ヒートスクールD×D~目覚める龍の騎士~ 作:クレナイハルハ
優斗side
夕方、公園で僕はまたいじめられていた
「ガハハハハ、おいそこら辺にしとけよwww」
痛い、でもまだ耐えられる
僕はひたすら、耐えるしか出来ない
僕には彼らに反撃するような勇気は無い
僕は臆病だから
「おい、お前まだこんなの持ってんのかよ」
「ッ!?そ、それは」
そう言って奴等が僕のリュックから取り出しのはドラグレッターのストラップ
「やめ、て、かえ……して」
そう言って手を伸ばす、それは父さんから貰った大切な物。
父さんが生きていた時に仮面ライダーのショーを見に行ったときに買った
大切な、大切な物だ
「そうか、返して欲しいか?」
そんな彼の言葉に何度も首を縦に振る
「そうか、やーだよ!」
「そんな簡単には返すわけねぇだろwww」
「そ、そんな!」
「こんなのはな!こうしてやるんだよ!」
そう言って奴はストラップを地面に投げつけ、踏みつける
「あぁ!」
「うわっ!」
僕は彼の踏みつけた所に駆け寄ると、底には所々の部品が壊れたり、取れたドラグレッターの姿があった
僕はドラグレッターを拾おうとドラグレッターの部品に触れたその時だった
奴の足が僕の手を踏みつけた
「がっ!?あぁぁぁぁぉあ!?」
ドラグレッターの部品が所々手に刺さり、更に壊れているのが感じられる
やめて、やめて、やめてやめてやめて、それはやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて
そこからは何度も殴られ、蹴られた
ドラグレッターをこれ以上壊されないように、両手で部品を持ち、触られないようにする
それがどれだけ続いたのだろうか、気がつくと僕は夜の公園で倒れていた
手の中には所々が壊れたドラグレッターの姿があった
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『優斗、お前?それが欲しいのか?』
『うん!』
『そうか、今回だけだぞ?。』
『本当!』
『あぁ!絶対に壊すなよ約束だ!』
『うん!』
次に思い出したのは、死んだ父さんとの約束だった
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『優斗、仮面ライダーが好きか?』
『うん!!ぼく、かめんライダーになってみんなをたすけたい!』
『そうか!なら強くならないとな!』
『おとうさん、ぼくつよくなる!』
頬を涙が伝う
ごめんなさい、父さん……ごめんなさい
僕が臆病だから
僕が弱いから、ドラグレッターをこんなにしてしまった
ごめんなさい……ごめんなさい………ごめんなさい
「ッ!?」
目を覚ますと、僕は自室の布団の中だった
「夢、か」
そう言って机におかれた所々が接着剤によって修復されたドラグレッターのストラップを見る
たしか、僕はレーティングゲームで
「………負けた」
手を握りしめる
僕が弱いから、僕が倒れたから!
僕が守れなかったから!
僕が、強くなれなかったから!
だから負けた!
守るって、この力はその為に使うって決めたのに
結局僕は、何も守れない
目からは涙が流れる
何が、勝つだ
何が仮面ライダーだ
何が騎士だ!
ヒーローだ!
やっぱり、こんな臆病者には仮面ライダーなんかなれないんだ
僕は、結局ヒーローになんてなれないんだ
「結局、僕は…………何も」
─────守れないのか
「それは違うにゃん」
「くろ、か?」
いつの間にか、僕の隣には黒歌がいた
「私やミットテルトやカラワーナは優斗のお陰で生きてる、優斗に救われてたからここにいる。」
そう言って黒歌は僕の手を包むように触れる
「優斗は弱虫でなんかじゃない。ちゃんと助けてくれたにゃん、私やカラワーナ、ミットテルトにとって優斗は本当の、、、ヒーローにゃ!」
「僕は、守れてたの?」
その問いに、黒歌は黙って頷く
「こんな僕にも、救えるんだ」
僕は、守れてたんだ
「黒歌」
「?」
「ありがとう、教えてくれて」
「にゃん!」
そう言ってこちらにクウガのようにサムズアップする黒歌
部屋から出ると、ミットテルトとカラワーナが抱きついて来た、二人とも心配してくれたのかな
「ごめん、ありがとう」
そう言って抱き締め返した
「にゃ!?私は!?」
後ろから黒歌も来たので抱き締めてあげた
「ありがとう、気づかせてくれて」
僕、助けれてたんだ
僕は弱虫たけど
守れてたんだ
あのあと、リビングに行くとグレイフィアさんがいた
「グレイフィアさん?」
「影龍様、お目覚めですか」
「は、はい。それより何でここに?」
「はい、魔王様よりこちらを貴方に届けるよう仰せつかりました」
手紙の入った封筒?のような物を貰う
「これは?」
「こちらはリアス様の結婚式の招待状です」
「え?」
「兵藤さまは既に向かわれております」
「イッセーが!?」
「はい、そちらには魔王様の転移魔法陣が描かれています。来るかはあなたの自由です」
そう言ってグレイフィアさんは魔法で転移していった
イッセーはもう向かってるらしい
なら、行かなきゃ
今度こそ、僕はライザーさんに勝つんだ
リアスさんを助けるためにイッセーは向かったんだ
なら僕も、行かなきゃ
イッセーの友達として
仮面ライダーとして
僕は部屋に戻り、デッキをポケットに入れて制服を着る。
結婚式だから正装だ
実際、乱入みたいな物だけど
僕は招待状を握りしめ、玄関に向かう
すると、黒歌、ミットテルト、カラワーナがいた
「優斗」
「優斗様」
「優斗さん」
「何?」
「「「頑張って!私達の、ヒーロー!!」」」
「……………うん!」
そう言って僕は招待状で転移した
リアスさんを、イッセーを助けるために僕は戦う!
ご愛読ありがとうございました
お気に入り登録、感想
お待ちしています
この小説の続き、どうする?
-
原作道理(原作知識ない)
-
途中でオリジナル章
-
彼方のナイトルート
-
Fate キャラ召喚
-
更新停止