ぷにるとダンダダンが面白い
オトノケ最高
修学旅行の沖縄の浜辺にて
穂乃果「海だ!海だ!海だー!!」
海未「もう!人の名前を何度も叫ばないで下さい!」
穂乃果「違うよー。海未ちゃんじゃなくて、海!」
ことり「綺麗だねー!」
海未「流石沖縄!青さが違います!」
ヨウタ「おい、早くしろよ!海だぜ!海!泳がねーでどうすんだよ!」
フミ「そうだ!こんな青い海、テンション上がるに決まってんだろ!」
シオン「テメーらはしゃぎすぎだ」
シュウジ「そんなはしゃぐと海が逃げるぞ」
シオン「いや、海は逃げねーよ」
ヤヨイ「皆さん、あまりハメを外し過ぎないで下さいね。ケガでもしたら大変ですから」
穂乃果「ねぇ!せーので入ろ!せーので!」
ヨウタ「はぁ?そんな事やってられっか!俺が1番乗りじゃい!?」
フミ「あの馬鹿!抜けがけズリぃぞ!?」
俺達は沖縄の海を満喫してるはずだったんだが…
穂乃果「何で雨なのー!?」
ことり「台風直撃するかもって」
穂乃果「えー?海は?真夏の太陽は?」
海未「諦めるしかありませんね」
穂乃果「嫌だよ!高校の修学旅行だよ!一生に一度きりだよ!」
そう沖縄に台風が来ており天気は大荒れでホテル待機になっている
ヨウタ「あーあ、天気悪いと湿気が多くて嫌になるな〜」
フミ「何だよ。その漫才の導入みたいな台詞」
シオン「けど、コイツの言う通り雨だと嫌になる」
シュウジ「折角の修学旅行が台無しだからな」
ヨウタ「そうか?俺はこうしてみんなで雀やれてラッキーだけど」
フミ「お前、やった事あるのか?」
ヨウタ「麻雀モバイルはあるけど卓でやるのは初だな」
シオン「分かる。俺も雀魂とかやるけど卓は初だ」
シュウジ「これ、いつまでジャラジャラすればいいんだ?」
ヨウタ「もう、そろそろ並べるか」
フミ「つーかホテルなのに全自動じゃないんだな」
シオン「ホテルに麻雀出来るスペースがあるだけラッキーだよ」
シュウジ「所で親はどうやって決めるんだ?」
ヨウタ「サイコロか東西南北の牌使って決めるかだけどどっちがええか?」
フミ「もう、じゃんけんで良くね?」
シオン「そうだな。それが手っ取り早い」
シオン「1000点いくらだ?」
ヨウタ「100円で良くね?」
フミ「後はカンストした時の金額も決めとかねーとな」
シオン「上限は2万円でいいよな?」
シュウジ「俺は大丈夫だ」
ヨウタ「俺もいいぜ。勝つから」
フミ「上に同じ」
シュウジ「隣同士だけどな」
シオン「よし、なら始めるか」
ヤヨイを除いた野郎4人はホテルの1階の共有スペースにあった雀卓を囲む
その頃、音ノ木坂
凛「はぁー、止まないねー」
真姫「そろそろ練習時間よ」
凛「って言っても今日もこのメンバー。もう飽きたにゃ」
にこ「それはこっちの台詞!」
花陽「仕方無いよ凛ちゃん。2年生は修学旅行だし、絵里ちゃんと希ちゃんはその間生徒会のフォローを」
絵里「そうよ。気合いが入らないのは分かるけど、やることはやっておかなきゃ。」
真姫「今日も生徒会?」
絵里「まあね」
希「5人が戻って来たら運営しやすいように整理しとくって張り切ってるんや。」
凛「えー!?また練習凛達だけー!?」
絵里「今週末は例のイベントでしょ?穂乃果達が修学旅行から帰って来た次の日よ。こっちでフォーメーションの確認して、合流したらすぐ出来るようにしておかなきゃ。」
