坂本雄二
土屋康太
木下秀吉
島田美波
姫路瑞希
雄二「あの野郎、何やってんだ。」
Aクラスに戦線布告されてから時は流れ、時刻は昼。
明久は昼になっても現れなかった。
美波「もしかして…別のクラス…とか?」
美波は心底ありえなさそうに呟く。
雄二「いや、それはありえねぇ。あのバカがFクラス以外に入れるわけがない。」
美波「そうよね、きっと風邪かなんかで休みなだけよね。」
康太「…雄二。」
雄二「どうしたムッツリーニ。」
康太「…妙な情報を掴んだ。」
雄二の顔が曇る。
康太の言い方からして良いニュースではなさそうだ。
康太「…明久がAクラスにいるらしい。」
雄二「なに!?本当か!?」
康太「…仕掛けたカメラに映っていた。」
秀吉「なにかの間違いではないのかの?」
去年同じクラスだったから分かる。
明久がFクラス以外、ましてやAクラスに入れるなんてあり得ない。
??「吉井君はFクラスじゃないんですか?」
そこに一人の少女が話に加わる。
朝のホームルームの時に、遅れてやった来た姫路瑞希。
瑞希は本来Aクラス入り確実だったのにも関わらず、振り分け試験中に体調不良で途中退席扱いになり、Fクラスになったらしい。
文月学園の試験は厳しく、途中退席は全て零点扱いにされる。
雄二「いや、まだ決まったわけじゃないが…チッ、アイツの召喚獣の扱いは戦力的にもないと厳しいから代表の一人として出すつもりだったんだけどな。」
雄二が苦虫を噛み潰したような顔をする。
因みにFクラスの代表はも決まっていた。
美波が数学、瑞希が総合、康太が保体、雄二が上限ありのテスト勝負、そこに明久がいる予定だった。
明久が別クラスなのは完全に誤算だった。
雄二「いない奴のことを考えてもしょうがねぇ。秀吉、頼めるか?」
秀吉「心得た。しかし科目はどうするのじゃ?」
雄二「一夜漬けでなんとかするしかないな。秀吉は日本史を頼む。あと姫路も点数がないから今日の内から回復試験を受けておいてくれ。」
瑞希「分かりました。」
瑞希が回復試験を受けにFクラスを離れる。
秀吉も日本史を暗記しに会話から外れる。
雄二「ムッツリーニ、明久が本当にAクラスにいるかもう一度確かめてくれ。」
康太「…了解。」
音もなくその場から康太が消える。
そこには美波と雄二だけが残った。
そんな美波は、
美波「吉井、見つけたらタダじゃおかないんだから…」
一人の世界に入っていた。
雄二は当てが外れて作戦を練り直す。
まだ勝算はあるが、明久のせいで作戦が台無しになった。
その事実に、雄二はどうしようもない怒りを覚えた。
そして、決戦の日がやってくる。
こんにちは!
遂に次回、Aクラス対Fクラスになります!
今のところは、どうまとめようか悩みに悩んでおります!
これを早く終わらせて、優子の出番も増やしたい…!
それではまた次回に!