アズールレーンクロスワールド   作:サバ缶みそ味

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大鳳ちゃん……ちっちゃいころからヤンデレなんやね。

 でこのちっちゃいのが成長したらダイナマイトドタプーンなるのか………マジで?


48、第二次新大陸海戦 二

in鏡面海域

 

sideプリンス・オブ・ウェールズ

 

 

 新大陸の鎮守府からの要望であり、大本営からの支援として5隻の木造船を新大陸まで護衛する任務を受けた。

 

 私以外にもなぜ木造船を護衛するのか、と疑問に思う者もいる。

 彼ら曰くこれは重大な任務であるとのこと……帆船が目的地に着くまで長い時間を要するだろう、と私達は気長にやることにした。

 

 

 だがこの輸送船達、帆船で木造船なのに想像以上速い。しかも風が吹いてない時も速度を落とすことなく突き進む。どうなっているの、この船は!?

 

 新大陸の海域に入った矢先にセイレーンの艦隊が現れた。最初は私達の力で退けることはできたのだが、まさか鏡面海域に囚われてしまうとは。

 

 ここは鏡面海域を操作しているであろう指揮艦のセイレーンを探して撃破するか……と思ったら輸送船がセイレーンに臆することなく突き進んでいったのだった。

 

 

ウェールズ「ほ、本当に出口があるの!?」

 

船長「おうよ!こちとら何十年新大陸も行き来してんだ!へんてこな空間だろうとも船長の勘は惑わされねぇぜ!」

 

 

ハウ「ウェールズ、本当に大丈夫でしょうか…?」

 

ウェールズ「あながち間違っては無さそうね……」

 

 進むに連れ出現するセイレーンの艦隊の数が先程よりも多い。まるでこちらには行かせないと遮っているかのようだ。

 

ウェールズ「信じて突き進むしかないわ……グロリアス、ハーミーズは艦載機を飛ばして先制を、ハウとリヴェンジと私で砲撃、ノーフォークとバーミンガムとリアンダーは船団の守備と援護を!」

 

KAN-SEN達「「「「「「はいっ‼」」」」」」

 

 グロリアスとハーミーズは艦載機を飛ばしてセイレーンの艦隊に先制をかける。

 

ハウ「よし、続けて撃つわ!」

ウェールズ「放てっ!」

リヴェンジ「当たって!」

 

 ハウとリヴェンジと共に砲撃を放ちセイレーンを撃破していく。

 

ウェールズ「よし、進もう!」

 

 敵の戦艦と空母は撃沈させた。私達は速度を上げて敵艦へ進む。ノーフォーク達と砲撃を放ちながら敵艦を撃破しつつ進んで行く。

 

 今は順調だ。このまま進めば……

 

バーミンガム「ウェールズさん!レーダーに強い反応が!」

 

グロリアス「敵の艦載機と人型のセイレーンを発見!あれは…!?」

 

 

 多く艦載機と艦隊を引き連れるように姿を現したのはエイの形を模した大きな艤装をつけた人型のセイレーン……まさか!

 

 

テスター「ふふ、悪いけどこれ以上先には行かせるわけにはいかないのよね」

 

 

ウェールズ「テスターか…!」

 

 まさかセイレーンの上位個体が現れるとは……おそらく鏡面海域を発動させたのはあのテスターに間違いないわね。

 

 

テスター「残念だけど貴女達は測定対象外。だから木造の船を渡してくれたら見逃してあげるわよ?」

 

 

ウェールズ「そんな冗談通じると思うか?」

 

 

テスター「あらぁ残念。ピュリファイアーの真似になるけど……派手に散ってもらおうかしら‼」

 

 テスターが主砲を構えると砲口に光が集束される。

 

ウェールズ「っ⁉気をつけて、光学兵器よ‼」

 

 

 テスターの主砲から紫色の光が放たれた。

 

______________

 

 

in新大陸沖___

 

 

sideソルト

 

 

