しかも長かったから前半と後半に分けた
10月下旬。俺達はハンバーガーショップに来ていた。海未とことりと他の野郎連中は不在
穂乃果「ハロウィーンイベント?」
絵里「ええ。皆ハロウィンは知っているでしょ?」
ヨウタ「アメリカとかでやる奴だろ?『お菓子くれなきゃイタズラするぞ』みたいな」
絵里「そう。実は今年秋葉をハロウィンストリートにするイベントがあるらしくてね。地元のスクールアイドルであるA-RISEとμ`sにも出演依頼が来ているのよ」
穂乃果「ほえー!予選を突破してからと言うもの、何だか凄いねー!」
真姫「でもそれって歌うって事?」
希「そうみたいやね」
ヨウタ「いいじゃねーか。それほど注目されてるって事なんだし」
真姫「確かに有り難い話だけど、この前のファッションショーといい、そんな事やってて良いの?最終予選も近いのに」
にこ「そうよ!私達の目標は、ラブライブ優勝でしょ?」
絵里「確かにそうだけど、こういう地道な活動も重要よ?イベントにはテレビ局や取材も来るみたいだし。」
にこ「テレビ!?」
テレビ局や取材が来るの言葉を聞いたにこのテンションがガラリと変わる
真姫「態度変わり過ぎ」
花陽「A-RISEと一緒って事は、皆注目するよね?緊張しちゃうなー」
凛「でも、それだけ名前を覚えて貰えるチャンスだよ!」
にこ「そうよ!A-RISEよりインパクトの強いパフォーマンスで、お客さんの脳裏に、私達の存在を焼き付けるのよ!」
穂乃果「おー!真姫ちゃん!これからはインパクトだよ!」
真姫「ところで穂乃果?」
穂乃果「ん?」
真姫「あなた、こんな所にいて良いの?」
花陽「生徒会長の仕事は…?」
穂乃果「あ…!!」
そこに、丁度海未とことりが来た
海未「ごきげんよう。」
ことり「さ、探してたんだよ〜?」
海未「へぇー、これからはインパクト!なんですね?」
笑顔で言う海未だが、怒っていると確信してる穂乃果。
穂乃果「あははは…こんなインパクトいらない…!」
穂乃果、ご愁傷様。そして穂乃果は連れて行かれた
ヨウタ「インパクトねぇ〜。まぁ、俺らには関係ないか」
絵里「何言ってるの?貴方達もイベントに出場するのよ?」
ヨウタ「はぁ?聞いてないんですけど」
絵里「今、話してるじゃない」
ヨウタ「待て!待て!何で俺達も出場する事になってんだよ!?」
絵里「だって貴方達もスクールアイドル部の一員でしょう?当然出演してもらうわ」
ヨウタ「まさか一緒に踊るとかじゃねーだろうな?」
絵里「ふふ、さすがにそれは考えてないわ。別枠でステージに立ってもらうから安心して」
にこ「でも同じイベントなんだから、私たちに負けないくらいのインパクトは残してもらうわよ!」
真姫「なんだか面白そうじゃない?」
希「これは見ものやね♪」
ヨウタ「何でこんな展開になるんだよぉぉぉ!!」
こうして俺達もイベントに出演する事が決まったのであった
場所は変わり部室
穂乃果「う〜ん、インパクトか〜」
ことり「でも、今回は大会じゃないよね?優劣って付ける物じゃないし、そんな気にしても〜」
机の上にジャック・オー・ランタンと可愛いオバケのマスコットのぬいぐるみが置かれていた。穂乃果がジャック・オー・ランタンの役で、ことりがぬいぐるみの役で話をしている。コイツら何やってんだ?
穂乃果「そうだよね〜」
にこ「何言ってるの!勝負はもう始まってるのよ!」
にこが骸骨のマスコットが机に出て来る。あの骸骨のキャラ何処かで見た事あるな。確かネズミ国のアニメの…
そして真姫がデカイゴーレムを持って出て来た。このぬいぐるみ何処にあったんだよ?
