艦これの小説   作:猫又提督

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今回は短め
オールセリフ

登場人物

駆逐艦・・・駆逐艦の誰か。セリフで普通に分かるはず。今やっている戦争が長くて疲れたらしい。そのことを受けているインタビューで話している。


疲れた

「もう、疲れましたよ。何年やってると思ってるんです?この戦争。」

 

「…あなたに行っても無駄だって言うことはわかってるんですけどね…。」

 

「でも、コレ何年やってると思ってるんですか?…7年ですよ。」

 

「最初こそ奮起してましたよ。ご主人様のもとでまた戦えると、あの時とは違う自分をみせてやると。」

 

「…もう、あの時よりも長く戦ってるんですよ。メシマズですよ…。」

 

「そりゃあ、嬉しいですよ。また仲間と出会ったこと。第七駆逐隊として生きていること。今回は誰も沈まない。ご主人様は、今まで誰も沈めてないですからね。当時を思えば本当に信じられないことです。」

 

「…今、この戦争があるから自分がいられることは理解しています。もしこの戦争が終わったら自分たちはどうなってしまうのか。考えてはなかなか眠れなくなる日が何度かありました。」

 

「自分たちは人間じゃない。艦娘は人間じゃないんです。人形ですよ。え?人形は動かない?…はは。そう意味じゃないですよ。ほら、人形ってどう書きますか?『人』の『形』ですよ。」

 

「まさに自分たちです。人の形をした何か。それが艦娘です。…そう思えば深海棲艦も似たようなものですかね。喋りますしね。たまに、あいつら。片言ですけど。…このうさぎ?…どうなんでしょうね、そういえばよく考えたことなかっなた…なんでこのうさぎ動くんだろ……妖精さんとおんなじような感じだと思えばいいのかな…?」

 

「…深海棲艦との和解?さあ、可能性としてはあるんじゃないですか。片言でも喋ったりするんですから。…会話できるほどの理性があればですけどね。」

 

「よしんば、和解できたとしても人間たちは受け入れるか…受け入れそうですね。だって、ほとんど知らないでしょ?人間たちは。この戦争のこと。ご主人様と、他の鎮守府。大本営の奴らぐらいでしょ。自分たちのこと知ってんの。」

 

「和解できて、さらに共存できるとなったら世間は食いつきそうですね。世間体的には最高じゃないですか。罪を憎んで人を憎まずなんて、……本当にそんなことありえるんですかね。」

 

「対して被害を受けなかった人は喜んで受け入れるかもしれない。でも、被害を受けた人は?…強く非難するでしょう。敵を倒すどころか自分たちを殺そうとした相手を向かい入れるなんて、きっと恨むでしょう。自分たち艦娘を、海軍を、果にはこの国を恨むかもしれない。」

 

「奴らは年々進化している。戦争が始まったときに強敵だった相手はもはや雑魚のよう…いや、そういうわけでも無いですかね。こちらも戦力を増強しているとはいえ、いつも苦戦しています。」

 

「…いや、誰も沈んでないから大して苦戦しているというわけでもない…?……いや、やっぱり苦戦しているでしょう。命を守るのは大変です。昔は簡単だった。こう言ったら不謹慎でしょうが、自分の命なんてどうでもいい。自分は戦うためのものだ。ただ敵を沈めれさえすればいい。」

 

「……その結果負けたんですけどね…。負けたことを知ったのはこの体になってからです。そりゃあ、ショックでしたね。負けたんですから…。今思えば彼の国相手にあそこまでやれたことを逆に褒めるべきでしょうか。…それとも、相手を間違えた祖国を責めるべきか。」

 

「どっちもあっていると言われればそんな気もしますし、どっちも間違っているといえばそんな気がします。……人間の体というのはつくづく不便ですね。あのときはこんな思いしなかった。ただ従えばよかったのに…この体は自分で考えて自分で行動しなければならない。気分というものに動きを制限される。挙げ句の果てにはこんなことを考えて、どうしようもない未来のことまで考えてしまう。」

 

「…人間たちはよくもまあこんな体で長らく生きてきたものですね。…そう思うでしょ?あなただってそうなんですから。」

 

「…あ。そろそろ時間ですね。今日私出撃あるんでご主人様のところに行かないと何です。…話の続き?いいですよ。…帰ってこれたらですが。いやっ、別にご主人様のことを信じていないわけではないんですよ?伊達に7年間も一緒に来てきたんですから。きっと帰ってこれますよ。…絶対なんてものはない。いつか、間違いが起こる。その間違いが起こるのは限りなく0に近いけど0ではない。…それだけですよ。では、またあとで。」

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