『朝10時、Circleにて』
竜騎はRoseliaとの挨拶を含め、今日から共に練習の指導をする事になった。
紗「では、先ずはお互いに挨拶から始めましょう。」
「先ずは俺から行こう。改めて、今日からRoseliaのコーチとなる辰巳竜騎だ。宜しく頼む。」
友「次は私ね。Roseliaボーカル、湊友希那よ。」
紗「Roseliaリードギターの氷川紗夜です。」
リ「次はアタシね☆Roseliaベースの今井リサだよ☆」
あ「次はあこだね!妾は偉大なる漆黒の魔導士………って言う事で、宇田川あこです!Roseliaのドラム担当です!」
燐「キーボードの………白金燐子です……宜しくお願いします/////」
一通りの自己紹介を終え、早速友希那が竜騎に…
友「早速だけど竜騎、貴方の技術を見せて頂戴。内容は私の歌う曲にギターを弾いて欲しいの。」
「その言葉、待ってた。」
竜騎は自身のケースから早速、ギターを出す。彼のギターは竜の頭や翼を思わせる様な黒いギターだった。
紗「それが、辰巳さんのギターですか?」
「ああ、俺のギター…『ブラック・リンドヴルム』。」
あ「ブラック………リンドヴルム………?」
燐「その名前の………由来は……?」
「“黒き天竜”と言う意味で名付けた。」
リ「成程ぉ!だからドラゴンの頭の様な形に作られてるんだぁ。確かに竜騎と言えばドラゴンって感じだもんね。」
友「じゃあ、早速……」
「友希那、その前にこのブレスレットを付けて欲しい。」
友「コレは……?」
「後で分かる。」
友「分かったわ……じゃあ、始めるわよ!」
「任せろ。」
竜騎のギターと友希那の歌が始まる。その光景に4人は………
紗「こ、コレは…」
燐「す……凄い………です!」
あ「あの時見たいだね、リサ姉!」
リ「うん……(コレが竜騎の演奏………)」
リサ達4人は竜騎と友希那のセッションに魅了されていた。それは言葉には表せない程の…。そして2人のセッションが終わる。
友「流石は竜騎ね……伊達に『バンド界の黒竜』と呼ばれるだけあるわ…」
紗「え…?湊さん……今………何て?」
リ「『バンド界の黒竜』って正体不明で噂の天才マルチプレイヤーの事だよね?」
燐「もしかして……竜騎さんが…?」
友「ええ、その通りよ。」
「隠していたんだが……やはり友希那にはバレたか。」
紗「辰巳さんが、黒竜だったなんて……先程のギターの腕に思わず魅了されました。」
リ「アタシも凄く感動したよぉ!」
あ「舞い降りし、漆黒の竜…格好良い!」
燐「私も…言葉では表せない位に感動してます/////」
リサ達も各々と感想を述べる。
友「実力は申し分無いわ、コーチとしても、6人目のメンバーとしても。最後に竜騎、…貴方はRoseliaに全てを掛ける覚悟はある?」
「俺は手抜きが出来る程、器用な性格では無いからな。俺もやっと見つけたんだ…求めていた場所が。」
友「そう、分かったわ。竜騎…貴方を歓迎するわ、夫としても。」
「…………夫?」
此処で友希那がとんでもない発言をした。
リ「友希那?竜騎はアタシのダーリンなんだから、勝手に取ったらダメだよ?」
友「あら?私だって諦めて無いわよ?」
あ「りんりん………怖いよぉ…」
燐「私も……」
リサと友希那から黒いオーラが出ており、あこと燐子は2人に恐怖する。
「2人共、白金さん達が怖がってるからよせ。」
紗「辰巳さんの言う通りです。」
リ「アハハ…ゴメン。」
友「ごめんなさい…」
「次は全員でセッションとなるな。リサ達もコレを手首に付けて欲しい。」
リ「OK!」
紗「早速、全員練習ですね。」
あ「あこも頑張るぞ~!」
次に全員での練習が始まる。
(コレは………)
リ(あの時と同じ……)
友(自然に…)
紗(動く…)
あ(凄く…)
燐(楽しい…)
竜騎達全員の練習は友希那達が初めて感じた時と同じ感覚で自然とスムーズに行く。
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練習後…
リ「いやぁ、竜騎の演奏とアタシ達の演奏、凄かったよねぇ!」
紗「そうですね…私も一緒に演奏した事で、その凄さを身に感じました。」
友「そうね…私達もまだこれから進化するって言う事ね。」
あ「今日の友希那さん、凄く調子良いですね!」
燐「私も……何時もと違う感じがしました…」
「さてと………」
リ「竜騎、またギターを出して何をしてるの?」
「調べ事。」