真姫「にこちゃんの言う通り!確かに採点も順位も無いけど、お客さんの印象に残った方が多く取り上げられるだろうし、皆の記憶にも残る!」
穂乃果「成程〜」
ことり「ふむふむ」
にこ「つまり!最終予選も有利に働くって事ね!」
真姫「その通りよ!」
そこに絵里が割って入って来る
絵里「それにA-RISEは前回の優勝者!印象度でも圧倒的に向こうが上よ?こんな大事な話をしなきゃいけない時に、一体何やってるのよ!」
穂乃果「ち、ちょっとハロウィーン気分を…」
ことり「トリックオアトリート⭐︎」
絵里「はぁ…例え同じ事をしても、向こうは前回の優勝者だから有利。取材する側だって、まずはA-RISEに行くわ」
ことり「じゃあ私達の方が不利って事?」
絵里「そうなるわね。だからこそ、印象的なパフォーマンスで、最終予選前にその差を縮めておきたい」
真姫「つまり前哨戦ってわけね」
絵里「…可愛い」
真姫「ええ!?」
ゴーレム人形を見て可愛いと呟く絵里
穂乃果「前哨戦」
ことり「でも、A-RISEより印象に残るって…」
穂乃果「どうすれば良いんだろう?」
にこ「だから何回も言ってるでしょ?とにかく大切なのは、インパクトよ!」
ヨウタ「インパクトってずっと言ってるけど実際どうするなっすー!」
フミ「そうなっすー!」
俺とフミはナスの妖精のぬいぐるみを持って人形劇と言う名の茶番を始める
フミ「あんまり考えなくても、普通にやれば良いんじゃないなっすー?」
絵里「あなた達まで何やってるの!?それに、その『なっすー』って語尾なんなのよ!?」
ヨウタ「僕は茄子の妖精のふなっすーなっすー!」
フミ「弟のなす次郎なっすー!」
絵里「貴方達もふざけてる場合じゃないでしょ。イベントで何やるか決めたの?」
ヨウタ「そんなの決めるわけないなっすー」
真姫「もう、いい加減にしなさいよ...」
にこ「そうよ!私達は真面目に考えてるのよ!」
ヨウタ「つーか、なんで俺らまでイベントに出なきゃなんねーんだよ、なっすー!」
フミ「そうっすよー!俺達は関係ないっすー!」
絵里「はぁ...スクールアイドル部の一員なんだから当然でしょう?それに、せっかくの機会なのよ?」
ヨウタ「なーんすかそれー?めんどくせーなっすー!」
フミ「君達だけで頑張れば良いなっすー!」
絵里「ちょっと!人の話を...」
ヨウタ「つまんねーことに付き合ってられねーっすー!」
フミ「じゃーなっすー!」
絵里「っ!!いい加減にしなさい!!」
ヨウタ「うわっ!絵里が切れたなっすー!」
フミ「やべっすー!逃げるなっすー!」
ヨウタ「逃げろなっすー!!」
にこ「あ!本当に逃げた!」
穂乃果「あはは...」
ことり「でも、ふなっすーに似てて可愛かったよ?」
真姫「あの2人、後で覚えてなさいよ...」
15分後。コンコンと小さくノックする音が聞こえる
ヨウタ「あの...なっす...じゃなくて」
フミ「すみません...あの、ナスの妖精のぬいぐるみ...」
絵里「ふふ♪やっと戻って来たわね」
真姫「ほら、捕まえて」
ことり「あ、ナスの妖精さんなら可愛かったから貰っちゃった♪」
ヨウタ&フミ「えぇ!?」
絵里「さ、正座なさい♪」
〜10分後〜
ヨウタ「すみませんでした...」
フミ「二度としません...」
俺とフミは絵里から正座させられながら説教を受ける
絵里「分かったなら、今度こそちゃんとイベントの話し合いをしましょう。逃げ出したり、変な語尾を使ったりしないで」
にこ「あ、絵里。そろそろ部活の時間終わりよ?」
