アズールレーンクロスワールド   作:サバ缶みそ味

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μ兵装が出てきたぞ!ボルチモア、イラストリアス、大鳳、ローン‼

アイドルってバインバインしていいんだっけ?

それでもダイヤを使いまくるぜ!

ユニバアアアアアアアアアスっ‼


33.海上救護作戦

Inアステラ鎮守府_執務室前

 

Sideクリーブランド

 

 廊下の窓を覗くとどんよりと曇がかった空にシトシトと降る雨。今日は朝から雨のようだ。まあ指揮官達も新大陸は天気の移り変わりがよくあると言っていたし毎日が晴れっていうわけにはいかないもんなぁ。

 

クリーブランド「でも晴れてるほうがいいな…」

 

ネルソン「クリーブランド、あなたも朝早いわね」

 

 

 ふと私に声をかけてきたのはネルソン。沢山の書類を持ってて重たそうだ。

 

 

クリーブランド「おはようネルソン。それよりもその書類の山は…?」

ネルソン「やりかけの書類を書斎で見つけたから持ってきたのよ。まったく、なんであんなところに山積みにしてたのよ…!」

 

 そういえばライリーさん達が出立する前夜にライリーさんが書類の山を持って書斎に駆け込んだのを見かけたな…

 

ネルソン「こうなったら残りの書類を始末するよう指揮官に押し付けるしかないわ」

クリーブランド「指揮官も帰ってきて早々書類整理に追われて大変だ」苦笑い

 

 昨日は一日中書類整理につきっきりだったもんね…今日は演習内容の変更を相談しようと思ったけど、仕方ない私も手伝ってあげようかな。

 

 私はネルソンと一緒に執務室へ。ノックしてドアを開ける。

 

 

ネルソン「指揮官!さらに追加の書類をやってもらうわよ!」

クリーブランド「おはよう指揮官!大変そうだから私も手伝って……ry」

 

 颯爽と執務室に入ると私たちの目に入ったのは床でうつぶせに倒れている指揮官だった。

 

 

クリーブランド&ネルソン「きゃあああああああああああああああああああああああっ!!?」

 

 

 執務室から私とネルソンの悲鳴が大きく響いた。

 

 

 

指揮官「( ˘ω˘)スヤァ」

 

 

__数分後___

 

 

オイゲン「指揮官?前にも言ったわよね?床で寝ないでって」ゴゴゴゴ

 

指揮官「す、すみませんでした……」((#)ω;))

 

 

 床でぐっすりと寝ていた指揮官はすぐさま駆けつけてきたオイゲンに何度も思い切り踏んづけられて起こされたのだった。

 

ネルソン「び、びっくりしたじゃないの!というかなんで床で寝てるのよ!?」

クリーブランド「た、倒れたかと思って驚いたよ……」

 

指揮官「心配かけさせてすまない。いつも寝るベッドでラフィーとカッシンが寝てたもんで…」

 

オイゲン「…ハンモックは?」

指揮官「ル・マランが寝てた」

 

オイゲン「……ソファーは?」

指揮官「ロング・アイランドが寝てた」

 

ネルソン「なんで寝床を占領されてんのよ!?馬鹿なの!?」

オイゲン「指揮官は野宿するのに慣れてるわ」

クリーブランド「……慣れってこわいな」

 

ネルソン「指揮官たるものしっかりしてもらわないと困るわ!」

 

ディアス「まったくそうだぞ!床で寝てると笑われちゃうぜ!」

 

ネルソン「ひゃっ⁉どっから出てきたの!?」

 

 いつの間に私たちの後ろでどや顔していたディアスさんにネルソンはギョッとする。

 

ディアス「指揮官となったんだからもっと威厳を意識しないと」

ネルソン「ほんとよ、私はともかく他のKAN-SENが見たらどう思われるか」

ディアス「俺を見習ってしっかりしねえと!」

 

クリーブランド「ディアスさん、廊下でうずくまって寝てたの見かけたよ?」

 

ネルソン「あんたも人のこと言えないでしょうがっ‼」スパーン

ディアス「ひでぶっ!?」∵(´ε((

 

指揮官「わかった…今度は威厳を持って床で寝るぜ!」

ネルソン「そういう問題じゃないっ‼」スパーン

指揮官「あべしっ!?」))Д`)・∴'.

