ロータリーワルツ   作:カノンノ

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第3話 幻想の孤高のロータリー使いと幻想の英雄

 

和人とのバトルから翌日・・・

 

 

紗千香「真白さん、ただいま」

 

 

普段通りに学校から戻ってきた紗千香・・・

 

 

真白「おかえり、今日も首都高行くの?」

 

紗千香「いや、今日はMSGに行ってくる。そっちで待ち合わせしてる人いるから」

 

真白「そっか、たまには首都高で走ることを休むのもいいことだよ」

 

 

だが、キリトとのバトルを約束している紗千香はこの日は首都高に行かず部屋へ向かう・・・

 

 

・・・部屋へと到着した紗千香はアミュスフィアを装着し、リンクスタートする準備が整う・・・

 

 

紗千香「気づけば最近MSGで首都高を走る時間が少なくなってるな・・・。まあ、今から走りに行くからいいか」

 

 

近頃、首都高にのめりこんでいるためにMSGにインする時間が少なくなってることに気づいた紗千香だったのだが気にせずにリンクスタートの準備を済ませる。

 

 

紗千香「リンク、スタート!」

 

 

MSGへとログインし紗千香はリアルの自分自身(紗千香)からMSGでの彼のアバターであるクロスに意識をゆだねる・・・!

 

 

 

 

MSGにログインしたクロスはFD3Sのシートに座っていた。

 

 

クロス「この世界で首都高をより本格的に走れるのも久々だね。FDもチューンされてるし!」

 

 

クロスがMSGで使用しているFD3S・・・RX-7タイプRはエアロもVERTEX製フロントバンパーにMAZDA SPEED製リアウィング、RSワタナベ製ホイールというリアルのFDと同じ仕様のFDできっちりレベルを上げてFDのチューンも600馬力クラスまでへと進化を遂げていた(なお、MSGはレベル制でプレイヤーのレベルを上げないとより速いクルマに乗れなくなったり、よりレベルの高いチューニングが行えなくなる。)。

 

 

ログインボーナスの受け取りを済ませたクロス、しかし、ナビゲーションメニューに「新着メッセージが届きました」とアナウンスが・・・

 

 

クロス「新着メッセージ・・・誰からだろ?」

 

 

すぐさまメールを確認するクロス・・・、送り主は「キリト」で件名は「待ってるぜ」だった。

 

 

クロス「キリトからだ・・・」

 

 

2日前にバトルした和人のアバターであるキリトからのメールだった。

 

 

キリトからのメール「クロス、来てくれたな。バトルの約束もあるけど・・・せっかくだから、秋葉原PAに来てくれないか?そっちで俺の仲間もいるし、それにお前に俺の仲間も教えたいからな。待ってるぜ」

 

 

さらにキリトは彼の仲間も連れているようだった。

 

 

クロス「仲間・・・か、とりあえず会ってみようかな」

 

 

目的地である秋葉原PAへと向かうべくクロスはFDを走らせる・・・

 

 

・・・

 

 

目的地である秋葉原PAへと到着したクロス。

 

 

秋葉原PAは一件、秋葉原で有名なビルがモデルとなっているビルの地下駐車場なのだがMSGでは仮設のパーキングエリアという設定のパーキングエリアとなっている(なお、MSGではリアルと違って首都高の各出口に出てしまうと強制的にプレイヤーの拠点となるガレージ(ここではチューニングはもちろん新車の購入も可能)に飛ばされてしまい、PAエリア入口及び秋葉原PA入口となる本町出口、渋谷PAの入口となる渋谷出口、幕張PAの入り口となる湾岸千葉出口で出てしまうとパーキングエリアに飛ばされる。)

 

 

クロス「ここでキリトたちが待っているんだ・・・」

 

 

PAに入り、FDを駐車スペースに止める。クロスはFDから降りてキリトを探し始める・・・

 

 

クロス「キリト・・・どこだろ?」

 

 

そこに黒のFC3S、白いFD3S、青のBRZ、シルバーのR32、はたまたイエローのRUF CTRにシルバーのメルセデスベンツ 190E エボリューションIIが・・・

 

 

クロス「黒のFCに白いFD・・・BRZか・・・」

 

 

そしてそこにいたのは・・・

 

 

クロス「あっ!キリト!」

 

キリト「クロスじゃないか、待ってたぜ」

 

 

黒のFC3Sの持ち主であるリアルでもFC3Sを駆る桐ヶ谷和人のアバター キリトだった!

