ニーベルンゲン・シックザール〜竜殺しの英雄譚〜   作:ソール

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グレートウォール攻略開始

 

次の日

 

翌朝から25階層の入り口に入り、その先で崖に辿り着き、大きな滝が待っていた

 

ダンジョンはとは思えない水の都にして、大きな滝な全域に広がっている

 

 

「ここがグレートウォール」

 

「この滝は27階層まで繋がっている。落ちたら死ぬのは間違いなしだ」

 

「ここから下層なんですね」

 

「ああ、この横の道を通るぞ」

 

「ウンディーネクロスを身につけても、死にそうですね」

 

 

俺たちは崖の横道に、下に降る道がある。その先に洞窟ような入り口がある、その先はダンジョンと変わりない滝の場所に入れる。俺たちはそこへ向かう。

 

 

「横道を歩いても。全然入口から離れている気がしませんね?」

 

「ここは膨大な広さだからな。進んでいる感じがしないのは当然だ。今のロキ・ファミリアでも探索しきれてない場所もあるからな」

 

「懐かしいかい?ここは?」

 

「まあな。水際がある道は気をつけろ。そこからモンスターが出てくるからな」

 

「何もかもが危険な場所かよ」

 

「これが下層だ。ほら、先に敵が来たぞ」

 

 

「「「「「「っ!?」」」」」」

 

 

横道を歩いていると、あまりに入口から距離が離れている気がしない。それはここがあまりにも広いからでもある。これでももう進んだ方だ

 

その証拠に

 

 

ブルークラブが五匹出てきた

 

 

『『『『『キイ!!!』』』』』

 

 

「ブルークラブ!?」

 

「五匹居ます!?」

 

「蟹が真っ直ぐ歩いているってことある!?」

 

「さあ、下層の一番目の敵だ。桜花!ヴェルフ!前衛!!」

 

「「おう!!」」

 

「ベル。行くぞ?」

 

「はい!はあああああ!」

 

「ふ!」

 

 

まずは下層の敵としてブルークラブが出現した。

 

五匹なら、俺たちだけで問題ない。アイシャとダフネたちは春姫達を守るために、前衛に出ないよう頼んでいる

 

前衛と後衛に分けた戦いをしなければ、仲間がやられてしまうため、このような陣形で、俺たちは行動している

 

その方が仲間をやられずに済んでいる。おかげでブルークラブも簡単に片付いた

 

 

「こんなものだな」

 

「まだこれだけなら、俺たちでも楽勝だな」

 

「まだこの程度でならな」

 

「ブルークラブの鋼殻が五つ手に入った!」

 

「あと五つ。時道にやるとしよう」

 

 

まずは徐々に必要な素材を手にする

 

まだ初めての者たちにおいて、この方がベストだった。無理に深追いをしても必要な物は手に入らない。それにまだ始まったばかり、この程度で終わりなはずがないからな

 

 

「先に進むぞ?」

 

「この調子で簡単ならいいけどな」

 

「そんなに簡単なわけないだろう」

 

「あははははは」

 

「っ!あれは・・・・」

 

「どうしたジーク?・・・うお!?『アンダーコーラル』じゃねえか!?」

 

「確か、この階層しか取れない素材ですよね?」

 

「ああ、ここで見つかるとはラッキーだな」

 

 

宝石の珊瑚

 

アンダーコーラル

 

図鑑によるとこの階層にしか取れない滅多に現れない貴重な素材。ロキ・ファミリア時代の時でもこんな水際を通った先に10個もある。こんなレアな素材を見つけるなると、

 

ベルの『運』が働いたに違いないと俺は察した

 

 

「なあジーク。この川を渡ってあれを取れないか?良い武器に素材なるんだ。前にへファイストス様に教わったんだ」

 

「そうだな、あれがあれば。この先の戦いにも有利になる可能性も高い。俺が取ってこよう。これはできるだけ全て取っておいた方が、この先にも役立つからな」

 

「ヴェルフ様!ジーク様にそんな無茶な行動をさせないでください!こんな大きくて流れの早い川、いくらジーク様がレベル6でも流されてしまいます!」

 

