VRゲームで進撃の巨人~飛び立つ翼達IF Never Give Up~ 作:蒼海空河
ヒース・マンセル……調査兵団班長で770年代に壁外調査で死亡。
目の前の3、40代の厳めしい男の記録は実に簡素なものだ。
しかし実はある意味、超重要人物でもある。
もし俺が予想した通りに事が進んだ場合、シガンシナ区で5000人に上る死者を出す悲劇を起こすこととなる。
彼の死がその切っ掛けとなるのだが……それはまず置いておこう。
まずはこの突飛な状況の整理からだ。
だって…………あり得ないだろう? タイプスリップなんて。
「あり得ないことはあり得ない」なんて言葉があったとしても、だ。正直混乱している。
荒唐無稽――――俺の現状況を評するならそう言えるだろう。
なにせログアウト不能か転生かの不可思議体験…………そこから更にタイムスリップだ。
『真実は小説より奇なり』なとどいう言葉があるが、それなら猫型ロボットに連れられて過去に行く方がまだマシだ。
神様もタイムマシンも一切ない状態でぶん投げ丸投げは本当にキツイ。とはいえ今はそれどころではない、か。
ヒース班長や近くまで来た兵士達が聞いてきたのは巨人が殺せるのか? ということについてだった。
確実にうなじを削ぎ落したので、ゾンビみたいに復活するような新種でも出てこなければ100%死んでいるが、彼らにとってはそうじゃないらしい。
巨人は今も全身から蒸気を発しているので半数はそちらを包囲している。
なにも知らなければ不気味にも映るだろう。
普通の生物じゃ考えられないのだから。
「俄かに信じられんな……巨人を殺せるなど」
「ですが殺せます。証拠が目の前に3体もいるのですから」
「論より証拠、か。これだけでも一大発見だぞ……。それで、この蒸気はなんなんだ? 起き出すんじゃないかと俺も含めて恐ろしいんだが」
「巨人が蒸気を発するのは2つ。再生している場合と――――死んだ時です」
その返答に一部の兵士が「ひっ!?」と声を漏らし巨人から離れた。
スイマセン……この言い方だと生きているかもしれないって風にも聞こえたかも……。
「……おいっ! これは死んでいるんだよな。まさか生きているとかは――――」
「死んでいますから大丈夫です。生きているなら蒸気は怪我をしたうなじ部分のみ。それに喰う事しか考えてない巨人ならすぐ起き上がります。死に至らしめた場合、彼らは全身から蒸気を発し、体の肉がまず消えます……骨はしばらく残りますが、そちらも時間をかけながら消えていくので」
「そ、そうか……おい、そいつは確実に死んでいるそうだ! 全身から蒸気を発しているのは死んでいる証拠だ!」
「お、おおお――ッ!」
「そうなんだ…………俺達は、巨人を殺せるのか……ははは……」
殺したのは俺だけど……今はそっとして置こうかな……。
周囲では緊張の糸が解けたのか、
「母ちゃん……俺生きてるよ!」
「出来る、俺達は出来るんだっ。他の兵団の鼻を明かしてやれる!」
「う、うううぅ……よがっだぁ……安心したら涙がぁ……っ!」
「泣いでんじゃねえよ……くそ、泣いてねえからなぁ……ッ!」
「コイツめ……おら死ね、死ね……はははははっ、本当に動かねえ!」
拳を握っていきり立つ者、抱き合って泣く者、仕返しとばかりに巨人を蹴る者等など――――倒れているのは巨人で立っているのは自分達。勝者なのだと実感し始めたようだ。
本来なら壁外で騒ぐと巨人が寄ってきかねないのでご法度なのだが、若い兵士達ばかりなので仕方が無いだろう。
きっと胸中は複雑なものがあったのだろうから。
若い人が多いのは、ベテランが戦死するからなどが理由だろう――そこまで生きていられる人がいないのだ。
俺は孫を見る老人のような心境で静かにその様子を見ていた。
記憶の中で、部下達と生きた思い出が蘇る。
