青薔薇の黒竜   作:D・MAKER

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セッション4:歌姫とギタリストの恋

ライブから数日後…新生Roseliaの話題でアチコチで盛り上がっていた。

 

 

リ「いやぁ、凄いねぇ!此処まで注目を浴びるなんてねw」

 

燐「はい………凄く…////」

 

あ「記事に思いっきり、『Roseliaの新メンバーは男性ギタリスト』って、おにーちゃん凄い人気だよね♪」

 

「そう言うな…結構恥ずかしい///」

 

リ「おや?竜騎が照れてる所は貴重だねぇ。」

 

「俺よりも、今度の練習の事だろ?」

 

友「ええ、次の新曲に備えて各自に技術を上げて貰わないと。それに、竜騎に作曲を手伝って貰いたいもの。」

 

「俺に?」

 

友「えぇ、竜騎と一緒なら捗るかなって……////」

 

「そ、そうか…(汗)」

 

リ「あれぇ?何で竜騎とだと捗るのかなぁ?」

 

友「リサには関係無いでしょ…?」

 

リ「関係あるから!竜騎はアタシの彼氏だし!」

 

「おーい……」

 

紗「そこまでです。辰巳さんが困ってるでしょう?」

 

リ「あれ?紗夜……まさかとは思うけど…」

 

友「竜騎を狙ってるのかしら…?」

 

紗「そ、そう言う事は言ってません!!/////」

 

「もしも~し?…そろそろやm」

 

リ・友・紗「「「竜騎(辰巳さん)は黙ってて(下さい)!!!」

 

「……………(汗)」

 

あ「おにーちゃん……リサ姉達どうする?」

 

「放置しかないなぁ…」

 

燐「そうですね…終わりそうに…無いですが。」

 

「そうだな…その間に俺達は何するか…?」

 

あ「じゃあ、あこと練習付き合ってよ!」

 

「おいおい、そんなに抱き着かなくても…」

 

燐「あこちゃんズルい……私も…竜騎さんと…」

 

「り、燐子!?」

 

リ・友・紗「「「……って、ソコ!!!抜け駆けしない!!!!!!」」」

 

 

あこと燐子が竜騎に抱き着くと、リサ達が竜騎達の方に向き、混沌と化したのは言うまでも無かった。

 

 

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『翌日』

 

 

「良く晴れてるな、今日は休みだし…ロゼ、散歩に行こうか?」

 

「ニャー♪」

 

 

今日はバンドの練習も採点のバイトも無かったので、ロゼを連れて散歩に行く。場所は公園だ。

 

 

「よしよし、今日は思う存分に遊ぶんだぞ?」

 

「ニャア~♪」

 

 

ロゼを公園に下ろすと、速足でアチコチを走り回る。そんな時………

 

 

友「にゃーんちゃん♡、初めて見るにゃーんちゃん♡」

 

「ニャー?」

 

友「キュンッ♡」

 

「ゆ、ゆき…?(汗)」

 

友「!!……り、竜騎…?」

 

 

ロゼの元に現れたのは友希那であった。その友希那のデレ顔を見た竜騎は唖然としており、友希那も思わぬ所を見られて驚いた。

 

 

友「ど、どうして此処に…?(汗)」

 

「ロゼと散歩してた…。」

 

友「このにゃーんちゃん…竜騎の?」

 

「ああ、ロゼって言うんだ。リサには既に説明してる。」

 

友「リサだけずるい…。ロゼちゃん…可愛い♡」

 

「ニャー。」

 

(そうだった、ゆきは昔から猫が好きだった……)

 

 

竜騎はロゼを抱いた友希那と共に近くのベンチに腰を掛けた。

 

 

友「ロゼちゃん♡ロゼちゃん♡」

 

「と、所で…ゆきは何をしてたんだ?猫を探してたのか?」

 

友「えっと…次の作曲を考えてたの//////(言えない…竜騎に会いに行こうとしてたなんて………/////)」

 

「そうか、ゆきは熱心だな。叔父さんからRoseliaの事は色々と教えて貰った。」

 

友「えぇ。今はこうして竜騎も加わって、私達はもっと高みを目指せるって思ってる。勿論、竜騎も妥協は無しよ?」

 

