」
ヨウタ「たく、俺が手本見せてやるよ」
俺はバットを握り、しっかりと構える
ヨウタ「よし!シオン、ボール投げてくれ」
フミ「おい!馬鹿!?」
シオンがボールを投げる瞬間、俺の全神経が集中するが、次の瞬間――
海未「貴方達何やってるんですか!?」
俺がバットを振ろうとした瞬間、海未の厳しい声がグラウンドに響く
海未「貴方達、学校でこんなことをしているなんて…信じられません!」
ヨウタ「こ、これはただの遊びっていうか…」
海未「遊び?これは遊びではありません!」
穂乃果「ヨウタ君、そんなことしてたら大変なことになるよ」
ことり「うん、先生に見つかったりしたらヨウタ君達、退学になっちゃうかも?」
ヨウタ「いや、これは最近部活サボってるフミが悪い事いってか…」
海未「それにしても常識がなさすぎます!何でヤヨイも止めないんですか!?」
ヤヨイ「ごめんなさい…」
フミ「助けてくれよ…マジで洒落になんねぇ…」
クソッ…!?海未に逆らうのは分が悪い。それに、これ以上引っ張るのも面倒だ
ヨウタ「ごめんなさい。もう2度としません」
俺ら4人は正座して謝罪した。因みにフミの縄はことりが解いてくれた
フミ「ことり。助かった」
ことり「フミ君も部活サボり過ぎたら駄目だよ」
穂乃果「それより、今から修学旅行の買い物に行こうって話してたんだ。ヨウタ君たちもどうかな?」
ヨウタ「買い物か?」
ことり「そう!いろいろ準備するものがあるから、一緒に来てほしいなって思って♪」
ヨウタ「別にいいけど、買い物って何買うんだよ?もう準備はほとんど終わってんだろ?」
穂乃果「うーん、まだ水着とか買ってないし、いろいろ必要なものがあるんだよ!」
ヨウタ「水着…?」(水着…水着ってことは、水着だよな…)
一瞬、俺の頭の中で穂乃果が水着姿になってる姿を想像してしまった。それに気づいて、慌てて頭を振って気持ちを落ち着かせる
ヨウタ「野郎ども。集合だ」
俺はすぐに周りを見渡し、穂乃果達が気づいてないか確認し野郎5人で肩を組み円陣を作り、俺は真剣な顔つきで口を開いた
ヨウタ「お前ら、想像してみろ。沖縄の海で水着姿を拝むのも最高だが、それよりだ。試着室だぞ…試着室で水着姿になって、『どうかな?』って聞かれる、その瞬間だ…」
フミ「そうだな。海はただの風景で水着を着てるのは当たり前。だが試着室…その狭い空間で、水着姿になって『どうかな?』って聞いてくる瞬間の破壊力よ。絶対、こっちの反応気にしてくるだろ。『似合ってるかな?』って顔で…」
俺とフミは思わず頷き合う。しかしシオンは少し呆れ顔で俺らに問う
シオン「お前ら、そんなところで高ぶってどうするんだよ。試着なんてただの確認作業だろ?」
ヨウタ「バカ!!シオン。そこが男としてのロマンだろうが!あの瞬間、俺達の反応次第で全てが決まるんだぞ?」
フミ「そうだ!『これ似合う?』って聞かれた時に、『めっちゃ似合ってる!』とか、どう反応するかで俺たちの立場も変わるんだ。マジで一瞬の勝負だぞ!」
シオンは溜息をつく
シオン「お前ら、ほんとにアホだな。そんなことより、普通に買い物を楽しめばいいだろうが」
ヤヨイ「まあ、ヨウタ君がそんな考えてるとは思ってたけど、そんなにはしゃぐと3人にバレちゃいますよ?」
ヨウタ「わかってる!でも、これは男子高校生にとっては一世一代のイベントなんだ!」
シュウジ「けど合宿で海行った時、水着見たよな?」
ヨウタ「シュウジ、お前本当にわかってねぇな。あれは合宿の時は海という空間で見ただろ?試着室ってのは、もっとプライベートで、こっちに向けられる意識がまるで違うんだよ!」
フミ「そうだ。今日のは違う。俺達を意識して、反応を見たいって顔で水着姿を見せるんだ!」
シュウジ「ふーん…まぁ、よくわかんないけど、面白そうだな」
シオン「シュウジ。お前はそのままのでいろよ」
シュウジ「ああ、よく分かんねーけど分かった」
俺達は穂乃果達にバレないように、肩を組んだままヒソヒソと続けていたが、もうその期待に胸が高鳴って仕方なかった。試着室での水着姿…このイベントが俺たちにとってどれほど重要か、誰にも邪魔させるわけにはいかない
ヨウタ「よし!なら急いで行くぞ!?」