真姫「でも、まさかファッションショーで歌ってほしいって言われるなんて。」
花陽「きっとモデルさん達と一緒のステージってことだよね?気後れしちゃうね」
真姫「そうね。絵里や希はいいとして、こっちは…」
にこ「…何?」
絵里「別に気にすることないわよ。じゃあね!」
希「穂乃果ちゃん達は野生のちんすこう探しに夢中で、ライブの事なんかすっかり忘れてるやろうから、にこっち達がしっかりしといてね」
にこ「野生のちんすこうって何?」
絵里「そうそう。今日、特別な助っ人が来る予定だから」
花陽「特別な助っ人?」
にこ「なんか嫌な予感」
凛「はぁー、沖縄か。今頃穂乃果ちゃん達、楽しんでるだろうなー」
凛の予想とは裏腹に沖縄は台風が近づいており、ホテルで待機の2年生組
ヨウタ「本当に」
ヨウタ、フミ、シオン、シュウジ「すいませんでした」
海未「貴方達と言ったら麻雀はともかく賭博するなんて何事ですか!?」
ヤヨイ「僕、止めましたよね?」
ヨウタ「はい。止められましたけど男は罪を重ねる物だって言う事聞きませんでした」
海未「罪を重ねるなんて、どこでそんな言い訳を覚えたんですか!?」
フミ「まぁまぁ、そんな怒るなって。賭けてたのはせいぜい100円くらいだしさ」
海未「それが問題なんです!賭け事の意味を理解しているのなら、なおさら許せません!」
シュウジ「いや、けど、そんなに大した額じゃないし…」
海未「額の大きい小さいじゃありません!賭博自体がいけない事だと分かってますか!?」
シオン「分かってるけど…やるからにはマジでやりたいからな」
ヤヨイ「あーこれは反省してませんね」
海未「貴方達は口で言っても理解しないのですね」
穂乃果「ちょっと、みんな…流石に今回は本気でヤバいよ?」
ことり「そうだよ。海未ちゃんの言うことちゃんと聞かないと大変なことになるよ」
だが時すでに遅し。海未は怒りの限界を超え、目に見えてその表情が変わる。拳を強く握りしめ、野郎4人を一瞬で黙らせるような威圧感を放つ
海未「4人とも覚悟は出来てますね」
ヨウタ「えっ…ちょ、海未さん?」
フミ「いや、冗談だろ?そんなに怒んなくても…」
シオン「ま、待てよ!ちょっと落ち着けって…」
シュウジ「まさか、鉄拳制裁ってことはないよな?」
しかし、次の瞬間、海未は俺らに対して素早く動き出し、拳が俺らのの頭に一発ずつ正確に当たった。ものすごい衝撃が走り、彼らは全員その場に崩れ落ちた。恐ろしく速いげんこつ。俺でなきゃ見逃しちゃうね
海未「これで少しは反省するでしょう!」
シオン「痛い…マジで痛ぇんだけど…!」
シュウジ「マジで…何なんだこの拳は…」
ヤヨイ「反省してるなら海未さんに誤って下さい」
シオン「すみませんでした…マジに痛かった…!」
シュウジ「俺が…悪かった…!許してください…」
あまりにも痛かったのか2人は歯を食いしばりながら謝罪する
ヨウタ「ぐ、ぐすっ…ほんとにごめんなさい…」
フミ「海未さん…すいませんでしたぁ…もう絶対やりません…」
穂乃果「大丈夫だよ、ヨウタ君。もう海未ちゃんも怒ってないから泣かないで」
ことり「フミ君、痛いのは分かるよ。だからもうやらないって約束してね」
まるで小学生のように泣く2人に穂乃果とことりは少し笑いをこらえつつ、あの2人を一生懸命励まし続ける。本当に彼らは不良なんですか?
