ラブライブ!〜不良とアイドル〜   作:kick up men

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間違って消したから書き直したよ
まぁ、すぐに書けてよかった


第9話

ヨウタ「あぢぃ~!」

 

シオン「うるせぇ!こっちまで暑くなるわ!」

 

穂乃果「あ~あ、こういう夏の時ってなんかイベントとかやらないかな~」

 

俺達が初夏の暑さを実感していると、勢いよく扉が開く。しかも、飛び出して入ってきたのは慌てた様子の花陽の姿があった

 

ヤヨイ「花陽ちゃん、どうしたんですか?」

 

花陽「た…た、たすけて!」

 

シオン「助けて!?誰かに追われているのか!?」

 

花陽「じゃなかった!た、大変です!ラブライブです!ラブライブが開催される事になりました!」

 

穂乃果「ラブライブ!?…って何?」

 

ヨウタ「さあ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達野郎3人と穂乃果の頭にはハテナマークが浮かんでいたに違いない。ラブライブ を知らない俺達の為に花陽は分かりやすく説明するため、パソコンを開いてラブライブの公式サイトを映した

 

花陽「スクールアイドルの甲子園、それがラブライブです!エントリーしたグループの中から、このスクールアイドルランキング上位20位がライブに出場、そしてNo.1を決める大会です。噂には聞いていましたけど、遂に始まるなんて!」

 

穂乃果「へぇ~!」

 

ヨウタ「すげぇな!」

 

海未「スクールアイドルは全国的にも有名ですしね…」

 

シオン「確かに、こういう大規模な大会、やりそうな感じだよな」

 

凛「盛り上がること間違いなしにゃ!」

 

花陽「今のスクールアイドルランキングから上位20位となると、1位のA-RISEは出場として、2位3位は……ま、まさに夢のイベント!チケット発売日はいつでしょうか~?初日特典は……」

 

穂乃果「って花陽ちゃん、見に行くつもり?」

 

花陽「当たり前です!これはアイドル史に残る一大イベントなんですよ!見逃せません!!」

 

花陽のアイドル好きの圧迫感に穂乃果は押されていく

 

真姫「アイドルの事になるとキャラ変わるのよね」

 

シオン「オタクって奴か…」

 

凛「凛はこっちのかよちんも好きだよ♪」

 

穂乃果「なんだ、私てっきり出場目指して頑張ろうかと思ったよ」

 

花陽「え、えぇー!!そ、そんな私たちが出場だなんて恐れ多いです!」

 

真姫「キャラ変わりすぎ…」

 

ヤヨイ「けど、そんな隅で謙遜しなくても」

 

凛「凛はこっちのかよちんも好きにゃ♪」

 

ことり「でも、スクールアイドルやってるんだもん。目指してみるのも悪くないかも」

 

穂乃果「ていうか、目指さなきゃダメでしょ!」

 

真姫「そうは言っても、現実は厳しいわよ」

 

海未「そうですね。確か、先週見た時にはとてもそんな大会に出られるような順位では…」

 

海未はスクールアイドルの専用サイトでμ'sのランキングを調べると、何かが変わっていた事に気付いた

 

海未「皆さん、これを!」

 

シオン「どうしたんだ?海未」

 

ヨウタ「お、おい!これ!」

 

ことり「順位が上がってる!」

 

真姫「嘘!?」

 

俺達はサイトを見ると、そこには急上昇のピックアップスクールアイドルにも選ばれ、視聴者からのコメントも書かれていた

 

穂乃果「『新しい曲、カッコよかったです!』『7人に増えたんですね』『いつも一生懸命さが伝わってきて大好きです!』だって!」

 

ヤヨイ「でもスゴい人気ですね」

 

真姫「そのせいね。最近、なんか…」

 

真姫の話によると、つい最近の下校途中に中学生が写真をお願いされたという事があったらしい

 

ことり「出待ち!?」

 

穂乃果「うそ!私、したことない…」

 

ヤヨイ「こういう差も出るのですか?」

 

花陽「はい。アイドルというものは残酷な格差社会でもありますから」

 

穂乃果「うぅ…」

 

ヨウタ「穂乃果。そんなに落ち込むな」

 

凛「でも、写真なんて真姫も随分変わったにゃ!」

 

真姫「わ、私は別に…///」

 

凛「あっ、赤くなったにゃ!」

 

