ダンジョンに出会いを求め転生したらミスでとんでも転生に   作:仁611

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16話 ヘスティア竈の神

フェルズさんと別れた後、みんなでヘスティア様に会いに、へファイストスファミリアの店舗へと向かう・・・。

今回も、ロキファミリアの幹部で向かうから、視線を集めてしまうのは仕方ないけど、偶に有る下心と言うより、いやらしい視線は気持ち悪くて仕方ない、これを女の子は平気なのだろうか・・。

 

「ファイたんおるか〜?会いに来たでぇ」

 

「あら、今日も大勢で来たのね。貴女らしいけれどね、こっちに来てくれるかしら」

 

俺達は、へファイストス様に案内されると、前とは違い広い部屋に案内される・・・今回は、言って無いのに、ヘスティア様が来られてる様なので、色々手間が省けて良かった。

 

「なっ何でロキが、居るんだい?また僕を虐めに来たのかい」

 

「んなに暇やないわドチビ・・・まあ今回は、子供の為にウチは、アンタとは仲ようするつもりやから、心配せんでええ」

 

「大丈夫かいロキ?君が僕と、仲良くしようだなんて、確かに神界では君に、煮湯を何度も飲まされた覚えはあるけど、君のアイデンティティみたいな物だと思えば、可愛い物だけど」

 

「話が進まないから良いかしら?ロキの言う仲良くと言うのは、どう言う事かしら・・」

 

「それはシオンたんに聞いたって」

 

「まずは、ヘスティア様。初めましてエリュシオンと申します、ゼウス様の姉でクロノスとレアの娘、そして竃と炉の女神様で、合っていますでしょうか?」

 

「うっうん・・・。君は何者だい?それは神しか知らない内容だよ」

 

「簡単に言うならば、輪廻の外から参りました・・・この世界に害意はありませんから、ご安心下さい」

 

「輪廻と言うと、いっ異世界と言う事かい?へファイストスは知っていたのかい?」

 

「以前会った時に、彼がどの様なな者かは聞いたわ」

 

ヘスティア様は百面相をしながら、色々考えている様だが、ハムスターの様に見える、顎に手を当てて、眉間にシワを寄せて居るのだが、幼さが残るヘスティア様は、可愛いだけだ・・・。

 

「本当は、へファイストス様にヘスティア様を紹介して、頂こうと思って居たのですが、お陰で手間が省けて良かったです・・。

 

俺は、このオラリオに、変革をもたらせるつもりですが、まずは私事になるのですが、どうせならそれらも利用してしまおうと、思いましてですね。

 

個人資産で、教会を建てる予定があるのですが、そこで竃の女神であるヘスティア様に、人々の相談や結婚式での祝福を、ヘスティア様自らして頂きたい。

 

当然教会に住居と眷属が出来た際、利用出来る最低限の設備は、備えさせて頂きます・・・。

 

へファイストス様もヘスティア様の駄女神具合に、堪忍袋が爆発寸前だと思います。そうなれば、ヘスティア様は流石に路頭に迷う、何て事は無いかも知れませんが、己に向いている仕事も出来ず、バイトを行う事しか出来ません。

 

ヘスティア様にとって、俺が正に救いの神ですね」

 

「ええっ!へファイストスは、僕を見限るつもりだったのかい?」

 

「アンタねえ、見限るも何も、明日から本気を出す何て、何回言えば気が済むのよ・・そろそろ自立をしてもらう為に、叩き出すつもりで居たのよ・・・」

 

ヘスティア様は絶望した様な、顔をして悲壮感が漂い、へファイストス様に縋って居る。

 

「だからこそですよ、ヘスティア様は元々、竃の火を絶やさず守る事を生業にしてらっしゃった。

 

そんな女神が、下界で何かを急にするとなると、歩き方を知らない子供に、お使いをさせるのと変わらない「くっくく」煩いロキ「あっはい」でも、貴女にしか頼めない事、それは新たな家庭を築いて行く者への祝福、これはヘスティア様以外居られない。

 

どうですか?給金は結婚式を行う際の費用など、ヘスティア様が行う善行で、お布施などを貰うお金からお出しします・・」

 

「分かった・・その話受けるよ、これから宜しくエリュシオン君」

 

