ニーベルンゲン・シックザール〜竜殺しの英雄譚〜   作:ソール

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ヘスティア・ファミリア 参戦!!

 

 

そして、現場に早くも到着する

 

ヘスティアとグリフォンは別の場所からクノッソスに侵入している、近道の穴があり、そこにエニュオが居るとわかり、そこへとヘスティアとグリフォンは別行動で、それ以外はクノッソスに着く

 

 

「着いたぞ。予想通りの激戦だな」

 

「ええ、もう勇者(ブレイバー)が指揮を取って交戦しています。フレイヤ・ファミリアも居ます、今の所は優勢な戦況です」

 

 

アスフィと共にクノッソスに着き、まだ一階層だと言うのに、たくさんの食人花と戦闘を繰り広げていた

 

相当の苦戦をしているようだ。まあ相手は大精霊級のデミ・スピリットが六体。ロキ・ファミリアだけでは足りず、他の派閥も必要なのは当然だ

 

さて、これからどう動こうかと思っていると

 

 

「ジーク・フリード!来てくれたか!」

 

「フェルズ様!?」

 

「フェルズか。ゼノスも居るんだ。お前も現場に居るとわかっていた」

 

 

奥からフェルズが現れる。

 

ゼノスも居るんだ。フェルズが居なくてもおかしくはない。奴がここに居るなら戦況はどうなっているかを聞く

 

 

「戦況はどうなっている?支柱になっているデミ・スピリットが六体も居るだろう?」

 

 

 

「っ!流石だな、倒す敵はわかるのだな?

 

第一ルームにエルガルムの第三部隊、ヘファイストス・ファミリアとガリバー兄弟が一体目のスピリット・オルターを、

 

第二ルームでアマゾンとヨルムンガンドの第四部隊とカーリー・ファミリアとディアンケヒト・ファミリアが二体目を、

 

第三ルームでナイン・ヘルの第二部隊と白黒の騎士が三体目を、

 

四体目は我々ゼノスが、

 

五体目は猛者が一人と、ロキ・ファミリアの中級冒険者達の第五部隊が

 

六体目は、この戦いを指揮しているブレイバー第一部隊とアンクーシャとヴァナ・フレイアが制圧している。と言ったところだ」

 

「なんとか姉上のファミリアが加わったことでなんとか耐えているようだな、そうなると、『二体』くらい分、こちらの加勢を用意させれば良いか」

 

 

 

 

戦況としては苦戦しつつも、流れはこっちに来ている。姉上のファミリアも戦いに参加していることで、このままなら天の扉を打たれずに済むだろう

 

なら、加勢に必要な組に『二つ』こちらから送り込めば良いと、戦況を聞いて判断する

 

が、これからどう実行するかの前に

 

 

「フェルズ。オクルスを持っているだろう?フィンに連絡したい。通信しろ」

 

「了解した」

 

 

その前にこの作戦を乗り出した指揮官であるフィンと対話をする。こちらが勝手に行動する前にやるべき事を伝えねば困るだろうと

 

フェルズが持っているオクルスでフィンに通信をかける。こんな部隊を分担した戦いだ、当然ながらオクルスを持っていると俺は読んでいた

 

フェルズはフィンに通信し、彼の声が宝玉から伝わる

 

 

「ブレイバー!ジーク・フリード達、ヘスティア・ファミリアが来たぞ!」

 

『っ!来てくれたか!ジーク!』

 

「大分手こずっているようだな?こちらはヘルメスの頼みと個人的な目的のために加勢する。本来ならお前らの攻略を邪魔するつもりは無いのだがな」

 

『流石に六体は僕たちでも難しくてね!今回は僕たちを助けてくれるかい?』

 

「今回はな。オラリオが危機でもあるんだ。他のファミリア・・・・なんて啀み合っている場合じゃないからな、お前達が目指すべき事だっとしても、力になろう」

 

 

本来ならクノッソスの攻略はロキ・ファミリアが果たすべく目的だった

 

それを邪魔することは俺たちは決してしない。しかし、今はオラリオの危機でもあるため、ここは他派閥であろうと関係ない。今は倒すべきエニュオを打ち倒すべく、ここは俺たちも動くまで

