帰ってきた百獣戦隊ガオレンジャー 19YEARS AFTER 伝説を継ぎし者   作:竜の蹄

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quest3 銀狼と金竜 前編

 東京より遠く離れた名も無き孤島……本土の人間からも海鳥も降り立たず、海亀が産卵にさえ訪れない為、無人島に断定されている島がある

 だが、この島には謂れがある

 曰く《島を遠方から見た漁師が鬼を見た》とか《年中、島周りには仄暗い霧が掛かっている》とか、遂には《島に入った者は生きて帰れない》と言われ、ネット内でも心霊スポットとして有名である

 そう言った具合から昨今では、件の「鬼を見た」と言う噂から昔話で有名な【桃太郎】に出てくる島に因んで『鬼ヶ島』等と呼ばれている、何かと話題に事を欠かない島だ

 昔は物好きなオカルトマニアや、本土からやって来たダイバー等が興味本位で上陸していたが噂にある様に、この島に入った者は皆、行方不明となる……。仮に戻って来たとしても、見るも無惨な死体となって本土に流れ着くか、生きて帰っても島で起きた事を口外せずに、2、3日後に自ら命を絶ってしまう……

 故に今や鬼ヶ島に近付こうとする人間は居ない。島を間近に見た漁師の年寄り達は皆、眉を潜めて、こう呟く

 

 ーあの島は、この世とあの世の境目、だとー

 

 そんな物騒な噂の絶えない鬼ヶ島だが、鬼を見た、と言う噂は当たらずとも遠からず、だった

 確かに鬼ヶ島には''鬼''が居た。最も伝承に伝え聞く鬼とは違う。この島に巣食う鬼の正体は……

 

「ゲットゲット‼︎ オルゲット‼︎」

 

 岬から砂浜をうろつき回る、それは鬼……地球に蔓延る邪気から生まれ、人間を苦しめる事を至福とする最も邪悪な鬼の種族、オルグ……そのオルグの下位に属する尖兵オルゲットである

 

 そう…この島は今や、オルグ達の蠢めく魔窟と化していた。何時の頃からか、奴らは島に住み着き島中を邪気で覆い尽くしていたのだ。島に上陸した哀れな人間は全て例外は無く、血に飢えた彼等の餌食となった

 そもそも、オルグ達が鬼ヶ島にやって来たのは19年前……ガオレンジャーとオルグ達による戦いが終結した事に起因する。オルグ達を束ねる、ハイネスデュークは悉く、ガオレンジャーに倒され、オルグ達の王と称されたオルグマスターでさえも、ガオレンジャーとパワーアニマル達の結束に敗れ消滅してしまった

 オルグ達の本拠地であった鬼洞窟は、オルグマスターの敗北と同時に崩落し、ガオレンジャーに倒される事のなかった、オルグ達はパワーアニマル達の加護により護られた日本から逃げる様に、この島にやって来たのだ。詰まる所、この鬼ヶ島は、オルグ達の最後の隠れ家、砦だった

 

 島に隠れ住む僅かなオルグ達は偶にやって来る人間達以外の娯楽を与えられず、ストレスが限界に達した彼等は仲間同士で殺し合う事も多々ある

 そんな、オルグ達に転機が訪れる。戦いから19年経った日……この島に3人のオルグ達がやって来た。唯の有象無象では無い。オルグの中でも最高位に立つ存在ハイネスデュークと、その次に発言力を持つデュークオルグだった。彼等は纏まりが無く荒れ狂うだけの彼等を力で捩じ伏せ、こう宣言した

 

『余に従え、全てのオルグ達よ‼︎ 今宵より、貴様等の王は余ぞ‼︎ 余に従うなら……貴様等に狩場を与えてやろう‼︎』

 