 

オイゲン「…今日も一日賑やかになりそうね」苦笑い

クリーブランド「私は賑やかなのは好きだよ?」

 

___

 

 

IN工房_建造室

 

 

Sideオイゲン

 

オイゲン「指揮官、ラフィー達にはあまり寝床を占領しないよう言っておいたわ」

指揮官「すまないなオイゲン」

ディアス「今度は毛布にくるまって寝ることにするよ」

 

ヒッパー「だからそういう問題じゃないってば…」

 

 今度明石に指揮官の寝床の増設を頼もうかしら?いや、他の子に寝床を占領される未来しか見えないわね…指揮官達はハンター故野外の活動や野宿にも手馴れているから仕方ないか。

 

オイゲン「さ、気を取り直して建造に取り掛かるけど…」

 

 今回は明石はライリー達と一緒に陸珊瑚の台地に向かったため不在。明石の留守を狙って勝手に変な建造をする輩はいないことが幸運ね。でも、明石の代理が……

 

 

親方「で、この装置はこのキューブと素材を入れればいいのか?」

指揮官「素材を入れたら明石に怒られますよ」

 

親方「むぅ…こいつだけじゃ物足りねぇ気がするなぁ」

ディアス「俺もその気持ちわかるー」

ヒッパー「だからと言って興味本位で入れたら承知しないわよ!」

 

 明石の代わりに親方が担ってくれているのだが色々と不安だ…一応親方のサポートにヒッパーがついてくれているから大丈夫だろうと思うわ…たぶん

 

指揮官「よっし今日は駆逐、軽巡狙いで7つほど回してみるか」

ディアス「そろそろキューブは節約しないとね」

 

 そうね、最初調査船に山ほど積んであったメンタルキューブがだいぶ少なくなってきた。まあどこぞのライリーが変な建造をしすぎたことが原因だろうけど…

 

指揮官「メンタルキューブって増やすことはできないのか?」

ヒッパー「まあ舶来船から大本営宛の通達と一緒についてくる以外には海上任務や探索、委託で手に入るけど…新大陸の海じゃどうかしらねぇ」

 

指揮官「今度試してみるか。じゃあ早速建造開始だ!」

 

 キューブを7つ入れて建造開始。すぐさま高速建造材を使って建造を終了させる。建造材も少なくなったし、指揮官と会場任務と委託について打ち合わせをしておく必要があるわね…

 

指揮官「さぁてどんな子が着任してくれるかな!」

ディアス「よーし、オープン!」

 

 

 

シグニット「うちは…うちはCクラス級の駆逐艦の…し、シグニット…ふえ?」

 

指揮官「ふむふむ…Cクラス級ってなに?」ギンピカ鎧男

ディアス「Gクラス級とか在るのかな?」トゲトゲ鎧男

 

シグニット「……きゅう」フラァ

 

指揮官「き、気絶した⁉」

ディアス「だ、大丈夫かい⁉お腹空いたの⁉」

 

ヒッパー「ねえ、絶対に第一印象で損してると思うんだけど?」

オイゲン「仕方ないわよ。指揮官兼ハンターですもの…」

 

_____

 

sideソルト

 

 

 

その後オイゲンがなんとかシグニットに説明と説得をして落ち着かせることができた。

 

シグニット「……」|д゚)チラッ

 

 気絶することはなくなったが、シグニットはオイゲンの後ろに隠れてこちらを伺っていた。

 

オイゲン「大丈夫よ、ああ見えて少し抜けてる人達だから」

 

 

シグニット「ほ、ほんと?う、うちに怖いことしない?」

指揮官「もちろん!君も大事な仲間なんだから」

 

シグニット「う、うん…うち、指揮官を信じる。よ、よろしくね指揮官!」

 

 シグニットは笑みを見せるがそれでもオイゲンの後ろに隠れているままだった。むぅ、まだまだ先は長そうだな…

 

ディアス「うーん…どうやったら怖がらせずにすむかなぁ」

指揮官「今後の課題だな…」

 

ヒッパー「オイゲン、やっぱり抜けてるわね」

オイゲン「ヒッパー、慣れるしかないわ」

シグニット「……指揮官達、以外とおちゃめ?」

 

 

さて、気を取り直して残りの建造結果を見てみよう!

 

 

 

 

初霜「あら、そう怯えなさんな。食べたりしな……え?」

 

コンコード「軽巡コンコード、着任したよ♪キャンディとアイスはマイフェバリ……っ⁉」

 

エイジャックス「指揮官、私はリアンダー級軽巡3号艦、エイジャックス。これでも結構有名なん……はい?」

 

Z35「指揮官と艦隊のみんな、はじめまして〜!私は歌って踊れる、人呼んで『フュンちゃん』のZ35だよ〜!よろしく♪って、ええっ⁉」

 

涼月「あはは、聞いてるぷー太?これからここに暮らすんだよ?…秋月型3番艦の涼月、いざさん…ひゃあっ⁉」

 

タシュケント「タシュケントよ。『空色の巡洋艦』と呼ばれてるわ。同志ちゃんもタシュケントのことを……えっ?」

 

 

指揮官「みんな驚いちゃってるな」(´・ω・`)

ディアス「どうしたらいいかなぁ」(´・ω・`)

 

ヒッパー「鎧を脱ぎなさいって!っていうか親方!どさくさに紛れてなんか入れたでしょ!!」

 

親方「す、すまねぇ。どうしても気になっちまって…メランジェ鉱石を2個も入れちまった…」

指揮官「Oh……かなりレアな素材を……」

シグニット「指揮官が落ち込んだ!?」

 