 

 

クロス「俺もお前に会いたくて来たんだ。まあ、1番の理由はバトルかな」

 

キリト「そうこなくちゃな」

 

 

そこへFD3Sの持ち主でキリトの恋人であるロングヘアーのブロンズの髪色の少女のアスナが声をかける。

 

 

アスナ「ねえ、キリトくんが紹介したいって子がこの子なの?」

 

キリト「ああ、あいつはノーマルのFDでも俺についていけたんだ。ここでも俺といいバトルが繰り広げられるはずさ」

 

クロス「えっと・・・キリトの仲間?」

 

キリト「そうだ、紹介するぜ。こいつはアスナ、FDに乗ってるんだ。」

 

アスナ「私はアスナ、キリトくんの彼女なの!よろしくね」

 

キリト「こっちはシノン。R32に乗ってるぜ」

 

シノン「シノンよ、よろしく」

 

キリト「こっちはフィリア。BRZに乗ってるんだ」

 

フィリア「フィリアだよ。よろしくね」

 

キリト「えっと・・・こっちはティール、CTRに乗ってる」

 

ティール「私はティール、よろしく」

 

キリト「そして・・・そっちはルチアだったな、ベンツ 190E エボリューションIIを使ってる。」

 

ルチア「ルチアっていうの。よろしくね」

 

クロス「俺はクロス、よろしく」

 

 

お互い自己紹介をするクロスとアスナたち・・・

 

 

アスナ「そうだ!せっかくだから私たちのチームも教えるね!」

 

クロス「えっ?キリトとアスナたちもチーム入ってるの?」

 

アスナ「ううん、私がリーダーを務めてるの。チーム「アインクラッド」は私たちSAO生還者で構成されたチームなの。」

 

クロス「じゃあ・・・シノンとフィリアたちもSAO生還者?」

 

フィリア「うん、あたしもSAO生還者だよ。」

 

 

実はアスナはチームを率いており、チーム「アインクラッド」はキリトやアスナといったSAO生還者が中心で構成されているチームだった。

 

 

クロス「そっか・・・」

 

キリト「あいさつも話も済ませたことだし、早速バトルといこうぜ」

 

クロス「そうだね」

 

 

話を済ませバトルの準備に入るクロスとキリト・・・

 

 

キリト「バトルのほうは今度はクルマも同じ条件でバトルするんだからさ、TAバトルで江戸橋JCTスタート、C1外回り1周でいいか?」

 

クロス「俺は別にそれで構わないよ。」

 

キリト「よし、さっそくバトルはじめるぞ」

 

 

それぞれのクルマに乗り込みパーキングエリアを後にしてコースインする!

 

 

・・・コースインしたキリトのFCとクロスのFD。

 

 

江戸橋JCTを通過すると同時にキリトはFDにパッシングしクロスにバトルを申し込む。クロスのほうにはウィンドウが表示され「バトル申し込み」が表示されクロスも躊躇することなくバトルを受ける。

 

 

バトル開始の準備が整い、お互いのクルマのフロントガラスにアドバンテージ、レースタイム、コースマップ、カウントダウンシグナルが表示されスタートへのカウントダウンが始まった!

 

 

そしてカウントが終わり、「GO!」に切り替わる!

 

 

(イメージレースBGM Black Phoenix(湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 6))

 

 

レース開始と同時にお互いアクセルを踏み込み2台は加速していく!

 

 

MSGではお互いほぼ同等のチューニングが施されており、スタートダッシュもほぼ互角。

 

 

キリト(独白)「MSGだとFDのチューニングは徹底的にしてるみたいだな。なら、技量で勝負だな!」

 

 

クルマの性能が互角と見たキリトはテクニックで勝負に出ることに

 

 

京橋の橋脚に突入し2台はスムーズに橋脚をかわす!続く橋脚も2台は鮮やかによける。

 

 

クロス「ここでもキリトはドラテクが強い・・・!最初から最後まで油断できないね・・・!」

 

 

もちろん、クロスのほうもドラテク勝負になるということは最初からわかっており、気が抜けない戦いとなった。

 

 

銀座のS字、クロスのFDがリードした状態でコーナーを通過!FCもFDにぴったりと食いついていく!続くトンネルのS字を抜ける!

 

 

ここまでのアドバンテージは4m・・・!差はほとんどない!

 

 

汐留S字を抜けて浜崎橋JCTを通過し、芝公園S字へ!