「なら飛べばいいだろう。この距離を飛ぶことくらい、俺は問題なくやれる。それにあのアンダーコーラルをよく見てみろ。リリルカ?」

 

「え?あれがどうかしたんですか?」

 

「おや?あのアンダーコーラル。『アンダーパール』が挟まっているじゃないか」

 

「なんですか?アンダーパールって?」

 

「アンダーコーラルから生まれる真珠みたいな物だ。たまにそういうのがあの珊瑚に挟まっているのもある。ヴェルフ。あれは全部使うのか?」

 

「いや、一つだけあればいいが」

 

「じゃあその他は売っていいな。アンダーコーラルなら300万ヴァリス。アンダーパール付きなら350万ヴァリスだ。どうだ?リリルカ?」

 

「わかりました!!お願いしますジーク様!!」

 

「おい、怒るぞリリスケ」

 

 

ヴェルフがアンダーコーラルを取って来てほしいとヴェルフに頼まれる

 

しかし、そのためにはこの大きな流れの早い川を通らなければならない。もちろん入る気はなく、飛べば簡単にアンダーコーラルの所まで辿り着けると言うが

 

リリルカがあまりに危険だからと止められる。仲間を思ってのことだろうが

 

アンダーコーラルは一つだけヴェルフが使いたいと言い、それ以外は全部売れば高値になると言ったら、現金に目が無いリリルカが大賛成して

 

俺は一人で取りに行く。

 

 

「ジークさん!僕も手伝います!」

 

「自分もやります!」

 

「ああ、それなら頼む。こっちは専門のシーフやスカウトも居ないからな」

 

 

ベルも命が手伝う。採集用の人員はこっちの派閥には居ないから、自分達で取るしかない。ベルも命もこの程度の川など、飛んで通ることはできる

 

あまりに長いはしたくないため、なるべく早く全部取る

 

 

「ジーク殿。これで最後です」

 

「よし、戻るぞ」

 

「はい。命さん。先に」

 

「はい。自分から失礼します」

 

 

全部採取し終えたことで、命が先にリリルカたちのところに戻ろうと川の上を飛ぶ

 

 

途端

 

 

 

『ガアア!!!』

 

 

「っ!?」

 

「アクア・サーペントか、天井から出てくるか」

 

 

突然命が川の上を飛んでいる最中に、その上の天井からアクアサーペントが出てきた

 

やはり水の中だけでなく、壁までではなく、天井も出てくると理解していた。まあそれがモンスターの出現方法だからな

 

加勢しようとベルがナイフを出すが

 

 

「命!応戦しろ!」

 

「はい!ぬう・・・でや!!」

 

「は!?サマーソルト!?」

 

「タケミカヅチにちゃんと教わったようだな。体術を、ベル!」

 

「はい!」

 

 

命は、一度地面に着地して、再びアクアサーペントに回し蹴りを直撃する

 

これはタケミカヅチの修行で習得した、『円月投(ミカヅチ)』という技

 

アクアサーペントは命の跳ね返しを受けて牙を叩き折り、後方に吹っ飛び、その後ベルが斬りかかり散る

 

 

「危ないところだったが、見事だ。命」

 

「はい。タケミカヅチ様から体術を教わりました。技だけではこの先生き残れないと、教わりました」

 

「す、すごいですね。命さん。そんなこともできるなんて」

 

「力になりたいですから・・・」

 

 

命は皆の力になりたいために、自分にできることを全部習得したようだ。

 

命も全力で力を手にするために、覚えられるものを全て覚えたようだ。命もただ技だけを習得するだけじゃあ、意味がないのだと気づいたようだ

 

 

「なんでも活かすことは良いことだ。どうだヴェルフ?」

 

「ああ、このアンダーコーラルなら、良い武器が作れそうだ」

 

「じゃあその他は売る物ってことでいいんですよね!?ジーク様?」

 

「ああ、そこはお前の好きにしてくれればいい。活かし用がないなら」

 