ヒッパー「どうしてここの人達はキューブ以外のものを入れたがるのよ!!」

 

オイゲン「それから説明するのも大変ね……」

 

 オイゲンは大きくため息をついた。毎度毎度説明してくれてすまない…

 

 ここはほかの鎮守府とは少し変わったところ、新大陸にはモンスターが沢山いて指揮官はKAN-SEN達の指揮を執りつつ新大陸の調査とモンスターと戦っている、オイゲンの一通り簡単な説明により一応は納得してくれたようだ。

 

タシュケント「あっそ、だから同志ちゃんはギンピカな鎧を身に着けているってわけね。別に私は反対しないわ」

フュン「最初は何かのコスプレかと思ったけど納得したよー」

 

指揮官「納得してくれて安心したよ。これからよろしくね」

 

涼月「指揮官!私も何かお手伝いしてお守りしたーい!」

オイゲン「やる気があるのはいいけど…意外と大変よ?」

 

ディアス「……」ジー…

初霜「あ、あたいをじーっと見つめてどうかしたのさ?」

ディアス「猫耳に猫のしっぽ……ふにふにしていい?」しっぽふにふに

初霜「ひゃあっ⁉言う前に触ってるじゃないの‼」

ディアス「すごーい!しっぽは本物だ!もっとふにふにしていい?」猫耳ふにふに

初霜「も、もうお触り禁止!」

 

コンコード「あ、あたしは別に気にはしてないけど……ここってスイーツあるの?」

ヒッパー「ダンケルクがいるわよ」

コンコード「っしゃあっ‼ダンケルクさんがいるなら勝ち確ね‼スイーティ最高っ!」

 

 最初は驚いていたが受け入れてくれてひとまず安心。あーでも報告書とかどう書こうか。『その時不思議なことが起こった』とでも書いとこ。あと明石が帰ってきたらどう説明しよう…

 

 

\ビーッ‼/\ビーッ‼/

 

 

 その時部屋の中で大きな音が響いた。音の主は明石のデスクのすぐ横に置いてある装置だ。しかもひっきりなしに黄色い光が点滅していた。

 聞いたことがない音に思わずびくっとなっちゃった。親方もディアスも驚いており、外にも響いていたのかそこへ調査班リーダーまでもが駆けつけてきた。

 

調査班リーダー「大きな音が外まで響いていたぞ。何かあったのか!?」

 

 

指揮官「お、オイゲン、この音は?」

 

 オイゲンに尋ねるが彼女は少し険しい表情をしていた。オイゲンだけでなくヒッパーも同じ表情を…となると余程大変な事態なのだろうか?

 

オイゲン「明石が念のためと言って設置していた受信装置…しかもこれは他のKAN-SENの救難信号よ。ヒッパー!」

ヒッパー「わかってる!」

 

 ヒッパーがすぐさまその受信装置とやらをいじり始めた。カタカタと何かを打つ音と同時に装置から紙が出てきた。ヒッパーはその紙を取り、紙に書かれている数字を見ながら海図を広げた。

 

ヒッパー「救難信号の発信元はここね」

ディアス「ここから南東…発信元はかなり遠いな」

 

調査班リーダー「救難信号なら急がないとまずい。早くしないと雨風も強くなって海が荒れ、嵐になるぞ」

 

 新大陸の海は変動が激しく時に大荒れになって船が出れない時もある。このままだと救難信号を出した人達が危ない!

 

指揮官「それはいけない…!よし、急ぎ編成して出撃しないと!」

 

オイゲン「でも…セイレーンの罠の可能性もあるわ」

ディアス「セイレーンの罠?」

ヒッパー「セイレーンの中には通信や信号をジャックして偽の情報を送り襲撃してくることがあるの」

 

 

 そんな手を使ってくる輩もいるのか…オイゲン達も慎重になる気持ちはわかる。

 

 

指揮官「でも助けを求めている声を放っておくわけにはいかない。すぐに救助に向かおう」

オイゲン「……ふふ、指揮官らしいわ。すぐにみんなを呼ぶわ」

 

 オイゲンは微笑んで頷き皆がいる鎮守府へと向かった。

 

 

__数分後__

 

 

指揮官「よし、みんな集まってるな?南東沖にKAN-SENの救難信号をキャッチした。これよりKAN-SENの救助にむかう」

 

ジャン・バール「指揮官、もしそれがセイレーンの罠だったらどうする?」

 

 

 みな救難信号が本物か、それともセイレーンによる偽の信号か半信半疑のようだ。

 

指揮官「…第一艦隊と第二艦隊にわけて出撃する。第一艦隊はKAN-SENの救助、第二艦隊はその後に続き第一艦隊と合流。セイレーンの罠なら第一艦隊と共にセイレーンを撃破。大規模なものなら第三、第四艦隊を続けて編成し出撃する」

 

 考えられることは考えたと思う…足りぬところはあるかもしれない。説明を聞いたジャン・バールは頷いてくれた。そばにいたオイゲンも微笑んで頷く。ちょっとほっとした…

 