竜騎は再びギターを持ったかと思えば、横に寝かせて何やらギターからコンピューターの接続部分と思える場所を出し、自身のノートパソコンに繋ぎ始めた。
リ「え!?ギターをノートパソコンに繋いでる!?」
友「どうなってるのよ……」
あ「りんりん、あこ驚いたよ~!」
燐「私も…」
紗「あ、あの…辰巳さん?」
「どうした?」
紗「ずっと気になってた事があるのですが………質問させて頂いても宜しいでしょうか?」
「答えられる範囲であれば。」
紗「辰巳さんのそのギターは……何処で買われたのですか?」
「この『ブラック・リンドヴルム』は俺のハンドメイドだ。」
あ「ハンド……メイド……?」
友「まさか貴方…そのギターって………」
「自分で一から作った。」
燐「つ…作った………?」
「どうかしたのか?」
「「「「「……………………………」」」」」
「?」
「「「「「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」」」」」
「!?!?!?」
5人の驚きの声には流石の竜騎もビックリする。
「驚く程の事か?」
リ「イヤイヤ、驚くって言うレベルじゃ無いから!!」
友「ええ…一言では片づけられないわ……」
リ「もしかして………バイクも自作?」
「ああ、ギターとバイクだけは自作したいと昔から決めていた。」
あ「凄い………」
紗「まさか……ご自身で作られてとは………凄い拘りですね(汗)」
「向こうで6年も掛けて作ったからな……パーツを色々と探した。」
燐「6年も………」
「さっき付けて貰ったリングも演奏者やボーカルの振動や動きで音がどう出るか感知する為のものだ。」
リ「そ、そうなの?」
「調べた所……“演奏は”問題無い。」
友「演奏……は?」
紗「演奏は……って」どう言う事ですか?(汗)」
「氷川さんは以前に教えた所が良くなってるが、残りの4人…歌ったり、演奏する際に無理をしてる部分があった。」
あ「うそ!?」
「そこは後半の練習前に教えるさ。」
そう言った話をして、後半の練習が始まる。竜騎はリサ達に指の部分や負担の減らし方を指導し、前半よりも上達していた。
リ「終わったぁ!」
あ「あこ疲れた~!」
紗「今回の練習で全員、確実に良くなりましたね。」
友「ええ、竜騎が調べてくれたお陰で改善された所も増えたわ。今度の日曜日のライブも必ず成功させるわよ。」
「明日?」
友「あ、ごめんなさい。竜騎にはまだ説明して無かったわ。今度の日曜日はRoseliaのライブが入ってるの。貴方にとってはRoselia初の…ね?」
「成程な…受けて立つさ。」
友「そう言うと思ってくれたわ。燐子…」
燐「はい…竜騎さんの衣装…ですね?」
友「ええ、お願いするわ。」
燐「分かりました…////」
「俺からも頼むよ、白金さん。」
燐「はい…えっと…私の事は……名前で呼んでくれますか?“さん”は無しで………」
「分かった、宜しく頼むよ燐子。」
燐「はい……//////」
あ「じゃあ、あこの事はあこって呼んでね、おにーちゃん!」
「お、おにーちゃん……?ああ、分かったよ…あこ。」
あ「えへへ~/////」
リ「竜騎~」
「ん?リサ!?////」
リ「アタシもアタシも~!頑張ったんだからご褒美にナデナデして~♡」
「あ、ああ…分かった。(甘えん坊な所も可愛いな…)」
リ「えへへ~♡」
友「ちょっとリサ?」
紗「宇田川さん、今井さん…湊さんも何か言って下さい……」
友「私も竜騎に甘えさせてよ…」
紗「はい!?」
「ゆ…友希那?」
友「昔みたいに“ゆき”って呼んで…////」
「あ、あぁ……(汗)」
紗「あんな湊さん………初めて見ました。(汗)」
燐「わ、私もです……//////(良いなぁ…)」
練習が終わればリサとあこ、友希那は竜騎に甘える。紗夜は今までに無い光景に思わずズッコケてしまう。燐子も顔を真っ赤にしながらも羨まし気だった。
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『夕方』
「さて、帰ってギターの調整だな。」
リ「竜騎~!」
「リサ、どうした?」
明日の練習の予定を話し合い、それぞれ帰宅しようとした時、リサが竜騎を追いかけて来た。
リ「今日……竜騎の家に行っても…良いかな?出来れば……泊まりたいなぁって/////」
「良いのか……?」
リ「竜騎にしか言わないもん……アタシさ…会えなかった8年分、竜騎と過ごしたいの…良いでしょ?(上目遣い)」