すると、凛の言葉に頬を膨らませた真姫は凛の頭に向かってチョップすると、凛は痛がって尻餅を着いてしまう

 

ヤヨイ「大丈夫ですか?凛ちゃん」

 

にこ「みんな聞きなさい!重大ニュースよ!」

 

俺達がラブライブの事について話していると勢い良く扉が開き、先輩が入って来た

 

穂乃果「にこ先輩?」

 

ヨウタ「何ですか?それって?」

 

にこ「フフフッ、聞いて驚きなさい!今年の夏も盛り上がる、スクールアイドルの祭典!」

 

ことり「ラブライブですか?」

 

にこ「知ってたの?」

 

ヤヨイ「その話は先程、花陽ちゃんから聞きましたよ」

 

にこ「あっそう…とにかく!私たちもラブライブ出場するために気合い入れるわよ!」

 

シオン(急に開き直りやがった)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、俺達はラブライブ出場について生徒会室へと向かって許可を得ようとしていた

 

真姫「どう考えても、答えはとっくに出ているわ」

 

凛「学校の許可?認められないわ!」

 

ヨウタ「確かに、あの生徒会長なら言い兼ねないな」

 

穂乃果「でも、今度こそ間違いなく生徒を集められるんだけど…」

 

にこ「そんなの、あの生徒会長には関係ないでしょ。私たちの事を目の敵みたいに思ってるのよ」

 

花陽「どうして私達ばかり…?」

 

にこ「それは…あっ!もしかして学校内での人気が私に奪われるのが怖くて…」

 

真姫「それは無いわ」

 

にこ「ツッコミ早っ!!」

 

シオン「ハイハイ。静かして」

 

ヤヨイ「扉は閉めなくても良いかもと…」

 

何故、にこは教室内にいるのかは知らないが、シオンが扉を閉める。きっとうるさかったのだろう

 

真姫「もう、許可なんて取らないで勝手にエントリーしちゃえば良いんじゃない?」

 

花陽「ダメだよ。エントリーの条件にちゃんと学校からの許可は必要って書いてあるもん」

 

真姫「なら、直接理事長に話をするとか…」

 

穂乃果「えっ、そんな事出来るの?」

 

海未「確かに、部活の要望で原則としては生徒会を通じてとありますが、理事長へだったら禁止されている訳ではありません」

 

ヨウタ「おお、ならいけるじゃねぇか!」

 

ヤヨイ「それに親族もいるから心強ですよ」

 

ヤヨイの言葉に全員はことりを見つめて納得をする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、理事長室へと着いた俺達だったが、理事長室の扉にに威圧感を感じていた

 

穂乃果「さらに入りづらい緊張感が…!」

 

真姫「そんな事言ってる場合?」

 

穂乃果「分かってるけど…」

 

シオン「なら俺が開けるぞ」

 

シオンが理事長室のドアに向かってノックしようとすると、ドアが開き中から生徒会メンバーの姿があった

 

希「おっ、お揃いでどうしたん?」

 

フミ「なんだ、お前らか…」

 

穂乃果「希先輩にフミ君。それに生徒会長まで!?」

 

にこ「タイミング悪っ…」

 

絵里「何のようですか?」

 

ヨウタ「何で、テメェらに答えなきゃいけねぇーんだ?」

 

ヤヨイ「そんな事、言ったら失礼ですよ。ヨウタ君!」

 

俺達が理事長室に入ろうとすると、生徒会長が理事長室の前で俺達を妨げた

 

絵里「各部の申請は生徒会を通す決まりよ」

 

真姫「申請とは言ってないわ、ただ話があるの!」

 

穂乃果「真姫ちゃん、上級生だよ」

 

穂乃果の注意に真姫は言葉を慎んで黙り混むと、そこから理事長がドアをノックして現れた

 

理事長「どうしたの?」

 

理事長の薦めにより、俺達は理事長室に入りラブライブについての説明とエントリーさせるようにお願いした

 

理事長「スクールアイドルの祭典、それがラブライブですか?」

 

海未「はい。ネットの配信により全国に中継される事になっています」

 

ことり「もし出場出来たら、学校の名前をみんなに知ってもらえるって思っているの」

 

絵里「私は反対です!」

 

俺達がラブライブの出場を申請しようとしていると、途中からいきなり生徒会長が割り込んで来やがった

 