『アオイ団長! これっ、討伐1っすよね!? よっしゃあ、仲間に自慢してやるぜぇ!』
『団長に教えて貰ったから生き残れました! これからもご指導お願いします!』
『堅苦しい人かと思ったら気さくな人なんですね。……どうです? ちょっと飲みにでも。団長の奢りで、いててて、冗談っ冗談ですからー』
『…………私、かふっ……人類の……役に、立ちました、かね?』
嬉しい時も楽しい時も――悲しい時も分かち合った最高の仲間達。少しだけしんみりしてしまった。
俺の心情はどうあれ、まとめ役のヒース班長からすれば部下達を諌める側に回ったようだ。
「いつまでもモタモタするな。ここは壁外なんだからシャキっとしろ!」と喝を入れて回っていた。
本人の表情が笑顔のままなのは突っ込まないでおこう。彼なりの部下との接し方なのかもしれないのだから。
この後、残った巨人の骨の一部を持ち帰ることにしたようだ。
証拠品といったところか――――といっても7m級、8m級、10m級とどれも巨大なので一番小さい7m級の頭蓋骨だけだが、これだけでもインパクトがある。
この骨、実は非常に軽い。
巨人の特徴の1つで見た目の実際の重量が全く違う。
比重が合っていないのだ。
兵士達も驚きながら荷馬車に乗せていた。
これも秘密があるのだが……これは言わないでおこう。
非常にデリケートな話になる。
最悪、人類全体で疑心暗鬼に陥る危険な話だから…………。
巨人の秘密、正体に関しては可能な限り避けようと思いつつ彼らの準備が整うのを待った。
数分後。
準備といっても難航するかと思われた巨人の骨の回収作業が存外、早く終わった。
ヒース班長は真剣な表情だ。
あまり楽観視していないのは兵士として当然のことだろう。
「……まずはここから離れよう。巨人と遭遇したら厄介だ」
「そうですね。巨人が近くに居ないとはいえ奴らは人間に引き寄せられる性質がありますし」
「……アルレルトさんはどうやら色々ご存じのようだ。そのでかい鞘や飛ぶ道具も含めて、帰還したら調査兵団に来て貰うぞ」
「身柄を保障して貰えれば」
「内容次第、だな。助けて貰った身で申し訳ないが、班長の身分では如何ともし難い。ホルヘ団長や他の仲間達とも相談しなければ」
「そこら辺の事情は知っているつもりです。お気にせずに」
「悪いな……」
個人の意見と調査兵団班長としての意見は別モノ。
組織に属している以上、その手の苦悩は俺も味わってきたつもりだから理解できる。
正面にヒース班長、両サイドに兵士2名が乗っているので怪しい動きをしたら捕まえるつもりなのだろうけど、彼らの表情を見る限り、手荒な真似はしたくないようだ。
最初のときより態度を軟化させていた。
「きっと大丈夫だからさ」「俺達も弁護するから」と耳元で励ましてくれる。
不審人物であろう俺をここまで受け入れてくれる柔軟な思考の持ち主が多いようだ。
こういう人材が調査兵団に集まるのは、いつの時代も変わらないのかもしれない。
俺は視線でお礼を返しつつ、ヒース班長の号令のもと、シガンシナ区へ向け北進を始めた。
ガラガラ……ガラ……
荷馬車の不規則な音を聞く。
誰も口を開かない。
先ほどと打って変わってのこの空気は自分達の置かれた状況を再認識したのかもしれない。
まだ、ここは巨人の巣窟なのだ、と。
(緊張しすぎ……でもないか。立体機動装置も超硬度ブレードもない以上、巨人との遭遇は即、死に繋がるし)
俺はキツイ状況ほどその空気を吹き飛ばそうと軽口を叩く傾向にあるので注意しないと。
KYは御免だ。
口調については調査兵団団長に就任してからも副団長のウォード(山男風の強面の男。子供好き)に上に立つ者として威厳を持つようにと口を酸っぱくして言われていた。
だがリヴァイ兵士長(第14代団長でもあった)みたいな付き話した言い方も、エルヴィン団長のような如何にも団長といった雰囲気を出すことも難しく……ハンジさんみたいなフレンドリーさで接するのが精一杯だった。
