ヒートスクールD×D~目覚める龍の騎士~ 作:クレナイハルハ
──優斗side──
いつもどうりの日々
放課後、僕は中庭でヘッドフォンで音楽を聞きながら読書する
ヘッドフォンからは、静かで悲しく未来へと思いを馳せるような曲が流れている
基本的に僕はオカルト部にはたまにしか顔を出さない
たまに様子を見に行く程度だ
あれからゲームをしすぎて、次の日の授業が辛かったのを覚えている
・・・彼方達、元気かな
恐らくもう会うことの出来ない
そして
そんな風に考えながら、コンビニで買ったグミを食べる
「平和だなぁ」
ここ最近、はぐれ悪魔などといった者はいなかった
こんな日々が続いてくれたらな
そう思っていると、人の気配を感じた
僕は本から顔を上げると、そこには小猫ちゃんが立っていた
僕は音楽を止め、ヘッドフォンを外す
「先輩」
「小猫ちゃん、どうしたの?」
「部長が読んでます、来てください」
「うん、分かったすぐ準備するよ」
そう言って僕は首にヘッドフォンをかけて本やお菓子をバックの中にしまう
「よし、行こうか」
「はい」
扉を開けて部室に入ると、そこにはオカルト研究部の全員が集まっていた
あとメイドの人が一人一体誰なんだろう?
「先輩、どうして急に集まったんです?部集会でもするんですか?」
「グレモリー様、彼は?」
「人間よ、私達に協力してもらってるの」
「それは失礼しました、私はグレイフィアと申します」
「ど、どうも影龍 優斗です。よよろしくお願いします」
僕は慌ててグレイフィアさんに挨拶を返す
「あの、どうして集まったの?イッセー知ってる?」
「ん?俺も知らねぇぞ?」
「そっか」
そう雑談していると、グレモリー先輩が話し始めた
「みんなに話しておかなきゃいけないことがあるの、実は……!?」
先輩がそう話し始めようとした、その時だった
部屋に魔方陣が現れ、そこから炎が上がる
「うわっ!な、なんだ!」
「きゃっ!?」
僕は余りのことに驚き、尻餅をついてしまう
僕以外の皆は普通だった
すらとその魔方陣からホストの様な格好の男が出てきた
「向かえにきたよ、いとしのリアス」
「だ、誰!?」
「おっと君はリアスの眷族かな?驚かせてすまない」
そう言いながら手を貸してくれた
僕は男の人の手を借りて立ち上がる
「あ、ありがとうございます」
「部長!誰ですかコイツは!」
すると、先輩ではなくグレイフィアさんが説明を始めた
「この方はライザー・フェニックス様。純血の上級悪魔であり、古い家柄を持つフェニックス家のご三男であらせられます」
なるほど、フェニックス……ウィザードしか思い浮かばないなぁ
「そして、グレモリー家次期当主の婿殿でもあらせられます。リアスお嬢様とご婚約されておられるのです」
「え、えぇえええええええ!」
「へえ〜。リアスのクイーンが淹れくれたお茶は美味しいもんだ。」
「痛みいりますわ」
いつもならニコニコしている朱乃さんもライザーには一礼のみ。
いつもと違う、すごく気まずい
そのそばイッセーはイライラが募っていた。
「こんないけ好かねえ野郎が部長の婚約者だっていうのか!?」
そうライザーさんは部長の横に座り、部長の髪や身体をベタベタ触っていた。
すごく嫌な気持ちになった
ライザーさんがあいつに重なって見えて
「いい加減にしてちょうだい。」
先輩にしては珍しく、低い声音で完全に怒ってている事が目に見えて分かる。ライザーは特に気にする様子もなく苦笑いするだけである。
「前にも言ったはずよ! 私は貴方とは結婚しないと!」
「あぁ、聞いたさ。だがそういうわけにもいかないだろう? 君のところのお家事情も。結構切羽詰っていると思うんだが?」
「余計なお世話よ! 私も次期当主である以上、相手は自分で決めたいの。父も兄も一族も皆性急過ぎる! 私が大学を出るまでは自由にさせてくれると!」
「あぁその通りだ。君は基本的に自由だ。大学に行っても構わないし、下僕も好きにするといい。だが君の父親もサーゼクス様も心配なんだよ。家が途絶えるのが怖いんだ。先の戦争で大勢の純潔悪魔が亡くなったし、堕天使、天使との両陣営とも拮抗状態。純潔の悪魔同士の結婚はこれからのことを考えてなんだ。純潔悪魔、その子供が貴重なことを君だって理解してないわけじゃないだろう?」
「分かってるわ!私は家を潰さない。婿養子だって迎え入れるわ!けどそれを決めるのは私よ! 私は私が良いと思った者と結婚する。古い家柄の悪魔にも、相手を選ぶ権利はあるわ」
「チッ」
見るからに機嫌が悪そうなライザーさん。
「…俺もな、フェニックス家の看板を背負ってるんだ。この名前に泥をかけるわけにもいかないんだ。こんな狭くて汚い人間界の建物になんて来たくなかったしな。…この世界の炎と風は汚い、炎と風を司る悪魔としては、耐え難いんだ!」
ボウッ!とライザーの周囲に炎が巻き起こり、周辺をチリリ、と火の粉が舞った。
さらに、部屋の所々から炎が発生する。
「━━俺は君の下僕全てを燃やし尽くしても、君を冥界に連れて帰るぞ」
殺意と敵意が部室全体に広がり、更なる炎とライザーから放たれた敵意が、部員全員を包み込む。
く、苦しい
煙が、体の中に入って
膝をつく
誰か……お願い……助けて
思わず、宙に手を伸ばす
助けを求めるかのように
その時だった
【グァァァァァァァ】
鏡から赤い龍、ドラグレッターが現れ僕を加えて外に運んでくれた
「ケホ!ケホ!あ、ありがとうドラグレッター」
【グァァァァァァァ(まだ、貴様の器はまだ見定めていない。)】
「…え」
【グァァ グガァァ(今はまだ…死なせん)】
みんなは!?
僕は急ぎ、部室に戻る
だが、部屋は先ほどまでの炎が嘘のように消えていた
そして、ライザーさんの回りには沢山の少女
そしてそれを見て泣いているイッセーがいた
「はへぇ、ライザーさん妹さん多いんですねぇ」
「あぁ、自慢の妹達…んなわけねぇだろ!?」
「へ、誓うんですか?じゃあ親戚…」
「ちげえよ、眷族だよ眷族」
「先輩みたいな?」
「そうだな、知らなかったのか?」
「はい、あんまり悪魔について聞いたことがなかったので」
「そうか、簡単に説明するとだな。
「大体わかりました」
さっきまでは少し嫌だったけど、根は優しい人なのかな?
「そこにいる悪魔君には一生出来ないだろうかな」
……あ、元に戻った
「んだとぉ!」
そう言いながら殴りかかろうとするイッセーをどうにか止める
「イッセー落ち着いて!暴力じゃ何も解決しないよ!」
だが、ライザーさんの眷族が動いてしまった
眷族の一人が此方に剣を向ける
剣………ナイフ…………怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
恐怖が体を支配する
僕は腰が抜け、地面に座り込み剣を見る
体が震え、体温が下がる
「どうした?」
「影龍君、これを」
木場君が精神安定剤と水の入ったペットボトルを手渡してくれた
震える手で受け取りどうか口に運び、ペットボトルの水で流し込む
するとしばらくして落ち着いた
「木場君、ありがとう」
「気にしないで」
そのあとライザーさんと話し、ライザーさんと対決することになった
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原作道理(原作知識ない)
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彼方のナイトルート
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