ヒートスクールD×D~目覚める龍の騎士~ 作:クレナイハルハ
――イッセーside――
よっ!みんな俺だイッセーだ、俺は昨日の記憶があまりない、ただ俺が死にかけていてそこに優斗が助けに来てくれたことだけがわかる
そして誰も夕麻ちゃんのことを覚えていない
そして優斗はと言うと休みらしい
保護者からの電話によると極度のストレス状態に陥って倒れたとのことだ、帰りお見舞いにいくか
放課後、俺はあいつの家に来ていた
インターホンを押すと、中から綺麗な女の人が出て来た
「なんのようにゃ?」
あいつのこんな綺麗な人と住んでのかよ!
羨ましい―じゃなくて
「あの俺、兵藤一誠っていいます、友達の優斗が倒れたって聞いて」
「にゃにゃ?!兵藤!?」
「は、はい」
「取り敢えず、中に入るにゃ」
中に入ると俺の彼女である夕麻ちゃんがいた
「イッセー君!良かった生きてたのね!」
そう言って抱きついてくる
「何で夕麻ちゃんがここに?」
「その事についても説明するにゃ」
そこで聞かされたのは、衝撃の内容だった
夕麻ちゃんはレイナーレっていう堕天使で俺を殺すためにデートしたが夕麻ちゃんは俺のことが好きになり、逃がそうとしたが、ドーナシークとゆう仲間に俺は殺された
そこに優斗が助けに入ったが間に合わなかった
と言うものだった
「そんな……じゃあ優斗は」
「それだけじゃ何いにゃ、優斗は
「先端、恐怖症?」
「これは優斗の過去が関係するから言えないにゃ、つまり優斗は刃物、ナイフや剣などの物を見ると記憶がフラッシュバックして吐いたり、気持ちが悪くなっちゃうのにゃ、さらには昨日のことでイッセーが死んだと思っている優斗は部屋に混もってしまったにゃ」
「そんな!?」
学校ではあのTシャツでふざけたりしている優斗は
こんなことを隠して
「さらには優斗の力は剣を使うときもあるのにゃ、恐怖症を押し殺して戦ってるのにゃ、優斗の心はもうボロボロ、あれから寝るとずっとごめんなさい、怖いって寝言で」
この事にはレイナーレ、夕麻ちゃんも驚いていた
「そんな……私があんなことを言ったから」
「お願いです、俺に優斗を会わせてください」
「頼むにゃ、優斗もイッセー君が生きていることを知ったらきっといつもの優斗に戻るにゃ」
俺はアイツの部屋に入る
中には何もない
あるのはクローゼットと布団
そしてその布団を被って膝を抱えて座っている優斗
「優斗!」
すると優斗がゆっくりとこちらを向く、その目には何も映っていなかった
「イッセー……君…?」
「あぁ!俺だ!」
「幻覚?やめて、これ以上僕を苦しめないで、僕がもっと早く助けに入ってきれば……………ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
俺は優斗の肩を掴んで叫ぶ
「違う!正真正銘俺は兵藤一誠!お前の友達だ!」
すると優斗の瞳に色が戻ってくる
目には涙が流れていた
「イッ……セー?」
「あぁ!」
「良かった、生きていたんだ……」
「あぁ!お前のおかげだ!」
そう言って泣きながら笑顔を浮かべる
――優斗side――
あれから、僕はイッセーと話していた
体調も回復した
「黒歌さんからお前の病気のことを聞いた、何かあったら言ってくれ!力になるからな!」
「ありがとう、もう遅いから送ってくよ、夕麻さんは取り敢えず僕の家にいてもらう」
「なんで!?普通俺の家に」