いや精一杯って違うだろうとか言わないでくれ。
演技で一時的にまねするならともかく、常時威圧感バリバリなんて無理。
「餓鬼どもが」とかなんて言った日にゃあ似合わな過ぎて自分で笑ってしまう。
三つ子の魂百まで。
俺はどこまでも俺だった。
(余り失礼な態度を取らないよう注意しないとな)
さて……まずは戦力、周囲の把握が先だ。
顔を引き締めて団長モード。
エレン達が居なくなっても8年間戦ってきた経験がある。
巨人が敵なのはいつの時代も変わらない……いまは生き残ることを最優先だ。
(――周囲の兵士は2、30人。馬に乗っているのは3分の1程度。荷馬車が2つ……足が遅くて逃げきれなかったのか、まとめ役のヒース班長を慕って残ったか……団長らしき人が不在。巨人の足止め役という名の決死隊だったのかもな)
そして全員が俺より体格がいい。
服の上からでも筋肉が盛り上がっているのが判る。
同時に立体機動をするには決定的な欠陥だ。
178cmの俺でも体格が良い方に分類されるのに彼らは180cm以上の高身長な上に筋肉だるま。
体重があり過ぎて、立体機動装置の性能を十全に発揮できない。
キース教官なら頭突きしながら体重を減らせとランニングを命じるだろう。
更に確信が深まった。
必須項目である立体機動が体格の時点でアウトなど兵士にあるまじき状態…………俺達の時代の常識なら。
調査兵団でこれなのだ。
駐屯兵団やエリート集団の憲兵団なら尚の事だろう。
壁内に戻らないと確定しないが、まあ俺の知っている世界じゃないだろうな……。
(おっとマップ表示は……1km圏内で動いている反応も少ない。ちょこちょこ動いているのは経験上、小動物の類。表示されないパターンに警戒すればしばらくは安全、か)
徒歩の兵士もいるため歩みは遅い。
周囲の様子を観察する仕草を気にしたのかヒース班長がこちらを見る。
俺もそれに反応して班長を見たところ立体機動装置を指差しながら話しかけてきた。勿論、声を潜めつつだが。
「ところでその腰の鞘? を見てもいいだろうか? さっきから気になって仕方がなかったんだが」
周囲も興味津々だったのだろう、森の周囲を警戒している人以外は、隊の中央にいた俺達の荷馬車にそれとなく近寄ってくる。
耳をそばだてる気配を感じた。
「……鞘じゃなくて立体機動装置って言うんですよ。先ほどの巨人を殺したときも飛んでいたでしょう? ああやって高速で動きながら巨人の攻撃を回避しつつ、弱点であるうなじを削ぎ落すんです」
「凄いな……これは。技術班の……工場都市の新型兵器か?」
「工場都市?」
「違うのか?」
工場都市……工場都市………………ああ思い出した。
ウォールローゼ内の何処かにあるとされる職人達の街だ。
その所在は秘匿されていて街の工房の10倍以上の規模を誇る。
徹底的に存在を隠しているのはそこが唯一無二の施設であり、万が一破壊されることがあると人類転覆の危機に陥るからだ。
こっちの時代ではウォールローゼ陥落後はどうなったかは不明だが、物資を輸送してきたところを見ると防衛施設がしっかりしているのか、ウォールシーナに近いところにあったのかもしれない。
街の住人は職人だけでなく普通の市民もおり、税の免除等の優遇措置を受け、職人達にも協力的だ。
この職人達の街の敷地内にはガスの元となる氷爆石が大量にある氷の洞窟や、ナイアガラの滝にも負けていない幅500m、落差100mの大瀑布の滝もあるらしい。
あくまで小説で知った知識なので現実は定かではないが。
さて……この話題は避けて通れないよな。
立体機動装置なんてまだないのだ。
ひな型もまだ作られていない。
この時代にとってはオーパーツ……じゃなくてオーバーテクノロジーといったところか?