 たちまち一枚岩では無いオルグ達が、彼等を従える存在の登場によって、より統率の取れた組織へと変貌した。元々、オルグは各地方の邪気が物体に宿り動き出した存在を、ハイネスやデュークオルグにスカウトされる形を取っていた。全盛期の頃に比べ、オルグの自然発生は昔に比べ少なくなったが其れでも、かつての様な被害は薄れつつある。にも関わらず邪気は消えた訳じゃ無い。しかし力が萎えたオルグ達は鬼ヶ島に隠れ住み、それを統率する指導者により、一度は牙を抜かれた鬼達は、再び人類に刃を向けた

 暗黒の時代が幕を開けた……

 

 

 島の内部の鍾乳洞内……岩で固められた天然の城塞に築かれた玉座の間……岩で拵えた玉座に腰を下ろすのは新たなオルグの王となった、ハイネスデューク、テンマ。彼は傲岸不遜な態度で踏ん反り返る様は、正しく王者そのものである。その前には、ツエツエとヤバイバが頭を下げ跪いていた

 

「それで? 」

 

 テンマは言葉を発する。ツエツエは、ビクッと肩を震わした

 

「やはり、ガオの戦士は現れたのだな?」

「は、はい!」

 

 ツエツエは、ビクビクしながら応える。余程、テンマが怖いと見える。ヤバイバなぞ、異常な量の冷や汗を流していた

 

「……そして、むざむざと逃げ帰って来た、と言う訳か……ツエツエよ、何一つ良い所は無いな?」

「も、申し訳ございません!」

 

 ツエツエは、ひたすら謝る事しか出来ない。今迄のハイネスとは、テンマは勝手が違う。圧倒的な威圧感と恐怖で、部下を支配する傾向がある様だ。それでこそ、荒くれ者揃いのオルグ残党を纏め上げた手腕は確からしい

 

「ツエツエ……余は貴様達を酔狂で鬼地獄より引っ張り出した訳では無いぞ? 貴様は、オルグの巫女として有用性があり、かつ、配下のオルグ達を纏める才を持つからこそ、貴様達に指揮を取らせていたのだ……貴様達は、オルグの王たる余の顔に泥を塗るつもりか?」

「……いえ! 滅相もございません‼︎」

「なれば、次の失敗は許さん。ガオレンジャーは全員、倒した。後から現れる者も例外では無い。我等、オルグが支配する時代は、もう其処まで迫っている!

 

 ガオレンジャーを殄戮せい‼︎」

 

 ー殄戮ー それは敵を悉く皆殺しにしろ、と言う意味である。つまり、命令を遂行出来なければ、自分達の命も危ない。ツエツエ、ヤバイバは深々と頭を下げた

 

「それと……」

 

 思い出した様に、テンマは言葉を区切る。ツエツエは再び、テンマを見た

 

「恐らく、逃げた巫女と銀の戦士が接触せんとしている筈……。奴等も見つけ次第、始末しろ。未熟な戦士より、奴等の方が厄介だからな」

「御意‼︎」

 

 

 

 陽は、目の前に立つ青年ー大神 月麿と対峙していた。一見、クールな面持ちな美丈夫……だが、その鋭い眼光は歴戦の戦士の彷彿させる

 

「………」

 

 大神は無言のまま、陽を値踏みするかの如く、ジロジロと見てくる

 

「な……何か?」

 

 あまり気分の良い気がせず、陽は尋ねる

 

「……一体、どんな奴が、ガオの戦士に選ばれたと思えば、まだ子供だな」

 

 出会い頭の男に子供呼ばわりされた陽は、ムッとした表情で言い返す

 

「……僕だって好きで選ばれた訳じゃありません。あと、貴方に子供扱いされる筋合いは無いです」

「気に障ったなら済まない。だが……さっきも言った通り、お前は選ばれたんだ。これから、お前は戦わなくてはならない。否応も無くな」

 

 勝手に話を進める大神に陽は段々、腹が立って来た

 戦う? 否応も無く? 自分の意思は完全に無視か?

