そしてあっという間に夜になった
それでからは、いつもなら命と春姫で料理を担当するのだが、今日は人数も多いため、俺もベルも調理をする。ホームにある食材の全てを使い、いつもながら団員が増えたならと、豪勢な歓迎をしようと、料理も普段出ないような物を出す。フィルヴィスに喜んで貰えればいいのだが、まあとにかくエルフの口に合う料理をする。ヘスティア・ファミリアに初のエルフの団員が入ってくれたのだからな
豪勢な料理を完成させ
中庭に持っていく
なぜ皆で集まるリビングではなく、中庭に持っていく。たかがアイズとレフィーヤ二人、保護しているマリア達子供たちが歓迎会に参加するくらいなら、別にいつものリビングで大きなテーブルを出して歓迎会をするのだが
人数が更に増えた
「それでは、ヘスティア・ファミリアはフィルヴィス・シャリアの歓迎会と、ロキ・ファミリアはクノッソス攻略達成とフィン、リヴェリア、ガレスのランクアップを祝して、乾杯!!!!!」
「「「「「「「「乾杯!!!」」」」」」」
「乾杯!!・・・・・・って、なんでロキやその子供たちが僕たちのホームに居るんだい!?」
「街でフィン達と出会って、アイズとレフィーヤがどこに行ったのか行方を聞かれたため、夜まで俺たちのホームでパーティーすると言って、せっかくなら来るか?と言ったら、本当に来ただけだ」
「ええやろドチビ!ウチには聞きたいこともあるんや!ここでウチらの祝杯も兼ねてやらせろや!食材も分けたるからええやろう!!」
「それがお礼になると思うなよ!ロキ!」
「やれやれ、騒がしい主神二人だな」
「ごめんね、ジーク。僕たちまで参加してしまって」
「なに、お前達にもどうしても話しておきたいこともあるのでな、まあ、『アイズの隣に居る奴を見れば』わかるだろうが・・・・」
「そうだね、僕も聞きたいな、あのアイズに似た精霊が誰なのか・・・・」
「ああ、話はする。マリアたちも、気にせずに好きなものを食べてくれ」
「ありがとうございます!」
「「「「「ありがとう!ジーク兄ちゃん!!」」」」」
「孤児院の子供を保護していたのか?」
「ああ、彼らは俺の友人だからな」
俺たちのホームに、ロキとその子供達であるロキ・ファミリアも来ていた
俺とベルで街で出店を回っているとフィン達に会った。そしてフィンに、アイズとレフィーヤがクノッソスの戦いの後、ホームに帰り装備を自室に置いて、すぐ出かけたと、戦いの後ですぐ出かけるなど不自然だと思い、フィン達は念のために探したのだが見つからず、街で偶然出会った俺とベルに二人がどこに行ったのかを聞かれ
俺のホームで会いたかった人と過ごしていると言い、夜もフィルヴィスの歓迎会をするから夜までは戻らないと言った
フィン達をそれを聞いて、二人がいきなりあの戦いの後ですぐにホームに帰ってはすぐに出かけるなど、心配でしかないため、俺の話を聞いてやっとその心配を無くなった
せっかくなら、夜のパーティーも来るかと誘う。その代わりにいくつか食材を分けてもらう事に、流石に出店をやっている所はあるにはあるが、多くはない。地上にもデュオニュソスのクリーチャーが襲われ、地上にも被害が出ていた。昨日の戦いの後で出店をやっていたのは被害が無かった店だけ、だがあまりにもそれは少なく、店自体もほとんどクリーチャーに壊されてしまい、出店をやっている所は少なく、あまり食材は確保できなかった
そのため、夜のパーティーを参加してもいいから、食材を少し分けてくれと、これにフィンは了承し、おかげでパーティーに必要な食材を揃えることができた。
まあ、フィン達は俺たちがクノッソス攻略を手伝いをしてくれたお礼も兼ねている、
そういう話をするために、俺はフィン、リヴェリア、ガレスの三人が座るテーブルで食事をする
