アズールレーンクロスワールド   作:サバ缶みそ味

4 / 49
アズールレーン、アニメ始まりましたね!

 一話から迫力がありました。戦闘シーンがとてもアクロバティックでした…

 
 艦これ3話……うっ、頭が……


4、仲間との合流

Sideプリンツ・オイゲン

 

 

指揮官「よし、行きますか!」

 

 頭にたんこぶを膨らませながら指揮官は立ち上がる。

 

オイゲン「行きますか、と言ってもどこ行くのよ?」

 

指揮官「船が行きつく先、新大陸調査団の拠点だ」

 

 本来私達が向かう場所、その拠点の中に鎮守府もあるだろうが本当に大丈夫なのだろうか。ここは木々が生い茂る森の中。下手に動けばさらに迷い込んでしまう。

 

指揮官「心配すんな。飛んでる際に見えたし方角も大丈夫だ」

 

 心配になっている私に気遣ってか指揮官は陽気に笑う。一体どこからそんな自信があるのかしら…

 

指揮官「それに、迷ったとしてもこいつが導いてくれる」

 

 指揮官は腰につけている先ほどから緑色に光る携帯ランタンのようなものを軽く叩いた。するとランタンから幾つもの小さな緑色の光が飛び交いだした。

 

オイゲン「これは…?」

指揮官「こいつは導蟲。新大陸で発見され、生き物や物質の特定の匂いに反応して光り集まる習性を持っているんだ。新大陸の拠点から配布されたものだからこいつを使えば拠点へと迷うことなく進むことができる」

 

 導蟲…見たことも聞いたこともないわ。こんなまったく知らない道具を使うなんて、指揮官はいったい何者なの…?

 

指揮官「ついでにこれも使っておくか」

 

 指揮官は腰につけているポーチから赤い球を取り出しスリンガーにはめると真上にめがけて撃った。赤い球は放たれたと同時に赤い煙を巻き上げながら空中で赤い煙を発して散った。

 

指揮官「救難信号。これで信号に気づいた仲間が助けに駆けつけてくれる」

オイゲン「助けがくるのでしょ?それならここで待っていた方がいいんじゃない?」

 

指揮官「いいや、ここは危険だ。この森はすでに『モンスター』達の縄張りなんだ。何かに遭遇する前に移動するした方がいいぞ」

 

 指揮官は「さあ行こう」と導蟲とやらが進む方角へと向かった。ここは指揮官に従った方がいいかもしれない…一見物静かそうなこの森の中、何がいるのか分からない嫌な気配を感じる。

 

 

 指揮官の後に続いていきながら私はずっと気になっていたことを聞いてみることにした。

 

オイゲン「指揮官…あの時、あんたが言っていた『モンスター』、それから『古龍』って何?」

 

 あの時遭遇した『ゾラなんとか』っていう今までに見たこともない生き物がいるなんて聞いたことがない。それに元帥が言っていた『ハンター』、船にいたルーキーや指揮官のような見たこともない格好をした人々…私の知らない事ばかりだ。

 

 私の問いに指揮官は腕を組んで考えながら歩く。

 

指揮官「うーん、そうだなぁ……短期研修の時に聞いたのだがオイゲン達の故郷にはいないんだよな?『モンスター』っていうのはすっごく簡単に言えば『自然』から生み出された存在、って感じかな?」

 

オイゲン「自然から……犬や猫や鳥と同じ生き物ってこと?」

指揮官「ああ違いない。でも…飛竜種や獣竜種等の様々な竜種、牙獣種や甲虫種と大きな体と力を持つものも存在し、時として人々に牙を剥く時がある」

オイゲン「かなり危険じゃない!そんな生き物を駆逐しないの?」

 

 この地にも『モンスター』がいるのなら安全のために駆逐すべきではないか。そんな私の言葉に指揮官は首を横に振った。

 

指揮官「彼らには非はない。彼らが牙を剥き暴れるのは何か理由がある。生存競争に負けた、または何かに恐れ、ある時は生きるためにと彼らは必死なんだ。彼らも自然の一部、一方的な理由だけで滅ぼしちゃいけない…やってはいけないんだ。その為に俺達『ハンター』がいる」

 

オイゲン「ハンター…?」

 

指揮官「ああ、人と『モンスター』達の境界線を守り、自然の均衡を保たせる…ある時は自然の調査、採取。ある時は人と自然の均衡を守るために捕獲、撃退、狩猟、と戦う時もある」

 

オイゲン「自然の均衡、自然との戦い…むぅ、まだよく分からないわ…」

 

指揮官「なぁに、今はわからなくてもいつかわかるさ」ナデナデ

 