 

「勝手に話を進めないで下さい! 僕は何も知らないし、何も了解だってしてないんだ‼︎ ガオレンジャーだか何だか知らないけど、僕には僕の……‼︎」

 

 

「貴方が逃げても彼等は、貴方を逃さないわ。貴方が生き続ける限りはね」

 

 

 話の腰を折る様に別の声がした。大神が振り返ると白が基調の、何処かの民族衣装に似た服を着た女性が立っていた。

 

「テトム……」

 

 大神が声を掛けた。どうやら、彼女の名前らしい

 

「驚かして、ゴメンなさい。私は、テトム。ガオの巫女です」

「ガオの……巫女?」

 

 陽は思わずたじろぐ。まだ年若い女性に見えるが、不思議と自分より遥かな長い年月を生きた人物に見えたからだ

 

「昨日、貴方に奇襲を仕掛けた者達……彼等は『オルグ』と呼ばれる鬼の種族です。彼等は地球に蔓延る邪気から生まれ、人間達を蹂躙し苦しめる事を好みます。そして地球を自分達に住み良い環境として邪気で覆い尽くそうとするのです」

「このまま奴等を放って置けば、地球の生命力は尽きてしまい、やがて地球は腐ってしまうだろう」

「はァ……」

 

 テトムと大神の話を陽は生返事で返した。テトムは少し怒った顔になり頬を膨らませる

 

「信じて無いでしょ?」

「いきなり現れた2人組に荒唐無稽な話をされて信じる程、僕は単純じゃ無いです」

 

 陽は至って冷めた口調だ。テトムは困った様に腕を組む

 

「……最近の子は疑り深いのね〜」

「……と言いたい所ですが……」

 

 テトムの言葉を遮り、陽は左腕に装着された竜の道具を見せた

 

「こんな物が腕に無かったら昨日の事は夢だった、と片付けますけど……そうじゃ無いんですよね?」

 

 確かに、昨日の戦いが夢じゃ無いとするなら、自分は荒唐無稽な体験を実感してしまっている……。今更、信じ無いと言っても無駄なんだろう

 

「……話が分かる子で良かったわ」

「……順応性があるだけです。それで、貴方達は僕にどうしろと?」

 

 テトムは大神と頷き合う

 

「……では話します。その前に、貴方には少し、ガオレンジャーの歴史を話しておかなくちゃいけません。付いてきて」

 

 そう言って、テトムは手を翳す。すると陽と大神は何かに引っ張られる様に、その場から姿を消した

 

 

 

「祈? 祈ってば‼︎」

 

 通学路を歩きながら、ぼんやりとする祈に舞花は大声を上げた。祈は、ハッと舞花を見る

 

「ま、舞花? ゴメン、何?」

「何? じゃないよ! さっきから上の空で歩いてて危ないよ? どうかした?」

「……うん……」

 

 祈は浮かない様子出た項垂れる

 

「陽さんと何かあった?」

 

 舞花は察した様に尋ねる。祈は益々、顔を曇らせた

 

「……図星?」

「……兄さんが、ちょっと……」

「…もう話しなさいよ! あたし達の間に隠し事は無しだよ⁉︎」

 

 舞花は、心底から祈を心配していた。小学校の頃に知り合って以来、2人は無二の親友として過ごしていた。祈も親友に心配を掛けまいとしていたが、遂に根負けした

 

「…兄さんがね…玄関で倒れてたの…」

「陽さんが?」

「うん…。兄さん最近、バイトのシフトを増やして休みの日も朝から入って……無茶ばかりしてるみたい……」

「凄いじゃない‼︎ ウチのバカ兄貴なんか、休みの日なんか朝からダラダラしてて……。少しは見習って貰いたいよ‼︎」

 

 軽い感じに応える舞花に反し、祈は俯いた

 