絵里「理事長は学校のための活動をするべきではないとおっしゃいました。であれば、彼女達の活動を認めない。ですよね?」

 

理事長「そうね。でもいいんじゃないかしら?エントリーするくらいなら」

 

穂乃果「本当ですか?」

 

理事長「えぇ」

 

ヨウタ「やったな、穂乃果!」

 

穂乃果「うん!」

 

意外な結果ではあったが、俺達は理事長からラブライブへの出場許可を貰えた

 

絵里「ちょっと待って下さい!どうして彼女達の肩を持つんですか?」

 

理事長「別にそういうつもりはないけど…」

 

絵里「だったら、生徒会も学校存続のために活動させて下さい!」

 

理事長「うーん、それはダメ」

 

絵里「意味が分かりません…」

 

理事長「そう?簡単な事よ」

 

生徒会長は理事長の言葉に納得がいかないまま、一礼をして理事長室を退出した

 

にこ「ふんっ。ざまぁ見ろってのよ」

 

理事長「ただし、条件があります。勉強を疎かにしてはいけません。今度の期末試験で1人でも赤点を取る生徒がいたら、ラブライブへのエントリーは認めません。いいですね?」

 

穂乃果「えぇ!?」

 

ことり「まあ、さすがに赤点は無いから大丈夫かと…あれ?」

 

ヤヨイ「ひょっとして…?」

 

ヤヨイとことりの目の前で急に落ち込む穂乃果、凛、にこがいた

 

ヨウタ「なんだ。それぐらいなら楽勝だろ」

 

理事長「それと、貴方」

 

ヨウタ「ん?俺ですか?」

 

理事長「貴方は今回の期末試験。全教科65点以上取らないと追試になると聞いているわ」

 

ヨウタ「はぁ!?俺は聞いてねーけど!?」

 

理事長「あら、少し早く教えてしまった見たいね。貴方は全教科65点以上取る事。良いわね?」

 

なんで、俺だけ他のみんなよりハードル高いんだよ!あー!不幸だーーー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「大変申し訳ありません!」

 

凛「ません!」

 

部室で机に向かって頭を下げて謝罪する穂乃果と凛であった

 

海未「小学生の頃から知ってはいましたが、穂乃果…」

 

穂乃果「数学だけだよ!ほら、小学生の時の算数苦手だったでしょ?」

 

花陽「7×4=?」

 

穂乃果「にじゅう……ろく?」

 

海未「かなりの重症ですね」

 

花陽「凛ちゃんは?」

 

凛「英語!凛は英語だけはどうしても肌に合わなくて…」

 

花陽「た、確かに難しいよね」

 

凛「そうだよ!大体凛たちは日本人なのにどうして外国の言葉を勉強しなくちゃいけないの!」

 

真姫「もう!屁理屈はいいの!!」

 

凛「真姫ちゃん、怖いにゃ~…」

 

真姫「これでテストの点が悪くてエントリー出来なかったら、恥ずかし過ぎるわよ!」

 

凛「そうだよね…」

 

ヤヨイ「けど、2人はマシな方ですよ。あそこ、見て下さい」

 

ヤヨイが目線を映した先には俺がボクサー漫画の主人公のように燃え尽きたように真っ白になっていた

 

海未「完全に魂が抜けてますね」

 

ことり「あれ?けど、ヨウタ君。国語の点数は良かったよね?」

 

シオン「確かに俺と国語の過去問で勝負した時は90点以上だったな」

 

ヤヨイ「アレはシオン君に勝ちたくて不正をしたんですよ。解いたのは僕なんですが…」

 

シオン「そこまでして勝ちたかったのかよ!!」

 

海未「呆れて言葉にも出来ませんね…」

 

にこ「全くその通りよ!みんな、赤点なんて絶対取っちゃダメよ!」

 

別の机で逆さの数学の教科書を見ていたにこを穂乃果達はジト目で見ていた

 

ことり「にこ先輩、成績は?」

 

にこ「ににに、にっこにっこに~が赤点なんてとと取るわけないでしょ!」

 

海未「動揺し過ぎです…」

 

にこは赤点はないと言い張っているが、みんな嘘だと気付いているだろう

 

海未「とにかく、試験の為に穂乃果と凛の弱点教科を克服します」

 

ヤヨイ「僕達2年生で2人を見るので、花陽ちゃんと真姫ちゃんは凛ちゃんを見て下さいね」

 