ジャン・バール「それなら文句は言わない。セイレーンが相手なら遠慮なく俺をつかえ」

クリーブランド「救難信号なら急いで助けに行かないと!」

 

指揮官「調査班リーダーと学者の話によるとそこの海域はもうじき嵐になるらしい。だから大急ぎで向かおう。第一艦隊はライプツィヒを旗艦にクリーブランド、レーベ、ティーレ、ラフィー、スモーリー。第二艦隊はジャン・バールを旗艦にイーグル、ネルソン、ベルファスト、グロスターだ」

 

クリーブランド「よし!今すぐに向かおう!」

ライプツィヒ「が、頑張ります…!」

 

ラフィー「……」

スモーリー「ラフィー、早く起きないと」

ラフィー「んん……ラフィー寝てない。指揮官のベッドがフカフカだったけど寝てない、たぶん」

 

レーベ「はっはっは!この親方に強化してもらった新しい艤装で出撃だ!威力と装甲が強化されたこのry」

ティーレ「レーベ君、時間がありません。急ぎますよ」

 

ディアス「ちょ、ちょっと待ってー!」

 

 いざ彼女たちが急いで向かおうとしたとき、ディアスと調査班リーダーとベニマルとトラが大急ぎで駆けつけてきた。何やら大荷物を担いでいるようだが…

 

クリーブランド「ディアスさん、それは?」

 

ディアス「これは『耐水の装衣』だ。雨風で荒れた海で役に立つかもしれない」

調査班リーダー「それから応急薬と携帯食料だ。怪我人がいたら使ってくれ」

 

ラフィー「…リーダーありがと」

スモーリー「『耐水の装衣』…なんだかレインコートみたい」

 

ベニマル「救助なら僕たちも行くニャ」

トラ「応急処置なら得意だにゃ!」

 

クリーブランド「ベニマル達も行くの?」

指揮官「ベニマル達アイルーはハンターの応急処置など治療も心得ている。きっと力になるはずだ」

ライプツィヒ「それならさかなきゅんが乗せてくれます。ベニマルちゃん、トラちゃん、行こ!」

 

 ライプツィヒがベニマルとトラを抱っこし、第一艦隊は母港へと向かった。

 

ジャン・バール「第一艦隊が出撃したらすぐにオレ達も向かう」

グロスター「万事に備えておかなければいけませんね」

 

 

指揮官「念のため俺たちも準備しておかないと…」

 

ベルファスト「ご主人様達も向かうのですか?」

調査班リーダー「海が荒れると時にモンスターがいきなり現れるってことがある」

ディアス「タンジアでは海竜種、魚竜種のモンスターが嵐の中で船を襲撃し沈められたってことがあったからね」

 

 どんな事態にも対応しなければ…兎に角救難信号を送った主を助けることに集中しないと

 

指揮官「みんな…大丈夫かな」ソワソワ

 

 

ジャン・バール「なあ、たぶん指揮官のやつ大雨の中埠頭で待つぞこれ」ヒソヒソ

オイゲン「たぶんじゃなくて確実よ……」ヒソヒソ

ベルファスト「風邪を引かないか心配です……」

 

____

 

In新大陸_南東沖

 

 

Sideライプツィヒ

 

 指揮官さん達の言う通り、雨と風が強く吹き波の荒れが強くなってきた…急がないと!

 

クリーブランド「激しい雨だ…ディアスさんがくれた耐水の装衣がすっごく役に立つね!」

 

 ディアスさんが用意してくれた耐水の装衣、これを着たら雨を弾くだけでなく雨水の冷たさも雨風の寒さからも守ってくれる。

 

ラフィー「すっごく濡れない。すっごく便利」

レーベ「これがあれば嵐もへっちゃらだぜ!」

 

ティーレ「気を抜かないでください。時間経過で効果が一時消えるそうですよ、ええ」

 

 そうだった。ディアスさんが時間経過で効果がなくなること、再利用するには一定時間置く必要があるって言ってた。

 

 効果が消えるまでに見つかるといいのだけど……

 

 

スモーリー「!!前方に何かある!」

 

スモーリーちゃんが何か見つけたみたい!救難信号を出したKAN-SEN?クリーブランドちゃんと一緒に先に進む。

 

 慎重に近づくと次第にはっきりと見えてきた。黒い船体…!セイレーン⁉

 

ライプツィヒ「…!」

 

私は一瞬焦ったが様子がおかしいことに気づく。セイレーンなら近づいてきた私達に襲いかかるはずなのに反応がない。

 

ベニマル「これは残骸かにゃ?」

 

 さかなきゅんに乗ってるベニマルちゃんとトラちゃんが私の肩に乗ってひょっこりと顔を覗く。確かにこれはセイレーンの残骸。

 

クリーブランド「しかもこれだけじゃないな…」

 