海未「まったく、最初からそうやって反省すればよかったのですよ」
シュウジ「それにしてもやり過ぎた…俺の頭にコブ出来てるんじゃねーか?」
その時、穂乃果の携帯電話が鳴り始めた。彼女は急いでポケットから取り出し通話ボタンを押す
穂乃果「もしもし?」
絵里「穂乃果?どう楽しんでる?」
穂乃果「嫌味?」
絵里「えっ?なんで?」
穂乃果「もういいよ!それより何か用だ?」
絵里「実はね、今週末のイベントの件で話があるの。その事で相談があって電話したの」
絵里は今週末に行うファッションモデルのイベント内容や、ライブに披露する振りつけなどについて話した。そして、1番肝心な話題は穂乃果がいない間にリーダーは誰にするかという事だ
穂乃果「う~ん、誰がいいだろう?」
絵里「私と希で話したんだけど、代理リーダーは1年生の凛がいいと思うの」
穂乃果「凛ちゃんか…確かに元気だし、みんなを引っ張る力もあるもんね。いいと思う!」
絵里「それじゃあ、凛にお願いする方向で進めるね」
穂乃果「うん、お願い!凛ちゃんならきっと頑張ってくれる!」
ヨウタ「穂乃果。絵里からだろ?貸して」
穂乃果「え?うん」
ヨウタ「もしもし。絵里」
絵里「ヨウタ?どうしたの?」
ヨウタ「いや、マジでアイツら呼ぶんですか?」
絵里「ええ。何か良い刺激になるかと思って」
ヨウタ「刺激ってあんなの劇薬ですよ。それにアイツら大船より泥舟だって」
絵里「それなら貴方達と変わらないから良かったわ」
ヨウタ「心外!」
絵里「じゃあ、これで失礼するわね。修学旅行楽しんでね!」
そう言うと、絵里は電話を切ってしまった。俺は携帯電話を耳から離し穂乃果にスマホを返す
ヨウタ「アイツらマジで練習参加すんのかよ…」
場所は変わり、音ノ木坂では絵里が穂乃果の代わりのリーダーについて伝えていた
凛「ええっ!?凛がリーダー!!?」
絵里「そう。穂乃果たちがいない間、暫定的にリーダーを決めた方がいいと思うの」
真姫「いいんじゃない?私も賛成」
凛「えぇ!?真姫ちゃん!?」
花陽「私も凛ちゃんがいいと思う」
凛「かよちんまで!?」
凛「ちょ、ちょっと待ってよ…なんで凛?絶対他の人のほうがいいよ!ほら、絵里ちゃんとか!」
絵里「私は生徒会の手伝いがあるし、それに、今後のμ'sのことを考えると1年生がリーダーをやったほうがいいでしょう?」
凛「だったら真姫ちゃんがいいにゃ!歌も上手いし、リーダーっぽいし!真姫ちゃんで決まり!」
真姫「ちょっと凛!話聞いてなかったの?みんな凛がリーダーに向いているって言っているのよ!」
凛「でも、凛は…」
花陽「嫌なの?」
凛「嫌っていうか、凛はそういうの向いてないよ…」
にこ「意外ね、凛なら調子よく引き受けると思ったんだけど…」
花陽「凛ちゃん、意外と引っ込み思案だから…」
真姫「特に自分の事に関しては…ね」
絵里「凛、いきなり言われて戸惑うのはわかるけど、みんな凛が適任だと思っているのよ。その言葉…ちょっとだけでも信じてみない?」
凛「分かったよ。絵里ちゃんがそこまで言うなら…」
花陽「凛ちゃん」
絵里「さぁ、そろそろ雨も止みそうだし放課後の練習を始めましょう!今日は助っ人が来るから案内して来るわね」
雨が止み空は快晴の青空。屋上で練習を始める
凛「え、ええっと、では練習を始めたいと、思います」
花陽「わぁーっ」
レン「わぁぁ〜わわわ!!」
真姫「拍手する所じゃないでしょ?」
花陽「えへへ」
レン「わわわ〜」
ユウノスケ「ちょっと待てぃ!!」
マサ「どうした?ユウノスケ」
ユウノスケ「何で俺達が練習に参加してんだよ!!」
レン「しょうがないでしょ〜。ヨウちゃん達が修学旅行でいないんだし。それに絵里さんの頼みを俺が断るとでも思ってるの?」
ユウノスケ「結局、いいカッコしたいだけかよ」
ユウヤ「あの…えっと…」
レン「はいはいユウヤちゃんも緊張しないの〜。軽く自己紹介して〜」
ユウヤ「ユ、ユウヤです。特技は早蹴りと湯切りです。よろしくお願いします」
ユウノスケ「緊張し過ぎだろ」
レン「はいよろしくね〜。で、俺らどうするの?」
ユウノスケ「分からないなら出しゃばるなよ。邪魔して悪いな凛」
