バカと日常とかつての仲間   作:田中トマト

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登場人物
Aクラス
吉井明久
霧島翔子
木下優子
久保利光
Fクラス
坂本雄二
土屋康太
木下秀吉
島田美波


バカとAクラスとFクラス

??「ちょっと待った!」

 

ガラッ!と勢いよくFクラスのドアが開かれる。

そこに居たのは、外見は秀吉によく似ているが、秀吉とは違い、気の強そうな顔をしている。

秀吉の双子の姉である、木下優子が立っていた。

 

優子「私達AクラスはFクラスに試召戦争を申し込むわ!」

 

秀吉「なんじゃと!?」

 

秀吉だけではなく、その場にいた誰もが驚きの声を口にする。

ただ一人を除いて。

 

雄二「分かった。受けてたとう。」

 

美波「ちょ、坂本!?」

 

雄二「俺達の目標はAクラス。遅かれ早かれAクラスとはぶつかることになるんだ。」

 

優子「じゃあそういうことだから。」

 

優子が踵を返し、自分のクラスに戻ろうとする。

しかし雄二がそれを止める。

 

雄二「その代わり、条件がある。」

 

優子「条件?」

 

雄二「なに、そんなに難しいことじゃないさ。勝負の形式は五対五の一騎打ち。先に三本先取した方の勝ち。どうだ?」

 

優子「それでアナタ達が勝てるとは思わないけど…まぁいいわ。」

 

雄二「それと科目選択権はウ俺達が貰う。」

 

優子「それも別にいいわ。勝負は明日の放課後にAクラス内で。」

 

開始時刻と場所を伝えると、今度こそ優子はAクラスに向かって歩きだす。

すぐに雄二は明日に備えたミーティングを始める。

 

雄二「お前ら、今の話聞いてたな。それじゃ明日の代表をー」

 

時を同じくしてAクラス内。

 

優子「ただいまぁ。」

 

明久「あ、お帰り木下さん。」

 

利光「木下さんお疲れ様。」

 

明久「で、早速で悪いけど、どうだった?」

 

明久の言う、どう、とはもちろん試召戦争のことである。

 

優子「吉井君の言う通りだったわ。五対五の一騎打ち。」

 

明久「やっぱりか…」

 

明久は去年一年の間、雄二とは相棒のような関係だった。

だからか、雄二の考えはなんとなくだけど分かる。

こちらも何か対策をしようかと作戦を練る。

そこに一人の女生徒が話しかけてくる。

 

??「…吉井、さっきの話、本当?」

 

明久は顔をあげ、思わず見惚れてしまう。

容姿端麗、才色兼備、眉目秀麗。

これら全てが当てはまる程の美少女、霧島翔子がそこに居た。

 

明久「さっきのって?」

 

翔子「…自己紹介の時話してたこと。」

 

明久は何故自分が学年首席になったのか。

そのことについて話した。

その中には去年の話も含まれていた。

 

明久「本当だけど…どうして?」

 

翔子「…そう。なら吉井のサポートをしたい。一応次席だから。」

 

明久「ありがとう、助かるよ。」

 

何故翔子が突然そんなことを言い出したのかは分からない。

けど、そんな彼女の気持ちが、単純に嬉しかった。

 

優子「わ、私も手伝ってあげる。」

 

利光「吉井君さえ良ければ僕も良いかな?」

 

明久「みんな…こちらこそよろしく。」

 

いつのまにか空気は和んでいて、明久はAクラスに溶け込めていた。

朝のような視線も感じられない。

しかし翌日、あんなことが起きるなんて、誰も予想もしていなかった。




さて次回からはAクラス対Fクラスの試召戦争に入りたいと思います!
そしてヒロインですが、



決められませんでした♡
なので翔子と優子のダブルヒロインで行きたいと思います!
言い忘れてましたが、これは復讐的な話になります。
仲直りとかは無しで、完全に決別させるつもりです。

ではまた次回!
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