 よく見ればこの近くにも同じような残骸が浮いている。砲撃や雷撃で撃沈した跡が見えるにセイレーンと戦闘があったのかも。

 

ライプツィヒ「でも…違うのもある」

 

残骸の中には何かに叩きつけられ凹んでいるもの、何かに噛まれた跡、ショートして火花が未だに散らす残骸や雷撃や砲撃ではなく雷に打たれて焼けたような跡がある残骸…おかしな残骸があった。

 

クリーブランド「一体何があったんだ…?」

 

ラフィー「ライプツィヒ、船見つけた」

 

ラフィーちゃんが船を見つけたみたい!ラフィーちゃんが指差す先には大破した船が見えた。

 

ライプツィヒ「あれは量産艦!」

 

指揮官『量産艦?』

 

スモーリー「私達KAN-SENはキューブの力を使って自分達と同じ船をつくることができるの」

ティーレ「指揮官を乗せて移動すること、数で物言わせて戦うことに利用されますがその代わり自身の耐久度を消費しなければなりません、はい」

 

レーベ「便利ではあるけど使いすぎるとかすり傷でも沈んじまう。だから大破で沈みかけの量産艦だけってことは召喚した本人は重傷の可能性だ」

 

指揮官『たいへんだ…!はやく救助しないと!』

 

 指揮官さんの言う通り一刻を争う。私は深呼吸をして大声で呼びかけた。

 

ライプツィヒ「聞こえますか!!私達は新大陸のアステラ鎮守府の艦隊です!!救難信号を受けて助けにきました!!」

 

クリーブランド「いたら返事をしてくれ!!」

 

 呼んでみたが反応がない。もしかして中で怪我をしているのかも…

 

???「…こっち!姉ちゃんを助けて!」

 

船から声が!やっぱり助けを呼んでいたんだ!

 

ライプツィヒ「ベニマルちゃん、トラちゃん、いくよ!」

ベニマル「応急処置は任せろにゃ!」

 

クリーブランド「ラフィー達はセイレーンがいないか索敵を頼む!」

 

私達は急ぎ船に乗り込み声のした場所へ急ぐ。確か甲板の方から声が…!

 

 駆けつけてみるとそこには赤いチャイナドレスのような服を着た女の子と青いチャイナドレスのような服を着た女の子がいました。赤いチャイナドレスの子は怯えていて、青いチャイナドレスの子は艤装は大破し、体中傷だらけでぐったりしている!

 

ライプツィヒ「私は救助に駆けつけてきました、ライプツィヒです」

クリーブランド「同じくクリーブランドだ」

 

平海「私は平海、それから姉ちゃんの寧海。お願い、姉ちゃんを助けて!」

 

ベニマル「もう大丈夫ニャ!」

トラ「二人とも怪我を治してあげるニャ!」

 

平海「ね、猫が喋って立ってる⁉」

 

ライプツィヒ「大丈夫よ。ベニマルちゃん達は味方だよ」

 

 ベニマルちゃんとトラちゃんは包帯と緑色の液体の入った瓶を取り出した。

 

トラ「まずは応急薬を飲むといいにゃ」

ベニマル「慌てずゆっくりと飲むニャ」

 

 平海ちゃんはおそるおそる飲み、寧海ちゃんの方はベニマルちゃんが介抱しながらゆっくり飲ませた。

 すると二人の傷がゆっくりだけど治り始めた⁉し、指揮官さん達が使ってる回復薬とか応急薬って効果がすごいだけでなくいろいろとおかしいと思う…

 

寧海「うぅ…あ、あなた達は…?」

平海「姉ちゃん!」ガバッ

 

 平海ちゃんが涙を流し寧海ちゃんに抱きつく。良かった、無事みたい。

 

トラ「後は鎮守府に帰って本格的な治療を受けるニャ」

寧海「ね、猫が喋った⁉」

 

クリーブランド「一体何があったのか話せるかい?」

 

寧海「……私と平海は海を旅してたの。きっと何処かで私達を受け入れてくれる鎮守府があると思って長い船旅をしたの」

 

平海「でも途中でセイレーンに出くわし戦闘になっちゃった」

寧海「危なくなって逃げようとしたその時……」

 

寧海ちゃんは何か思い出したのか身震いをした。恐ろしい目にあったようで体を震わせながら話を続けた。

 

寧海「う、海から突然大きな怪物が現れてセイレーンと私達に襲いかかってきたの……!」

 

平海「怪物はビリビリ電気を出したりビリビリを吐いたりして暴れたの!姉ちゃんは私を庇って怪物に襲われて……」

寧海「ほ、ほうほうのていでなんとか逃げたけど…気を失っちゃって……」

 

海から突然怪物が…?話を聞いていたベニマルちゃんとトラちゃんが深刻な表情をしている。

 

ベニマル「その怪物は色は覚えてるかにゃ?」

トラ「青かった?白かった?そ、それとも黒かニャ?」

 

寧海「た、確か…青かったわ」

 