凛「ううん。気にしないで」
にこ「それより早く初めなさい」
マサ「にこ、もう少し優しくした方がいいんじゃない?凛も初めてなんだから」
凛「え、えっとでは最初にストレッチから始めていきますわ。皆さんお広がりになって。それが終わったら次は発生ですわ」
レン「oh〜これは…これは…」
にこ「何それ?」
花陽「凛ちゃん!」
凛「え?何ですの?」
真姫「その口調一体誰よ」
凛「え?ああ、凛何か変なこと言ってた?」
にこ「別にリーダーだからって!畏まる事無いでしょ?普通にしてなさい!」
凛「そ、そっか。ええっと、では、ストレッチを始めるにゃー!」
真姫「もう、ふざけてる場合じゃないでしょ?」
マサ「焦らずゆっくり落ち着いて行けばいいんじゃない?」
ユウノスケ「マサの言う通りだ。焦らず行こう」
はじめはストレッチをする
花陽「ねぇ、ちょっと緊張してる?」
凛「ちょっとじゃないにゃー。」
次はダンス。凛がリズム指導するのだが…
凛「1234!123!」
真姫「凛?ちょっとずれてるわよ?」
凛「にゃーにゃー。にゃにゃにゃっにゃにゃにゃにゃっ!」
ユウノスケ「凛、落ち着け」
リズムよく手拍子をしていた凛だったが、真姫に指摘され焦ったのかリズムが崩れてしまう
凛「ご、ごめんにゃ…」
マサ「ドンマイドンマイ。まずは慣れる事が大事だから」
レン「よし!次は決めの練習するよ〜」
レンの指示で決めの振り付け練習に入ったのだが…
真姫「ねぇ、最後なんだけど後ろに下がった方がいいと思うの」
にこ「何言ってんの逆よ。ステージの広さを考えて前に出て目立った方がいいわ!」
真姫「だからこそ、ステージの大きさを利用して少しでも広さに余裕をもった方がいいわよ!」
にこ「いいや!絶対に前に出た方がいいわ!」
決めの振り付けでステージの広さを考え前後どちらに動くのか、にこと真姫で口論になる。あーこれは止めないとやべーなぁ〜
ユウヤ「ちょっ、ちょっとお2人さん!」
花陽「落ち着いて!」
マサ「にこ。歳上なんだから謙虚に」
にこ「マサは黙ってて!?」
レン「ここはリーダーに聞いてみたら?」
凛「ええっ!?」
にこ「そうよ!リーダー!」
花陽「凛ちゃん!」
凛「え、あぁ、穂乃果ちゃんに聞いたら良いんじゃないかなぁ?」
真姫「それじゃ間に合わないでしょ?」
凛「じゃあ、絵里ちゃんに…」
にこ「凛!」
凛「はいっ!?」
にこ「リーダーはあなたよ!あなたが決めなさい!」
凛「ええっと…あ、明日までに、考えてくるよ」
そして放課後。下校の時間
凛「はぁ、疲れるにゃー。やっぱり凛にリーダーは無理だよー」
花陽「そんなことないよ。きっとだんだん慣れていくよ」
マサ「最初から上手くないからな人それぞれ。経験を積めば上手く出来るよ」
真姫「そうよ。まだ初日でしょ?」
俺はにこに頼まれて1年生達を送る事になった
凛「そんなこと言って、2人とも自分がリーダーになりたくないから凛に押し付けたんでしょ?」
花陽「え!?」
真姫「何言ってるの?本当に向いてると思ったから、凛を推薦したの」
花陽「そうだよ。私穂乃果ちゃん達が別の人推薦しても、凛ちゃんが良いって言ってたと思うよ」
凛「えー嘘だぁ。だって凛なんて全然リーダーに向いてないよ」
花陽「どうして?」
凛「だってほら凛、中心にいるようなタイプじゃないし」
すると真姫が凛を叩く
凛「イテテテ…真姫ちゃん?」
真姫「あなた!自分のことそんな風に思ってたの?」
花陽「そうだよ!μsに脇役も中心も無いの!グループにいる限り皆一緒だよ!」
凛「それはそうだけども。でも、凛は別だよ?ほら全然アイドルっぽく無いし」
花陽「それ言ったら!私の方がアイドルっぽく無いよ!」
凛「そんなことないよ。だってかよちんは可愛いし、女の子っぽい」
花陽「ええ!?凛ちゃんの方が可愛いよぉ!」
凛「そんなことなーいー!」
真姫「凛、余程の自惚れやでもない限り、自分より他人の方が可愛いって思うものでしょ?」
凛「違うよ!凛は違うの!」
真姫「凛…」
凛「引き受けちゃったし、穂乃果ちゃんが帰ってくるまでリーダーはやるよ。でも、向いてるなんてことは絶対無い!