絵里「あら、もうこんな時間?じゃあ明日も部活あるから、その時にみっちり話し合いましょうね♪」
ヨウタ「へ?明日も?」
フミ「しかも、みっちり...」
穂乃果「お疲れ様でした」
ことり「このナスの妖精さん、お部屋に飾ろうかな♪」
真姫「ふふ、因果応報ね」
ヨウタ「くそ...なっす...」(小声)
絵里「今、何か言った?」
ヨウタ&フミ「い、いいえ!何も!!」
ハロウィンイベントに来た俺と穂乃果とにこと凛
司会者「さあ!というわけで!イエーイ今日から始まりました!秋葉ハロウィーンフェスタ!テレビの前の皆!はっちゃっけてるかーい?」
それにしても、この司会者ノリノリである
穂乃果「あの人、私達よりインパクトあるんだけど…」
凛「確かにはっちゃけてるにゃー」
にこ「ぐぬぬ…」
ヨウタ「と言うか俺にインタビューってあるんかね〜」
司会者「ご覧の通りイベントは大盛り上がり!仮装を楽しんでる人も沢山!皆もまだ間に合うよ!そしてなんとなんと!イベント最終日には!スクールアイドルがライブを披露してくれるんだはははははははー!!やっほーはっちゃけてる?」
穂乃果「あ…うぅ…」
司会者のテンションで戸惑う穂乃果
司会者「ライブにかけて意気込みをどうぞ!」
マイクを穂乃果に向ける
穂乃果「せ、精一杯頑張りまーす」
司会者「よぉーし!そこの君にも聞いちゃうぞ!」
今度は凛にマイクを向ける
凛「ライブ頑張るにゃ!」
司会者「あ!可愛い〜!」
凛「えへへ」
にこ「私も!にっこにっこ!」
司会者「さあ!というわけで音ノ木坂学院スクールアイドルでした!」
にこがいつものポーズを取ろうとするが、司会者がわりこんでスルーされた。ドンマイだな
司会者「そして何と今回のイベントの黒一点!どんな心境ですか!?」
ヨウタ「どんな心境かこちらのフリップにまとめて来ました。『こんなハロウィンは嫌だ』」
司会者「さぁさぁ!会場の熱気も最高潮!」
ヨウタ「あ、えっと...フリップの続きが...」
司会者「そしてそしてーなーんとA-RISEライブに参戦だー!おおっー!!」
ステージに1台のテレビが出て来て、画面にはA-RISEが映し出される
ツバサ『私達は既に日頃新しい物を取り入れて進化して行きたいと考えています。このハロウィーンイベントでも自分達のイメージを良いに出くわしたいですね。ハッピー?ハロウィーン!!』
観客達「きゃー!!」
見事に観客達の心を掴んだA-RISE。あー俺ら完全に持ってかれましたね…
司会者「あっははははなんということでしょう!流石A-RISE!素晴らしいインパクトー!このハロウィーンイベント!目が離せないそー!」
俺らのインタビューはインパクトに欠けるものとなった
シオン『テメー!フリップネタは書いてもいいと言ったが恥はかいてもいいとは言ってねーぞ!!』
ヨウタ「あーもう!うるせー!」
俺はムカついて電話を切る
ヨウタ「たく、代表で俺が出たってのに」
にこ「もう!A-RISEに完全に持ってかれたじゃない!」
穂乃果「にこちゃんがにこにーやろうとするからー!」
にこ「やれてないし!」
凛「そうだにゃー!」
ヨウタ「というか、アイツらフリップネタのアイディアだけ出しておいてスベったら責任転嫁してくんなよ...」
俺達は反省会と称して穂乃果の家で集まっていた
にこ「とにかくこれは問題よ!このハロウィーンイベントを物にしないと、最終予選を勝ち抜くのは難しくなるわ!あのお客さんの盛り上がり見たでしょ?」