「ジーク。改めて言わせてくれ、クノッソス攻略の時は本当にありがとう。君たちが居なかったら僕たちも、七体目のデミ・スピリットに気づいてもなんともできなかった」
「気にするな、俺たちはペルセフォネ達とフィルヴィスを助けたいがために、クノッソスに行っただけだ。七体目のデミ・スピリットは・・・・まあ俺たちが倒すつもりで、ずっと11階層に居た」
「っ!?ロキの言う通り、やっぱり七体目のデミ・スピリットの存在を知っていたのか!?お主は!?」
「俺もデュオニュソスの企みを追っていたんでな、それと『俺の大嫌いな邪竜』の気配に敏感だったものでな。11階層に七体目のデミ・スピリットが居ることに気付き、そこに冒険者と思われる気配も居なかったため、俺たちが向かっただけだ」
「気配察知だけでそこまでわかるとは、お前はレベル7になって、気配だけで周りに何があるのかわかるようになったのか」
「ちなみに、一応ロキに聞いたが、それを知っていて助けずに教えなかったのは、ワシらならできると思ったからか?」
「そうだ。そもそもクノッソス攻略はお前達の目標だ。本来なら俺たちには関係ない。あとこれくらいなら、お前達でもわかっているからと、お前達ならできるだろうと何もしないことを選んだ」
「確かに、君たちヘスティア・ファミリアはクノッソスに関しては何も関係ないからね」
「お前に頼るばかりでは、私たちは強くなれないと、お前にあまり助けて貰わずに居たからな」
「だから俺たちはそこまでクノッソスの戦いに参加していない。まあ一部は送らせたがな、どの道お前達がクノッソスの攻略を果たしたのは事実だ。だからこそ言おう、おめでとう。これでお前達三人もレベル7だ」
「ジークに追い越されたと思っていたけどね」
「儂等も、お前さんと言う若い者に負けてないと言うわけじゃ」
「ああ、私たちもまた強くなれた、お前のように」
フィンに改めてクノッソス攻略の手伝いをしてくれたことを感謝するが、俺たちは大元に関わりはない。少し手伝ったのはその通りだが、だがそれでも果たしたのはリヴェリア達であるロキ・ファミリアである
その結果として
フィン・ディムナ、ガレス・ランドロック、リヴェリア・リヨス・アールヴの3名がレベル7とランクアップした
レベル6になってから七年も掛かったが、やっとこの三人もレベル7と上がった。これでオラリオで俺とオッタルだけでなく、五人のレベル7が出来上がった。年齢の関係もあってもうランクアップしないと思っていたが、この苦難で三人はランクアップを果たした。これで敵対しているフレイヤ・ファミリアにも張り合いができると言うものだ
となると、今ここにある円角のテーブルで座っている俺たちはレベル7の集まりってことになる
そうなると、周りからすれば
「おいベル。ジークの奴がロキ・ファミリアの団長達の席で飯食べているぞ?」
「まるでレベル7の集まりだね?」
「凄いです。クノッソスの戦いからブレイバーとエルガルムとナインヘルが一気にレベル7になったのは驚きですが」
「完全にあのテーブルの集まりだけ、全然違うんですけど」
「レベル7しか座れない席みたいですね」
「ジークもレベル7になったことで、あの席に近づけないっす。アキ」
「混ざれないのよね、確かにあれじゃあ」
「あの雰囲気だとですね」
「ティオネは珍しく、フィンが居るのに絡まないんだね?」
「ジークが居るからね。なんか混ざれなくて、それに・・・・・なんだかあのテーブルに座っている人たちを見て、強者しか座れない席みたいな?感じがして近づけなくて」
「テメエでもそんなことを思うのかよ?」
「じゃあアンタなら混ざれるの?ベート?」