 指揮官は陽気に笑いながら私の頭をくしゃくしゃと撫でる。意外と大きな手で、優しくて温かい…

 

 

指揮官「さて話を戻そう。次に『古龍』だな。『古龍』とは普段人と遭遇することもなく滅多に目撃されることもない龍種だ。だが彼らは普段の竜種とは違い、『炎』や『風』、または『嵐』や『雷』といった自然の力を操る事ができる」

オイゲン「そのゾラなんとかっていうモンスターも?」

 

指揮官「ゾラ・マグダラオスの場合は『火山』ってところかな?またゾラ・マグダラオスのような巨体を持つ龍も『古龍』と分類されるんだ。そして………ゾラ・マグダラオスを始めあらゆる()()()()()()()()()を探りに俺達はこの新大陸にやってきたんだ」

 

 

 ある行動…?もしかしてあの時指揮官が呟いていた……

 

オイゲン「…『古龍渡り』?」

 

指揮官「その通り、『古龍渡り』だ。古龍達が大陸を超え、この新大陸へと渡りを行っている。古い文献では100年おきに行われていたと言われていたが周期が変わり、40年前からの調査だと10年おきに行われているらしい」

オイゲン「その古龍達の目的は…?」

 

指揮官「それはまだ誰も解明していない。彼らが何故、何のために大陸を経てこの新大陸へと向かうのか…その理由を知るために『ハンター』達がやって来たんだ」

 

 その『古龍渡り』とやらはよく分からないが話している指揮官が何やら楽しそう…この新大陸に来ることを楽しみにしてたのね。

 

指揮官「もしかしたら俺達5期団による調査で判明するかもしれない。ああ、早く冒険したくてたまらない!あ、そういえば……20年前から海に黒い船の形をした物体の集団が襲撃してきたと言われているんだ」

オイゲン「それはセイレーンね…奴らも新大陸へ向かっていたようね」

 

指揮官「セイレーンか……彼らの影響で本来通るはずの航海ルートが行けなくなり遠回りをしたんだってな?」

 

オイゲン「ええ、セイレーンからその海域を奪還するために、そして奴らの行動の目的を知るために私が来たの。それにあんたは私達の指揮官だからちゃんと指揮をしなさいよ?」

 

指揮官「『古龍渡り』の解明にセイレーンの行動の解明と海域の奪還…やることが多そうだ」

 

 ムムムと指揮官は頭を悩ます。悩みたいのはこっちなんだけど…彼がちゃんと指揮できるかどうか気になって仕方ない。だがそんな話をしていると森を抜けて開けた場所へと出る事ができた。指揮官は注意深く辺りを見回す。

 

指揮官「ふむ、導蟲の誘導だとまだまだ先だが、オイゲンは大丈夫か?」

 

オイゲン「はぁ……新大陸へ来て早々こんなに歩かさせるとは思いもしなかったわ」

 

指揮官「すまないな。疲れたろ?少し休憩しようか」

 

 ちょうど段差になっている岩場もある。そこに腰掛けて休むとしよう。近くには木の実が生っている草木もあるし坂を下れば海も見えるから魚も捕る事ができるだろう。拠点はまだまだ遠い。本当に無事に辿りつけることができるだろうか……

 

 パァァァァ…

 

 腰掛けようとしたその時、導蟲が突然地面に集まり光りを強めた。導蟲に照らされた地面には何かが這いずった跡が残っていた。

 

オイゲン「指揮官、これは…?」

 

 指揮官と私はその光る場所へと向かう。指揮官はこの這いずり跡をじっと見つめて深く唸っていた。

 

指揮官「これは…オイゲン、悪いが急いでここから離れて進もう」

 

オイゲン「え、どうしてよ?」

 

指揮官「これはモンスターの痕跡だ。ここはこの跡の主の縄張りの可能性もある」

 

 指揮官は急に警戒して注意深く辺りを見回す。

 

 

 ガサガサ……

 

 すると深い茂みの方から何か音が聞こえた。何かが私達の存在に気づいたのだ。

 

ガサガサガサガサガサガサガサガサッ‼

 

 音は段々と大きくなり私達の方へと近づいてくるのが明らかになってきた。

 

 

 

???『グオオオッ‼』

 

 

茂みから黄色い体色で髪のように長いたてがみをした熊よりも大きなイグアナの化け物のような生き物が大口を開けて飛び出してきた。

 

指揮官「あぶないっ‼」

オイゲン「きゃっ!?」

 

 指揮官が私を抱き寄せて引っ張り、イグアナの化け物の突進を躱した。

 

オイゲン「な、何あれ!?」

 