穂乃果「え、え?ヨウタ君、凄く張り切ってるね…」
ことり「なんだか嬉しそう」
海未「何か怪しいですが…今はついていくしかありませんね」
そして俺達はデパートに到着する
ヨウタ「お、お洒落なアロハシャツあるやんけ!」
フミ「あの馬鹿!!1人で行動すんな!」
シオン「おい!?お前ら!ったくよ!?」
ヤヨイ「ちょ、ちょっと!穂乃果さん達はどうするんですか…!」
俺は後ろを振り返ることなく、そのままアロハシャツコーナーへ突入した
シュウジ「行っちゃったな」
穂乃果「え!?ヨ、ヨウタ君!私たちも一緒に見たいのに…!」
ことり「どうするの?追いかける?」
海未「仕方ありませんね、別行動を取ることにしましょうか」
アロハシャツコーナーに突入した俺
ヨウタ「うお、これだこれだ!このアロハシャツ、最高じゃねーか!試着すっぞ!」
フミ「ったく、なんでお前はそんなに勝手なんだよ!少しは穂乃果たちに気を使え!」
シオン「本当にな…こいつ完全に暴走してやがる」
俺は無視してアロハシャツを手に取り、試着室に向かう
ヨウタ「なぁ?アンちゃんよぉ〜。サングラス持って来てくんね〜か?」
フミ「はぁ!?自分で持ってこい!」
シオンが軽くため息をつきながらも、サングラスを持ってきて俺に手渡す
ヨウタ「いい感じだな。似合ってんだろ?…俺、ビシッとキメてんなバカヤロー」
俺はサングラスにアロハ着て試着室の鏡でビートたけしのモノマネでコマネチのポーズを取る
ヨウタ「アンちゃん見てくれよ!これ完璧だろバカヤロー!俺、これならいつでもテレビ出れるぞ!オイ、最高だな〜!」
フミ「いや、完璧っていうか、お前…それ完全にフルビートだろ…」
シオン「ああ、菊次郎の夏の時だな」
ヤヨイ「それより、穂乃果さん達を放っておいていいんですか?」
ヨウタ「え?まぁ大丈夫だろ」
ヤヨイ「そこは素に戻るんですね」
俺は気にする素振りもなく試着に夢中になる
ヨウタ「おい、アンちゃん、これいくらだ?タグ付いてねーか?」
ヤヨイ「えっと、ちょっと待って下さい」
フミ「これじゃねーか?」
ヤヨイ「ありました。えっと…12000円見たいです」
ヨウタ「えっ…12000円!?たっけぇな!?なんだその値段!?」
俺はサングラスにアロハを着たまま、驚愕の表情を浮かべる
フミ「今のめっちゃビートたけしに似てたぞ」
ヨウタ「うーん…よし!じゃあ、この制服を置いてくってのはどうだ?等価交換ってことで、これでアロハシャツ貰えるだろ?」
俺は着ていた制服の上着をまるで何の迷いもなく元々アロハが置いてある所に戻そうとしたが、それを見たフミがすぐさま俺の肩を掴んで引き止める
フミ「おい!馬鹿!?何やってんだ!?制服置いてくって普通に犯罪だろ!」
シオン「本当にアホだなお前…学校はどんな格好して通うんだよ」
ヤヨイ「フミ君の言う通り、それはさすがにまずいですよ…!」
ヨウタ「え〜?ダメか?これ結構いい制服だと思うんだけどな〜」
フミ「当たり前だろバカヤロー!」
ヨウタ「だって俺5000円しか持ってねーし」
フミ「仕方ねぇ。残りの金額は俺が立て替えるからちゃんと制服持って帰れ」
フミは財布を取り出し俺に差額の7000円を渡す
フミ「絶対に返せよ」
ヨウタ「おお!アンちゃんサンキューな〜。お前、男だよ!バカヤロー!」
フミ「礼はいらねぇから、もう少し頭使え」
俺は大満足でアロハシャツを着て、サングラスをかけ直し、鏡に映る自分の姿を誇らしげに眺めていた
ヨウタ「これで完璧だな!今日から俺は南国の男だよ。バカヤロー!」
シオン「ったく、お前って奴は…まぁ、これで満足したんなら良かったよ」
俺はそのままアロハシャツとサングラスでキメて店を出る
フミ「お前、ちゃんと金返せよ」
ヨウタ「ああ、分かってるよ」
俺はフミに立て替えてもらったアロハシャツを身にまとい、店を後にしてデパート内を歩く。満足気にアロハシャツの裾をいじりながら、ふと前を見るとシオンが何やら足を止めた
ヨウタ「おい、シオン。何してんだ?早く行くぞ、バカヤロー」
フミ「どうした?気になるものでもあったのか?」
シオンは俺たちを一瞬振り返り、ちらっと横のショーウィンドウを見た。そこには大きなサーフボードがディスプレイに展示されている