指揮官「皆、出撃最中だけどいいかな!」

 

 無線機を使いKAN-SENの皆に伝える。

 

指揮官「ひとつは鏡面海域に向かい船長達を救出及び指揮艦の撃破。ふたつはアステラに向かってくる大艦隊を迎え撃ち撃破すること。みっつ、地脈回廊に繋がる海域に現れたセイレーンを撃破し海域を奪還すること!」

 

 

シド「マグダラオスが地脈回廊を彷徨っている。溶岩地帯に入られたら終わりだ……調査団達を安全に迅速に向かわせるためにも急がなければならない」

 

ディアス「時間がないけど、みんな焦ったり無理するのは禁物だからね!」

 

 

指揮官「やることが多いが……みんな、やれるな?」

 

 

KAN-SEN達『はいっ‼』

 

指揮官「よし……先程の分けたように、ウォースパイトを旗艦とした艦隊はアステラの海域へ。セイレーンの侵入を阻止だ!」

 

ウォースパイト『まかせてちょうだい、絶対にアステラに入れさせたりしないわ。』

 

サウスダコタ『守り通してみせるよ!』

 

 

指揮官「シャルンホルスト、ホーネット達の艦隊は地脈回廊に繋がる海域の奪還を頼む!」

 

シャルンホルスト『油断はしない、任せておけ!』

 

ホーネット『ちゃちゃっと片付けちゃうから!』

 

 

指揮官「オイゲン、艦隊を率いて鏡面海域へ。気をつけてな」

 

 

オイゲン「心配しないで、無事に帰ってくるわ」

 

ジャン・バール「大暴れしてすぐに戻ってくる」

 

ガスコーニュ「主に勝利を……行ってきます」

 

 

 オイゲンは艦隊を率いて鏡面海域が発生している海域へと向かっていった。

 

 オイゲンに鏡面海域までついてこないようにと止められたが…心配だ。俺でも何か力になれればいいのに。

 

シド「大丈夫だ、俺達がいるだけでも彼女達の力になっている」

ディアス「その間にも指揮を取ったり、手当したり俺達にできるこてがあるよ!」

 

指揮官「……だな!よし、シドはアステラへ。ディアスはホーネット達のところへ向かってくれ」

 

シド「おう」

 

ディアス「オッケー!」

 

 2人は翼竜を呼び、スリンガーを翼竜の足に引っ掛けて持ち場へと向かっていった。

 

明石『指揮官!今いる海域にもセイレーンが現れたにゃ!』

 

指揮官「ここにもやってくるか……ダンケルク、みんなでここを守り抜くぞ」

 

ダンケルク『ええ、手加減はしないわ』

 

 ダンケルク達の後援の艦隊が来た。俺はオイゲン達が無事に戻れるようこの場を死守だ。

 

指揮官「よし……みんな、やっちまおう!」

 

 

 

 

 

 

 

ボルチモア「そういえばライリーさん見かけてなかったな……」

 

クリーブランド「ディアスさんが『ライリーはアステラに置いてきた。この戦いについてこれそうにはない(ドャ)』って言ってたよ?」

 

シェフィールド「ライリー様は気絶したままでしたので置いていきました」

 

 

加賀「つまりライリーさんはアステラに放置されたか……」

ベルファスト「ライリー様……大丈夫でしょうか」

 

オイゲン「………なんか嫌な予感しかしないわね」

 

____________

 

 

sideジャベリン

 

 

綾波「敵艦隊みえてきたです」

 

 セイレーンの艦隊があんなにいっぱい…ここのセイレーンをやっつけないと総司令さん達が地脈回廊に向かうことができなくなっちゃう!

 

シャルンホルスト「急ぎ各個撃破する!ホーネット!」

 

 

ホーネット「オッケー!みんな、やっちゃうよーっ!」

 

龍鳳「艦載機の皆さん、お願いします!」

ユニコーン「ユニコーン、がんばる!」

ロングアイランド「幽霊さん、バリバリ頑張っちゃうのー!」

 

 

 ホーネットさん達が艦載機を発艦、空へと飛ぶ艦載機達は速度を上げてセイレーンの艦隊へ爆撃を仕掛けます!

