結局あれから検査を受けることになったのだが
かなりの変化があった
シアン・ピストーレ
魔力 E
事務局員
これくらいしか書くことのなかったプロフィールにかなりの追加があった
シアン・ピストーレ
魔力 A+
術式 ミッドチルダ
陸戦型魔導師 ランクE
三等陸士
試験も何もやってないからランクは最底辺だが正式に陸士の資格が与えられた
なんと言ってもレアスキルだ
なんでも感覚が研ぎ澄まされてどんな方向から来た射撃も避けられる反射的回避ができるとか
フェイントされると弱いので注意だそうだ
それに見た目が変化したとか言いやがったあいつ、名前はアファシスと名乗っていた
なんでも元はベルカの融合機を元にして作られたミッド式ユニゾンデバイスを何者かが改造した結果
ある特定の人物の魔力波長に合わせて力を解放できるようにされたらしい
で、それにマッチしたのが俺らしい
で、それからというもの常について歩くようになったし同型のデバイスも与えた
銃が二丁 剣が一本
あのアクセサリーに収まっていたデバイスだ
銃型デバイス ゲヴェーアフリューゲル
2モードあり基本は銃としては連射性の高いライトモードを使っている
そして一撃の威力はあるが連射性は低いバーストモード
それぞれのモードで二丁拳銃が可能だ
そして変則軌道移動用小型ボウガン型デバイス UFG
正式名称アルティメットファイバーガン
単純に移動用
陸戦魔導師にとっては脅威になり得る三次元戦闘を可能にする
後に腕に装着するタイプのものも作られ、格闘用の魔力刃を発生させられるような装備になったものが使用される
剣型デバイス シュベルトフリューゲル
筒状のグリップから光の刃を展開し使用
フリューゲルとワンセットのためこの光剣もフリューゲルという名称ある
これが何を意味するか
魔力がないからって諦めていた前線に行ける可能性がでてきたということ
そして魔導師としての訓練 ある人に師事して射撃の特訓をし経験を積んで、あれから数年が経ち、運命は動き出す
「これからやらなきゃいけない事があるのにこんなことに巻き込まれるとはついてないな」
「運がいいことが続いてたのがここで響いてきたのでしょうか?」
今現在絶賛空港火災に巻き込まれている
そんなとこで少し自分語りをしておこう
幼い頃に良くしてくれた人の娘さん(同年代)を迎えに行って欲しいって頼まれちまったもんだから行ったんだが姉妹のうち妹が迷子になっちまったもんだからさぁ大変
とりあえず姉と合流して待機させたあと妹を探しに行ったわけだ
で、その矢先に これだ
その当時はデバイスマイスターの資格を取り腕につけるタイプのUFGのプロトタイプを製作
二丁拳銃あるいは銃と剣を持っていながら移動ができる戦術を考えていた
試作品だから銃の方と比べると結構出来は悪めだったが使えるっちゃ使えるって感じだったな
魔力で作られた糸を貼り付けるのではなく魔力で出来た杭を打ち付けて固定するるような感じだったがなかなか使えてた
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「まったくどこに居やがるんだあいつは…」
腕のUFGでターザンよろしく移動して探し回って救助してはいるが肝心の妹が見つからない
「おーい!スバルー!いたらなんか言えー!」
当時魔力が微塵もなかった俺は魔力がないのにも関わらずそれなりに高い立場にいたゲンヤ・ナカジマに目をつけられた
目をつけられたと言っても魔力がないどうしで愚痴をいいに集まってたりするのがほとんどだった
それ関連で娘さんふたりと仲良くなったりしてるので誰?なんてことは無い
デバイスマイスターの道を進めてくれたのもゲンヤさんだ
だからこそ無事にとは行かなくても生きたまま返さなければならない
「あっ、みつけた!」
「誰?」
あっ、そうかユニゾンしてるから髪長くなってるのか
「俺だよ。シアンだよ」
「シア?ほんとに?」
「ほんとほんと。怪我はそこまでしてないみたいでよかったよ」
転んだのか擦り傷が出来ているがそれぐらいでほかは無事そうだった
よし、あとは脱出だけだな
その時 石像が崩れてきた
破壊するには火力が足りない
バインドで固定 あれだけの質量を拘束するほど強力な魔法は使えない
咄嗟にスバルを抱えるように覆いかぶさり防御魔法を発動し衝撃に備えた
おかしい
衝撃が来ない
「2人とも大丈夫?」
「高町なのは…」
「君がフェイトちゃんの言ってた子かな?あとは任せて」
「ならこの子お願いします!自分は他に人がいないか探してきます!」
「あっちょっと!」
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「周辺に人の反応はなしか」
高町なのはにスバルを預けたあと建物内を探索していたがもう誰もいないようだった
『シアン聞こえる!?』
「執務官?どうしたんですか?」
『今から広域魔法で火を消すから離れてって伝えたかったの』
あぁ、なんだそんなことか
「このままやってしまっても問題ありません」
『そう?ほんとに大丈夫なんだね?』
「えぇ、思い切りやって構いませんよ」
『わかった』
そうして通信は切られた
その通信からそうしないうちに広域の凍結魔法が行使され火は完全に消えた
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しかし今回は意味がわからなかった
火災原因は不明
地上の部隊は間に合わず
その場に偶然居合わせた魔導師が協力してほとんどを解決
部隊が動くのがあまりにも遅すぎる
こんなんだから現地にたまたまいた魔道師に全部もってかれんだよ
スバルはこのことをきっかけに魔導師になることを決めたそうだ
そして時は経ち数年後──────────
扉がノックされる音が響く
「入ってええよ」
「失礼します」
「シアン・ピストーレ三等陸士」
「左にアファシス・ピストーレなのです!」
「「本日をもって機動六課に出向致しました!」」
わかる人は既にお察しの、武装たち