そう言って凛は走り去る
マサ「凄く動揺してたね」
花陽「凛ちゃん!もしかしたら、まだ昔の事」
真姫「え?」
花陽「はい。凛ちゃん小学校の頃ずっと男の子みたいって言われてて、スカートとか履いてくとからかわれたりして、もう気にして無いと思ってたんですけど」
真姫「そういえば、私服でスカート履いてるとこ見たこと無いわね」
マサ「過去のトラウマか…分かるよ。俺もにこと再会するまでずっと引きずってたから」
花陽「マサさんはどうやって克服したんですか?」
マサ「まだ克服は出来てないかな。けど、にこが支えになってくれたから凄く勇気付けられた」
花陽「にこちゃんが支えになってくれたんですね」
マサ「ああ、だから今度は俺がにこの支えになりたいって思ってる」
真姫「貴方って、にこちゃんといつもその調子で惚気てるわけ?」
マサ「惚気というか別にまだ付き合っても無いからな〜」
花陽「付き合う予定はあるんですか?」
マサ「にこがその気なら俺は直ぐにでもだけど」
真姫「アイドルは恋愛禁止なんだけど知らないの?」
マサ「そうなの?じゃあ当分は無いかな?」
真姫「けど、もう秒読みでしょ?」
花陽「頑張って、マサさん!」
真姫「まぁ張り切り過ぎでタイミング逃さない事ね」
マサ「ああ、分かった。頑張るよ」
頑張るって何を頑張ればいいんだ
翌日の放課後
凛「えぇー!?帰ってこれない!?」
絵里「そうなの。なんでも季節はずれの台風の影響で飛行機が欠航になるみたいで…」
花陽「じゃあファッションショーのイベントは?」
絵里「残念だけど、6人で歌うしかないわね」
真姫「急な話ね。」
にこ「でもやるしかないでしょ!アイドルはどんな時も最高のパフォーマンスをするものよ!にこ!」
希「そうやね!」
絵里「それでセンターの事なんだけど、センターは凛にやってもらいたいのよ」
凛「えぇ!?凛がセンター!?」
絵里「ええ。凛、やってくれるかしら?」
凛「う…うん。分かったよ」
絵里「それで肝心の衣装なんだけど」
レン「ただいま持って来ましたー!」
ユウノスケ「あー意外に重てぇ…」
絵里「ありがとう。レン、ユウノスケ」
レン「それにしても凄いですね。ウエディングドレスですか?」
絵里「ええ。向こうから頼まれてたのよ。今度ファッションショーでのライブを引き受ける時にセンターはこれにしてくれって」
凛「こ…これを…凛が?」
花陽「綺麗!」
希「女の子の憧れって感じやね」
凛「これを着て、歌う?凛が?」
にこ「穂乃果がいないとなると!今はあなたがリーダーでしょ!」
凛「こ、これを、凛が…ははっハハははっハハハハ!」
にこ「何笑ってるのよ!?」
レン「狂乱だね」
凛「シャーッ!」
レン「お、化けて出たね〜」
ユウノスケ「呑気に言ってる場合かよ」
真姫「凛が壊れた!」
にこ「もーどうにかしなさいよー!」
凛「あ!野生のちんすこうが!」
希「どこ?」
花陽「あ!凛ちゃん!」
部室から脱出を図るが
凛「な!鍵が!何でにゃ!?」
にこ「何でだと思う?」
凛「さ…さぁ?」
にこ「それはいつもあなたに捕まえられてるからよー!」
ご愁傷様です…
とりま落ち着つかせ話を聞く事にする
凛「む…無理だよ!凛には絶対に似合わないよ!」
真姫「そんなことないわよ」
凛「そんなことある!だって凛はこんなに髪が短いんだよ?」
希「ショートカットの花嫁さんなんていくらでもいるよ?」