たった数年~十数年の先なので微妙といえば微妙だが。
悩む俺にヒース班長は詰問するでもなかった。
班長も困ったような表情だったのだ。
「……話せない、か?」
「それは――」
「いや正直な話、だ。俺達が尋問して吐かせるとかはない。何故巨人が殺せるのを知っていたとか、調査兵団の兵服を着ていたのかは知りたいところだが、工場都市が関わっているなら権限の範疇を超えている。王政府が絡んでいることは確実だしな」
「………………」
「それにだ」
彼は一呼吸置いた。
すると頭を掻きながら、
「もうすぐ妻の出産も近い……是が非でも生きて帰りたかった状況で、巨人共に捕まったちまった。あの瞬間俺は愛する妻にも、産まれてくる子供にも会えなくなるのかと絶望した。そこを助けてくれたのがお前さんだ。何者であっても命の恩人に失礼は働きたくねえよ――――お前等もそうだろ?」
「え?」
回りを見渡しながらヒース班長が言った。
気づくと兵士達は俺達を照れたようなこちらを見ていて、
「ああ、アンタは命の恩人だ。恩を仇で返せねえよ」
「あのぶしゅーって空をかっとぶ姿、カッコ良かったぜ!」
「巨人だって殺せるって判ったし、お釣りが出るほどだ! 今から街の奴らの驚く姿が目に浮かぶとにやけちまうくらいだ」
「なんだって協力するぜ。元々兵士達の間じゃ鼻つまみモノの集団だってのが調査兵団の評判だしな。あんな奴らよりアンタの方がよっぽど良い奴だと思うよ」
「皆さん……」
声を上げて(気持ちボリュームは下げつつ)そう暖かい言葉をかけてくれる。
いきなり森の中からやってきて怪しさしかない俺にその偽りの無い言葉は嬉しかった。
調査兵団は……昔からそういう人達が作り上げてきた組織なのだろう。
未来でも過去でも変わらない。
(なにを迷っていたんだ俺は……。俺は調査兵団所属アオイ・アルレルト。人類の為に心臓を捧げた兵士だ。でも――――
それ以前に仲間を助ける為に戦う。仲間には偽りたく……ないっ!!
それは信頼してくれる相手に対して失礼だ。
全てを話すことは出来ないまでも、話すことが出来ることは話そう)
俺はそう決意し、ヒースさん達に姿勢を正してヒースさん達を見る。
「判りました。事情を話します……荒唐無稽な話ですがこれは全て事実です」
……。
…………。
………………。
話したと言ってもデリケートな内容ばかりだ。
俺はまず端的に未来から来たと話す当然のように
怒鳴られないだけましかもしれない。
そりゃーそうだよなぁ……逆の立場なら俺だって馬鹿にしてるのかって怒るところだよ。
「未来……未来ねぇ。とてもじゃないが、なぁ?」
「わりぃ、アンタは恩人だし信じてやりたいけど、子供だってもうマシな嘘つくぞ」
「これなら工場都市の新型兵器とか、巨人を殺すことを産まれたときから宿命付けられていたって言われた方がまだ信じられるんだが……」
「ですよねー」
これはこれ、それはそれ。
助けて貰ってもこれはないだろうなぁ……。
「……で本当のところは?」
「嘘じゃないですけどね……」
「……といったって信じられないからなあ。アンタだって信じて貰えるとは思ってないんだろ?」
「ええ。逆の立場だったら怒ってますよ」
悪魔の証明だ。
ある事象あるなしを証明するにしても、それを体験して貰わなくては信じて貰えない。
タイムスリップなどその最たるものだろう。
頭を抱えるような状況の中、ヒースさんが「とりあえず、だ」と気持ち全員に聞こえるような声で言う。
「俺達はアルレルトさんに助けられた。巨人は殺せる。そしてその装置で倒した――――少なくともこれだけは証明出来たわけだ」