トラ「ふ、ふう…白か黒じゃなくてほっとしたニャ」

ベニマル「それでも危険ニャ。旦那さんも呼ぶニャ」

 

クリーブランド「ベニマル達は心当たりあるのか?」

ベニマル「間違いなく『海竜:ラギアクルス』の仕業ニャ」

 

クリーブランド「ラギアクルス?」

ベニマル「海に生息する海竜種で凶暴な性格を持ち電撃を放つモンスターニャ」

トラ「ぶるぶる…海で遭遇した時のことを思い出すだけでもぞっとするにゃ。君たちはあのラギアクルスから逃れた。えらいニャ、よく頑張ったニャ」ナデナデ

 

寧海「…怖かった!食べられるかと思った…!」

ベニマル「うんうん、もう大丈夫ニャ」ナデナデ

 

 たがが外れ大きな声で泣く寧海ちゃんと平海ちゃん…この子達はとても怖い目に遭ったのね。

 

ライプツィヒ「さ、私たちの鎮守府へ行こ?そこなら大丈夫よ」

クリーブランド「指揮官たちはみんな優しいからさ!きっと気に入ると思うよ!」

 

寧海「そこの指揮官ってどんな人なの?」

クリーブランド「えーと…ギンピカの鎧を着てて見た目は怖そうだけど勇敢で優しい人だよ」

平海「ぎ、ギンピカ…?」

 

 うん、疑問に思うよね。私も最初はびっくりして気を失っちゃったけど…慣れたら大丈夫。たぶん

 

 

ラフィー「クリーブランド、ライプツィヒ、急いで!」

 

 ふと外からラフィーちゃんの声が聞こえた。その直後砲撃の音が響く。

 

レーベ「セイレーンの艦隊がきやがった!返り討ちにしてやるぜ!」

ティーレ「私たちが敵艦を対処します、ええ。ライプツィヒさんは護送を」

 

クリーブランド「私がカバーする、行こう!」

ライプツィヒ「うん!寧海ちゃん、平海ちゃん、トラちゃん、ベニマルちゃんもさかなきゅんに乗って!」

 

 ベニマルちゃん達と寧海ちゃんと平海ちゃんをさかなきゅんに乗せて走らせる。セイレーンの艦隊が接近してきているのが見えた…少し速度は落ちてるけど振り切って見せる!

 

ライプツィヒ「さかなきゅん、皆を守って!」

さかなきゅん「((`・ω・)」

 

 接近しているのはKnight級が3隻、Pawn級が2隻…敵艦から離れようといる私に向けて砲撃を続けてくる。

 

クリーブランド「させるかっ!」

 

 クリーブランドさんが前に出て艤装で砲撃を防ぎ、反撃に撃ち返す。

 

クリーブランド「ラフィー!スモーリー!」

 

スモーリー「了解、これでもくらえ!」

ラフィー「ラフィーが倒す」

 

 スモーリーちゃんとラフィーちゃんが一斉に魚雷を放つ。放たれた8つの魚雷は見事2隻のPawn級に直撃し2隻は黒煙を上げる。

 

ラフィー「攻め手を緩めない」

 

 ラフィーちゃんが先陣を切って敵艦へ迫り砲撃をたち続けに撃つ。黒煙を上げていた1隻のPawn級が爆発し撃沈。

 

スモーリー「とどめっ!」

 

 もう1隻の方はスモーリーちゃんが追撃の砲撃により撃破。そんな二人に向けてKnight級の1隻が接近するが横から爆発が起きた。

 

レーベ「はっはっはぁ‼以前のレーベ様よりも火力は上がってるぜ!」

 

 レーベちゃんが敵の右側に向けて斉射、そしてとどめに魚雷を放ち砲撃と雷撃をくらった敵艦は爆沈する。レーベちゃん、前よりも火力が上がってる…私も親方さんにさかなきゅんの改造強化頼もうかなぁ

 

レーベ「どうだっ!って、人のセリフを言い終えるまで攻撃してくるなよっ!?」

 

 今度は残りの敵艦がレーベちゃんに向けて一斉に砲撃を放ってきた。レーベちゃんはあたふたと砲撃を躱していく。

 

ティーレ「レーベくん、油断は禁物です」

レーベ「ティーレ!助かったぜ!」

 

 レーベちゃんに直撃しようとしていた砲撃をティーレちゃんが防いだ。お返しと言わんばかりに敵のKnight級に向けて強く砲撃をし続けた。

 

ティーレ「ですがレーベくんをしつこく狙うのは癪です、ええ」

レーベ「よしティーレ!合わせるぞ‼」

ティーレ「レーベくんのペースで、はい」

 

 レーベちゃんが前進しティーレちゃんがカバーするように敵艦へ迫る。敵の砲撃を縫うように躱し、斉射。とどめの雷撃と二人の猛攻により敵Knight級2隻は一気に炎を上げて撃沈。

 

クリーブランド「よし、撃破成功!急いで進もう」

 

 戦闘の間に雨脚がいっそう激しくなり波が大きくうねりだしている。はやくしないと嵐になっちゃう…!