 

 

キリト「あいつ、結構やるじゃないか。もしかしたら・・・レースゲームとかやりこんでたりするのかな?」

 

 

クロスのドラテクの高さにキリトは紗千香(クロス)が普段からレースゲームをやりこんでいるのではないかと推理する・・・実際、紗千香はSAOはプレイせずともレースゲームが好きなのだから・・・

 

 

だが、キリトのほうはアザーカーのよけ方に関しては上手だった!

 

 

クロス「さすが黒の剣士・・・SAOがVRMMMORPGだけであってアザーカーのよけ方もいい。」

 

 

差はほとんどないまま霞が関出入口付近のコーナーへ!

 

 

・・・一方、秋葉原PAにいるアスナたちは・・・

 

 

フィリア「今頃、キリトのバトルの状況はどうかな?」

 

ティール「相手はMSGの上位プレイヤーの1人であるクロスだったよね。キリトなら苦戦すると思うけど・・・」

 

 

フィリアたちもキリトとクロスのバトルが互角に繰り広げられてるのではないかと推測する・・・

 

 

???「それはそうだけど・・・、でも「経験」ならキリトが負けてないんじゃないかしら」

 

ルチア「あっ!姉さん!」

 

 

そこへ白いR35ニスモのドライバーの少女のアネット、青いランサーエボリューション6のドライバーの少女のノエル、赤いFC3Sのドライバーの少女のエリス、そしてオレンジの86のドライバーの少女 イヴォルヴァーが現れる。

 

 

アスナ「アネットにエリス、ノエルちゃん・・・イヴォルヴァーちゃんじゃない!」

 

エリス「私たちも走ってきて一休みしようとここへ来ました!」

 

ノエル「でもキリトさんがレースしてたとはね!」

 

シノン「そうね、MSGでもキリトはクロスと並ぶトッププレイヤーの1人だから」

 

フィリア「でも、どうしてキリトが有利ってわかるの?」

 

アネット「クロスはこのゲームでドラテクが鍛えられてる。だけどキリトはこのゲームで遊ぶ以前にSAOにいた。2年間もの間SAOで戦い抜いて生きてきた。SAOで鍛えられた経験がキリトのドラテクの高さにつながるんじゃないかしら?」

 

 

だが、アネットはSAOで2年間も戦い抜いてきたキリトならドラテクで勝てるのではないかと推理した。

 

 

ルチア「姉さんのいう通りかもしれないね」

 

 

ちなみにアネットとルチアは姉妹である。

 

 

イヴォルヴァー「それに、キリトだけじゃなくアスナやあたしもSAOやSAOEWでも今じゃ英雄って言われるほどの実力を持ってるんだよ。SAOに今のSAOEW・・・そしてMSGでも」

 

エリス「そうですね。私もイヴォルヴァーさんのナビゲーターとして一緒に戦ってきましたから!」

 

 

アネットやイヴォルヴァーたちもまたSAO生還者で、イヴォルヴァーはキリトとともに戦い抜いてきたSAOの攻略組の1人だった。

 

 

ノエル「どんなふうになるのかな?キリトとクロスのバトル!」

 

エリス「今頃、C1あたりでバトルしてるかもしれませんよ。」

 

 

・・・谷町JCTを通過・・・!スピードはもちろんアザーカーの回避も勝負のポイントになる!

 

 

セダンに、トラック、バス、SUV・・・ストレートで待ち受ける様々なアザーカーをよけていく2台・・・!

 

 

少しキリトのFCが有利な状況で霞が関出入口のカーブ!

 

 

キリト「ここで前に出る!」

 

 

インを取ったキリトのFCはドリフトと同時にFDの前に出る!アウトからドリフトに入ったクロスは差が広がらないようFCに食らいつく!

 

 

霞が関のカーブを通過しキリトのFCが前に躍り出る!だが、位置が入れ替わっても差は広がらず15mという互角のバトルだった!

 

 

クロス「霞が関で前に出られるなんて・・・!思ってた以上にドラテクが高い!」

 

 

SAO生存者であるキリトのドラテクの高さに驚かされたクロス・・・

 

 

クロス「でも・・・また終わったわけじゃない!」

 

 

バトルはまだ半分を切ったばかり・・・!ストレートでのアザーカーの回避を繰り広げ代官町のカーブをドリフトで駆け抜ける2台のロータリー車は互角のバトルを繰り広げる!

 

 

クロス「レースゲームをやりこんできた俺でもここまで追い詰められるなんて・・・クルマのチューニングはほぼ一緒でもキリトの走りはすごいな・・・。SAO生還者とは思えないや」

 

 

キリトのSAO生還者とは思えないドラテクの高さに感心したクロス・・・キリトのドラテクの高さはSAO事件で鍛えられた反射神経からきていた。

 

 

ラストスパートとなる神田橋から江戸橋までのカーブ区間。クロスのFDもコーナーを通過するがコーナースピードではキリトのFCが上だった!