「分かってるさ。」

 

友「それに…」

 

「それに?」

 

友「私は…………竜騎が好き。仲間以上に…1人の女性として……////」

 

「ゆ、ゆき!?/////気持ちは嬉しいが……俺にはリサが…」

 

友「分かってる!!」

 

「!?」

 

 

友希那とは思えない程の大きな声が響く。

 

 

友「リサが居たとしても、私は歌と竜騎以外は興味無いの。後は…にゃーんちゃんも…/////」

 

「ゆき……んっ!?/////」

 

 

竜騎が何かを言おうとすると、友希那に唇を奪われていた。

 

 

友「私は諦めない。それに…貴方の腕を先に買ったのは私なんだから…そのキスの意味を………ちゃんと理解してね…/////」

 

「ゆき………」

 

リ「ちょっと、友希那~?何してるの~?」

 

友「え!?///」

 

「リ、リサ…(汗)」

 

 

ある意味で良いムードになっていた所にリサが黒い笑顔で仁王立ちしていた。

 

 

リ「勝手にアタシの竜騎の唇を奪うなんて…どう言う事かな~?いくらアタシでも許さないよ?」

 

友「別に良いじゃない。減るものじゃ無いんだし…」

 

リ「へぇ……。じゃあ竜騎?」

 

「は……はい…」

 

リ「アタシのキスで上書きするからね♡」

 

「う、上書きって…んん!?」

 

リ「んん~♡」

 

友「ちょっと!?////」

 

 

リサが深い口づけをする。これがまた中々離れない…しかも友希那も顔を真っ赤にしている。そしてようやく…

 

 

「ぷはっ!……リサぁ…そんな風にされると…力が抜ける…」

 

リ「んふふ~♡竜騎がアタシにメロメロになってくれるなら、本望だよ?」

 

友「じゃあ、次は私が…」

 

リ「おっと、ならアタシも次に♡」

 

「おい………」

 

 

暫くキス魔と化した2人に唇を奪われ続けるのは言うまでも無かった。

 

 

『夕方』

 

 

「ふぅ……リサもゆきも、いつの間にあんなキス魔になったのやら……」

 

「ニャア~?」

 

「あぁロゼ。お前はまともで良かった。」

 

紗「あら、辰巳さん?」

 

「あ、氷川さん。」

 

 

帰り道に紗夜と出会う。

 

 

紗「その猫は辰巳さんのですか?」

 

「ロゼって言うんだ。今日は散歩に出てた。」

 

紗「可愛らしいですね♪」

 

「ニャー♪」

 

 

紗夜は微笑みながらロゼを撫でる。

 

 

紗「私は買い物の帰りなんです。今日は両親の帰りも遅いので……」

 

「そっか、俺も帰って夕飯を作らないとなぁ。」

 

紗「宜しければ……私の家に来ませんか?」

 

「え?」

 

紗「貴方の事をもっと、知っておきたいんです。」

 

「じゃあ、お言葉に甘えようかな。」

 

 

その後、紗夜の家で夕食をご馳走になった。とても美味しく、紗夜も喜んでくれた。今は紗夜の部屋で2人きり…

 

 

紗「ずっと気になってたのですが…辰巳さんは、今井さんや湊さんとは幼馴染…なんですよね?」

 

「ああ、8年前は父の仕事の都合でこの場所を離れてたんだ。今年から1人暮らしを始めたんだ。」

 

紗「お母さんは?」

 

「俺が小さい頃に病で……」

 

紗「す、すみません!私ってば…」

 

「良いんだ、何時かは聞かれた時には話はしないといけないし。」

 

紗「失礼しました。……辰巳さんは不思議な方ですね。」

 

「?」

 

紗「貴方とは不思議と話が弾んで、ギターも上手くて…何より……貴方は私を2度も助けてくれた恩人ですから…。」

 

「アレは俺が放って置けないと思ってしただけだから、そんな気にしなくても……」

 

紗「あの……辰巳さん…いえ、竜騎さん。」

 

「氷川さん?……おう!?」

 

 