ヨウタ「俺のフリップネタなんて見向きもされずに、A-RISEの方がウケてたもんな...」
穂乃果「確かに…」
凛「その通りにゃ!分かるにゃ!」
にこ「あれだけ実績を残しながら、現状に満足せず努力している!」
ヨウタ「...って、もう完全にA-RISEの話になってるな」
凛「そうにゃそうにゃ!」
穂乃果「やっぱり優勝するだけあるよね」
凛「その通りにゃ!」
にこ「でも関心してたら、そこで終わりよ!」
凛「分かるにゃーーー!!」
にこ「って何読んでるのよー!」
話を聞いてると思ったら、凛は漫画を読んでいた。たく、何やってんだよ
ヨウタ「結局、話まとまらずか…」
翌日。穂乃果達2年生組は中庭で昼食を摂っていた
穂乃果「インパクト…インパクト…」
海未「いきなり路線変更を考えるのは無理がある気が」
ヤヨイ「海未さんの言う通りですよ。無理に変えて新規は増えるかもしれませんが既存のファンは離れる可能性があります」
シオン「だから今のμ's+インパクトが必要なんだろ?」
穂乃果「今の私達には、インパクトが無い!」
ことり「でも、インパクトって、今までに無い物て言うか、新しさって事だよね?」
穂乃果「新しさかぁ…」
海未「それなら、まずはこの空気を変えるところから始めるべきかもしれません」
ことり「空気?」
シュウジ「なら、お香とかアロマキャンドルでも炊こうか?」
フミ「そう言う意味じゃねーよ」
海未「最近思ったのですが、結成して時間が経った事で、安心感が芽生え、少しだらけた空気が生じる気がするのです」
穂乃果「そうかな?」
ヨウタ「安心感がある事はいい事だと思うぞ」
ことり「最終予選も近いし、皆ピリッとしてると思うけど」
海未「そこの誰かさんは、この前生徒会の仕事もせずに何処にいましたっけ?」
穂乃果「はうっ!?」
ヨウタ「まぁ、俺から見たらいつも通りだと思うけどな」
ことり「あはは…」
海未「つまりはそう言う事です!やるからには思い切って変える必要があります!」
ことり「でも、具体的には?」
海未「そう。例えば…」
穂乃果「あなたの思いをリターンエース!高坂穂乃果です!」
テニス服を着てラケットを振る穂乃果
真姫「誘惑リボンで狂わせるわ!西木野真姫!」
新体操の衣装を着てリボンを振る真姫
花陽「剥かないで!私はまだまだ青い果実!小泉花陽です!」
オレンジの着ぐるみのようなものを着て寝転び騒ぐ花陽
希「スピリチュアル東洋の魔女、東條希!」
バレーの服を着てバレーボールを持ってサーブのポーズをとる希
海未「恋愛未満の化学式、園田海未です!」
実験服を着てフラスコを持ちながら眼鏡を整えるポーズする海未
ことり「私のシュートでハートのマークつけちゃうぞ♡南ことり♡」
ラクロスの服を着てラクロスを持ってポーズをとることり
凛「キュートスプラーッシュ!星空凛!」
競技水泳水着を着てゴーグルを着けて泳ぐポーズをとる凛
絵里「必殺のピンクポンポン!絢瀬絵里よ!」
チアリーダーの衣装を着てピンクのポンポンでポーズをとる絵里
にこ「そして私、武道のセンター!矢澤にこにこ~!」
剣道部の胴着を着てただ竹刀を持って立っているにこ。
「「「私達!部活系アイドル!μ'sです!!!」」」
にこ「って!私顏見えないじゃない!」
フミ「お前ら何やってんだよ…」
俺らは唖然とする。フミの言う通りだ…何やってんだよ
希「いつもと違って新鮮やね」
シオン「そこに新鮮さはいらないだろ」
絵里「スクールアイドルってことを考えるといろんな部活が服を着るというコンセプトは悪くないはね!」