 

 急いで前進しようとしたその時、キラッと光るものがこちらに近づいてきているのが見えた。一体何か確認しようと目を凝らす。

 …光は一つじゃない。いくつかこちらに飛んできている…あれは…敵艦の主砲による砲撃!?

 

ライプツィヒ「気を付けてっ!敵の砲撃です!」

 

 砲撃の狙いは私だ…!寧海ちゃんと平海ちゃん達に当たらせはしない…!さかなきゅん、無茶させちゃうけどお願いっ!この子達に当たらないよう私は前へ出た。

 

クリーブランド「っ!やらせるかっ‼」

 

 その時、クリーブランドさんが私たちの前へ出て敵の砲撃を防いだ。大きな爆発と水しぶきが飛ぶ。

 

ライプツィヒ「く、クリーブランドさんっ!?」

 

クリーブランド「いてて……わ、私は大丈夫だ!」

 

 クリーブランドさんはマントがボロボロになりながらも笑みを見せ、すぐさま接近してきているセイレーンの艦隊に向けてにらむ。

 

クリーブランド「重巡、Bishop級が3隻……それから人型のセイレーンがいる…」

 

 3隻のBishop級の前にオウムガイの形をした艤装に乗っている人型のセイレーンが見えた。あれは…重巡級セイレーン、『ナビゲーター』‼

 

クリーブランド「厄介な敵だ……ライプツィヒは寧海達を連れて先に」

ライプツィヒ「で、でも…!」

 

ラフィー「大丈夫、ラフィーが守る」

レーベ「へっ、まだまだ暴れたりなかったところだったぜ!」

ティーレ「レーベくん、最初で暴れすぎて残弾は少ないですよ」

スモーリー「まだまだ余力はあるよ」

 

 

ナビゲーター「……」

 

 ナビゲーターが不敵な笑みを見せて主砲を私たちに向け、無数の弾幕を放った。その時、側面から誰かの砲撃がナビゲーターの砲弾へ直撃し相殺させた。

 

 

 

ベルファスト「良かった。間に合いましたね」

 

クリーブランド「ベルファスト…!」

ライプツィヒ「ベルファストさん…!」

 

ジャン・バール「猛スピードで来てやった。あとは任せろ」

 

 ベルファストさんと第二艦隊の人たちが来てくれた!ベルファストさんは私たちににっこりと笑うとナビゲーターに視線を向ける。

 

ベルファスト「怪我を負っている方と救助に駆け付けた方を狙う敵艦の皆様…これよりかなり痛くいたします」

グロスター「お覚悟を」

 

 

ナビゲーター「……!」

 

 敵の標的はベルファストさんとグロスターさんに変わった。ナビゲーターが二人に向けて激しく砲撃をしてきた。二人は華麗に砲撃を躱し、敵の両サイドから反撃の砲撃を放った。

 

 

ベルファスト「はああああっ‼」

 

 ベルファストさんが力強く主砲を放ち、敵の艤装が爆発を起こす。ナビゲーターの主砲がベルファストさんに向いた。

 

グロスター「撃たせる機会は与えません!」

 

 今度はグロスターさんが魚雷を放ち命中させた。ナビゲーターに反撃させる機会を与えることなく二人の砲撃はやむことなく続く。するとナビゲーターに後続していた3隻のBishop級が一斉に主砲を放ってきた。

 

ベルファスト「グロスター‼」

グロスター「ええ、手はず通りにですね」

 

 二人がナビゲーターの目の前に合流するとベルファストさんが艤装から白い煙幕を排出させた。ナビゲーターが合流した二人に向けて砲撃を斉射した。

 

 だが砲撃は白い煙の中を何かに直撃することなく通り過ぎ、砲撃で煙が割れたその先にはジャン・バールさんが主砲を構えていた。

 

ジャン・バール「ふっ、遊びはここまでだ‼」

 

 力強い主砲の一撃が放たれる。勢いよく飛んだ砲弾は見事ナビゲーターに命中。ナビゲーターの艤装から轟轟と炎が舞い上がった。

 

ジャン・バール「イーグルっ!」

イーグル「もらったぞ!」

 

 ジャン・バールさんの後方にいたイーグルさんが艦載機を発艦させる。数基の艦載機はナビゲーターの真上の空に飛び、一斉に爆撃を放った。

 

ナビゲーター「……っ!?」

 

 無数の爆撃を食らったナビゲーターの艤装は爆発を起こし、ナビゲーターは撃沈した。

 

ジャン・バール「よし、残りの敵は…」

 

ネルソン「ビッグセブンの力を舐めないでちょうだいっ‼」

 

 ネルソンさんが主砲と同時に無数の弾幕を放った。一斉に飛んで行った無数の砲撃と弾幕が残りの3隻の敵艦を巻き込み爆破、見事一気に敵艦を撃沈させた。

 