真姫「まあそれはいいとして、にこ先輩は誰に任せればいいの?」

 

にこ「だ、たから言ってるでしょ。にこは…」

 

希「それはウチが担当するわ」

 

部室にいきなり入ってきたのは副会長でもある希だった

 

穂乃果「いいんですか?」

 

希「うん。少しお役に立てるかな?」

 

にこ「言ってるでしょ!にこは赤点の心配なんてない…」

 

突然、副会長がにこの胸を鷲掴みすると、にこ先輩は軽く悲鳴をあげた

 

希「嘘つくとわしわしするよ~?」

 

にこ「分かりました。教えて下さい…」

 

希「はい、よろしい」

 

穂乃果「よし、これで準備は出来たね!明日から頑張ろう!」

 

海未「今日からです!」

 

こうして、ラブライブ出場を掛けての勉強会が行われた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とは言った物の…俺達の勉強は一向に進む気配がなかった

 

凛「う~、これが毎日続くのかにゃ~…」

 

真姫「当たり前でしょ」

 

凛「あっ!白いご飯にゃ!!」

 

花陽「えっ!?」

 

凛の引っ掛けに花陽以外は引っ掛からず、真姫は凛の頭に向かって軽くチョップをした

 

真姫「引っ掛かると思った?」

 

1年生達が勉強するその隣で俺達も勉強をしていたのだか…

 

ヨウタ「ことり、この問題はどうやって解くんだ?」

 

ことり「この問題は…」

 

穂乃果「ことりちゃん…」

 

ことり「あと1問だよ。頑張って♪」

 

穂乃果「おやすみなさい…」

 

ことり「あっ!穂乃果ちゃん!寝たらダメだよ~!」

 

ヤヨイ「まだ5分しか経ってないっていうのに…」

 

海未「すみません。私、そろそろ弓道部に行かないといけないので、後は頼みます」

 

ことり「分かった!」

 

シオン「後は任せな」

 

海未は部活に行く準備をしていると、向かい側で副会長がにこ先輩勉強の手伝いをしていた

 

希「じゃあ、次の問題の答えは?」

 

にこ「え~と…に、にっこにっこに~…」

 

にこ先輩のふざけた回答に副会長は再びにこの胸を鷲掴んだ。やがて、部室内は騒がしくなり勉強会どころではなくなった

 

海未「これで身に付いているんでしょうか…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、勉強会が終わり俺達は帰宅する事になった

 

穂乃果「これから毎日勉強かぁ〜」

 

ヨウタ「俺よりマシなんだから文句は言うなよ」

 

ヤヨイ「しかし、意外にもヨウタ君が熱心に勉強するなんて思ってなかったです」

 

ヨウタ「コッチも意地があんだよ」

 

シオン「けどお前、寝たらカッターが刺さるように勉強するのは引いたぞ」

 

ヨウタ「あーでもしねーと勉強なんてやらないだろ?」

 

シオン「それはお前だけだ」

 

ことり「みんな、ゴメンね。忘れ物しちゃったみたい」

 

ヨウタ「なら待ってようか?」

 

ことり「ううん。先に帰って大丈夫だよ」

 

俺達がたわいもない会話をしていると、ことりが部室に忘れ物をしたので、取りに戻る。俺達は先に帰ってと言われたので帰る事にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ことりは忘れ物を取り部室から出ると、走って帰宅しようとする。だか、走ったいたせいか誰かとぶつかってしまう

 

ことり「きゃっ!」

 

フミ「あ、すまない」

 

ことり「フミ君、ゴメンね。ことりがちゃんと前見てなくて」

 

フミ「いや、気付かなかった俺の不注意でもある」

 

俺はことりが落としたノートを拾い渡した

 

フミ「アイツ、ちゃんと勉強出来てるのか?」

 

ことり「ヨウタ君の事?」

 

フミ「アイツは授業を聞いてるだけで、勉強なんてしないからな。いつも赤点は回避するけど、点数はギリギリだし」

 

ことり「けど、今日は1番集中して勉強してましたよ」

 

フミ「アイツの勉強見る時は気を付けろよ。変な事するからな。危なっかしくて、コッチがヒヤヒヤする」

 

ことり「ヨウタ君の事、よく知ってるんですね」

 

フミ「1年の頃、同じクラスだったからな」

 

ことり「同じクラスだったのに、どうして喧嘩ばかりするの?」

 