 

 

アドバンテージは20m!差は少し広がった・・・!そして、そのままゴールを通過。このバトルはキリトの勝利となった・・・

 

 

クロス「やるじゃないか、キリト。俺の完敗だよ。」

 

 

20mというアドバンテージで敗北したことにキリトに対し負けを認めたクロスだった・・・。

 

 

・・・

 

 

バトルを終えて秋葉原PAへと戻ってきたFDとFC

 

 

ノエル「あっ!キリトが帰ってきた!」

 

 

PAへと戻ってきたクロスとキリトはそれぞれクルマから降りる。

 

 

エリス「キリトさん!バトルはどうでしたか!?」

 

キリト「ああ、勝ったよ。でも差はちょっとぎりぎりだったけどな・・・」

 

アスナ「でもやるじゃない!キリトくん!それだけトップのプレイヤーに勝ったってことなんだよ!」

 

イヴォルヴァー「クロスもここでは相当のトッププレイヤーなんだ。あたしも負けてられないね!」

 

 

勝利を祝福されるキリト・・・

 

 

クロス「いい線行ってたけど、まさかドラテクで負けるなんてな。やっぱり俺じゃあSAO生還者にかなわないのかな?」

 

フィリア「ううん、クルマが同じチューニングでキリトを相手にここまで戦ったなんてすごいよ!キリトと互角に戦える相手なんてそんなにいないよ!」

 

ルチア「フィリアのいう通りよ。あたしなんてMSGではキリトさんについていくのに精いっぱいでキリトさんにはかなわないから。」

 

ティール「私もここまでやるなんて思わなかったわ」

 

 

惜しくも敗北したクロスだがフィリアたちから賞賛の言葉が送られる。

 

 

・・・

 

 

キリト「いいバトルだったぜ!ありがとう、クロス」

 

クロス「そっちこそありがとう。リアルでしてここでもバトルできたから」

 

 

バトルを終え握手を交わすキリトとクロス

 

 

キリト「そうだ!今度、ダイシー・カフェに来てくれないか?俺ももう一度リアルで会いたいからさ」

 

フィリア「あたしもリアルでクロスに会いたいな」

 

ルチア「あたしも会ってみたい!」

 

イヴォルヴァー「うん!」

 

アネット「そうね、ルチアがいうなら私も会ってみたいわ」

 

アスナ「それにシリカちゃんやリーファちゃんにも紹介したい!」

 

シノン「もちろん、ダイシー・カフェも紹介したいわ。ここのオーナーはとてもいい人だから」

 

クロス「そっか・・・わかった!今度、ダイシー・カフェに行くよ!」

 

 

エリスがコンソールを表示させ時計を見る。

 

 

エリス「今は・・・午後8時みたいですね。もう一度走りません?」

 

ノエル「いいね!あたしはC1に行ってくるよ!」

 

ティール「私とルチアは副都心渋谷線でバトルしない?」

 

ルチア「いいね、じゃあTAバトルで行かない?」

 

アネット「だったら私も混ぜてもらえないかしら?」

 

ティール「アネットが望むならいいけど」

 

キリト「よし、俺は新環状エリアで他のプレイヤーとバトルしてくるよ」

 

 

再び走り出そうとするキリトたち・・

 

 

フィリア「そうだ!せっかく会えたんだからあたしとバトルしようよ!C1外回り、汐留JCTから谷町JCTまで!」

 

クロス「いいよ。バトルしよう!」

 

 

フィリアはクロスとバトルすることに!

 

 

キリト「また、会おうぜ!」

 

クロス「ああ、また会おう!」

 

 

キリトと別れのあいさつを交わしたクロスはFDに乗り込みフィリアのBRZとともにコースインする!

 

 

・・・

 

 

コースインし、スタートとなる汐留JCTの八重洲線合流地点に移動したクロスのFDとフィリアのBRZ。フィリアはパッシングしバトルを申し込む。もちろん申し込んだバトルはTAバトル。クロスもバトルを受け、カウントダウンが表示されバトル開始の準備に!

 

 

フィリア「行くよ、クロス!」

 

 

(イメージレースBGM Daystar(湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE5))

 

 

GO!と同時にバトルがスタート!FDがBRZの前に出て汐留S字を曲がりぬける!BRZもFDに続いていく!