指揮官「長いたてがみ…こいつは新大陸の報告書に書かれていた牙竜種、【賊竜】ドスジャグラスだ!」

 

 

ドスジャグラス『グルルルルル……』

 

 

 仕留め損ねた、とドスジャグラスは唸り声を上げながらゆっくりと横へと移動する。指揮官は私の前に立ち数歩下がりながらドスジャグラスとは反対の方向へと歩む。

 

 

指揮官「いいか奴の間合いに入るな。捕まったが最期、丸飲みにされるぞ」

オイゲン「丸飲みって…御免被るわ」

 

 ドスジャグラスもこちらの動きを伺っているのかすぐには飛びかからずゆっくりと進みながらチャンスを伺う。

 

 

指揮官「太刀があったら何とか対処できたんだが…生憎、今はスリンガーと剥ぎ取り用ナイフしかない」

 

 指揮官はまいったなと苦笑いして呟く。

 

指揮官「オイゲン、俺が囮になるからお前は導蟲が光った方角へと只管走れ」

オイゲン「‼冗談じゃないわ……指揮官を守るKAN-SENが指揮官をほっといて逃げるなんて嫌よ‼」

 

 私達は指揮官を守るのも務め、指揮官を置いて逃げるなんてできるわけがない!そんなことをしたら一生の恥だ。

 

 くそっ……主砲さえあれば…!こんなイグアナの化け物なんて追い払えるのに……!

 

 

 ヒューーン…

 

 その時、何かが私達の真上を通り過ぎた。それは……鏃の大きな弓矢?

 

 

 ドドドッ‼

 

ドスジャグラス『ギャウゥッ!?』

 

 ドスジャグラスの顔に当たったと同時に炎を発し、突然の炎の熱に驚いたのかドスジャグラスは怯んだ。

 

 

???「うおおおおおおおおっ‼」

 

 

 その直後、高い岩場から誰かが雄たけびを上げながら勢いよく走って飛び降りてきたのが見えた。

 

???「うりゃああ‼ライディングアターーーーック‼」

 

 

現れたのは……

 

 

   黒い二本の角が目立つ兜

   黒く刺々しいとげが目立つ鎧

   黒いとげが目立つ手甲

   黒く大きな腰の鎧

   黒く棘のある具足

 

 

 総じて黒い角と刺々しい鎧を着た男が持っていた黒く尖ったランスをドスジャグラスに思い切り突く。

 

 

ドスジャグラス『ギャウッ!?』

 

 ドスジャグラスが怯むとその鎧の男はドスジャグラスの背中に飛び移った。

 

???「おらっ!ロックンロールの時間だぜっ‼」

 

ドスジャグラス『グオオオッ‼』

 

 背中に乗られて頭に来たのかドスジャグラスは背中に乗っている男を振り下ろそうと暴れ出した。

 

???「うわっと!?暴れるんじゃねぞこの野郎!」

 

 鎧の男は振り落とされまいと只管ドスジャグラスの長いたてがみにしがみつく。ドスジャグラスは暴れまわりあちこち走り回った。

 

???②「こらーっ‼いちいち暴れるんじゃねえっ‼」

???③「しっかりつかまってろ…!」

 

 すると先ほど黒い鎧の男が飛び降りた岩場から誰かが飛び降りてきた。

 

 現れたのは…

 

 

      緑色の蛍光色が目立つ兜

      緑色の蛍光色が目立つ棘のある鎧

      緑色の蛍光色が目立つ手甲

      緑色の蛍光色が目立つ翼膜のようなデザインのされた腰の鎧

      緑色の蛍光色の装飾のついた黒い具足

 

 総じて蛍光色が目立ち、大きな弓を持った鎧の男と

 

 

      紫色の角が付いた騎士のような兜

      紫色の鱗がついた騎士のような鎧

      紫色の騎士のような手甲

      装飾が施された騎士のような腰の鎧

      紫色の騎士のような具足

 

 総じて中世の騎士のようで、水晶の塊がついた大きなハンマーを持った鎧の男がいた。

 

 

指揮官「ライリー!シド!」

オイゲン「あの人たちは…?」

指揮官「一緒に旅をしてきた俺の仲間だよ」

 

 二人の姿を見て指揮官は嬉しそうに手を振った。ハンマーを持った男、シドと呼ばれた男は頷いて返す。

 

シド「さっきの救難信号…やっぱりソルトだったか。助けに来た」

 

ライリー「おう!俺達が来たからには……ってうっひょおおおおっ‼?めちゃくちゃ可愛い子がいるじゃん!?誰よその子!?」

 

 弓を持った男、ライリーと呼ばれた男は私を見て興奮して喜色の声を上げた。

 