フミ「俺は不良が嫌いだからだ」

 

ことり「けど、フミ君。ヨウタ君の事、楽しそうに話してたよ」

 

フミ「馬鹿言うな。俺はアイツが嫌いなんだ。楽しそうに話す訳ないだろ」

 

たく、アイツの事になると調子が狂うな

 

フミ「俺はそろそろ生徒会室に戻るぞ」

 

これ以上、話してしまうと面倒な事になると思い、俺は生徒会室に戻った

 

フミ「もう、1年経つのか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、海未も部活が終わり帰宅しようとしていた。部活仲間の女子と別れると、校門前でイヤホンを着けて曲を聞いている金髪のセーラー服を着た少女を見かけた

 

少女の聞いていた曲を海未がよく見ると、そこにはファーストライブをやった講堂の映像が映っていた

 

海未「サイトに上がっていない映像まで…」

 

???「うわぁ!?」

 

海未「あっ、すいません!」

 

???「あっ!園田海未さんですよね?μ'sの!」

 

海未「い、いえ!人違いです!」

 

海未は少し否定する感じでいたが、少女の落ち込む姿に負けて本人だと認めた

 

海未「それより、この映像は?」

 

亜里沙「はい。亜里沙はいけなかったんですけど、お姉ちゃんが取ってきてくれたんです!」

 

海未「お姉ちゃん?」

 

絵里「亜里沙」

 

フミ「会長って妹いたんですね」

 

すると、向こうから少女の名前を呼ぶ声がしたので、海未は振り返る。なんと、驚く事に亜里沙の姉はこの学校の生徒会長でもある絵里であった

 

海未「生徒会長」

 

絵里「貴方は…」

 

その後、俺と会長は海未が話がしたいと言っていたので近くの公園に向かった

 

亜里沙「お待たせしました!」

 

海未「ありがとう」

 

フミ「ありがとな」

 

亜里沙は近くの自販機で飲み物を買い、海未と俺に渡したのだが、渡されたのは『秋葉原のおでん』という食べ物だった

 

フミ(なんで、おでんなんだ?)

 

絵里「ごめんなさい。向こうの暮らしが長かったから、まだ日本に慣れていないの」

 

海未「向こう?」

 

絵里「ええ。祖母がロシア人なの」

 

フミ「先輩ってクウォーターだったんですね」

 

絵里「亜里沙、それは飲み物じゃないの。別なの買ってきてくれる?」

 

亜里沙「はい!」

 

亜里沙は会長に頼まれて自販機へ行き、別の飲み物を買いに行った

 

絵里「それにしても、あなた達に見られてしまうとはね…」

 

海未「前から穂乃果達で話していたんです。誰が撮影してネットにアップしてくれたんだろうなって…でも、生徒会長だったなんて」

 

何で会長はスクールアイドルの事をよく思ってないのに、動画とネットに上げたんだ?俺は心の中で疑問を感じた

 

海未「あの映像がなければ、私達は今こうしてなかったと思うんです。あれがあたったから見てくれた人も増えたし、だから…」

 

絵里「止めて。別にあなた達の為にやったんじゃないから。むしろ逆、あなた達のダンスや歌がいかに人を引き付けられないのか、活動を続けても意味があるかどうか知ってもらいたくて…」

 

フミ「そんな事の為に、動画を撮影したんですか?」

 

絵里「ええ。だけど、状況は想定外になって無くなるどころか人数が増えるなんて……でも、私は認めない。人に見せられるものになっているとは思えない、そんな状態で学校の名前を背負って活動したくないの。話はそれだけ…」

 

海未「待って下さい!じゃあ、もし私たちが…人を引き付けられるようになったら、認めてくれますか?」

 

絵里「無理よ」

 

海未「どうしてです?」

 

絵里「私にとって、スクールアイドル全てが素人にしか見えないのよ。1番実力のA-RISEも素人にしか見えない」 

 

フミ「会長。流石に今のは言い過ぎかと思いますよ」

 

そう言って会長はカバンを持ちベンチから立ち上がった

 

亜里沙「お姉ちゃん、ごめんね。時間懸かっちゃった」

 

絵里「もう話は終わったわ」

 

海未「あなたに、あなたに私達の事をそんな風に言われたくありません!」

 