 

 手加減なく降り注ぐ爆撃に敵の駆逐艦、軽巡、空母は反撃の間を得ず爆発を起こして沈んでいく。

 

シャルンホルスト「よし、続くぞっ!」

 

 シャルンホルストさん達が敵艦隊へと前進、射程範囲内に届くところで砲撃を放ちます!

 

シャルンホルスト「沈めっ!」

 

コロラド「ビッグセブンの力、味わうがいい…!」

ネルソン「私だって…!くらいなさいっ!」

 

 強烈な弾幕を放ち次々に敵艦を撃沈させていく。戦艦の皆さんの砲撃、迫力あるなぁ……!

 

ラフィー「ジャベリン、敵も撃ってくる……気をつけて」

 

 あわわ、敵重巡や敵戦艦もたくさん撃ってきた!砲撃に当たらないよう砲撃と派手に巻き上がる水しぶきを躱しながら全速前進します!

 

ブレマートン「シャルンホルスト達もやるわね!私達も張り切っちゃおっ!!」

 

マーブルヘッド「ぶちかましちゃいますよ〜っ!」

 

チャパエフ「たくさん痛めつけてあげるわっ!」

 

 ブレマートンさん達も戦艦に負けず劣らず砲撃を放ち続けます。敵艦の攻撃をひらりと避けてお返しに撃つ…かっこいい!

 

 

熊野「ひゅー!マジ余裕っしょ!」

 

高雄「油断はするな。敵の艦載機がくるぞ!」

 

ホーネット「だったらこっちも応戦だよ!」

龍鳳「皆さんお願いします!」

 

 迫りくる大量の敵艦載機に対抗すべくホーネットさん達も艦載機をたくさん発艦させる。 うわぁ…落とし落とされの大激戦になってる…!

 

綾波「っと、敵の爆撃もくるです!」

 

高雄「対空砲を放ちつつ進めっ!」

 

 綾波ちゃんと高雄さんは刀で敵艦載機の機銃の弾を弾きながら進む。私達も対空砲で敵艦載機を撃ち落とながら、敵艦へ砲撃しながら進みます!

 

 

ネルソン「だいぶ巻き返せてきたかしら!」

コロラド「最初の数は減らせたわね……」

 

 私達を待ち構えていた敵艦隊の数はかなり減らせてる…!進むにつれて海に繋がってる大きな洞穴がみえてきました!

 

 

シャルンホルスト「あの大洞窟の入口が地脈回廊へと繋がる場所か…!ニーミ!」

 

ニーミ「はい!!」

 

 ニーミちゃんが先行し私達駆逐艦も続けて全速前進!まずはあの場所を奪還するため敵艦隊を撃破します!

 

ニーミ「ジャベリン、行きますよ!」

ジャベリン「はい!頑張っちゃいます!」

 

 洞窟へ入れさせまいと通せんぼしている敵重巡2隻に向けて魚雷を発射!魚雷が直撃すると爆発を起こし敵重巡は撃沈。

 

ラフィー「ラフィー、暴れる」

カッシン「私達を妨げる奴は、容赦しないわ」

 

 

 ラフィーちゃんとカッシンちゃんが敵の砲撃を躱しながら敵軽巡や敵駆逐に向けて砲撃を放ち続ける。い、いつもは眠たそうにしてる2人がとても逞しいです……

 

 

レーベ「やるな……ティーレ!オレ様達もかっこよく連携して決めるぞ!」

 

ティーレ「レーベくんはまずは口よりも手を動かしてください、ええ」

Z28(ニーヤ)「ティーレ姉さん、本当はウキウキしてるじゃないですか♪」

 

ティーレ「……敵の反撃が来ます。レーベくんに続いて、はい」

Z35(フュン)「えへへティーレったら照れちゃってさー♪」

 

 

 

チャパエフ「っ‼気をつけて!」

 

 

 黒い小型のセイレーンが速度を上げてこっちに来る……あれは爆弾を積んだ通称『自爆ボート』‼

 爆弾で私達の艤装や装甲に大ダメージを与えるセイレーンだけど、今あれが大洞窟に突っ込んだら……地脈回廊へ入れなくなっちゃう!