「やった!!これで千万ヴァリス以上の根が手に入ります」

 

「リリスケ、本当に現金な奴だな」

 

 

このアンダーコーラルは間違いなく天然物であり、輝きも普通ではなく、高級品であることから、高値で売れることは間違いないだろう

 

リリルカは金に目が無いとは聞くが、ここまでとは思わないだろう。流石の俺もリリルカに金に関しての話は禁句だと思った

 

ただでさえ、俺とアイシャ以外の装備に莫大な費用を賭け、更には遠征料も取られると、遠征をするだけで大金がかかる物だからな

 

この遠征分、少しでも下を取らないと、リリルカがいつ発狂するか、わからないものだと、金に関しては要注意だと思う俺だった

 

 

そして更に奥のルームへと下る

 

 

「やっとここまで下れたわね」

 

「まだ先があるぞ」

 

「え!?どこまでこの階層のルームあるんだ!?」

 

「グレートウォールの階層のルームは壮絶に広い。下るのですら、まだ先のあるルームがあと・・・・・・五つくらいあるからな、もちろんそこも広い」

 

「うえ!?どこまであるんだよ!ここは!」

 

 

やっと下の階層の入り口付近のあるルームまで来たが、

 

そこまでの付近になるルームに来ただけで、まだ半分であり、この先にまたも広いルームが、確かあと五つもあると、それだけ25から30までの階層は広く、25階層だけで一日かかる程だ

 

 

「っ!ジークさん!」

 

「ああ、先から誰か来るぞ?」

 

「「「「「っ!」」」」」

 

「モンスターか?」

 

「気配は・・・・・二つだな」

 

「はい、自分もそう感じます」

 

 

突然、この先の入り口から、二つ程気配を感知した

 

命も感知アビリティを持っており、命からしても先に気配二つを感知した。その片方は人間、もう片方はモンスター。その二つがこっちのやってくる

 

しかし、なぜかゆっくりとこちらに近づいている

 

そして入り口から現れたのは

 

 

「っ!ルヴィス」

 

 

「ジ・・・ジーク様・・・なぜ・・・貴方がここに・・・ぐ!」

 

 

「っ!エルフの冒険者!?」

 

「右腕が無い!?モンスターにやられたのか!」

 

「ああ、やった奴が今ルヴィスの後ろに居る!構えろ!」

 

 

現れたのは、我が義兄であるモージ兄上の眷属である『ルヴィス・リーリックス』のエルフの冒険者

 

右腕を斬られたまま。こっちまで歩いてきが、俺たちの近くに来る直前で倒れる。そしてその右腕を斬った犯人は

 

ルヴィスのすぐ後ろに居た

 

 

『グウ・・・・』

 

 

「なんだあれ!?」

 

「あれ植物!?」

 

「植物の人形が歩いてやがる!?」

 

 

「やはり出てきたか、『モス・ヒュージ』。ここの希少種レアモンスターだ。だが随分と姿が違うな、魔石を喰らって強化種にでもなったか」

 

 

ルヴィスの真後ろに、全体植物でできた、サイズはミノタウロスにも同格の図体をした。希少種レアモンスター

 

 

モス・ヒュージ

 

その強化型である

 

 

手には天然武器を持っている。モス・ヒュージがそんなことはしない。それができるのは明らかに強化種になった性質を持つ証拠。しかもあまりに図体が大きい。形状もそうだが、明らかにここで、冒険者に倒された魔物の魔石を盗んで喰らい、強化種となったに違いない

 

強化種となったモス・ヒュージが倒れているルヴィスに手を伸ばす

 

 

『グウ・・』

 

 

「っ!させるか!」

 

「ジークさん!」

 

「早い!?」

 

「ふ!」

 

 

『ガア!!?』

 

 

「右腕を斬り落とした!?」

 

「応戦しろ!奴がこの階層のボスだ!奴を一刻も早く倒せ!でないととんでもないことになるぞ!」

 

 

モス・ヒュージは倒れているルヴィスを拾い上げようとしたが

 