 

しかし、フェルズが聞く限りでは、もう大秘術の詠唱をしているスピリットオルターの討伐員は揃っているようだ。だがそれだけでも加勢を四人向かわせる

 

 

「加勢を『四名』行かせる。加勢して欲しい部隊はあるか?」

 

『それじゃあ、ガレスの部隊とリヴェリアの部隊を頼みたい』

 

「分かった。ヴェルフ!サラマンダー!リヴェリアの部隊に加勢として行け!エルフの部隊だからと言って、お前はクロッゾだから野次を飛ばしてくると思うが、無視して加勢に迎え!」

 

「おう!任せろ!頼むぜサラマンダー!」

 

「うむ!ヴェルフ!我の背中に!」

 

「そして命とノームはガレスの部隊に加勢に行け!」

 

「はい!行きましょう!ノーム殿!」

 

「はい!これで終わらせに行きましょう!こちらに!」

 

 

ヴェルフ、サラマンダー、命、ノームに加勢を向かわせる。

 

ヴェルフはサラマンダーの背中の上に乗ってリヴェリアの部隊に加勢を向かう。命とノームはガレスの部隊へと足を走らせる

 

一応これで部隊の指揮は上がるだろう。しかし、それだけでは足りない

 

 

「フィン!お前一人で六部隊全部の指揮じゃあ足りない!こちらも指揮官を送る!リリルカ!」

 

「は、はい!」

 

「オクルスを通じて各部隊の敵の情報と戦況と編成を聞いて、お前が指揮を取れ。指示を送るのはリヴェリアとガレスとゼノスの部隊だ。その三部隊の指示をお前が取れ」

 

「しかし、リリのような者が皆さんの言葉を聞いてくれるかどうか・・・・」

 

「それは分かっている。だから『フィン』に変身しろ!」

 

「フィン様に!?」

 

「そうすれば言う事を聞くだろう。フィン。それで構わないな?お前一人じゃあ持ち場の戦況と他の部隊の指揮を撮るのは難しいだろう。こっちの指揮官の判断力と洞察力はお前並みだ」

 

『それは助かる。僕・・も!・・・・こっちもキツくってね、もう一人くらい。指揮官が欲しい。頼めるかリリルカ・アーデ!』

 

「できるな?リリルカ?俺たちの指揮官、お前の力を見せてやれ」

 

「フィン様・・ジーク様・・・・・っ!はい!残り三部隊の指揮はリリに!」

 

「フェルズ。お前はここでリリルカを守ってくれ。頼んでくれるか?」

 

「了解した。あとは任せろ。しかし。いいのか?リリルカ・アーデにやらせて?ジーク・フリード?」

 

「舐めるなフェルズ。リリルカの指揮は完璧だ。やって見せろ!リリルカ!」

 

「はい!任せてください!」

 

「やる気があるようで、何よりだ」

 

 

加勢だけでは足りないと、今度は指揮官も付ける。リリルカの判断力は強い。他の部隊の指揮も上手くできる。問題はレベル二のリリルカの言葉なんて、ほぼ人の言う事を聞かない連中だ。ならフィンに変身すれば皆を騙せると、リリルカの変身魔法でフィンになって部隊の指揮を手伝う仕事を任せる

 

六面の指揮をフィン一人でするのは無理がある。ここは判断力が強い。フィンと同じく。ここでリリルカの判断力は強い、残り半分の指揮をリリルカが取る

 

その護衛にフェルズを付ける

 

 

「シンダーエラ!!・・・・・・さあ、やりますよ!」

 

「っ!?本当にブレイバーと同じ姿に!」

 

「他の部隊に言わずにフィン様としてやり遂げます。各部隊!戦況の報告を!」

 

 

「こっちはお前達に任せる。残りは俺と一緒に『目的の場所である』十一階層へ向かう!ペルセフォネの救出!及び人質と思われる捕虜の脱出経路を作る!」

 

 

十階層の加勢はこれで十分、火の魔剣と大精霊の加勢と極東剣士と土の大精霊を加勢、更に指揮官であるフィンに化けたリリルカを送らせる

 