 

綾波「やらせはしないです‼」

 

 綾波ちゃんが迎え撃ち、斬艦刀で自爆ボートを横に両断!自爆ボートは少し進んで爆発。

 

ジャベリン「綾波ちゃん、かっこいいよ‼」

 

マーブルヘッド「やばっ!まだまだ来るっすよ!」

 

 自爆ボートが数を増やして迫ってきていた。何としてでもこの場所を守らなきゃ!

 

 その時私達の上をたくさんの艦載機が飛んで機銃を放ち自爆ボート達を爆破させた。

 

 

アークロイヤル「駆逐艦の子達はぁぁぁっ‼私が守ぉぉぉぉるっ‼」

 

ヴェーザー「は、覇気がすごいわね……」

飛龍「後援、間に合いましたね!」

 

 

 

シャルンホルスト「後援部隊も駆けつけてきたな……!必ず死守するぞ!」

 

 

____________

 

 

 

sideウォースパイト

 

 

 

メルクーリア「わ、わあ……前回の海戦より数が多くない?」

 

 

 艦載機が見つけた敵艦の数は前回の海戦の比じゃないほど多い。なるほど、数で物言わせて制圧するつもりね。

 

 

リットリオ「これは厳しい戦いになるわね、オールド・レディ?」

 

ウォースパイト「あら、貴女なら鏡面海域に行くと思ってたわ」

 

リットリオ「ふふ、アステラは指揮官達の帰る場所よ。ここを守り通したらかっこいいじゃない?指揮官がたくさん褒めてくれるわ」

 

ウォースパイト「まったく、貴女ときたら……カッコつけて大怪我したら承知しないわよ?」

 

 

 

大鳳「死守したら指揮官様が褒めてくれる……‼」トゥンク

 

瑞鶴「はいはい、無理しないでね?」

翔鶴「うふふ、瑞鶴もよ?」

 

 

シュペー「お姉ちゃん、大丈夫?」

ドイッチュラント「ふ、ふふふ!か、か、返り討ちにしてくれりゅわ!」

 

シュロップシャー「皆さん!敵の艦載機、来ますよー!」

 

 

 敵の艦載機が大群を成してこちらにやって来る。火蓋を切って落とされた。私は速度を上げて先陣を切る。

 

ウォースパイト「イラストリアス!艦載機を飛ばして!」

 

 

イラストリアス「はい!皆様に加護を!!」

 

ヴィクトリアス「ドカーンとやっちゃうわ!!」

 

グラーフ「徹底的に殲滅させる……!」  

 

翔鶴「瑞鶴、やるわよ!」

 

瑞鶴「いっけーっ!」

大鳳「指揮官様見ていてくださいね…‼」

 

 こちらも大量の艦載機を飛ばし、機銃でセイレーンの艦載機を撃墜させ、爆撃と魚雷を放ちセイレーンの艦隊に直撃させる。

 

 

ウォースパイト「数で物言わせても私達は動じることはできないだと思い知りなさい!」

 

 狙いを定めて主砲を放つ。弧を描き飛ぶ砲撃は敵戦艦に命中。大きな爆発は隣にいる敵艦をも巻き込んだ。

 

リットリオ「さあ来るがいい!私達に、アステラに牙を向けたこと後悔させてあげるわ!」

サウスダコタ「守り通してみせる!」

 

 

 私に続けてリットリオ達も砲撃を放っていき、他の子達も敵の砲撃や魚雷を躱して敵艦へ攻め入っていく。

 

