ヒートスクールD×D~目覚める龍の騎士~   作:クレナイハルハ

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第21話『魔法少女』

 

優斗side

 

 

ライザー君の後に続いて僕も魔方陣に手を翳し目を瞑る

 

「ふぅ──素に銀と鉄。礎に石と契約の大公

降り立つ風には壁を、四方の門は閉じ

王冠より出て、王国に至る三叉路は循環せよ

閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)、繰り返すつどに五度

ただ、満たされる刻を破却する」

 

「な!?これはまさか!!」

 

「うっそだろ!?」

 

「魔方陣が光ってるにゃ!?」

 

その時だ頭のなかで何かが繋がる感覚、そして回りでの黒歌達のどよめきが聞こえる

 

正直気になるけど、詠唱は噛んだり集中を切らしてはいけないから

 

だからこのまま詠唱を続ける

 

「─────告げる。

汝の身は我が元に、我が命運は汝の剣に。

聖杯の寄るべに従い、この意この理に答えよ

誓いを此処に、我は常世総ての善となる者

我は常世総ての悪を敷くもの

汝、三大の言霊を纏う七天

抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ。」

 

何とか噛まずに詠唱をし終え翳していた手を下げる

 

「あれ?」

 

その時だ体から何かが一気に消えていく感覚がして立っていられず地面に尻餅をついて転んでしまう

 

「いてて………」

 

尻餅をついて少しだけ痛むのを耐え、俯く

 

「ユウくん!大丈夫?!」

 

僕が転んだことに驚いたのか彼方ちゃんが僕の肩に振れて心配してくる

 

「一体何が起こって………」

 

その時だ

 

「サーヴァント、キャスター」

 

声が聞こえた、落ち着いた女の子の声が

 

僕は聞こえてきた前を向く

 

すると、そこには綺麗な短い黒髪に白い制服のような格好をした少女が六芒星のついたステッキのような物を持った

 

何処かで見たことのあるような少女が佇んでいた

 

「美遊です……姓はエーデフェルトと」

 

『ステッキのマジカルサファイヤと申します、美遊様共々よろしくお願いします』

 

「うそ、でしょ……」

 

僕は直ぐにポケットに入れていたカードケースを取り出してあれから少しだけ増えたFGOのカードゲームの中の一枚を取り出す

 

そこには目の前にいる少女の姿が描かれたカード

 

「本当に、出来たのかにゃ………」

 

「優斗、まさか本当に呼び出すとはな」

 

「う、うん。」

 

そう言って彼方ちゃんの手を借りて起き上がる

 

「マスター、説明をしていただけますか?」

 

美遊ちゃんがそう言って僕たちを見た

 

取り敢えず美遊ちゃんには、説明したのは単に試してみたかっただけでライザー君の言う聖杯戦争が無いことを説明した上で謝った

 

美遊ちゃんは取り敢えず納得してくれた

 

そのあとにFGOとかのゲーム

 

悪魔や天使の存在や黒歌の猫又という妖怪にも驚いていた

 

取り敢えず、美遊ちゃんも家に住むことになった

 

その後は彼方ちゃん達と一緒に買い物に行って美遊ちゃんの生活に必要な服を買って

 

皆で焼き肉を食べに行くことにした

 

少し前に行ったばっかりだけど美遊ちゃんへの謝罪の気持ちと新しく入った家族へのプレゼントとして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「にゃはは~♪」

 

「姉様、飲み過ぎです」

 

黒歌は酔っぱらってるのか少し顔を赤くして楽しそうに笑い、小猫ちゃんはそれを見て少し呆れながらも焼いた肉を食べている

 

「だってようやく普通に出られるだよ?これが嬉しくて楽しくて仕方ないのにゃあ!」

 

「美遊ちゃんもどんどん食べるッスよ!」

 

「は、はい。いただきます……」

 

「はぁ、お肉とお酒は最高ね♪」

 

「カラワーナはご飯よりお米なんすか?」

 

美遊ちゃんの皿に焼いた肉を入れながら肉をどんどんと焼くミットテルト、ご飯よりもお酒を飲んでいるカラワーナ

 

そして戸惑いながらも何処か楽しそうにお肉を頬張る美遊ちゃん

 

「そう言えばユウくん」

 

「なに、彼方ちゃん?」

 

「ユウくんってさ、なんで何時もお祝いの時って焼き肉を食べるの?」

 

僕の隣に座っていた彼方ちゃんがふと箸を止めてそういった

 

「そう言えばそうにゃあ~、優斗どうしてかにゃ?」

 

「焼き肉ってさ、僕にとって特別なんだ。お父さんやお母さんが生きてた頃、運動会の駆けっこで一位になったり、誕生日とかにさ、何時も焼き肉を行ってたんだ」

 

「そうだったんだ、知らなかった」

 

「だからさ、僕も皆のお祝いとかはそうしたいなって。そう思ったんだ」

 

「良いお父さんとお母さん、だったんですね」

 

「うん、僕にとって自慢の親だったんだ」

 

そう言って焼き肉を頬張ってご飯を口に入れる

 

うん、美味しい

 

「あ、ユウくん」

 

「ん?」

 

そう言って彼方ちゃんは僕の頬についたご飯粒を指で取ってそのまま口にいれた

 

「次からはきおつけてね?」

 

「う、うん。ありがと彼方ちゃん」

 

少しだけ恥ずかしく、顔が暑くなるのを感じる

 

皆でこうして笑い会いながら食べる食事は本当に楽しいな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーン…キーン……キーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







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