「兄さん、最近ずっとそうなの……。母さんと父さんが亡くなってから、自分の為の時間を犠牲にして、学校とバイトに費やしてるの……私、兄さんの足枷になってるかも……」

「足枷?」

「……兄さんが私の為に頑張ってくれるのは嬉しいけど、私は辛いよ……」

 

 祈は今にも泣きそうな顔になる。舞花は祈の肩を掴んで揺さぶった

 

「……それ、陽さんが言ったの? 祈の事を足枷って?」

「……兄さんは言わないよ……」

「しっかりしなよ‼︎ 陽さんが頑張ってるのは、祈の事が大切だからじゃん‼︎ 」

「わ、私が……」

 

 祈は舞花の言葉を聞いて、陽の笑顔が過る。両親の死後、自分を守り続けてくれた大好きな兄の顔が……

 

「そうだよ‼︎ だから、自分の事を足枷なんて言わないで‼︎」

「お取込み中、悪いがねェ……」

 

 2人の背後から声がしたので振り返ると、如何にもガラの悪そうな男が立っていた。顔はヘルメットで隠している

 

「? 何よ、アンタ?」

「竜崎 祈ってのは嬢ちゃんかい?」

「わ、私ですけど?」

 

 ヘルメット男に尋ねられ、祈は不審に思いながらも応える。舞花は祈を庇う様に遮る。

 

「祈に何の用よ‼︎」

「へへへ……お前に用はねェ…。用があんのは……そいつだよッ‼︎」

 

 ヘルメット男は急に姿形が変わり始める。途端にヘルメットから角が3本生え、下半身がバイクと一体化した異形の姿となっていた

 

「‼︎」

「へへ、一緒に来て貰おうか?」

「ば、化け物……」

 

 祈は姿を現した異形の鬼−オルグに恐怖を感じ、後ずさる、が、既に後ろに複数のオルゲット達で囲まれていた

 

「キャアァァッ‼︎」

 

 祈達は壁際まで下がるが、オルゲット達がジリジリと近付いて来る

 

「ゲットゲット、オルゲット‼︎」

「ジタバタすんなよ? かえって痛い目に合うぜェ?」

 

 オルグは下劣な声で嗤う。右手に持った銃を突き付けながら、バイクがエンジンを蒸す音が響いた

 

「祈‼︎ こっち‼︎」

 

 舞花が祈を手招きする。その瞬間、舞花の手から白い煙が噴出した

 

「グッ……この……‼︎」

 

 オルグは視界を遮られる。隙に、祈は舞花の居る場所へ走った

 

「こっちに抜け道があるから‼︎」

 

 舞花は、そう言いながら、手に持つ消化器を投げ捨てると祈の手を引いて裏通りへと消えて行った

 

「チックショウ‼︎ あのアマ、逃げやがったな‼︎」

 

 煙が晴れ、オルグは苛々しながら捲し立てた。

 

「この、オートバイオルグから逃げられると思ったら、大間違いだぜェ‼︎」

 

 そう叫ぶと、オートバイオルグは2人を追跡する為、バイクを走らせた

 

 

 

「じゃあ、ガオレンジャーは19年前にも現れたんですか?」

 

 一方、テトム達に導かれた陽は、巨大な亀の形をした岩、ガオズロックの中に居た。テトムは頷く

 

「えェ……その時も、パワーアニマルに選ばれた若者達が、ガオレンジャーとして戦ってくれて、オルグは全滅した筈でした……」

「じゃあ、どうして19年経ってから、また…?」

 

「奴等は人間の邪気から生まれる存在だ。例え倒されても、時を経て復活する。厳密に奴等を全滅させる事は難しい」

 

 大神が応えた

 

「かと言って、彼等を放っておけば地球は邪気に覆われ、地球生命は死滅してしまいます。だから、現れたオルグ達を全て倒すしか方法はありません」

「まるで病気ですね……」

 

 陽は感想を述べる。大神も険しい顔で

 

