彼は何を成すのか?   作:嘘つき魔神

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 えーい。


第0話:不思議な夢

「……」

 

 部屋の隅で死んだ目をしながら、体育座りをする少年、織斑一夏(おりむらいちか)。彼は何故こうなったか?あ、こんなところにVTRが。じゃけん視聴しましょうねぇ~。

 

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「……何だって?」

 

「は、聞こえなかったのかよぉ?お・年・寄・り・さ・ん・よぉ……」

 

 何かを聞き返した一夏に対してそう煽る少年、神風宗谷(かみかぜそうや)。

 

「……お前は何もできない弱虫なんだよ……織斑一夏!分かるか?俺の言ってること……分からねぇよなぁ!自分の目的だけ言って喚くガキにはよぉ!」

 

 そう言って神風は一夏を殴り倒す。思わず一夏は宗谷を睨んでしまう。それに、宗谷はこう言う。

 

「おい、一夏ぁ……何だよ?その生意気極まりねぇ目は!?てめぇは何もしてねぇだろぉ!?」

 

「……っ!」

 

「んー?おぉ、こりゃすげぇ!くそごみでも自分のやったこと分かるんだ?んで?てめぇがやったのなーんもないよなぁ!セシリアがクラスに馴染むようにしたのも俺!箒(ほうき)が立ち直ったのも俺のお陰!鈴(りん)を助けたのも俺!お前ぇ……何かしたか?」

 

 それを聞いた一夏は、うつむいてしまう。そして、宗谷はこう言った。

 

「てめぇみてぇなガキには誰も守れない、守るってーのは、俺みてぇな強者(転生者)の権利だ……分かったらおうちでねんねしな、ほれ」

 

 その一言に、一夏のメンタルはべきりと折れてしまった……

 

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(……どうすればよかったんだ……?)

 

 もう、一夏の心も頭もろくに働いてはいなかった。うちひしがれ、沈んだ心で考えるから何もかも悪く考えてしまう。結局、何の成果も得られないまま、一夏は眠ってしまった……

 

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「ん……ここは……?」

 

「おぉ、起きた?一夏君や」

 

 次に一夏が目を覚ますと、目の前に光る人型がいた。正直何か分からない。

 

「……あんたは?」

 

「俺?作者。しくよろぴっぴー!」

 

 訳が分からない。だが、とにかく一夏はムカついた。なんとなーく、宗谷に重ねて考えてしまったのだ。

 

「……ぬへへ、君ぃ、さては悩みがあるねボーイ!そうだなぁ……あ、もっしー、強よ強よになりたいんの?」

 

「……何で、分かったんだ……」

 

「ピらね、頭に蝶が来たからかねぇ……ま、一つ忠こっくん、君は今からでも努力をしなきゃならない……そうしなきゃ……忠っこっくんは終わりんご、あたぁいっちゃんのあれさあね、ばいならぽーん」

 

 そして、一夏は意識を失った……

 

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 サ、サクシャハコンナシャベリカタシナイヨー(棒読み)。
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