「実は戦ったとき、魔方陣から四人の駒王学園の生徒が夕麻さんが君を殺したと勘違いしてて危ないんだ、僕も攻撃された、だから彼女は僕の家にいてもらう、大丈夫だよイッセーの彼女に手をだしたりなんてしないさ、夕麻さんもそれでいい?」
「えぇ、それと昨日はごめんなさい」
そう言って頭を下げてくる夕麻さん
「大丈夫です、それにもっと早く助けに入っ行かなきゃいけなかったのは事実ですから」
あのあとイッセーを送るため、歩いていた
「お前は、どうして力が欲しかったんだ」
「え?」
「だってさ、お前は怖いのを押し殺して戦ったんだろ、辛くないのかと思ってさ」
「辛いよ……凄く」
「………そうなのか」
「うん、僕がこの力が欲しかったのはそこにいた人達を守りたかったからなんだ、僕は臆病者だけど、守りたかった」
「そうだったんだな」
「ふん、くだらない」
その場にいないはずの声が響く
身体中が震え上がる
「イッセー!」
その声を聞いて僕は瞬時にイッセーを突き飛ばして自分も地面に転がる
するとそこには光の槍を構えているドーナシークの姿があった
「今度こそ仕留めてやるぞ人間、そして貴様もだ」
そう言って僕らに槍を向けるドーナシーク
「優斗!こいつがさっきの」
「そうだ!」
そう言って震える手を使いどうにかデッキケースを取り出そうとするが、イッセーがドーナシークに殴りかかっていく
「うぉぉぉぉぉお!」
「ふん!」
「ガハッ!」
ドーナシークに腹を切られて地面に膝を付く
「イッセー!大丈夫!?」
「ガハッ!くそ!あいつ強ぇ」
すると近くから魔方陣が現れる、そして中から出てきたうちの剣を持った男がドーナシークに斬りかかる
「はぁ!」
すると更に三人が現れる
「堕天使!これ以上は私の領地で好き勝手はさせないわ!子猫、朱乃!」
「はい、お任せください」
「あらあら、では私も」
リアスさんたちがいた
するとリアスさんはこちらに近付いてくる
僕の体は自然と強張る、彼らは僕のことを知らないがこちらは攻撃された側なのだ
「その子なら大丈夫よ、貴方は?」
「影龍……優斗です、イッセー君の友達です」
「ここは私に任せて逃げなさい!」
その時、木場君が吹き飛ばされてくる
「裕斗!」
子猫さんと朱乃さんもだんだんと押され始めていく
そんなとき、ドーナシークが投げた槍が子猫さんの元に
迫っている、子猫さんが危ない
その時、頭の中にイッセーが腹を刺されたときのことがフラッシュバックする
させない!、体が勝手に動き子猫さんを吹き飛ばす
すると光の槍は彼女に刺さらず、ドーナシークのもとに戻る
「……ありがとうございます、先輩」
「無事で……良かった」
「っ!」
そう言って少し笑うと彼女の顔が赤くなった
「なにをしているの!早く逃げなさい!」
リアスさんや木場さんたちが慌てるように僕を見て叫ぶ
「僕は臆病者だ」
「え?」
そう呟くと、子猫さんが驚いていた
リアスさんや木場さんたちも驚いたようにこちらを向く
「でも、守りたい……」
守りたい、あの人のように
戦いは嫌いだ、必ず誰かが傷ついてしまう
僕は守りたい!
「僕は……僕はもう逃げない!僕は皆を守りたいからライダーになったんだ!この力は誰かを殺すのではなく、守るために使う!」
カードデッキを翳す、すると腰にVバックルが装着される
「あれは!?」
「あれは騎士様の!?」
「先輩が!」
右手を腰の横に、左手を右に突き出して
叫ぶ!