「ああ?俺はまだあの領域に立ってねえから、行かねえよ」
「ベートも力関係とかで混ざろうとしないじゃん!」
と言うように、今俺たちが座る席に、レベル7しか座らない圧迫感を感じて、誰も近づけないと誰も混ざりに来ない
フィルヴィスとレフィーヤは混ざることもなく、親友同士でテーブルを囲み、アイズも母に夢中で混ざりに来ることはない
それ以外のベル達は、俺達の座る席がレベル7しか座れない席だと勘違いしているのか、別に話しかけてもいいと言うのに、なぜかレベル7の集まりにしか見えずと、それ以外はレベル低い者は近寄れないと思い込んで誰も近づいてこない
しかし
「ああ〜〜、ジーク。そろそろあれについて話をしてくれへんか?」
「ジーク君、シルフ君についてだよ」
「そうだな、あのアイズに似たの精霊についてな」
「アイズ、これ美味しいよ、はい、あーん」
「あーん!あむ!うん!美味しい!」
「ジーク。僕はあんな笑顔なアイズは見たことがない」
「ああ、私でもだ。しかもあの精霊はジークの精霊で間違いないのだとわかるが」
「随分とアイズ似じゃな、アイズもあの精霊を相手に話しいてとても楽しそうじゃな、誰なんじゃ?」
「これはヘスティア・ファミリアの秘密になっているが、レフィーヤは俺が話した。フィン、リヴェリア、ガレス、ロキ、お前たちも秘密にして欲しい。彼女の名はアリア。アイズの実母だ」
「「「っ!?」」」
「本当なんか?」
「ああ、説明しよう」
アイズの秘密を知る、ロキ、フィン、リヴェリア、ガレス、だけに、アイズと一緒に居る、俺の精霊となった、アイズの実母であるアリアだと教える
彼女には秘密がある故、その説明をし、更にアイズには秘密があることを俺もヘスティアは気づいている。と言うよりアイズに関してはアリアを秘密にした時点で、俺がアイズの秘密をヘスティアに教えた、ロキ達はアイズの秘密、俺とヘスティアはアリアの秘密と、それぞれこの親子の秘密を持っているため、いつかその秘密が暴かれることが来るにしても、今はこの秘密が平穏の形を保っているからと、今は秘密にするべきだと、アリアのことはシルフと呼ぶように、四人に言った。もちろんアリアをどうやって俺が復活させたかも説明して
「そうなのか、じゃあ君は『僕たちがアイズを何処で保護した』のかも・・・・」
「まあな・・・・」
「どうしてお主がアイズと出会う前からアイズの事を知っておる?」
「それは俺の秘密にも関わるから言えないな。とにかく俺もアイズとアリアには多少な関係があるため、話すことはできないから、今はアリアをシルフと呼んで貰う。ロキは『これだけ』を話せばわかるな?」
「ああ・・・・・『そういう』事やったのか、だから『眼帯親父』はジークにアイズたんのことを・・・」
「ロキ?」
「いや、なんでもあらへん。とにかくこれは確かに秘密にしなくてはならへん話や、フィンもガレスもリヴェリアも、アイズたんの母親のことはシルフと呼ぶんや?ええな?」
「頼むよ。ロキも。君たちも」
「僕はアイズの秘密をもっと知りたいけど、今はアイズが幸せそうだからそうするよ。神ヘスティア」
「そうじゃの。あんな楽しそうなアイズは見たことがない」
「ああ。こう言ってはあれだが、私たちと一緒に居るより楽しそうだ」
「仕方ないやろ、これを夢見てアイズたんは冒険者になったんや。母を取り戻すためにあの黒竜ファフニールに仇討ちを望んでいたんや。けど・・」
「ジーク君に全部持ってかれた。そしてもう会えないと思ったヴァレン何某のお母さんもジーク君が取り戻した。ヴァレン何某を救ったのは間違いなく君だよ、ジーク君」
「これで彼女の憎しみも消え、やっと普通に生きれるだろう。怪物を倒すことしかできない考えも改めるはずだ」