指揮官「この子はオイゲン。ほら、鎮守府の子だよ」

シド「その子が…よろしく」

 

ライリー「待てソルト!てめえもしやその子とずっといたのか!?うらやまけしからん!乳ほくろがすげえエロイぜ!」

 

オイゲン「……」

指揮官「まあまあ、ああ見えていい奴なんだ。それよりもディアスを援護しなくていいのか?」

 

ライリー「あ?ディアスなら大丈夫だって」シラーッ

 

シド「今やる…」

 

 シドはハンマーを担ぐと鎧の男、ディアスを振り落とそうと暴れまわるドスジャグラスに向かって走った。

 

シド「おとなしくしろ…!」

 

 そしてハンマーをドスジャグラスの左前脚に思い切り振り下ろした。

 

ドスジャグラス『ギャウゥッ!?』怯み

 

ディアス「シド、ナイスッ!今が攻め時!おらおらーっ‼」

 

 

 ディアスはなんどもナイフで切り、とどめにランスで力強く突いた。

 

 

ドスジャグラス『ギュグウウッ!?』

 

 ドスジャグラスは悲鳴を上げてダウンした。飛び降りたディアスはもがいているドスジャグラスを後に指揮官のもとへと駆けよった。

 

ディアス「ソルト、迎えに来たよ!アステラはもうすぐ、急ごう!」

 

オイゲン「ど、ドスジャグラスはどうするの?」

 

指揮官「今は奴のかまっている暇はない。走るぞ!」

 

ライリー「っしゃぁ。お嬢さんお供しますぜ‼」

シド「こっちだ……」

 

 指揮官は私の腕を引っ張りながらシド達と共に急ぎ駆けた。後ろからドスジャグラスの鳴き声が聞こえてきた。どうやら後を追いかけてきている。しかし今は後ろを振り返る暇はない。

 

 狭い道を通り抜けると木造の大きな門が開いているのが見えた。あそこを通り抜ければいいのね…‼

 

 

 

???『ヴオオオオオオオッ‼』

 

 

その時だ。私達の後ろ横から体に薄紫色の毛のようなものを生やした桃色の体色の大きな肉食恐竜のような『モンスター』が飛び出してきた。

 

オイゲン「こんどは何!?」

 

指揮官「あれは…【蛮顎竜】アンジャナフか‼」

ライリー「まじかよタイミングわりいな‼」

 

 ライリーが舌打ちをして弓を構えたが、アンジャナフは私達の方へと向かわずに後ろから追いかけていたドスジャグラスに襲い掛かった。

 

アンジャナフ『グルオオオオッ‼』

ドスジャグラス『ギャウウッ!?』

 

 アンジャナフの牙の生えた大きな口でドスジャグラスを噛みつき持ち上げると何度も地面へと叩き付けた。

 

ディアス「縄張り争いだ。ラッキー!」

指揮官「この隙に逃げよう、急げっ‼」

オイゲン「…っ‼」

 

 指揮官達は駆け足で、私は巻き込まれまいと必死に走って門をくぐった。シドが私たち全員が入ったことを確認すると腰につけていたナイフでロープを切った。

 

 上から堅牢そうな柵が降りて門を閉じた。門の先ではアンジャナフがドスジャグラスを痛めつけている。間近で目の当たりにした縄張り争いに私は息を飲む。

 

指揮官「オイゲン、大丈夫か?」

オイゲン「え、ええ…大丈夫よ…」

指揮官「よかった。さあ行こう」

 

 私は差し伸べられた指揮官の手を取り指揮官の仲間達と共に拠点へと向かった。

 

 

 視界の先には大きな山の上に大きな船が乗っかているのが見えた……もう、なんか疲れたわ……





名前:ディアス

出身:ロックラック

装備
   頭:ディアブロZヘルム
   胴:ディアブロZメイル
   腕:ディアブロZアーム
   腰:ディアブロZコイル
   脚:ディアブロZグリーヴ
武器:ランス

名前:ライリー

出身:ポッケ村

装備
  頭:ゼクスXキャップ
  胴:ゼクスXレジスト
  腕:ゼクスXガード
  腰:ゼクスXコート
  脚:ゼクスXレギンス
武器:弓、ヘヴィボウガン


名前:シド

出身:西の街『???』

 装備
   頭:紫毒姫ヘルム
   胴:紫毒姫メイル
   腕:紫毒姫アーム
   腰:紫毒姫フォールフド
   脚:紫毒姫グリーヴ
武器:ハンマー、片手剣


 紫毒姫装備はかっこよくて個人的には好きですね。うん?スキル?


 なぁにぃ?聞こえんなぁ~?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。