「変身!」
―――三人視点―――
「変身!」
優斗がベルトにデッキケースを装填する
すると優斗の体をくすんだ青灰色の鎧を包む
『はぁ~~しゃっ!』
「これが優斗の力なのか!」
「彼が騎士様!?」
「彼が龍騎…」
【ガァァァァァァァ!】
すると近くの鏡から赤い龍、無双龍ドラグレッターが飛び出して来て優斗の周りを旋回する
「なにっ!ドラゴンだと!」
「前のやつと違う……」
その様子にリアス達やイッセー、そしてドーナシークが驚愕の表情になった
優斗はコントラクトのカードを取り出し、ドラグレッターに突き出す様にして見せる
『力を貸してくれドラグレッター!』
【………………】
暫くドラグレッターは僕の方を見る
その様子はまるで優斗を見定めているかのよう
『……………ッ!』
【グァァァァァァァ!】
ドラグレッターは突如として僕に向かって炎を放った
「ッ優斗!」
「騎士様ぁ!」
優斗はドラグレッターの放った炎に包まれる
「ふん、使い魔にやられるとは、マヌケだッ!?」
炎が消えるそこには
くすんだ青灰色の鎧が、燃えるような赤に代わり、左腕の籠手のようなバイザーはドラグレッターの顔を催した龍召機甲ドラグバイザーへと変わる、そしてベルトに装填されたカードデッキと頭に龍の紋章が浮かび上がった
コントラクトにドラグレッターが浮かび上がる
その姿は不完全ではない完全な姿
仮面ライダー龍騎に変身した優斗が立っていた
「ありがとうドラグレッター」
優斗はドラグレッターが描かれたカードをドラグバイザーに装填する
【AD VENT】
【ガァァァァァァァ!】
すると、優斗を守るかのようにドラグレッターが旋回して隣に並ぶ
そしてもう一枚のカードを装填する
【SWORD VENT】
すると空からドラグレッターの尻尾を催した剣、ドラグセイバーが落ちてくるのを掴みとる
「ドラグレッターいこう!」
【グァァァァァァア!】
優斗の声に答えるかのようにドラグレッターが吠え、ドーナシークに突進する
「くっ!」
『でぇりゃあ!』
すると接近していた優斗がドーナシークに剣を振り下ろす
「小癪な!」
が、ドーナシークは光の槍でその剣を防ぐ
『せあ!』
「人間が!」
そしてドーナシークが槍で優斗を光の槍で振り払う
『グッ!』
ドラグセイバーで受け止めようとしたが、力負けし吹き飛ばされる
『グッまだだ』
そう言って更にカードを装填する
【STRIKE VENT】
その音声と共に腕にドラグレッターの顔を催したドラグクローが装備される
『はぁぁぁ』
腕に力を込める、するとドラグクローに炎がたまる
『せいゃぁぁぁあ!』
ドラグクローを突き出すと、溜まっていた炎を放つと同時に背後にいたドラグレッターも炎を放つ
ドーナシーク光の槍を使い炎を避けるが一つの炎がドーナシークの肩に当たる
「ぐぁぁぁぁ!」
肩を押さえて苦しむドーナシーク
「今回は引いてやる人間、絶対にお前を殺してやる!」
苦悶の表情を浮かべ、飛んで逃げていく
『はぁ、はぁ、はぁ…勝てた……のかな』
逃げるドーナシークを見て優斗はそう呟いた
――優斗side――
ドーナシークが逃げていったのを確認し、変身を解く
「今よ裕斗!」
「はい!」
「リアスに裕斗!なにもするんですの!?」
「!?」
解いた瞬間、木場裕斗さんが僕のに剣を突き出すようにして止める
「前回は良くも攻撃してくれたわね龍騎、今回こそは逃がさないわ」
そう言ってリアスさんたちが此方に歩いてくるが、今の僕には何も聞こえていなかった
「待ってくれ!」
剣……ナイフ
イッセーが走ってきて僕と木場君の間に入る
「どいてくれないかな」
「なんでこんなことをするんだよ!優斗は守ったんだぞ!」
頭にはあの時の記憶、そして人を殺したときの記憶がフラッシュバックする
「どきなさい、彼は堕天使と共に貴方を殺したのよ」
剣……血………人を切る感触………痛み……恐怖
「違う、勘違いです!優斗は俺を守るために、それに夕麻ちゃん……堕天使も俺を守ろうと」
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
「うっうぇ」
僕は膝をついて吐いてしまう
「優斗!」
「ガハッ!ゴホッ、はぁ、はぁ、うぇ!」
止めようとしたが止まらない
体を恐怖が支配する
「な、何!」
「優斗、大丈夫か!」
そういえばそう言ってイッセーが背中をさすってくれる
吐き気は消えるが頭にはあの時の記憶
「怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い」
リアス達は驚愕の顔を浮かべる
そこには先まで戦っていた龍騎の影はなく
あるのは恐怖に震え、嘔吐する優斗の姿が映っていた
「優斗!そうだ、これを飲め!」
そう言ってイッセー君はポケットから僕が医者から貰っていた精神安定剤を手渡す
「あの人にもしもの事があったらって渡されてたんだ」
僕は震える手でどうにか薬を取り出し、口に入れる
「はぁ、はぁ…はぁ」
「落ち着いたか」
「うん、ありがとう」
「裕斗、下がって」
「はい」
するとリアスは裕斗を下がらせる
「………二人には明日話を聞かせて貰うわ、使いを出すから絶対に来なさい」
「……はい」
「はい」
するとリアスさん達は魔法陣に入り消えた
そのあと、イッセーと別れて家に戻って寝た
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