 

ミネアポリス「はいやっ‼狩らせてもらうぜ!」

 

夕立「ワオゥっ‼ソロモンの悪夢、みせやるよ!」

 

 

ポートランド「インディちゃんに手出しする悪いセイレーンはお姉ちゃんが懲らしめちゃうんだから!」

 

インディちゃん「お姉ちゃん……恥ずかしいからやめて」

 

 

 各々セイレーンの砲撃を物ともせず奮闘してくれてる。

 

カサブランカ「ウォースパイトさん!敵潜水艦の反応あります!」

 

 

 やはり潜水艦も現れたようね。混戦に紛れて雷撃するつもりだろうが、読みは当たっていた。

 

ウォースパイト「言ったでしょう?ここから先は誰も通さないって!デンバー、ライプツィヒ!」

 

 

デンバー「用意はできてるよー!」

ライプツィヒ「み、皆さん、やっちゃいますよ!」

 

シグニット「え、えーいっ!」

 

ル・マラン「後方だから楽できると思ったのに……‼」

 

 

 デンバー達はレーダーで探知した場所に向けて爆雷を投げ入れていく。投げ入れた爆雷が敵潜水艦に当たったようで爆音と共に水柱が吹きでる。

 

 

デンバー「ナイスヒット!砲撃をしつつ、敵潜水艦も撃破していくよ!」

 

 

 その時彼女達に向かって敵の砲撃が飛んできた。彼女達に直撃する寸前……

 

 

アルジェリー「はああっ‼」

 

 

 アルジェリーがメイスをフルスイングして敵の砲撃を弾き返した。

 

 

アルジェリー「ふう…遠慮なくやるのもスッキリするわね!」

 

ラ・ガリソニエール「あはっ♪暴れ甲斐がありそうっ!」

 

ザラ「ウォースパイト、まだまだ後続がいるからどんどん突き進んじゃって」

 

 後続の艦隊も合流できた。少し冷や汗はかいたけど……ひやっとしてる場合じゃないわね。

 

 

リットリオ「スマッシャーを数機確認……敵はなんとしてでもアステラを潰したいようね」

 

ウォースパイト「思った以上の激戦になる。でも、負ける気はしないわよ!」

 

 

 

 

 

 

ドイッチュラント「はっ!!また私の活躍の場を逃した気がっ‼」

 

シュペー「お姉ちゃん、よそ見しないで」

 

 

____________

 

 

sideダンケルク

 

 

 

ダンケルク「指揮官を狙おうたってそうはさせないわ」

 

 

 鏡面海域の入口に現れたセイレーン……狙いはオイゲン達じゃなくて指揮官のようね。だけどやらせはしない。

 

 

涼月「ふふん、指揮官は涼月達がお守りいたす!」

ミンスク「おまえらセイレーンの狙い通りにはさせるか!」

 

 敵の砲撃がくる前に涼月とミンスクが煙幕をまいて敵の動きを鈍らせる。

 

 

ダンケルク「よし……今よ!」

 

 

 合図と同時に接近しようとしていた敵艦が爆発して撃沈していく。

 

U-81「へへーん!どうだ!」

 

U-556「海のパーシヴァル、指揮官を絶対に守るよ!」

 

 

 海面からU-556とU-81が浮上してハイタッチを交わす。

 

 

U-47「こら、まだ作戦の途中よ。油断禁物」

 

U-96「敵が動く前に仕留めてやればいい。行くぞ!」

 

U-81&U-556「「はーい!」」

 

 

 敵艦の出鼻は挫いた、攻め手は緩ませない!主砲を構えて狙い打つ。

 

ダンケルク「徹底的にやるわよ!」

 

 

ヒッパー「沈みなさいな!」

コンコード「帰ったらダンケルクさんのスイーツが待ってる!負ける気がしなーい‼」

 

エイジャックス「ふふふ、痛めつけてあげるわ!」

 

 

 

 

 

 

