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「ぜぇ……ぜぇ……!」
ここに1人呼吸を整える少女がいる。ご存知転生初霜である。あの後前期代表候補生訓練プログラムを手に入れた(というか聞いたら普通に教えてくれた)初霜は、現在“前期代表候補生用“訓練用第2アリーナにてそのプログラムを実践していたのだが……
(き、キツイ……!どう考えても桁数間違えてる……!)
実に簡単な話、前期代表候補生訓練プログラムは、基本の繰り返しである……桁数が3つ、4つ多いが。
そしてそれをとりあえず試した結果こうなったのだ。
「おーい、はっちゃーん。大丈夫?」
「……大丈夫じゃない……」
それを聞いて神永はやっぱりという顔をする。しかし、その一方で初霜はこれを続ければ確実に強くなれると確信した。
「にしても、おかしいよこの訓練……何さ回避訓練プログラムを10セット……1セットは10回だっけ?回避訓練は1回につき3分だからぁ……」
「計300分……時間にして5時間ね……」
ちなみに、2人は誤解しているが、実は、前期代表候補生訓練プログラムは、1日ぶっ通しでやることを想定している訓練プログラムである。
「でも、いい、私が使えそうなのをピックアップしてやれば、強くなれる……きっと……」
「大丈夫はっちゃん?片言になってきてるよ?」
ちなみに、前期代表候補生は平常時ならこれを全部やってようやく息切れする。
「うーん、はっちゃんに必要そうなのはぁ……近接戦闘訓練プログラムに……射撃訓練プログラム……移動系も入れとく?」
「うん……入れといて……」
どうでもいいがこの2人、どう見てもマネージャーと選手である。
「……こんなもんか」
「えぇ……しかし、模擬戦やった後にやるものじゃなかったわ……」
「基本訓練短いから時間がたっぷりあるのは救いだねぇ……じゃあ、これを適切な時間にしておくね、バイビー」
そう言って、神永は去っていく。その後、初霜は地面に倒れた。
(……強く、なれてる……?いや、まだだめ……もっと、もっと強く……)
そんなことを考えながら、初霜は眠ってしまうのだった……
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「……アイツ、元気かな……」
ある公園、そこのベンチに座りながら遠い誰かに思いを馳せる少年がいた。恋簿などではなく、純粋に友人として心配なのだ。
「……まぁ、昔からタフなとこあったし、大丈夫、かな、さて、受験勉強しなきゃな」
そう言って、少年は家へと戻る。
誰も気づきはしない。原作の始まりが近づいていることを……
死にそう。眠い眼こすって書くもんじゃないね……深夜テンションもあるし……