それをされる前に、俺が素早く奴の右腕を斬り落とす。強化種になったモンスターは後々厄介になる。ここで仕留めないと厄介になるため、ここで仕留めようとする

 

しかし

 

 

「は!」

 

 

『グウ!!・・ガア!』

 

 

「っ!ぬ!」

 

「ベルの攻撃を避けやがった!?」

 

「強化種は知性を持つ!ただ攻撃すれば当たるわけではない!考えを持ったモンスターだと思え!でないと逆にやられるぞ!」

 

「それならファイア・・・」

 

 

『グ!?・・・グウ!』

 

 

「ボルト!!」

 

 

『ガアアアアアア!?』

 

 

「おい!?あの強化種!?今ベル・クラネルの魔法を止めようとしていなかったかい!?」

 

「だから言ったろ。これが強化種だ。奴は全身植物でできている。つまりは炎が弱点。自分の弱点を認識しているから、ベルの炎を止めようと先に攻撃を仕掛けてきたんだ。ベルの魔法が無詠唱じゃなかったらやられていただろうな」

 

 

モス・ヒュージの強化種は、厄介な程。知性を回し持つ

 

賢いモンスターとでもいいだろう。言うなら考えを持つゼノスと変わらない。知性を持つだけで物凄く賢い行動を取る怪物だ。ここで仕留めないと、こっちを追い詰める策を練るかもしれない。その前にここで倒さねばと、素早く奴の体を斬ろうとするが

 

 

『グウ!!』

 

 

「っ!あれは!」

 

「ジーク様!それを・・・受けては!」

 

「わかっている!全員防御体制!リリルカ!春姫!」

 

「「っ!はい!」」

 

 

突然、モス・ヒュージはベルに体を燃やされた状態から、体の隅々に木の枝のような物が出てくる。そしてその枝がこっちに向いてきている

 

それをくらうなと、春姫に保護されているルヴィスが、この攻撃を受けるなと叫ぶ、が、承知であるため、俺は全員に防御を取らせる

 

放たれる

 

 

『ガアアアアアア!!』

 

 

「ベル!ヴェルフもこっちに下がれ!スヴェル・ヘイム!!!」

 

「っ!ヴェルフ!」

 

「ジークの防御魔術か!」

 

 

奴の体から大量の枝がこっちに狙撃をしてくる

 

その降り注ぐ枝を、俺が防御魔術であるスヴェルヘイムのルーン文字を展開して、皆を守る。もちろんそれでけでは守れるかわからないため、念の為にヴェルフが作ったゴライアスの皮で作ったマント、『ゴライアスのシーフ』で春姫とリリルカはサポートと支援をするカサンドラと千草、負傷をしているルヴィスを守るために覆い尽くす

 

しばらく攻撃をし続けると、モス・ヒュージの体から枝が出てこなくなる

 

そして

 

 

『グウ・・・・・グ!』

 

 

バシャン!!と、奴は隣にある川に逃げ込んだ。モンスターが逃走などあり得ぬと言うのに

 

 

「な!?モンスターが逃げた!?」

 

「体制を取ったんだ。今の攻撃でも効かないと判断したんだ。あの攻撃が上手く通るよう、次は『囮』を使って罠でも貼るだろうな」

 

「囮を使って?」

 

「ジークさん?ルヴィスさんがあの攻撃を受けるなと言っていました。それは一体・・・」

 

「ああ、理由はこれだ」

 

「うぐ!?」

 

「「「「「っ!」」」」」

 

「ルヴィスさんの斬れた右腕から、苗がでてきている!?」

 

 

ベルはルヴィスに、今のモス・ヒュージの攻撃を受けてはならないと。その意味はなんなのかと、その質問に

 

俺はルヴィスの傷を見せて答えた

 

 

ルヴィスの斬れた腕から苗のようなものが出てきた

 

 

出てきたと言うより植え付けられたと言うべきか、この攻撃を受けると、まともに動くことができなくなる。言うなら体を動かすために必要な神経を、この苗のせいで麻痺されるからだ。だからルヴィスはあいつの攻撃を受けるなと叫んだのだ

 

 