クリーブランド「さすがビッグセブンの火力だなぁ…」

 

ベルファスト「ご主人様、敵艦の撃破完了いたしました」

 

指揮官『よくやってくれた!みんな、急いで戻ってきてくれ!』

ディアス『あったかいスープも作ってあるよ‼』

 

ベルファスト「ふふ、ありがとうございます。では皆様、帰艦いたしましょう」

 

ライプツィヒ「よかった…もう大丈夫」

ネルソン「この程度楽勝よ…って、ジャン・バールなにじとーって見てるのよ?」

 

ジャン・バール「……俺がまとめて始末しようと思ってたのに」ムスーッ

 

 

 

 

ラフィー「……?」

イーグル「?ラフィー、どうかしたのか?」

ラフィー「いま……敵潜水艦の反応があった気がした」

 

スモーリー「?こっちは何も反応してないよ?」

レーベ「そんなことより急いで戻ろうぜ!はやくしないと嵐になる!」

 

ラフィー「うん…」

 

 

___

 

in新大陸近海

 

Sideラフィー

 

 鎮守府の近海にたどり着いたら雨と波が穏やかになってきた。うん、ここまで来たら大丈夫。

 

 ?船がこっちにちかづいてきてる?

 

 

指揮官「おーい!みんな無事か!」

ディアス「怪我してる子は大丈夫?」

 

 船には指揮官とディアスさん、それから調査班リーダーが。指揮官も駆けつけてきてくれてたんだ…

 

指揮官「ライプツィヒ、クリーブランド、みんなよく頑張ってくれた」

 

ライプツィヒ「わ、私はあまり…それよりクリーブランドさんやベルファストさん達が守ってくれたんです」

クリーブランド「でもライプツィヒもこの子達を守ろうとしてたんだよ」

 

指揮官「みんな偉いよ。ありがとう!」

 

ジャン・バール「MVPはおれだよな?」

レーベ「ここはレーベ様だよな!」

 

ティーレ「レーベくんたちは自重すべきです、ええ…」

 

 

寧海「あ、あなたが指揮官ね?助かったわ」

 

調査班リーダー「え?」

 

寧海「い、意外とガタイがいいけど…平海にはちょっかい出しちゃだめよ?」

 

 寧海、見た目で勘違いしてる…

 

ラフィー「この人指揮官じゃない」

寧海「え?」

調査班リーダー「君たちを助けてくれた指揮官はこっちだ」

 

ディアス(ソルト、打ち合わせ通りに…)ヒソヒソ

指揮官(よーし…怖がらせないようにフュンからパフォーマンスとやらを教えてもらったしな!)ヒソヒソ

 

 指揮官とディアスさんなにかひそひそ話てる…

 

指揮官「ようこそっ!この俺が指揮官のぉぉぉぉぉっっ…ソルトだぜっ!」\(^o^\)シャキーン

ディアス「同じくぅぅぅぅっ……ディアスだおっ‼」┏(^0^)┛シャキーン

 

寧海&平海「」

ベルファスト「( ゚д゚)」

 

ジャン・バール&イーグル「ぶふっ!?」(o´'ω'`)・*;'.、

 

 いわゆるファイティングポーズ?どや顔で決めてるけど……ううん、意外と面白いかも、たぶん

 

 

寧海「ひょえぇ…」フラッ

指揮官「き、気絶したっ!?」

ディアス「逆効果だったのか!?」

 

ネルソン「あたりまえでしょうがあああっ‼」スパーン

指揮官&ディアス「ひでぶっ!?」

 

 

平海&レーベ「……かっこいい‼」

ジャン・バール「ちょ…は、はらいてえ…」プルプル

イーグル「だ、だめ…面白すぎておなかいたい…」プルプル

 

 他の人たちは効果があったよう。ラフィーもすき…

 

 

 

 

 

______

 

 

 

in???

 

side???

 

 

???「ダイバー、エリア『***』に到着…バレずに進めたようね」

 

???「見つかったら面倒なことになったから少しほっとしたわ」

 

???「対象『******』に接触。これより対象『******』の活性化に移る」

 

 

 

\ギュルオオオオオォォォォォオオオオォォォォォォオオオオッ!‼!/

 

 

 聞いたことのない生き物の咆哮とともに爆音と雑音が響き渡った。

 

???「…ダイバーの反応消失。間違いなく消し炭になったようね」

 

???「『アレ』は寝相が悪いからしかたないわ。でもこれで活性化には成功ね…」

 

???「タイミング的には最悪だと思うのだけどいいの?」

 

???「私のシナリオでは問題ないわ…逆にああでもしないと『禁忌』は呼び寄せれない…」

 

 

 確か昔の人が言っていたわ……『キョダイリュウノゼツメイニヨリ、デンセツハヨミガエル』ってね

 

 

???「ふふふ、これからが楽しくなるわ……」




タシュケントをたすけんと(キューブが燃え尽きました…タシュケントがでません)
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