突如、紗夜は苗字では無く名前の方を呼んで竜騎をベッドに押し倒す。

 

 

紗「私は……貴方が好きです!!貴方に始めて助けて貰った時から…!!」

 

「氷川さんの気持ちは嬉しい。……だけど俺には…」

 

紗「今井さんが居る事は存じてます。ですが、貴方は私の心を奪ったんです。その責任を取って下さい!例え、今井さんや湊さんとライバルになっても……私は貴方を手に入れたいんです!!」

 

「氷川さn…ん…」

 

 

またしても竜騎は唇を奪われる。

 

 

紗「私の事は…“紗夜”って呼んで下さい。」

 

「紗夜……」

 

紗「はい……では、もう一度キスを………////」

 

 

再び紗夜がキスしようとした瞬間…

 

 

「お姉ちゃ~ん!」

 

 

『ガチャ』

 

 

紗「「!?!?!?!?」

 

 

紗夜と髪の色同じで、瓜二つと言う程に似た少女が扉を開ける。

 

 

「お姉ちゃん……何してるの?」

 

紗「日菜!?何時も勝手に入らないでって言ってるでしょ!」

 

「ゴメンね。玄関に見慣れない靴があったから…」

 

(紗夜の妹さん……だけどこの子、どっかで見た事がある様な……)

 

紗「今は竜騎さんも居るんだから、扉を閉じて!」

 

日「竜騎………あーーーーーー!!リュっ君だぁ!!!」

 

「…………え?」

 

紗「り……リュっ君?」

 

 

突如、“リュっ君”呼ばれた竜騎と紗夜は唖然としている。

 

 

「……えっと、リュっ君って…誰かと間違えて無い?」

 

日「間違えて無いよ!ねぇリュっ君!去年、千聖ちゃんを助けてくれたり、あたし達にバンドでの練習に付き合ってくれたり!あの時から“るんっ♪”って来たんだよ?」

 

「千聖………千聖って確か………………!!思い出した!チサと一緒のアイドルメンバーのギターの子か!!」

 

 

竜騎は去年の事を思い出した。チサ…白鷺千聖達アイドルバンド、Pastel*Palettesのギター、氷川日菜。去年は千聖が問題ありのコーチに嫌がらせをされていた所を、竜騎の策で見事に迎撃し、その際にパスパレのマネージャーから少しの間だけコーチを頼まれた事を。

 

 

日「やっと思い出してくれたんだ!でも、どうしてお姉ちゃんと一緒に?」

 

紗「竜騎さんは私達Roseliaのコーチにして6人目のメンバー。私とツインリードギターで活動してるのよ。」

 

日「えぇ~~!?お姉ちゃんだけズルいよぉ!!あたしもリュっ君と一緒に遊びたい~!」

 

紗「ダメに決まってるでしょ!」

 

友「全くよ…勝手に竜騎を奪わないで頂戴。」

 

リ「そうだよ紗夜、ヒナ。勝手に竜騎を奪わないで!」

 

「って、何でリサとゆきが!?」

 

紗「湊さん、今井さん…貴方達、普通に不法侵入ですよ?」

 

日「そうだよリサちー達。リュっ君はあたしと遊ぶんだから~!」

 

リ「いやいや、アタシの彼氏を勝手に取らないでって言ってるでしょ!!」

 

友「私と一緒に夜を過ごすんだから、邪魔しないで頂戴…」

 

紗「竜騎さんは私の家で泊まりますので、お引き取り下さい。」

 

日「一緒に寝るのはあたしとだよ?」

 

「4人とも………落ち着かないか?」

 

リ・友・紗・日「「「「竜騎(さん/リュっ君)は大人しくしてて!!!!」」」」

 

「……………」

 

 

今度は紗夜と日菜も含めて4人で竜騎の取り合いが始まる。竜騎はロゼを抱いたまま、見てるしか出来なかった。

 

 

「ロゼ……帰ろっか…」

 

「フニャ~。」

 

 

竜騎はロゼを抱いて、紗夜と日菜に挨拶をして帰った。翌日、リサと友希那に勝手に帰った事を説教されたのは言うまでも無かった。

 

 

To be next!

 

 

 

 

 

 

 

 

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