「シオンで良いですよ、ヘスティア様」

 

「やっと話がまとまったんやな〜んでドチビいくら子供が個人でする言うても、シオンたんの所有物に住まう言う事や、それを考えたらアンタとウチは、同盟を結んどった方がええ」

 

「あっロキ提案何ですが、ロキは元を辿れば火の化身、ヘスティア様は火を守る神、へファイストス様は火を扱う神、どうせなら【フランマ・アケルウス】と言う同盟を創りましょう。ちなみに意味ですが、炎の集まりって凄く単純ですよ」

 

その後、規律などを明記した物を、3点作るのに数日掛かるので、その書類は、俺が作り3人がサインして、1部ずつ手渡す様にした。

 

預けていた武器も回収してから、俺はフレイヤに釘を刺しに行く事を提案すると、ロキ以外は強張り「大丈夫やて、取って食われる訳や無いんやから」と言うロキの言葉で少しだけ、場は和むものの、それでも【猛者】オッタルと言う存在は、大きいのだろう・・・

バベルの50階に全員でやって来ると、オッタルがエレベーターの出入り口で待っていた。

 

「お連れしましたフレイヤ様」

 

そこには、普段はオッタルしか居ない警護が勢ぞろいですね〜

 

アレン・フローメル【女神の戦車】Lv6

アルフリッグ・ガリバー【炎金の四戦士】Lv5

ヘグニ・ラグナール【黒妖の魔剣】Lv6

ヘディン・セルランド【白妖の魔杖】Lv6

 

「いらっしゃい、ロキそれにロキファミリアの皆さん、今日はどう言った用かしら」

 

「しらばっくれんなやぁ〜アンタはまた盛ってるんやろ」

 

「あら、人聞きの悪い事余り言わないで欲しいわね、初めて見る子が居るわね・・・紹介してくれないかしら」

 

「お初にお目にかかります。ロキファミリア所属、エリュシオンと申します・・・。紹介は要らないでしょ?頻繁に俺の事を視姦してるでは無いですか、尻軽な女神「フレイヤ様に不敬は許さん」・・・」

 

俺がフレイヤを侮辱すると、オッタルが大剣で切り掛かって来た。

俺は、右太腿に装備する火炎龍のナイフを抜き、オッタルの懐に接近すると、腕を左手で受けて掴み顎に右肘を入れると、オッタルは失神して、顎が砕けており動かなくなった。掴んだままの腕を引っ張ると小指と薬指をナイフで切断する

 

「フレイヤさん会話中に割込む、不届き者のこの指は詫びとして貰いますね?」

 

俺はハンカチに指を包み、微笑むとフレイヤファミリア全員が、驚愕の眼差しでこちらを見ている・・・。

 

「別に戦争しに来た訳でも無いのに、こちらには主神ロキが居るんだから、本当は死んでて当然ですよ?次何もしてないのに、行動したら迷わず全員の首を、気付く前に胴とお別れさせますから」

 

「えっええ!何もしなくていいわ、何かする前に全員殺されてしまうだけだもの・・・貴方いいわ・・・私の元に来なさい」

 

「寝言は寝て言え・・あっそうだこれ差し上げます」

 

俺はそう言うと、今日フェルズに貰った魔導具の指輪を、手に触れる様に手渡す・・・。フレイヤは悦に浸って居る様だが無視する

 

ピコン[魅了スキル習得]

 

「これは貴女の魅了を抑えます・・・。貴女は自分に本当に女として魅力があるか知るべきだ・・・。

 

全知全能などと言うが、どの神も無知で偏った能力しかない。人と変わらないんですよ?なのに神である事に胡座をかいたり、烏滸がましくも、上から目線で導くだの、こうでなければ駄目だのと、世界を混沌に向かわせようだの・・・。

 

暇過ぎて、人間に構って貰いたくて下界したんだよね?迷惑掛けてどうすんの?

 

様はもう要らないな、フレイヤ自分の魅了を使って、神や子供をコントロールし続けるのなら存在を消し去るよ?