アイズのためにも、今娘と楽しく食事するアリアを風の精霊シルフと呼ぶように、ロキ、フィン、リヴェリア、ガレスは頷く
どうしても今会えないはずだった母と楽しむアイズを見て、今彼女はとても幸せそうだと、彼女達親子の秘密を何も聞かずに、今はこのままで良いとあえて秘密の真相を知ることをやめて、今はこのまま秘密にするべきだと、アイズのためにアリアのことはシルフと呼ぶように誓ってくれた
ヘスティアが言うには、こうなったのも俺のおかげと言われるが、むしろ俺がアイズのしたかったことを奪ったに過ぎない
偶然故郷にファフニールが現れ、兄上をやられて復讐し、彼女の魂が俺の体の中に流れたと気づき彼女を召喚して会いたかった娘に会わせた。確かに俺のおかげになるかもしれないが、全ては偶然のことでもあるから、別に感謝される程でもない
しかし
アリアを目の前にして、ロキもヘスティアも気づいただろう
この親子のとんでもない秘密に
ダンジョン・オラトリアと言う童話が、『この下界において、最も重要な話』だったと。ウラノスがなぜマキアを諦めないのか、ゼウスとヘラがどうしてこれを隠し探していたのか、その全ての真相知る俺にも関係があることに
これからダンジョンに関わることが増えるだろうと、ヘスティアもロキも気づいたのだと、俺は感づいた
「お話のところを失礼します。私はアリアと言います。アイズの母です。先ほどジークくんから話は聞いていると思いますが、今後はシルフと呼んでください」
「お、おお、わかったや。本当にアイズたんのお母さんなんやな、神ロキや。アイズたんのファミリアの主神や」
「フィン・ディムナと言う、ファミリアの団長を勤めている。よろしく頼むシルフ殿」
「ガレス・ランドロックじゃ。まあ儂はアイズの叔父と言う立場でアイズの面倒を見ていたドワーフじゃ」
「リヴェリア・リヨス・アールヴだ。アイズの教育係をしていた者だ。まあ貴方の代わりに私がアイズの母として、面倒を見ていた者だ」
「よろしくお願いします。事情は先ほど、ジークくんとヘスティア様に聞いたと思いますが、私たちの秘密をご内密にお願いいたします。それとこの時代ではアイズをここまで育てて頂きありがとうございます」
「いや、御礼される程でもあらへんよ」
「僕たちの家族でもあるしね」
「かなり世話の焼ける子ではあったが」
「私たちの大事な家族だ、礼を言われるまでもない」
「今後も娘をよろしくお願いします」
「お母・・・・・シルフ。これ美味しいよ。行こう?」
「はいはい、今行きますよ」
「アイズたん、ホンマに幸せようやな」
「仕方ないさ、ずっと会いたかったんだから」
「秘密のことは気になるが、今はこれでいいだろう。リヴェリアはどうだ?少し嫉妬するか?」
「バカを言うなガレス。アイズがあんなに幸せそうなんだ。娘であるアイズを私は愛しているが、それでも実の母親と共に過ごせて幸せなんだ。アイズが幸せなら、私の母の立場などどうでもいい」
アリアの話をしていると。本人がロキ。フィン、ガレス。リヴェリアに自己紹介をしにこちらのテーブルに来る
秘密に関してはもう説明してあるため問題ないが、皆に聞かれないように小さい声で、アイズの母であることを挨拶する
この時代でアイズを育てて貰い感謝はする。当然そんなことを言われるまでもなく、フィン達は大事な家族でもあると、アイズをここまで育てたことにお礼を言われるまでもないと答える。今後フィン達も俺たちとかなり関わりのあることが多くあるが
それでもアイズが今幸せであると、今彼女の願いは叶ったため、アイズが幸せならこれ以上の話は野暮だと、何も言わないように、アイズの幸せを楽しませるだけだった
だが皆は
