青薔薇の黒竜   作:D・MAKER

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今回からAfterglowが登場です。長らくお待たせして、誠に申し訳ございません。


セッション6:夕焼け

今日の竜騎は商店街にある『羽沢珈琲』と言う喫茶店に来ていた。

 

 

「さて、初めてだから……何にしようか迷う……」

 

 

竜騎がメニューを見て悩んでいる。

 

 

「ご注文はお決まりですか?」

 

「え…えっと、実は此方の店は初めてで……おススメは無いかなぁって。」

 

「でしたら、此方のコーヒーと季節のケーキセットがおススメですよ!」

 

「では、そのセットを1つ。」

 

「ありがとうございます!」

 

 

少女はそう言って厨房へ行こうとする。だが…

 

 

「おい姉ちゃん!」

 

「は、はい?」

 

「このケーキ、虫が入ってんぞ!」

 

「え、すっすみません!」

 

「謝るだけで済ますんじゃねぇぞ?あぁ?」

 

「ひっ…」

 

 

威圧的な男の怒鳴り声に若干、少女は涙目を浮かべている。そんな時…

 

 

「アンタ…つぐみに何してるの?」

 

「あぁ?」

 

「つぐみに手を出すなら、アタシ達が許さないぞ?」

 

「そ~だ、そ~だ~」

 

「セクハラで訴えますよ!」

 

 

現れたのは店員の娘の仲間と思える4人の少女。1人は赤いメッシュが入っている少女、確かこの娘は…そう、After growのボーカルだ。そのボーカルを筆頭に他のメンバーも男を咎める。

 

 

「うっせぇんだよ!お客様は神様なんだ!だいたい、ケーキに虫を入れてるのが問題だろうが!」

 

「つぐみがそんな事すると思ってる訳?」

 

「あぁ、さっきから本当にうぜぇ!!とっとと失せろ!!」

 

「ら、蘭!?」

 

「!?」

 

 

男が蘭と呼ばれてる少女に殴りかかろうとした…その時…

 

 

「いっイデデデデ!?」

 

「え?」

 

「失せるのは貴様の方だが?自演自作の犯罪者?」

 

「自演…自作?」

 

「なっ何を言ってやがる?」

 

「この虫、ガチャのオモチャだから。」

 

「詐欺じゃん!?」

 

 

そう、止めに入った竜騎が虫がオモチャである事を証明した。よって、男のクレームは詐欺である。それをバラされた男は顔を真っ青にして、慌て始める。

 

 

「え、えっと…た、たたたタダもド、ドッキリですから…落ち着いて…(汗)」

 

「確かその制服、有名な高校のだよなぁ…さっきのやり取りを動画で撮ったの送って良い?」

 

「!?や、止めろ!や、止めて下さい…。それを出されたら退学になっちゃいますよぉ…お願いです!もうしませんから!!」

 

「あ、間違えて送った…」

 

「そ、そんな…」

 

「あ、因みに警察にも通報したから、来世でなぁ…」

 

「うわああああああああん!?」

 

「お兄さんやりますなぁ~」

 

「クレーマー…キモい」

 

 

その後、クレーマー男は警察に連行され、将来が真っ暗になったのはまた後日…

 

 

「あ、あの…ありがとうございました!」

 

「あぁ、別に気にしないで良いよ」

 

「あ、お兄さんってもしかして、Roseliaの6人目の人ですよね!?」

 

「そう言えば、この間のライブで居た…名前は確か…」

 

「辰巳竜騎だけど」

 

「あ~、もしやリサさんの恋人さんですか~?」

 

「うん、リサと付き合ってる」

 

「そうなのモカ!?」

 

「うん、リサさんから最近よく話題に出てるから~」

 

「早く言ってよ~!」

 

「ひまりちゃん(汗)」

 

「賑やかだね、オタクら…」

 

「あ、すみません。私、上原ひまりって言います!」

 

「あ、私も助けて貰ったのにまだ名乗ってませんでした。先程はありがとうございます、羽沢つぐみです!」

 

「あ、アタシは宇田川巴って言います!」

 

「宇田川…もしかして、あこのお姉さん?」

 

「そうです。あ、あこの言ってたおにーちゃんって言うのは…」

 

「俺の事」

 

「何時もあこがお世話になってます!」

 

「次はモカちゃんで~す!」

 

「苗字が分からない…(汗)」

 

「モカちゃんは青葉モカって言います」

 

「あ~、折角クイズしてたのに~」

 

「クイズだったの!?」

 

「アハハ…で、最後は…」

 

「…美竹蘭です」

 

「ちょっと蘭、もう少し元気な挨拶しないと!」

 

「何時も通りだけど…」

 

「そっか…ま、人それぞれだしね」

 

「どうも…」

 

「あ、ケーキセットお持ちしますね!」

 

 

そう言ってつぐみは直ぐに注文のケーキセットを用意してくれた。

 

 

「この珈琲とケーキ、凄く美味しい!」

 

「ありがとうございます!」

 

「ん?メッセージ…あ、リサからだ。『今から会える?』か、了解」

 

「リサさんとデートですか~?」

 

「さぁ、要件は何だろう?ご馳走様、会計お願いしていい?」

 

「あ、はい!ありがとうございました!また来てくださいね!」

 

 

会計を済ませた後、竜騎は店を出てリサの元へ向かった。

 

 

「………」

 

「蘭~、あの人が気になるの~?」

 

「あの人…引き抜けないかな?(ボソリ)」

 

「え?」

 

「いや、何でも無い…」

 

 

蘭はヒソリと言った事を誤魔化した…だが、後に実行する事になるのは遠くは無かった…

 

 

 

 

-竜騎の自宅前-

 

 

「竜騎~♪」

 

「ゴメン、待たせた」

 

「大丈夫だよ♪あのさ…今度、デートしない?」

 

「わお、先に台詞を言われてしまった…」

 

「ふふ、先に貰っちゃったぞ~♪」

 

「じゃあ、プランは俺の方で良いのあるからさ。楽しみにしてて」

 

「うん、楽しみにしてるよ!」

 

 

リサと2人でデートの約束をした。だが…この時知らなかった…まさか、あんな展開を誰が予想できたのだろうか………

 

 

To be next アクセラレーション




1年以上も更新を放置してしまい、大変申し訳ございません!
相変わらずのナメクジ更新でございますが、ここまで読んで頂いた読者様、ありがとうございます!
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