シオン「いや、別に…」
そう言いながらも、シオンの視線は確かにそのサーフボードに釘付けになっている。俺はその様子を見て、ニヤリと笑った。
ヨウタ「なんだよ、お前サーフィンでも始めたいのか?」
シオンは俺の茶化すような声に肩をすくめ、少し恥ずかしそうに言葉を返す
シオン「いや、別に…ただ、気になっただけだ」
ヤヨイ「へぇ、そうなんですね。サーフィンなんてすごくカッコいいと思いますよ。挑戦する価値はあるんじゃないですか?」
シオン「……まぁ、そうかもしれないけど、今は別にいいや」
そう言って、シオンは1度その場を離れ、俺達と共に歩き始める。だが、何かを考えているような顔つきだ
フミ「あいつ、マジで気になってんじゃねぇか?」
ヨウタ「これは戻るに1票だな」
しばらく歩いたが、やっぱりシオンの足が止まった。振り返ると、シオンはまた立ち止まる
シオン「……ちょっと、やっぱり見てくるわ」
俺たちは顔を見合わせ、思わずニヤリと笑う
ヨウタ「ほらな、やっぱり戻ったぞ!お前、本当はサーフィンやりたいんじゃねぇか!?」
シオン「うるせぇ。ちょっと気になっただけだ!」
そう言って、シオンはサーフボードの方に戻って行き俺たちも後を追う
シオン「うわ、8万か。これは無理だな」
シオンはサーフボードの前に立ち尽くし値札を見て、思わずため息が漏れる
フミ「無理つっても欲しいなら金貯めるか、中古探すしかねぇだろ」
シオンは振り返り、眉をひそめる。
シオン「そう言っても、今すぐにどうにかできるもんじゃねぇよ」
ヨウタ「でも、サーフィンなんていつからでも始められるだろ?金貯めてこれ買って来年から初めてもええだろ?」
シオンは少し考え込みながら、口を尖らせる
シオン「それはそうだけど、来年俺ら受験だぞ。勉強もあるし、そんな余裕ねぇよ」
ヤヨイ「それなら大学生になってからでもいいんじゃ無いですか?」
シオン「確かに大学入ってからでもできるけど、それまでにやりたい気持ちが冷めちまいそうでさ」
フミ「なら今から少しずつ動けって。受験終わったら好きなことに集中できるんだからな」
シオンは悩ましそうにサーフボードを見つめ、少し心が揺らぐ
シオン「…まあ、そうだな。やりたいなら金貯めるか、中古探してみるわ」
ヨウタ「けど、受験が終わるまでは無理に動くいたら駄目なんだぜ」
シオン「分かってるよ」
シオンは新たな目標を胸にその場を後にする
ある程度、見て回ったので俺らはフードコートで休憩をする
ヨウタ「あ〜疲れた」
フミ「たく、誰のせいだよ」
ヨウタ「何だ?文句か?」
ヤヨイ「まぁまぁ2人とも」
シオン「ヤヨイ。ほっとけ」
ヨウタ「つーか穂乃果達は何処行ったんだよ?」
シオン「お前が置いてけぼりにしたんだろうが」
ヤヨイ「シュウジ君に連絡はしたのでここに来るとは思います」
フミ「それより、お前はいつまでアロハ着てるんだ?」
ヨウタ「もう今日は着て帰るぞ。バカヤロー」
シオン「どんだけ気に入ってんだよ」
その時、フードコートの入り口から穂乃果たちが入ってくるのが見えた
穂乃果「やっほー!お待たせ〜!」
シュウジ「悪い。遅れた」
シオン「たく、おせーよ」
海未「すいません。中々決まらなくて遅くなってしまいました」
ことり「シュウジ君にも見て選んでもらってたんだけど、それでも悩んじゃって」
シュウジ「俺は全部良かったと思ったから全部良いと言ったんだけどな」
ヤヨイ「シュウジ君、それだと駄目ですよ。ちゃんとどれが良いか決めてあげないと」
シュウジ「俺からしたらどれも良かったんだ」
ヨウタ「良かったって何が?」
シュウジ「いや、3人が水着どれが良いか聞いて来たんだけど俺は全部良かったって言ったんだよ」
フミ「て、事はもう選び終わったのか?」
穂乃果「うん。もう買って来たよ」
フミ「おい、お前やってくれたな」
ヨウタ「何の事だ?」
フミ「思い出せよ。俺らの今日の目的を」
ここで俺は最大の目的を思い出した。試着室で悩んでいる水着姿を見る事を
ヨウタ「ああー!」
穂乃果「な、何!!」
シュウジ「急に大声出すなよ」
シオン「コイツ、やっと目的思い出したな」