フミ「絵里まで何言ってんだ」
花陽「でも、これだとなんか…」
にこ「ふざけてるみたいじゃない!」
ヤヨイ「ごもっともですね」
海未「1つ良いですか?私のこの格好はいったい…何の部活なんでしょうか?」
穂乃果「科学部だよ!」
海未「では花陽が着ているオレンジの着ぐるみのようなものは?」
穂乃果「多分、演劇部?」
シオン「つーか、そもそもこれでステージに上がるのか?」
真姫「シオンの言う通りよ。これでステージに上がるなんてありえないでしょ」
絵里「確かに…」
ヨウタ「今頃、違和感に気付くんかい」
レン「うぃ〜す。呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃ〜ん。呼ばれてなくてもじゃじゃじゃじゃ〜ん」
ヨウタ「やっと来たか」
俺が先程、呼んだ4人が到着する
ユウヤ「何やってんだ?」
ユウノスケ「お前らが出るイベントって欽ちゃんの仮装大賞なのか?」
マサ「にこはビッグ・ザ・武道の仮装か?」
にこ「違うわよ!つーか何でアンタ達が来たのよ」
マサ「なんかイベント出るから手伝えって」
穂乃果「ヨウタ君、レン君達も出演するの?」
ヨウタ「だって多い方がええだろ?」
絵里「それって大丈夫なの?レン達は他校よ」
絵里が俺に近寄るとレンの視界にチアガール姿の絵里が入る
レン「絵里さんの…チア姿…ま、眩しすぎる…」
レンは吐血してその場に倒れ込む。あーあ…
絵里「ちょ、ちょっとレン!大丈夫?!」
シオン「まったく…あいつどれだけ舞い上がってんだよ」
シュウジ「おい、放っとくわけにもいかねぇし、シオン、ヤヨイ、保健室まで運ぶぞ」
ヤヨイ「ええ、念のため休ませましょう。レン君の健康が何よりですから」
シオンとシュウジ、そしてヤヨイがそれぞれレンの腕を支え、保健室に運び出す。たく、迷惑な奴だ
穂乃果「レン君、大丈夫かな?」
フミ「いつもの事だ」
ユウノスケ「口から血吐いてたぞ…」
ヨウタ「お前ら、心配はいいから話戻すぞ。とりあえず、イベントの運営に確認したら他校生がいても問題ないってさ」
絵里「それなら良かったわね」
ヨウタ「ああ、それでだ。せっかく俺達も9人でイベントに出るってこともあって、やる事は粗方決めてあってな。それを見て欲しいんだ」
絵里「やる事は粗方決めてあったってことは、もう案はできてるって事?」
ヨウタ「そういうこと。絵里から俺達も出場するって聞いた時には、もう大体の案はみんなで出してたんだ。そこで何やるか考え中ってところさ」
フミ「だから、ふなっすーでふざけられた」
絵里「なら、あの時にちゃんと言いなさいよ」
真姫「それで、どんな案があるの?」
ヨウタ「まぁ、見てなって。フミ準備だ」
フミ「はいよ」
フミが用意したDJ機材がセッティングされ、場の雰囲気が高まる。音楽が流れ始めると、みんなの注目が集まる
ヨウタ「All de massive & crew what you gonna do?understand mi no like babylon burn...」
俺が歌いフミがタンテを回しながら煽るパフォーマンスをする
ヨウタ「husha go like a thunder volt 時代を変えるために今アクション
ヤガyo 12345beatと連動する心拍音
難問ばかりのダンジョンみたいな関門ぬければ感動
折れない心を持つのが must 爆音の韻波句徒」
曲が終わるとμ'sのみんなは唖然とする