凛「そういう事じゃなくて、こんな女の子っぽい服、凛には似合わないって話」
ユウノスケ「そんな自分を卑下するものじゃないぞ」
真姫「それに普段はともかく、ステージじゃスカート履いてるじゃない」
凛「ステージは皆と同じ一緒だし、端っこだから。とにかく!μ`sの為にも凛じゃない方が良い!」
希「でも実際、衣装は穂乃果ちゃんに合わせて作ってあるから、凛ちゃんだと手直しが必要無いよね?」
凛「でしょでしょ!やっぱり凛じゃない方が良いよ!ね?」
花陽「私!?」
凛「そうにゃ!かよちんなら歌も上手いしぴったりにゃー!」
花陽「ええっ!?」
絵里「確かに、急遽リーダーになった凛に全部任せるって言うのもちょっと負担をかけすぎな気もするわね。花陽?どう?」
花陽「私は…」
凛「やった方が良いにゃ!かよちん可愛いし、センターにぴったりにゃ!」
花陽「でも、凛ちゃん?良いの?」
凛「良いに決まってるにゃ!」
花陽「本当に?」
凛「勿論!」
真姫「凛…」
絵里「決まりみたいね」
花陽「え?でも」
凛「うん!」
そして花陽が衣装の試着をする事に
レン「わぁ〜」
ユウノスケ「昨日からそれ何だよ」
凛「かよちん綺麗にゃ!」
花陽「そ…そうかな?」
凛「うん!やっぱりかよちんが一番似合うにゃ!」
希「もうちょっと脇を絞った方がいいやろか?」
絵里「そうね。それじゃあこっちはやっておくから、みんなは練習に行って」
凛「分かったにゃ!それじゃあ行っくにゃ~!」
にこ「何急に元気になってんのよ」
凛「凛はいつも元気にゃ!」
そう言って部室から出ていく
花陽「凛ちゃん…」
レン「気になる?」
花陽「はい…」
レン「だよね〜」
絵里「ちょっと男子達。修繕するから部屋から出てもらえるかしら?」
レン「は〜い。行こうノスケちゃん」
ユウノスケ「ああ」
屋上にて
ユウノスケ「待たせた」
凛「ユウノスケ遅いにゃ!あれ?レンレンは?」
ユウノスケ「アイツなら何か色々とな」
つーかレンレンって何だよ
・
ユウノスケ「凛、少しいいか?」
凛「どうしたの?」
ユウノスケ「さっきの件だけど本当にセンター譲っていいのか?」
凛「だって、私は可愛くないから、センターの衣装なんて似合わないし…」
ユウノスケ「何言ってるんだ?みんなも可愛いって言ってただろ?」
凛「それに…そんな大役、凛には無理だよ」
ユウノスケ「自信を持てって。やる前から無理って決めつけもよくねーぞ」
凛「でも…みんなの期待に応えられなかったら…」
ユウノスケ「期待に応えるのは大事だけど、まずは自分の気持ちが優先だろ。お前がやりたいと思うことを大切にしろよ」
凛「ユウノスケは優しいね。でも凛にはセンターなんて似合わないから…」
凛はそのまま屋上を後にする。凛の心の葛藤を理解しながらも、結局解決には至らなく俺はため息をついた
その夜
ユウノスケ「あ〜部活ってあんなキツいんか…」
レン「ノスケちゃんバテバテだったからね〜」
ユウノスケ「つーか何で俺とレンは昨日今日も参加なんだよ」
レン「しゃーないでしょ。ユウヤちゃんはバイトでマーちゃんは通い妻ならぬ通い夫」
ユウノスケ「俺も今日、店出れば良かった…」
レン「そしたら俺ちゃん1人じゃん」
ユウノスケ「つーかお前、前半は他の部活に顔出してたじゃねーか」
レン「まぁ、俺ちゃんモテるからね〜」
ユウノスケ「よく言うよ。ナンパ目的のくせに」
俺らがたわいも無い話をしてると店の扉が開いた