「そうか、分かった……今日は一緒に過ごそう。」
リ「うん!」
「そうとなれば…乗ってくれ!」
「オッケー♪」
今日もリサをバイクの後ろに乗せ、リサの希望で竜騎の家へ向かう。
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『竜騎の家』
「此処が今の家だ。さ、上がってくれ。」
リ「お邪魔しま~す!…おぉ!1階はガレージなんだぁ……竜騎っぽくて良いね♪」
ロ「ニャ~♪」
「お、ロゼ。ただいま。」
ロ「ニャア~♪」
リ「わぁ、可愛い猫ちゃんだぁ♪」
「ロゼと言って生後6ヶ月のメスなんだ。」
リ「そっかぁ、宜しくねロゼちゃん♪」
ロ「ニャ~♪」
リ「おお、よしよし♪」
出迎えてくれたロゼをリサは一目で気に入っている。竜騎はその間に夕食を作る。
「今日はグラタンとサラダにしてみた。」
リ「わぁ、凄く美味しそう!竜騎の料理出来るんだ!」
「母さんが幼い時に…な。」
リ「あ……そうだった。ゴメンね…」
「気にしないでくれ。さ、冷めない内に召し上がれ。」
リ「うん、いただきます!」
リサは竜騎の作ったグラタンを口に入れる。
リ「美味しい!!アタシも料理してるけど、竜騎のも美味しいよ!」
「お気に召したのなら何よりさ。」
リ「今度はアタシの得意料理の筑前煮を作ってあげるね!」
「お、楽しみだな。」
食事をしながらの会話も弾み、風呂はリサに先に入らせた。(混浴を言われたが、流石に竜騎は止めた)そして就寝で、リサに2階のベッドを貸して、竜騎は1階ガレージのソファーで寝る事にしようとしたのだが……
「何故こうなった………?(汗)」
リ「だって…寂しいんだもん。竜騎は嫌なの?/////」
「そうじゃない…それに………当たってる//////」
リ「当ててるんだもん♡」
「アハハ……(汗)」
竜騎はそう言いながらも一緒のベッドで寝る事になった。そして日曜日のライブの日が近づいた。
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『ライブ控え室』
リ「竜騎、似合ってるよ♪」
紗「ええ、とてもお似合いです。」
「ありがとう、燐子達のお陰だよ。」
燐「いえ……////男の人の衣装は初めてだったので……////」
友「じゃあ、そろそろ行きましょう。私達、新生Roseliaのライブを!」
あ「おーーーーーー!!」
『ステージ』
友「今日はライブに来てくれてありがとう。今日はRoseliaの新メンバーを紹介するわ。」
客1「ええ、新メンバー?」
客2「誰だろう・・・?」
友「ツインリードギターを務める、Roseliaの黒竜……『辰巳竜騎』!!」
「辰巳竜騎だ。集いし絆が限界と頂点を突き破る牙となる!!」
客1「わぁ、男の人なんだぁ!!」
客2「しかも格好良い!!」
竜騎にスポットライトが当たり、観客から大歓声を受けた。そして新生Roseliaのライブが始まる。
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『ライブ終了時、帰り道』
リ「今日のライブ、大成功だったね!」
あ「うん、おにーちゃんのギターが特に!ね、りんりん?」
燐「うん…凄かった。」
「俺1人でやった訳じゃない、皆と合わさったから出来た事だ。」
紗「謙遜されなくても…ですが辰巳さん、私達は立ち止まりませんよ?」
友「ええ、私達は自分達の音楽を信じて…更なる高みに目指す。その為にも、これからも頼りにしてるわ。」
「ああ、俺達の進化は……これからだ。ネクストセッション、アクセラレーション!!」
To be next
後書きから失礼致します。作者のD・MAKERです。まだまだ未熟ですが、此処まで読んで頂き、誠にありがとうございます。
次回は友希那と紗夜がメインとなります。もしかしたら…“あの子”も少し登場するかもしれません。さて、誰が出るのか…次回も楽しんで頂けたらと思います!
次回はどのキャラとのストーリーにするか?宜しくお願い致します。
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あこ、燐子と
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香澄達との出会い
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蘭達との出会い