海未は会長に向かって強い言葉を言うが、会長はそのまま聞いていないフリをして俺達の前から立ち去った。すると、亜里沙が先程買ってきて飲み物を俺達に渡すが、飲み物とはまた違う『おしるこ』を渡されて海未と俺は苦笑いした

 

亜里沙「あの…亜里沙、μ's、海未さん達のこと大好きです!」

 

亜里沙は笑顔でそう言うと、会長の元へと駆けつけて行った

 

フミ「会長の妹はお前らの事を尊敬しているように見ているけど、会長は何で、そこまで敵視するんだろうか?」

 

海未「フミもその事については知らないのですか?」

 

フミ「俺も深くは聞いた事無いしな。副会長なら何か知ってるんじゃ無いか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、何処かのファーストフード店で希はにこの為に勉強をしていたが、全く身に付いていなかった

 

にこ「にっこにっこに~!」

 

希「だから次ふざけたら、わしわしMaxだって言ったはずやん?」

 

にこ「待って!違うの。ふざけているんじゃなくて、こうすると答えが思い付くの!」

 

希「本当に?」

 

にこ「そ、そうなの!キャラチェンジすると、脳が活性化するっていうの。にこで~す。よ~し、今日はこの問題を解いちゃおうかな~。え~と、ここにこれを代入して……」

 

希「して?」

 

にこ「え~と、それでこうだから…にこ分かんないよ~」

 

にこのふざけた答えに希はお仕置きのわしわしMaxを仕掛けようとするが、そこへ海未がやってきた

 

海未「希先輩、聞きたい事があるのですが…」

 

希「ん、どうしたん?」

 

海未は希に絵里から聞いた話について話した

 

希「そう、絵里ちがそんな事言っとったんや」

 

海未「はい。一番実力のあるA-RISEの事を素人にしか見えないというのは、いくらなんでも…」

 

希「絵里ちならそう言うやろうね。そう言える自信がある程、絵里ちにはある。知りたい?」

 

希の言葉に海未は軽く頷いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日の昼休み、屋上では練習着に着替えていた穂乃果、凛、にこは発声練習をしようとしていた

 

穂乃果「スゴい太陽だね」

 

凛「夏、かにゃ~」

 

にこ「よ~し、限界までいくわよ!」

 

ヨウタ「ちょっと待て!お前ら!」

 

穂乃果「もう、ヨウタ君!邪魔しないでよ!」

 

ヨウタ「いや、お前ら昼休みは勉強する約束だろ?練習してる場合かよ!」

 

にこ「何、馬鹿な事言ってるの。練習しなきゃラブライブに出場しても意味ないじゃないの!」

 

ヨウタ「そもそも、赤点取ったら出場出来ないだろ」

 

穂乃果「ヨウタ君、堅い事言わないでよ。それに息抜きも大事だし!」

 

凛「そうにゃ!息抜きも大事にゃ!」

 

ヨウタ「息抜きって…つーか、副会長にバレたらマズいんじゃねーの?

 

希「何やっとるん?」

 

あっ…言ってる事が本当になったな。神出鬼没のように現れた副会長にコイツら冷や汗かいてるし

 

希「昼休みは部室で勉強って約束したやん?」

 

穂乃果「い、いや!それは分かっているんです!分かってはいるんですけど!」

 

凛「そうそう!なんか体動かさないと頭にどうかな~と!」

 

にこ「私はこの子達に誘われただけよ!」

 

穂乃果「あっ、嘘!にこ先輩から最初に誘ってきたくせに!」

 

凛「そうだよ!希先輩にビビっているようじゃアイドルは勤まらないとかなんとか言って!」

 

にこ「デタラメ言うんじゃないわよ!!」

 

希「そう。まあ、誰でもいいやん。どうせ、みんな一緒にお仕置きやから!フフフフッ…」

 

穂乃果「ウソッ…!いやぁぁぁ~!!」

 

あーあ、言わんこっちゃ無い。自業自得って奴だな。けど、流石に眼のやり場には困るな

 

希「次は穂乃果ちゃんの番やな」

 

穂乃果「ヨウタ君助けて!」

 

ヨウタ「待ってろ!今すぐに…」

 

希「助けたら、どうなるか分かるよな?ヨウタ君」

 

ヤバイ!まるで、蛇に睨まれた蛙だ!完全に動けん!俺が硬直していると穂乃果は副会長に捕まってしまった。許せ、穂乃果…俺が今何か言えるとするなら、その…御馳走様です…