ユウノスケ「すいません。今日は終わりま…」
花陽「あの、お2人に相談があって…」
レン「お、花陽ちゃんじゃ〜ん。どうしたん?話聞こか?」
俺はレンの頭を引っ叩く
ユウノスケ「ふざけてる場合じゃねーだろ。相談ってもしかして?」
花陽「凛ちゃんの事で相談があって…」
ユウノスケ「あーね。けど、アレは難しいと思う。俺も一応説得はしてみたけどダメだった」
すると花陽の顔が少し不安そうになった
花陽「そ、そうなんですか…やっぱり無理なんですね」
レン「ちと、ノスケちゃん。何言ってんのよ」
ユウノスケ「いや、そうじゃなくて。俺の説得じゃ凛は動かないと思うんだ。けど、凛は花陽のことを信頼してるし、心を開くかもしれない」
レン「そだね〜。凛ちゃん、花陽ちゃんには結構本音でぶつかってきそうだし、真剣に聞いてくれるんじゃない?」
ユウノスケ「だから花陽、お前が凛と話してみてくれ。花陽の言葉なら凛の心に響くかもしれねぇ」
花陽「でも、私なんかで本当に大丈夫かな…?」
ユウノスケ「大丈夫だ。きっと凛の心も揺らいでくれる」
花陽「わかりました!私、凛ちゃんにしっかり話してみます!」
レン「花陽ちゃん頑張れ〜。花陽ちゃんが凛ちゃんを救うヒーローだにゃ〜」
花陽は笑顔を浮かべ、少し自信がついた様子で店を後にした。俺も心の中で、凛が少しでも元気になることを願う
そしてファッションショーのイベントの当日がやって来た
花陽「すごいねー」
真姫「流石モデルね」
にこ「そ、そうね…」
マサ「やっぱりオーラが違うね」
にこ「何でマサがいるのよ」
マサ「手伝いで呼ばれたんだけど不要だったかな?」
花陽「凛ちゃん!そろそろ準備しないと!」
凛「あ!うん!」
レン「じゃあ、みんな出番だから控え室で準備してね〜」
控え室へと入る
凛「じゃあみんな。衣装に着替えたら踊りを最後にもう一度合わせるにゃ!」
凛の話を聞いたメンバー全員は返事をして衣装に着替え始める
花陽「凛ちゃんの衣装、そっちだよ」
凛「分かったにゃ!」
花陽に言われて凛は衣装が収められている部屋のカーテンを開けるとそこには今回センターが着るウエディングドレスが飾られていた
凛「あれ?なんで?これはかよちんが着る衣装じゃ…えっ?」
凛が振り返るとそこには花陽が黒いタキシードを身にまとっていた
花陽「ううん。それは凛ちゃんが着る衣装だよ」
凛「なんで!?センターはかよちんでしょ?それで練習してきたんだよ!?」
絵里「大丈夫よ。ちゃんと今朝、みんなで合わせてきたから。凛がセンターで歌うように」
凛「そんな…冗談はやめてよ!」
にこ「これを冗談で言ってると思う?」
にこの言葉に凛は冗談というような感じには伝わらず本気を感じていた
花陽「凛ちゃん。私は、凛ちゃんが世界一可愛いと思ってるよ」
凛「えっ!?///」
花陽「抱き締めちゃいたいくらい、可愛いって思ってる!」
花陽からの言葉に凛は恥ずかしくなって顔を赤く染めてしまう。後ろから真姫もやってきて話す。
真姫「こう思ってくれてる人もいるのよ。それに、私だって凛のことは可愛いと思うわ。みんなも言ってたわ。凛が一番女の子っぽいって」
凛「真姫ちゃん…かよちん…」
花陽と真姫の二人は、凛の背中をポンと優しく押してくれた。それは、凛達がμ'sに入る時、凛と真姫が花陽にやってあげたことと同じだった。
真姫「自分に自信を持ってやりなさい!」
花陽「凛ちゃんの可愛いところ、もっと見たいな!」