 

そうそう、神専用の法律作るから協力してよ?余りにも自分勝手で死なないと、思い込んでる愚か者に罰が必要でしょう?」

 

「えっええ・・・そうね、こんなに高価なものを、貰って良いのかしら?何かお礼をさせて欲しい・・・」

 

「ならこのフロアー貰えないですか?」

 

「ぎゃっはっはっは!ひぃひぃ・・ゲホゲホっ・・要求するもんが凄いねん」

 

「で?どうします?その代わり、気軽に遊びに来て良いですよ?お茶ぐらい出しますから?」

 

「そっそうね・・・【魔導書】(グリモア)を数冊では駄目かしら?」

 

「まだ分かってなかったんですか?貴女に取って、その指輪はお金で買える価値の物ですか?それとも指輪を俺に返して、消えて無くなる事を選びますか?

そうだ・・ミアさんの【豊饒の女主人】ついでに働いたら良いじゃ無いですか?」

 

「こっこのフロアーを譲るわ・・・。バイトに関しては、少し考えさせて貰えないかしら?」

 

「駄目でしょう・・・週3日で良いですよ?はい!決まりです。書類を貰ったら一緒に行きますよ、ミアさんに会いに」

 

「わっ分かったわ・・アレン書類を執務室から持っていらっしゃい」

 

そうして、俺はロキファミリアとフレイヤファミリアと言う異様な状況で【豊饒の女主人】に向かっている・・・。途中でリヴェリアには苦情を言われ、レフィーヤはビクビクしてるし、フィンは苦笑いして居る始末である。

 

「ミア母ちゃん!ちょっと、ええか〜?」

 

完全にミアさんが渋い顔をして居る、店員のウエイトレスである彼女達も、引き吊った顔で対応して居るが、ここは遠慮したら負け。

 

「ミアさんこんにちわ・・・。急に来てすみませんが少しだけ時間頂けますか?」

 

「何だい?またとんでもない面子で、来たもんだねぇ・・奥の席に座っとくれ、注文は適当に飲み物出すからいいね?」

 

「ええ、お願いします・・・。夜にも普通にロキファミリアで来ますから、宜しくお願いします」

 

俺達は異様な雰囲気のまま、席に着くとアーニャさんとリューさんが飲み物を、持って来て来れたので「ありがとうございます」と言うと「いえ」しか返ってこない、これがリアル【疾風】のクオリティーと言う奴ですね・・。

そうこうして居るとミアさんが来て、椅子に座ったのでこちらも話し始める。

 

「すみません、お時間ありがとうございます・・。早速ですがフレイヤを、この店で働かせて下さい・・。

 

この駄女神に少しは、人の世界を地上で苦労して、感じて貰いたいと思ってます。

 

魅了に関しては、今日フレイヤに差し上げた、魔導書で封じる事が出来るから問題無いですし・・。

 

普通に従業員として、駄目なら拳骨なりして大丈夫ですよ」

 

ミアさんは目を見開きフレイヤを見ると、フレイヤは額に手を当てて溜息を吐いて居る・・。

 

「アンタ・・何したらこの女神が素直に言う事聞くんだい?はぁ〜分かったよ、その代わりウチで沢山金を使っておくれよ」

 

「もちろんですよ、一応最低でも週3日で、後はフレイヤ次第です」

 

「他には何かあるかい?」

 

「ん〜そうですね、護衛が店の雰囲気台無しにするし、アレンさんをアーニャさんの使いっ走りにしましょう・・他で護衛するなら厨房ですかね?」

 

「アンタも面白い事考えるね・・・分かったよ、それなら戻らせて貰うからね」

 

ミアさんは、話を切り上げ奥に戻って行った、アレンさんがさっきから、こちらを睨んで居るが気にせず放置する・・。

 

「ああっミアさん今日からお願いします・・7時に来るので楽しみにして置きますよ?」

 

「あいよっ」

 

そこからは、フレイヤファミリアはお通夜の様に静かで、面白く無いので、今日は解散と言って帰って貰う事にした。

 

「それにしても、シオンたんは怖いもの知らずやなあ〜ウチはおもろいからええけどなぁ」

 

「シオンも程々にしてくれないかな?僕達は正直生きた心地がしなかったよ」

 

「私も、あの様なフレイヤファミリアは見た事が無い」

 

「まあ、手出し何て出来ない様にしますよ、そこまで馬鹿な事はしないでしょうが」

 

「「「「はぁ〜」」」」

 

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