みんなも一様に頷く。
「それだけでも十分信用に値する。困った時はお互いさまってな! なあみんな!」
「ああ!」兵士達は声を揃えて返事する。
嬉しくて泣きそうだ……いい人達だなぁ……。
「そう不安そうな顔すんな。行くところもないんだろう? 俺達がなんとかしてやっから、なっ? 内のエレナも困った奴は放っておけない質だからしばらく俺の家に泊まってていいぜ。まっ、妻に手を出したら殺すけどなっ」
「はい……ッ。ありがとう、ございます」
気遣ってくれたのだろう、おどけた調子でそう言ってくれたヒース班長に深く深く頭を下げる。
だが俺はこの時1つの名案が浮かんだ。
ヒース班長の言っていた奥さんだ。
証明はしなくてもいいのかもしれないが、やはり説明をしたい。
俺は提案してみる。
「実は……1つ証明出来る方法があるかもしれないのですが」
「証明? いやでも無理しなくていいんだぞ。そこまでしなくとも――」
「いえ他の調査兵団の方々もいますし、やっぱりなあなあで済ますよりもハッキリした方が今後の為だと思います」
「まあ、そりゃあ、そうだが……しかしどう証明するんだ?」
「それにはヒース班長と皆さんの協力が必要です。そしてなにより――――ヒース班長の奥さんの協力が必要なんですが…………」
「エレナの?」
「はい、つまりですね――――――」
俺はそうして兵士の皆さんに説明する。
その事に驚愕する兵士達。
大半の感情は悲しみと怒りだった。
信じて貰えないかと思っていたが、どうやら皆も心あたりがあったのか信じてくれた。
ヒースさんも苦虫を潰したような顔で聞いていたが、最後は決心したように、
「協力しよう――いやさせて欲しい。これは俺達の問題でもあるからな」
「ありがとうございます。じゃあ具体的な策としては――――」
そうして協力して貰うことが出来た。
まずはシガンシナ区へ帰ってから――――そこから始まる。
打ち合わせが一通り終わったあとでヒース班長が話しかけてきた。
「なあアルレルトさんよ」
「アオイ、でいいですよ。ヒース班長の方が年上なんですし。というかずっと名前呼びで済みません。マンセル班長の方が良かったですかね?」
「やめろい、部下にもヒースで通ってるからそのまんまでいい。……んじゃアオイさんよ、作戦はいいとして道中はどうする?」
「道中ですか?」
「ああ、直に森を抜ける。黒髪の俺がいうのもおかしいが、アンタのその黒髪に、金色の瞳は目立つ。門を通る時は隠れて貰わないといけないが、正直、この中で唯一巨人を殺せる術を持っているアンタを動けない状態にしたくないんだが…………」
「大丈夫です。巨人が近づいたら判りますから、その時は俺が出て戦います。まあ門のまん前で来られたらその時はその時ということで」
平地ならマップ機能はその能力を最大限に発揮できる。隠れていてもマップは見れるので敵対反応である赤点(青は味方、それ以外が緑。ハテナは識別不明)が近づいたら即座に対応するつもりだ。
まあマップ機能は話せない部類のものだ。俺しか見ることができないし、説明不可能だしな。
誤魔化すしかない。
「なんで巨人の居場所が判るんだ?」
「経験故の勘ですかね。これでも10年以上巨人と戦い続けて100体以上は殺していますから」
「は、ははははは! 巨人3体を一瞬で殺してたしそうなんだろうな! ……それは何より信じられる証明だ」
どうやら信じてもらえたようだ。
まあ事実だしなあ……。
ツボに入ったのかしばらくヒースさんは笑っていたのだった。
なにやら作戦がおありにアオイ君。
次回は小説1巻の主人公、発明王アンヘルの視点です。