 

 

フィリア(独白)「スタートから汐留S字をいい感じに走ってる・・・次のヘアピンが勝負どころだね!」

 

 

同じコーナリングマシンであるFDとBRZ、急カーブが待ち構える浜崎橋JCTのカーブへ!

 

 

それぞれいいタイミングでブレーキを踏み、ドリフトさせてコーナー通過!BRZはFDにいい位置にぴったりとついていく!

 

 

クロス「BRZもなかなかいいコーナリングだね。クルマもチューニングされてるし・・・、だけどまだまだだよ!」

 

 

バトルは始まったばかり、谷町JCTまでコーナーが5つも残ってるのだから・・・!

 

 

芝公園S字、FDについていくBRZだが次第に引き離され始める・・・!

 

 

フィリア(独白)「キリトと同じぐらいのスピードでペース上げていってる・・・!キリトとここまで戦えるなんて思わなかったし、あたしでもついていくのが精いっぱいだよ。」

 

 

同じSAO生還者であるフィリアをも超えるドラテクを持つクロス(紗千香)・・・キリトと互角に戦える相手がここまで強いとは思いもしなかったフィリア・・・

 

 

クロス(独白)「フィリアもドラテクとBRZのチューニングはいい感じでC1なら間違いなく最速を目指せそうな気がする・・・最後まで油断できそうにないね!」

 

 

汐留JCTを抜けて残すは谷町JCTへと向かうストレート!!

 

 

クロス「あとはストレートで決着をつけるだけ!」

 

 

さらにパワーのほうはFDのほうが少し上回っており、ストレートで差が開き始める・・・!

 

 

フィリア(独白)「それにチューニングもうまくされてる・・・。やっぱり、キリトが認めたトッププレイヤーのライバルの実力はすごい・・・!」

 

 

そのままアドバンテージ15mでクロスの勝利となった・・・

 

 

・・・レースを終えたクロスとフィリアは渋谷PAでクルマから降りて会話を交わす。

 

 

フィリア「キリトには負けてもあたしに勝っちゃうなんてすごいよ!」

 

クロス「いや・・・それほどでもないよ。俺だってフィリアみたいな俺と互角あるいはちょっと格上のライバルと戦ってるし・・・でもドラテクもチューニングもいい感じだよ」

 

フィリア「まあ・・・あたしもSAO生還者だよ。でもリアルではクルマが好きでSAOから戻ってきたらMSGでよく遊んでるけどね」

 

クロス「そうなんだ・・・俺はMSGや他のレースゲームで遊ぶことが多いから」

 

 

フィリアもSAO生還者なのだがクルマ(特にスバル車)が好きでSAOから生還して戻った際にはMSGもプレイしているほどであった。

 

 

フィリア「それにしても・・・なんだかかわいいね。」

 

クロス「えっ、何・・?突然///」

 

フィリア「男の子なのに見た目も声もキリト以上に女の子っぽくてかわいいし、へそ出しとわき出し、ホットパンツ、ニーソも似合ってるし、女の子っぽくてかわいいよ!」

 

クロス「そこまでかわいいって言われると・・・///、それに俺は男の子だよ///」

 

 

クロスのアバターはリアルの紗千香と同じく和人(キリト)以上の女の子のような顔だちに声、そして装備している衣装がへそ出しのノースリーブの衣装、ホットパンツ、ニーソックスという女の子とも間違われてもおかしくない衣装であるためフィリアからかわいいと思われている。

 

 

クロス「・・・そろそろログアウトしなきゃ」

 

 

車内の時計を見たクロスはログアウトの準備をする

 

 

フィリア「えっ?もうログアウトするの?」

 

クロス「明日も早いし、いろいろあるから」

 

フィリア「・・・そっか、今度リアルでダイシー・カフェで会おうね!」

 

クロス「また会おうね」

 

 

そういうとクロスはログアウトの操作を行い、FDとともに姿を消す・・・。

 

 

フィリア「・・・リアルでまた会えるといいな///」

 

 

クロスのことを思ったフィリアは顔を赤くしつつBRZのボンネットに寝転がりながらMSGの夜空を見上げた・・・

 

 

フィリア(独白)「そういえば・・・リアルでどこかでクロスのFDみたいなFDを見たことがある気がするけど・・・いいかな」

 

 

だが、リアルでクロスが使用していたFDとそっくりのFDを目撃していたフィリアなのだがうまく思い出せなかった・・・

 

 

そして、リアルでの紗千香(クロス)和人(キリト)、、たちとの出会いが運命を大きく加速させる・・・!

 

 

 

 

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