穂乃果「えっと…これは…」
絵里「カッコいいとは思うけどハロウィンには合わないわね」
ことり「夏のイベントなら似合ってると思うけど…」
真姫「これだと少し雰囲気が壊れてしまうんじゃないかしら?」
ヨウタ「みんながインパクト言うてたから」
マサ「インパクトはインパクトでも韻波句徒の方だね」
ユウノスケ「後、お前ら2人なら俺らいらねーじゃん」
ヨウタ「やっぱりダメか」
穂乃果達は部室に戻り作戦会議を始める。因みに俺らは屋上で何をやるか模索中
にこ「いったいこれのどこが新しさに繋がるのよー!」
海未「すみません、提案した私が愚かでした」
希「でも、ちょっと楽しかったね」
にこ「そんなこと言ってる場合じゃないでしょー!A-RISEはこうしてる間にも日々進化を遂げているのよ!」
穂乃果「そうだよね…うーん?新しさ新しさ…」
ことり「やっぱり見た目じゃないかな?一番わかりやすいのは」
絵里「衣装を奇抜なものにするとか?」
海未「確かに、それが一番手っ取り早いとは思いますが、それは既に先ほど…」
希「ほな、うちがカードの知らせを伝えるしかないようやな…」
希はタロットカードの上に手を乗せて1枚引くと、出てきたカードは「change」と書かれていた
ヨウタ「やはり、バンドやるとしてもボーカルと楽器どうするかだよな」
一方、屋上では野郎連中が打ち合わせ中
シオン「楽器って出来る奴いるのかよ?」
ヨウタ「俺、ギター出来るよ」
レン「俺っちもドラム行けるナリよ〜」
ヤヨイ「そういえば以前、話してましたね」
フミ「因みに俺もギターとDJは出来るぞ」
シオン「何だよ。もう揃ってるじゃねーか」
ユウヤ「後はベースか」
ユウノスケ「俺、ベース出来るぞ」
シオン「え!マジ!?」
シュウジ「人って何かしらの特技を持ってるんだな」
マサ「確か友達いなくてずっとベース弾いてたんだよな」
ヨウタ「あー察し」
ユウノスケ「うるせーな。そう言うお前だってピアノ弾けるじゃねーか」
マサ「母親が元ピアニストだからな」
ヤヨイ「え?って事はキーボードかシンセサイザー弾けたりします?」
マサ「多分だけどイケるな」
シオン「何だよ!これもうバンドで決まりじゃねーか」
ユウヤ「けど、ボーカルどうするかだよな」
フミ「楽器弾かない奴らで歌えば良くないか?」
シオン「俺は別に構わないが」
ヤヨイ「僕は実はあまり歌には自信なくて」
ユウヤ「俺もだ」
シュウジ「俺も歌は上手くないな」
ヨウタ「じゃあ何か他に上手いものあるのか?」
シュウジ「上手いか…上手い…うまい。やっぱり肉は美味いな」
シオン「馬鹿、その美味いじゃねーよ」
フミ「それならシオン1人でボーカルで良くねーか?」
シオン「それだと3人手持ち無沙汰じゃねーか。それに俺1人だと心細い」
ヨウタ「たく、しゃーねーな。ここは…」
ヨウタ&レン「俺だろ?」
レン「やっぱりボーカルはヴィジュも良くないとね〜。それなら…」
ヨウタ&レン「俺だろ?」
レン「へぇ〜、まさかヨウちゃんがボーカルやりたいなんて言い出すとは思わなかったナリよ〜」
ヨウタ「なんだよその言い方。お前こそ、ドラムやれるんだからそれでいいだろ」
レン「ドラムは俺以外でもいいでしょ?それに、こんなイケメンを後ろに置くのはもったいないと思わない?」
ヨウタ「はぁ?お前、自分でイケメンとか言っちゃう系か」
シオン「お、おい…」
レン「事実だから仕方ないナリ〜。それに、ヨウちゃんより高音出せるし…」
ヨウタ「はぁ?音域は俺の方が広いだろ?」