「そうだな……奴等は地球に巣食う病原体だ。しかも、今回は余りに数が増えていた」

「19年前に戦ったって、じゃあ大神さんも、その時に?」

「ああ。かつて6人の仲間達とオルグに立ち向かい倒した。だが……」

 

 大神は顔を曇らせる。テトムは大神に代わり話し始めた

 

「今回のオルグ復活を察知した私は、かつてガオレンジャーと戦ってくれた6人に助けを求めました。シロガネを始め……」

「シロガネ?」

 

 陽は疑問に思い呟く。確か、さっきは大神 月麿と名乗っていた筈だ

 

「俺の本名だ。大神 月麿は偽名だ。現代で生きて行く為のな」

 

 よく分からないが、大神も19年前に戦っていた事は間違いないらしい

 

「話を戻します。シロガネを始めとする6人のガオレンジャー達を召集し、パワーアニマルの聖地である天空島に攻め寄せたオルグ達を迎え撃ったのです……。ですが……余りに数が多いオルグ達に、ガオレンジャーやパワーアニマルは押されてしまい……」

「やられたんですか⁉︎」

 

 陽の言葉に、テトムは力無く頷いた

 

「敗北したガオレンジャー達とパワーアニマルを、異空間に天空島ごと封印されてしまったのです。私とシロガネは間一髪、このガオズロックに乗って助かりましたが……」

 

 余りに壮大な話に陽は言葉を失う。つまり、あのオルグ達にガオレンジャーは全滅したばかりか全員、封印されて身動きが取れないという有り様……

 

「だからこそ……ガオゴールド‼︎ 貴方の力が必要なんです‼︎ 私達に力を貸して下さい‼︎」

「……無理ですよ……」

「えッ?」

 

 テトムは首を傾げる。陽は顔を上げた

 

「ガオレンジャーとして戦うなんて無理です‼︎ 昨日だって辛うじて勝てた様なものです‼︎」

「いいえ‼︎ あの瞬間、私達も知らないパワーアニマル達が戦っていました‼︎ 間違い無く、貴方は……」

「いい加減にして下さい‼︎」

 

 遂に陽は我慢がならなくなり立ち上がる

 

「先代のガオレンジャーでさえ勝てない様な奴等に僕が、どうして勝てるんですか⁉︎ 僕は普通の高校生ですよ⁉︎ 戦うなんて無理です‼︎ 大体、僕には妹が居るんだ‼︎ 僕に万が一の事があったら……」

「そうだな……お前には無理だ」

「シロガネ?」

 

 突如、沈黙を破る大神をテトムは見た。非常に厳しい顔だ

「……ガオレンジャーになると言う事は全てを捨てる、という意味だ。今迄の過去も竜崎 陽の名もな

 当然、妹もだ。全てを捨てる覚悟が無い奴が、ガオレンジャーになっても足手まとい以外、何者でもない」

「……シロガネッ……‼︎」

 

 無言で睨み合う陽と大神、その間でテトムは苦しげに挟まれている

 

「……少なくとも、先代のガオレンジャー達は、そうやって戦い抜いた」

「……僕には無理です。ガオレンジャーは他に当たって……」

 

 突如、中央にある泉がボコボコと泡立ち始めた。大神とテトムは頷きあった

 

「……オルグが‼︎」

「……俺が行く。ガオレンジャーに臆病な奴は要らん」

 

 敢えて突き放す様に、大神は出て行った。残された陽にテトムは、懸命に訴えた

 

「……パワーアニマルが貴方を選んだのは何か意味があると思うの。お願い‼︎ このままじゃ地球が死んでしまう‼︎ 貴方は希望なの‼︎」

 

 テトムの声を聞きつつ、陽は左腕に嵌められた腕輪『G−ブレスフォン』を見つめた……

 

 

 〜戦いを拒む陽は果たして、ガオレンジャーを断念してしまうのか? 陽の取った答えが、世界の命運を決めるのです〜


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