これで十階層はなんとかなる

 

 

あとは、その下の十一階層、ペルセフォネとデメテルの眷属及び、人質の救出を専念する。それと脱出経路も用意せねば

 

 

「ベル!お前は人質の脱出道を作れ!阻む敵は斬り倒せ!!」

 

「はい!」

 

「春姫はペルセフォネ達を見つけ次第、お前のバックパックの中に入っている回復薬で全員を治療をしろ!」

 

「はい!任せてください!」

 

「グラニ!春姫を!」

 

「はい!春姫様!私の背に」

 

「お願いします」

 

「アスフィ。お前も来い。お前もここに居るなら手伝え!」

 

「はい!」

 

「ウンディーネとシルフはこのまま俺と共に来い。まずは人質の救出。それでから・・・・シルフ、アイズの元へ教える」

 

「はい!ペルセフォさん!待っていてください!」

 

「っ!アイズ!?・・・・ジーク君!なるべく私をアイズの所へ急がせて欲しいの!『今のあの子』は!」

 

「分かっている!あいつ・・・『復讐姫(アヴェンジャー)』を使ったか、通りで『黒い風』が吹いているわけだ。場所は・・・・・十二階層か」

 

 

残りは十一階層へ向かう

 

ベルは一人で通路に潜む敵を殲滅し、人質の脱出経路を作る

 

春姫は俺が居場所を見つけ次第、ペルセフォネや人質の負傷を回復するためのアイテムをすぐに使う事

 

グラニは春姫を乗せながら、嗅覚で人質の捜索をする

 

アスフィは俺の仲間ではないが、ここに居るのなら手伝えと、

 

ウンディーネとアリアは俺と共に途中までは人質の捜索。そしてアリアはそれが済み次第、アイズの場所へ

 

アリアがなるべくアイズの所へ行かせて欲しいと今アイズに異変があると感知する。それは俺も気付いている。このクノッソスに入った時から、アイズの異変に気付いていた。間違いなくアイズは今『暴走』をしている。相手はレヴィスだな?レヴィスを本当に怪物だと思って、あのレアスキルを使ったようだ

 

 

それは『復讐姫(アヴェンジャー)

 

 

アイズの唯一のレアスキル。怪物に対する攻撃の高域強化。そして竜種に対する超域強化も掛かる、その威力は増悪な感情によって向上する。モンスター限定のスキルであり敵が人間場合は発動しない、しかし

 

それを使ったアイズはもはや人ではない

 

アリアもまだこの時代に馴染めないのか、ステイタスやレアスキルと言うものがなんなのかはまだ勉強不足だが、そのレアスキルがあまりに危険な力だと感知したのか、早く助けたいと今の彼女は良くないと早く駆けつけたいと言う

 

もちろんそうさせるが、まだ脱出の経路が出てきていない。それではまだアリアを行かせられない。彼女の風はまだ必要だ

 

しかし

 

 

「っ!この気配は!」

 

「ジークさん?」

 

「ベル、あの『男』がここに来ている。お前で倒して欲しい」

 

「誰ですか?」

 

「懐かしい男だ。それは・・・・・・・・・・・・『???』」

 

「っ!?」

 

「お前で倒せ、でないと・・・・ペルセフォネ達がやられる。頼めるか?」

 

「あの人がまた・・・・・はい!任せてください!」

 

 

十一階層に俺とベルにしか知らない男がここに来ていた

 

そいつは間違いなく『敵』であろう。だから『一度倒した』ベルならまたも止められるはずだと、ランクアップしたベルなら、もう一人でもできる

 

その男の悪を打ち倒すためにも、ベルは十一階層の通路へ向かう

 

 

「よし!行くぞ!残りは俺と共に続け!」

 

 

「「「「「はい!!!」」」」」」

 

 

残りの俺たちは十一階層へ

 

あいつらがスピリット・オルター六体を倒すのなら、こっちは俺達の目的であるペルセフォネ達の救出ができるため、この期に乗じて俺たちは救出を行う

 

十一階層にも敵は居る。全てを片付けてペルセフォネの脱出ルートを開く

 

 

 

 

 

 

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