昔の思い出・・・小学4年の時の思い出。
リ「えぇ、転校!?」
「うん、仕事の都合で・・・ゴメンね。」
リ「また・・・会えるよね?」
「必ず戻るよ。」
リ「じゃあ、アタシをお嫁さんにしてくれる?」
「うん、約束する。」
リ「待ってるからね!」
そう約束を交わした2人、そして約8年の時は流れる・・・・・・
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?「おい、そろそろ起きろ。」
「ん・・・」
声の渋い男の声により目覚める黒い髪の少年。
「おはよう、父さん。」
父「昨日はバイクの整備をしてたろ?免許の為にと頑張るのは良いが、時には休む事も必要だぞ?」
「分かってる。」
父「・・・ま、そこは亡くなったアイツとソックリだな。自分自身の拘りを作らないと気がすまないって言う所も。あのギターだって、お前の拘りだもんな。・・・にしても、お前はあらゆる楽器を使いこなすマルチプレイヤーだけど、敢えて属さずに独自で動いてるもんな。今では高校は通信教育で、仕事は機械修理やバンドの助っ人。お前もチームを作った方が良いとは思うんだけどなぁ・・・竜騎。」
「明日から一人暮らしだと言うのにプレッシャーを掛ける所は父さんらしいけどね。あの場所に再び戻る日が来たんだ・・・」
父「ああ、やっぱり“あの子との約束”か・・・あの子、本当にお前の事を好きだったからなぁ。全く、当時は小学生とは思えん程に仲が良かったからなぁ。だが、あの子は覚えてるのか?」
「そう信じてる。じゃあ、そろそろ行かないと。」
父「ああ、そうだ。実はお前に別の頼み事をしたいって人から連絡があってな・・・」
「頼み事?誰だ?」
父「ほら、あの子ともう1人の女の子のお父さん、湊さんだよ。実はお前にバンドのコーチをやって欲しいって頼まれたんだよ。湊さん、お前を推薦したらしんだ。」
「叔父さんからか・・・そう言えば娘さんが今、活動しているって言うけど、まさか・・・」
父「そのまさかだ・・・その娘さんのチームのコーチだよ。お前は何かと教えも上手いと昔から言われてるし・・・な?」
「となれば、向こうに着いたら挨拶に行かないとな。」
父「ま、そう言う事だ。しっかりな、竜騎。」
「ああ、行って来るよ。」
黒髪の少年、竜騎はバイクに跨り実家を後にした。新しく、そして昔住んでいた街に1人戻り、新たな生活を送る為に・・・
「今でも約束、覚えてるかな・・・“リサ”・・・」
そう呟きながら、目的の場所へと飛ばす1台のバイクが風を突き抜ける。