「この苗は体の神経にダメージを与える苗だ。あいつの攻撃を受けたらまともに体が動かなくなる。だからルヴィスが奴のあの枝の攻撃は受けるなと言ったんだ」

 

「これが緑の苔が人を飲み込んでいく」

 

「その通りだカサンドラ。これがお前が言っていた予知夢だ。こんなのが普通に出てくるんだから、だから下層は普通ではないと言ったはずだぞ」

 

「早く!傷口を!この苗を!」

 

「無駄だ。この寄生木を治す方法は奴を倒す以外無い。治せばこの苗が増殖する。だから回復薬で治す方法も魔法もない」

 

「そんな・・・・」

 

「あいつは身動きが取れない冒険者が出てきてから食す。モス・ヒュージは慎重な生き物だ。滅多に現れない希少種として扱われる理由がそれだ。それが強化種になったとなれば、罠を引っ掛けるまでは大胆に動かない。だからこの階層では階層主の次に厄介だ。希少種と言う存在はこれだから面倒だからな」

 

 

モス・ヒュージの特性を、二年前に体験していた俺は、どんな動きをするのか予め覚えているため、奴がどんな動きをするのかもう既に知っていた

 

モス・ヒュージが希少種として扱われているが、その慎重な行動するモンスターだから、油断した冒険者の前にしか現れず、中々に相手の動きを見切るモンスターである

 

そのモンスターにルヴィス達はやられたようで、かなり追い込まれたようだ。しかしここで一人しか居ないのであるなら、他の仲間はもう既に、と思い質問をする

 

 

「ルヴィス。お前一人でここへ来たわけじゃないだろう?他はどうした?」

 

「他は・・・・あいつに」

 

「やられたか・・・この先に・・・・三人居るな、まだ息もある鼓動も感じる」

 

「ジーク殿の気配察知はかなり広いところまでわかるようで、自分も見習いたいです」

 

「それと・・・ドルムルが・・・・」

 

「そうみたいだな、先に奴の気配を感知する」

 

「これからどうするのですか?ジーク様?」

 

「無論奴を倒す。ルヴィスには借りもある上に、他にもこの下層に探索のミッションを行なっている派閥も居るんだ。特にあのモス・ヒュージは見逃すわけにはいかない。奴を倒さないと被害が甚大になる。ここで仕留めなければ」

 

 

これからどうするも何も、奴を倒すしかないと、奴を追ってこの先へ向かうとリリルカにハッキリ言う

 

奴を野放しにしたら甚大が増える。奴は本当にレベル5で手こずる強さを持っている。レベル5以上の冒険者なんて今ここでは俺以外誰もいない。ここで俺たちが止めないと、他の冒険者がやられる

 

これはかなり危険な『イレギュラー』である

 

 

「奴を追うぞ。この先へ向かう。他の冒険者が被害を出るが、そこはどうでもいいが、ルヴィスには借りがある。借りを返すためにルヴィスの仲間を助けにいこうと思うが、意見はあるか?」

 

「このエルフの冒険者に借りがあるのかい?」

 

「以前、俺がファーブニルに変身したあの事件でな」

 

「ああ、なるほどね」

 

「全員異論はあるか?奴を放っておけばこの先の遠征にも支障が出るぞ。倒すなら・・・今しかない」

 

「あれは確かにヤバそうだな、この先は更に苦戦が免れそうにないな」

 

「あれをなんとかしないと、まずいよな」

 

「わかりました。やりましょう!」

 

「全員覚悟を決めたな、行くぞ」

 

 

こうして奥に進み、あのモス・ヒュージの強化種を潰すために

 

強化種はの話は本当に危険すぎる。身動きできない冒険者を囮にしたり、そこらに居るモンスターを殺して魔石を潰して更に自身を強化を始めようとする

 

ここで仕留めれなければ

 

地上に戻って、ルヴィスを助ける時間もない上に、地上に助けを求めても、最高ヒーラーであるディアンケヒト・ファミリアは別の仕事で不在。

 

つまり

 

 

 

戦う他なかった

 

 

 

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