 

 

 

 

 

 

 

 

希「さて、部室に戻ろ」

 

ヨウタ「おーい生きてるか?」

 

俺は3人の安否を確認すると、辛うじて生きていた。つーか3人の自業自得だし、しゃーないよな

 

希「今日のノルマはこれね!」

 

俺達は部室に戻り勉強を始める事にした。すると、副会長が山のように盛られた問題集や参考書などを机の上に置く

 

穂乃果、凛、にこ「鬼…」

 

希「あれ?まだわしわし足りて無い子がおる?」

 

穂乃果、凛、にこ「まっさか~!」

 

海未「3人共、穂乃果達の勉強をお願いします」

 

ことり「えっ?うん…」

 

ヤヨイ「わ、分かりました」

 

海未はそう言うと、部室から出ていってしまう。その後、海未は生徒会室の前に立ってノックしようとすると、希に声をかけられて止められた

 

希「ショック受けたんやろ?絵里ちの踊りを見て」

 

海未は手元からウォークマンを取り出し、絵里がバレエをしている映像を見ていた

 

海未「自分達が今までやってきたのは何だったんだろうと思い、悔しいけど生徒会長がああ言うのは分かると思いました」

 

希「だから、謝ろうと?」

 

海未「いえ、ダンスを教わろうと思いました。もし、今の先輩の半分でも上手に踊って人を引き付けれたらいいと思いまして…」

 

希「ウチの睨んだ通りや。あなた達なら、そう言うと思っとったわ。でも、その前にやる事があるんやない?試験まであと5日よ」

 

希がそう言うと、海未は真っ先に部室へと戻る。すると海未の目にはとんでも無い光景が映っていた

 

穂乃果「海未ちゃ~ん…」

 

ヤヨイ「ヨ、ヨウタ君!危ないですよ!」

 

シオン「馬鹿!鉢巻きに剣山を仕込むな!」

 

ヨウタ「離せ!俺はこの方がやる気出るんだ!」

 

海未「何やってるのですか!ヨウタもそんな物閉まって下さい!」

 

ヨウタ「は、はい…すいません」

 

海未「今日から一気に追い込みを掛けます!昼休みと放課後は毎日勉強です!」

 

穂乃果「えぇ〜!」

 

海未「そして、私は今日から穂乃果の家に泊まり込みます!勉強です!!」

 

穂乃果「鬼ぃ〜!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、俺達は5日間の地獄とも呼ばれる勉強会に耐えていった。そして期末試験当日、試験を終えた穂乃果と俺は部室へと向かった

 

真姫「どうだった?」

 

海未「今日で全教科返ってきましたよね?」

 

凛「凛はセーフだったよ♪」

 

ヨウタ「俺は国語66点。英語がギリギリ65点。理科は69点。数学が72点で社会が83点だ!」

 

ヤヨイ「これでヨウタ君もクリアですね」

 

シオン「で、穂乃果はどうなんだ?」

 

にこ「アンタ、まさか私達の努力を水の泡にするんじゃないでしょうね?」

 

穂乃果「う、うん。もう少し、良い点だったといいんだけど…」

 

穂乃果はカバンから赤字の53点という数学の答案を出して笑顔でピースすると、全員は歓喜の声をあげた

 

穂乃果「よーし!久々の練習だ~!」

 

ヨウタ「やったな!穂乃果!」

 

穂乃果「うん!」

 

花陽「ら、ラブライブ…!」

 

真姫「まだ目指せるって決まっただけでしょ?」

 

ヤヨイ「そうと決まれば、早速ラブライブ出場の許可を行きましょうよ」

 

そして許可を貰う為、俺達2年生が理事長室に向かった。理事長室の前に立ち、扉をノックしたが、理事長からの反応が無かったので、ドアを少し開けると理事長と生徒会長が話している姿が見えた

 

絵里「そんな!説明して下さい!」

 

理事長「ごめんなさい。でも、これは決定事項なの。音ノ木坂学院は来年をもって廃校とします」

 

穂乃果「廃…校…?」

 

理事長から廃校という言葉に俺達は驚愕した。その言葉に誰もが耳を疑った

 

 

つづく




後書きって何書こうかな?好きなラジオとかバンドでも書こうかな?いや、興味ないか。あ、コメントや感想、オリキャラの苗字とか募集してるので待ってますよ
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