フミ「お前のせいで水着見れなかったんだぞ!」
ヨウタ「いや、俺はちゃんと覚えてたはずなのに…」
ヤヨイ「残念ですね。チャンスを逃してしまって」
穂乃果「あの2人はどうしたの?」
シオン「ああ、2人は試着室で水着に着替えてる3人が見たかったらしい」
ヨウタ「おい!その言い方は語弊があるぞ!?」
フミ「それだと俺ら試着室覗きたい奴になるじゃねーか!?」
海未「貴方達はそんな事を考えていたんですね」
やばい海未の目がマジだ。これは殺される奴や
穂乃果「ヨウタ君の変態」
ことり「フミ君のえっち」
ヨウタ「いや、だから覗きはするつもりなくて…」
フミ「そうそう。試着した水着が見たかったわけで…」
シュウジ「見ようとしてたのは事実なんだな」
コイツ余計な事言いやがって
ヤヨイ「もうこうなったら、ちゃんと反省した方が良いですね」
シオン「罰として荷物持ちだな。少しは頭冷やせ」
フミ「ちょっと待て!なんで俺達が荷物持ちなんだよ!」
海未「こういうことをしようとした以上は反省の意味も含めてやってもらいます」
シオン「つー事でお前ら荷物持ち頑張れよ!」
コイツめ…!?俺らの不幸を笑ってやがる
シュウジ「でも、荷物持ちって具体的に何を持つの?」
穂乃果が何か閃いたかのように提案する
穂乃果「じゃあ、私達が買った水着とか、これから買うものを運んでもらおう!」
ことり「そうだね!それなら2人の反省にもなるし、一石二鳥だよ!」
海未「責任を持つことは大切ですから、しっかりと務めて下さい」
俺とフミはどうしようもない運命を受け入れるしかなかった。俺らは心の中で後悔しつつ、共に荷物持ちに専念することにした
そして買い物が終わり
穂乃果「ウチまで運んでくれてありがと」
ヨウタ「どうって事ねーよ」
俺は罰として荷物持ちをする事になり気が付いたら穂乃果の家まで荷物を運んでいた。因みにフミはことりの家に行き、シュウジとシオンとヤヨイも何故か海未の荷物を運ぶ事になり、そのまま一緒に帰宅して行った
ヨウタ「じゃあ、帰るわ」
穂乃果「ヨウタ君」
ヨウタ「どうした?」
穂乃果「もし穂乃果達が試着室で水着見せたら、どうするつもりだったの?」
ヨウタ「どうするつもりって…別に」
穂乃果「でも、試着してるところを見たかったんでしょ?」
ヨウタ「そ、それはその…興味はあったと言うか…」
穂乃果「なら、見せてあげよっか?」
ヨウタ「な、なぁ!?」
穂乃果「冗談だよ♪」
ヨウタ「たく、変な事言うなよ」
穂乃果「顔赤いけど、もしかしてヨウタ君照れてる?」
ヨウタ「照れてねーし。つーか最近、俺の事からかい過ぎだ」
穂乃果「だって、ヨウタ君の反応が面白いんだもん♪」
ヨウタ「たく、お前は俺の事を何だと思ってんだよ」
つーか何で最近、そんなに積極的なんだよ
穂乃果「ねえ?ヨウタ君」
ヨウタ「今度は何だよ?」
穂乃果「修学旅行楽しみだね」
ヨウタ「ああ、そうだな」(穂乃果の奴、急にどうしたんだ?)
少しの沈黙が流れ、穂乃果は何か言いたそうにしているが、目をそらして言葉を飲み込んだ。何か気まずい空気が流れそうだな。そうとなれば
ヨウタ「ダンカン。バカヤロー」
俺はビートたけしの真似をして場を和ませようとしたが、穂乃果はキョトンとした顔で俺を見ている
穂乃果「え、今の何?」
ヨウタ「気にすんな。で、何だよ?話があるなら言えよ」
穂乃果「ううん、なんでもない♪」
穂乃果は微笑んでそう言ったが、その笑顔はどこか無理をしているように見えた。俺は肩をすくめ、無理に追及はしなかった
ヨウタ「…そうかよ。まぁ言いたくなったら聞くわ」
穂乃果「うん。ありがと、ヨウタ君」
なんだ、このモヤモヤした感じは?いつもなら適当に流して終わるのに、今日は妙に気になる。修学旅行前でテンションが上がってるからか?それとも…いや、ダメだ!余計なことを考えるのをやめだ!?とにかく、これ以上考えても仕方ねえ
ヨウタ「んじゃ、俺は帰るわ」
穂乃果「また明日ね!」
穂乃果の笑顔を一瞬見て、俺は振り返らずに歩き出す。背中に感じる視線がいつもより重く感じたのは、気のせいだと思いたかった
つづく
なんか穂乃果ちゃんこんなやっけ?
めちゃ積極的になった