レン「けど、カラオケの採点は俺の方が高いよね?」
ヨウタ「ああ!?じゃあはっきりさせようじゃねぇか!」
俺はレンの襟を掴む
レン「上等だよ」
レンも俺の襟を掴み返してきた
シオン「おい、マジかよ…」
ヤヨイ「ふ、2人共…や、やめてください!」
そして殴り合いが始まる
ユウノスケ「おい、マジで喧嘩になっちまったぞ…」
フミ「あいつら、昔からこうだよな」
ユウヤ「止めに入った方がいいんじゃないか…?」
フミ「いや、あいつら喧嘩したら必ず和解するから…」
数分後。2人は息を切らして座り込む
ヨウタ「はぁ…はぁ…」
レン「はぁ…はぁ…」
ヨウタ「…レン」
レン「…なんだよ?」
ヨウタ「デュエットとか…どうよ」
レン「ヨウちゃん…それって…」
ヨウタ「どうせ決められねぇなら…2人でやるってのは…」
レン「いいじゃんか!それ超イケてる!」
ユウノスケ「お前ら…さっきまで殴り合ってたよな…」
フミ「まぁ、これでボーカルの件は解決したってことでいいんじゃね?」
シュウジ「やっぱり魚も美味いと思う」
シオン「お前は黙っとけ」
その日の夜、俺達はユウノスケの家でもあるラーメン屋で再度、話し合いをする
ヨウタ「バンドやるとしても曲だよな?」
フミ「そこら辺はお前が詳しいだろ?なんか案は無いのか?」
ヨウタ「あり過ぎて悩んでる」
シオン「やるならハロウィンに合う曲が良いよな?」
ヤヨイ「それならハードロックやデスメタルになりますかね?」
マサ「洋楽ってのもアリだな」
ユウヤ「それだと、観客にはあまり伝わらないんじゃないか?」
シュウジ「とりあえずラーメン食わないか?麺が伸びる」
ユウノスケ「それな。お前らまずはラーメン食え」
ヨウタ「それもそうだな」
俺らはとりあえずラーメンを啜る
フミ「つーか、お前とレンがやるならギターとドラムどうすんだよ?」
ヨウタ「あー、その話してなかったな」
シュウジ「そこら辺は俺らである程度話は固めた」
レン「マジ?助かる〜」
ヨウタ「よし、じゃあ編成教えてちょ?それで曲決める」
そこで、バンドの編成について俺達は話し合いをする
シオン「リードギターは俺がやる。練習すれば大丈夫だと思う」
ユウヤ「俺はリズムギター。ギターソロは流石に難しいがサポートならまかせてくれ」
シュウジ「ドラムは俺が受け持つ事になった」
ヤヨイ「リズムベースは僕が担当します。今まで音楽経験ほぼないですが頑張ります」
フミ「それなら次は曲だな」
その時、俺のスマホの着信音が鳴り響く
ヨウタ「もしもし?」
ツバサ『もしもし?ツバサだけど?』
電話の相手はA-RISEのツバサだった
ヨウタ「あ、ツバサか。何?」
ツバサ『ハロウィンの日に私とデートしない?』
ヨウタ「了解。どこ行く?」
ツバサ『詳細は後で連絡するわ』
ヨウタ「わかった」
電話を切ると、周りの視線が一斉に俺に注がれた
フミ「おい、マジかよ?前に穂乃果に見られて関係悪くなったの忘れたのか?」
レン「そうだよ。また同じ事繰り返すの〜?」
ヨウタ「だからだよ。これ以上、穂乃果に勘違いされたくねーからな」
あの件はマジで地獄だったからな。同じ事が2度も起きてたまるか
ヨウタ「それにツバサの告白、まだ保留にしてるからな。それも伝えねーとスジ通した事にならねーよ」
レン「で?どうするの?」
ヨウタ「うるせーな。もう分かってんだろ?いちいち言わせんなよ」
ちゃんとケジメつけねーとな…俺の気持ちはもう、決まってるから
つづく
やりたい事詰め込みすぎたから長くなる。なんとかしなきゃ