凛「っ!…うんっ!凛、頑張るよ!」
そして凛はセンターが着るウエディングドレスの衣装を身に纏い、ステージに立つ。ステージのスポットライトを浴びた凛は観客席のお客さんに挨拶をした
凛「は、初めまして!音ノ木坂学院スクールアイドルμ’sの星空凛です!」
凛の挨拶を聞いた観客席のお客さんは凛のウェディングドレス姿を見て可愛いや綺麗という声が流れてき、俺達も安堵する
凛「今回はメンバーの都合により6人で歌う事になりますが、残り3人の分まで頑張りたいと思います。それでは、一番可愛い私たちを見ていって下さい!」
『Love wing bell』
凛のパフォーマンスが終わり、メンバーたちは興奮と感動で満ち溢れていた。
レン「みんなお疲れ〜。俺達もお疲れ〜」
ユウノスケ「はぁ〜イベントの手伝い疲れたわ〜」
ユウヤ「奇遇だな。俺もだ」
マサ「けど、コレで自由だよ」
花陽「凛ちゃん、すごかったね!本当に可愛かった!」
真姫「凛の成長を見られて、私も嬉しいわ」
凛は嬉しそうに微笑み、仲間たちの言葉に心が温まった。
凛「みんなのおかげだよ…ありがとう!」
レン「じゃあ、記念写真撮ろうか!せっかくだし、楽しい思い出を残さないと!」
マサ「それいいね。みんなで撮ろう!」
レン「後でヨウちゃんや穂乃果ちゃん達にも送ってあげないとね〜」
そう言ってレンはカメラを構えタイマーを設定した
レン「はい、みんな!笑顔でいくよ〜!」
こうして、イベントは大成功を収めたのであった
つづく
イベント終わりの帰り道
ユウノスケ「お疲れ様」
凛「…うん、ありがとにゃ」
ユウノスケ「どうした?なんか元気ない感じがするけど」
凛は立ち止まり、少しの間言葉を探しているようだった。そして、俯きながら静かに口を開いた
凛「ユウノスケ、今日の舞台に立った時ね…すごく怖かったんだ」
その言葉を聞いた瞬間、俺は思わず足を止めた
ユウノスケ「怖かった?」
凛「うん…自分があの衣装を着て、センターに立った瞬間…みんなが笑ってるんじゃないかって…馬鹿にされてるんじゃないかって…すごく不安だった」
その言葉を聞いて、俺はただ凛を見ているだけで何も言えないかった
凛「みんなには強く見せたかったけど、本当はすごく心配で…怖くて…」
凛の声が震えている。見上げてくるその瞳には、涙が浮かんでいた。俺は咄嗟に凛の手を取り、頬を指でそっと拭う。涙がこぼれるのを見て、俺は何も言わずにそのままそっと拭い取った
ユウノスケ「大丈夫だ。あんなに頑張ったんだから凛の事を笑う奴なんて誰もいねーよ」
凛は俺の顔を見上げて弱々しい声で言う
凛「ユウノスケ…お願い、抱きしめて…今だけでいいから…」
その言葉を聞いて、俺は何も言わずに凛を抱きしめた。彼女の小さな体が俺の腕の中で震えているのが分かった。いつも明るくて元気な凛が、こんなに弱くなる瞬間を見せるのは初めてだ
凛「…ありがとう、ユウノスケ。少し楽になった」
ユウノスケ「いつでもお前の味方だからな」
俺はそう言いながら背中を優しく撫でた。凛は涙を俺の胸に押し付けながら、少しずつ落ち着いていくのを感じた。この瞬間、俺は何も言わなくても、ただ彼女を守りたいと思った
1番難しかった
ヨウタ達が不在でどう扱うか迷った
友達からも、この回は飛ばしても
ええんじゃないかと話し合いした
けど、ストーリーベース回はやりたかった
駄文かもしれないがやり遂げた所だけは
評価してや