指揮官「みんなすごいなー……俺も頑張ろっか?」

 

ハムマン「指揮官はみんなを応援するの‼ハムマン達が守ってあげるから胸張ってて!」

 

ダイドー「ぜ、ぜ、ぜ、絶対に守りますから、応援ください!」

 

伊26「私も応援されたーい」

 

指揮官「よーし!ダイドー、伊26頑張って!!君達ならできるよ!!」

 

 

ダイドー「っ‼‼‼‼ち、力が漲ってきました!!」

伊26「俄然やる気が湧いてきたよー!」

 

 

ハムマン「あっ!2人とも持ち場を離れちゃ……ダイドーさんが敵戦艦を一刀両断した!?わっ、伊26ちゃんが魚雷で敵戦艦を一撃で沈めたっ!?」

 

指揮官「すごいな!よーし頑張れ!頑張れーっ!!」

 

 

 

 指揮官に鼓舞されダイドーは戦陣を駆け抜け大剣を振るい敵艦を両断していく……

 

 

ヒッパー「だ、ダイドーがいつものダイドーじゃないわね……」

 

コンコード「メイド長があんなん見たらおったまげるわよ?」

 

 

あ、あまり無茶しちゃダメよ……?

 

 

 

 

 

_______

 

 

sideウェールズ

 

 

 く……敵の攻撃が思った以上に激しい。鏡面海域の出口が近いというのに、テスターと奴が率いている敵艦隊の猛攻を防ぐのがやっとだ。

 

 船団に被弾しないよう守り続けてながら戦っているが戦況はこちらがじわじわと追い詰められつつある。

 

ウェールズ「こうなったら……私が前進して囮になる。その隙に……」

 

ハウ「ダメよ、危険すぎるわ‼」

 

ハーミーズ「敵のターン…じゃなかった、テスターの砲撃が来ます‼」

 

 主砲を構えたテスターが不敵な笑みをみせて光学兵器が放たった。次は3隻目の船を狙ってきた!

 

 私は急いで駆け、剣を構え光学兵器の猛襲を防いだ。

 

 

ウェールズ「ぐうぅぅぅっ‼はあっ‼」

 

 

 なんとか防いだものの弾いたわずかな閃光が船に当たる。その直後、船が急に速度を上げはじめた。

 

 

船長「まずいな…あいつ、どの船を潰せばいいか探ってやがったか!」

 

 

リヴェンジ「ど、どういうことですか!?」

 

船長「調査対象のゾラ・マグダラオスはかなりの巨体を誇る。奴をどうにかするには大量の弾薬と火薬が必要となり、中でも対巨龍爆弾が必要となる……」

 

グロリアス「それってつまり……」

 

船長「今回、あの船に対巨龍爆弾をいくつか積んである。あの船を撃たれたら…爆弾が大爆発を起こし船を巻き込んで連鎖するよう爆発して船が沈んじまう!」

 

 

 無論、護衛についてる私達も巻き込まれるというわけね……

 

 

 

テスター「ふふふ、見つけたわ」

 

 

 まずい、テスターに気づかれたか。テスターの合図でセイレーンの艦隊は対巨龍爆弾を積んでいる船を狙い始めた。

 

 

ウェールズ「やらせるものか!バーミンガム、リアンダー、ノーフォークは船を守って!ハウ、リヴェンジ、私に続いて!空母は艦載機で援護を!」

 

 

 バーミンガム達は船に近づけさせまいと砲撃で応戦、グロリアス達が艦載機を発艦させ、私達は前進してテスター達を止める。

 

 

ノーフォーク「あわわわ……!か、数が多いです!」

リアンダー「何が何でも船を守るのよ!」

 

 

 ますますまずい……残弾も少なくなってきている。このままでは数で押されてしまう……!

 

 

テスター「余計な思念は戦闘の妨げになるわよ?」

 

 テスターが速度を上げ、私達をすり抜け船団へと迫っていく。

 

ウェールズ「しまった……っ!」

 

 テスターはバーミンガム達へと迫り、主砲を構えた。砲口からバチバチと電気を飛び、光が集束されていく。先程よりも威力がある一撃を放つつもりだ!

 

 

ウェールズ「落とさせはしない……!」

 

ハウ「ウェールズっ!?」

 

 テスターが主砲を放つよりも速く、速度を上げて駆ける。間に合って……‼

 

 

テスター「遅い!」

 

 

 主砲から赤い閃光が放たれ、船団に向かって飛ぶ。このままじゃ船長やバーミンガム達が危ない‼

 

 私は彼女達の前に立ち、テスターの主砲を艤装で防いだ。

 

 

ウェールズ「あああああっ‼」

 

 熱の熱さと激痛が走る。だがここで倒れるわけには…!私は全力で防ぐ。

 

 しかし艤装が耐えきれず爆発を起こした。

 

 

バーミンガム「ウェールズさんっ!!」

 

 

 

ウェールズ「くっ………」

 

 

 沈みかける体をなんとか持ちこたえさせその場で屈する。ジャキンっと目の前にテスターの主砲が向けられる。

 

 

 

テスター「愚かな人達……このまま明け渡してくれれば沈まなくて済んだのに」

 

 

 

ウェールズ「……渡してなるものか」

 

テスター「そう、さよなら」

 

 

 テスターが砲撃しようとしたその時、テスターに向かって砲撃が飛んできた。

 

 テスターは防ぎ、さっとその場から離れた。今の砲撃は……

 

 

 

 

オイゲン「腐れ縁とはいえ、私の親友をよくもやってくれたわね……」

 

 

ウェールズ「オイゲン……!」

 

 

 救援が間に合ったか!オイゲンだけじゃない、次々と味方が駆けつけてきていた。

 

ボルチモア「かなり多いな。だが、私達が来たからにはもう大丈夫だ」

ガスコーニュ「敵機確認。『テスター』を発見……これより敵艦を殲滅します」

 

加賀「船団を保護しつつ、味方艦隊と合流。セイレーンを片っ端から片付けるぞ!」

 

ジャン・バール「腕が鳴るな……!」

ベルファスト「敵艦の皆様……手加減はいたしませんので、音覚悟を」

 

 

オイゲン「そういうことだからテスター、今度は私達が相手よ?」

 

 

 

テスター「ふふふ、遂に来たわね……これより測定を開始する」

 

 

 

____________

 

 

 

 

 

 

 

 

sideライリー

 

 

 

 

 

ライリー「……およ?」

 

 

 

 目が覚めると……いつの間にか調査団の皆とソルト達の姿はなく、アイルーと饅頭ひよこ達が慌ただしく駆け回っていた。

 

 ここは、ドッグだが……一体全体どうしたんだっけ?

 

 

ライリー「確か……セイレーンの艦隊が現れたんだっけな!」

 

 

 ソルト達がいないと言う事は……あいつら前線に行ったのか。調査団の皆は急ぎ準備をしに地脈回廊へ向かっているのか。

 

 

 で、俺は………何したらいいんだ?

 

 

 

明石「にゃあああ!補給艦の出撃と、艤装の修理と、治療と準備で忙しいにゃあああ!」

 

 明石は慌ただしくアイルーと饅頭ひよこ達と共に支援の指示でてんやわんやしている。

 

 ソルトとディアスとシドは前線へ向かい、明石は支援、ときたら俺の役目は…………

 

 

ライリー「あぁなるほど!」

 

 よーく考えた俺は一つの答えに辿り着く。俺ってば天才か!

 

 

 

ライリー「俺は後詰めで、じゃんじゃん応援の子を向かわせればいいんだな!!」

 

 

 にっこりと笑って、明石の資材箱から沢山のメンタルキューブを取り出して工房へと向かった。

 

 

 

 

 





 ラフィーちゃんの新衣装カワヨ……即買いでした(血涙
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