「アイズさんと一緒に居るジークの風の精霊。なんかアイズさんと似ていないすか?アキ?」
「そうよね。まあ、アイズさんも風の魔法を使うわけだし、同じ風使いだからとかじゃない?」
「でも、あの風の精霊。随分とアイズさんにそっくりです」
「なんか知らないんですか?ベートさん?」
「さあな、俺に聞かれてもわからねえよ。ただ・・・・・面影はあるなとは思う」
「ベートもそう思うんだ。そうだよね、やっぱりアイズって・・・」
「精霊の子供って感じはするよね」
「みんな、やっぱりアリ・・・・シルフさん、アイズさんのお母さんってロキ・ファミリアの人たちにバレそうだよ」
「そりゃあそうだよな。金髪に長髪にあの瞳じゃあ・・・・・・」
「外見が似ていますし、皆さんも疑いや疑問が生まれるのも仕方ないですよ」
「辛うじて、今正体を追求しないだけマシだと思いましょう」
「はい、私たちはシルフさんのために、何も言わずに、聞かれても知らないふりをして秘密にしましょう」
「アイズさんとシルフさん、物凄く仲良くし過ぎて、シルフさんとの秘密がバレそうなんですけど」
「二人の外見があまりにも似て過ぎるからな、剣姫においては、母親と仲良くしたい気持ちが大きすぎて、隠すことを忘れているだろうな、唯一幸いなのは、まだ親子だと正体がバレてないところだな」
アイズとアリアが仲良くし過ぎるせいと、外見があまりにも二人が似ているため、何かしら関係があるのではないのかと、親子だと知らないティオナ達には何かあると秘密ばバレそうだ
今は運の良いことにその秘密に関する質問をされないだけマシだと思うべきだが、いつか言う日が来るまではこの秘密を守らねばならない。例え悲願でもあった母と再会でき、アイズが望んだ母とまた日常を送れている今であってもだ
それだけこの二人の秘密は、『この下界の最大の謎』にして、『俺の一族についても関わること』
何がなんでも隠さねばならない。俺の一族は神々に知られてはならない。知っている神がこの下界に数人居ようとも。
告げなきゃいけない日が来るまでは、秘密を知る俺たちはバラす真似はしなかった
「にしても、ジークが四大精霊を物にするとはな、フレイ様に精霊術を教わって、四大元素も操れるとは、これではジークはただのレベル7では済まなくなったな」
「そんなに凄いのかい?リヴェリア?」
「当たり前だ。今までのエルフやハイエルフでも精霊術を使えるものはいない。それをジークができるなど、敵になったら完全に脅威だぞ」
「レベル7でリヴェリアよりも強力な魔法を使う。しかも精霊が使う魔法を、確かにジーク一人でも厄介じゃな」
「なんだ?また俺に挑むつもりだったのか?」
「同じレベルになったわけだしな、ワシはお前さんが二年ぶりにここに来てから一度もワシはお前さんに勝負したことが無いんじゃ、ちと試してみたくてな」
「そういえばそうだな、フィンやベートはあってもガレスとは勝負した事がないな」
「おいガレス、ジークをあまり困らせるな、ジークはお前みたいに戦闘狂では無いんだぞ。その脳筋発想はやめろと何度言えばわかる」
「ガレス。ジークに挑むのはやめた方がいい。レベル7になったばかりの僕たちでも勝てるとは思えない。ジークを同じレベルとして測らない方がいい」
「む?なぜじゃ?それは四大精霊の力を使ってくるからか?」
「違う。ジークの力はそれだけじゃない。僕はクノッソスの戦いでデミ・スピリットを倒した後、ロキの居る場所へ向かった。そこでジークにも会ったんだが、その時のジークの姿がとても恐ろしかった・・・」
「何?まさかまたジークがファフニールに変身したのか?」
「そうじゃない。でも、あれは・・・・・」
「ジーク。どうしても教えてくれへんか?ウチも知りたいんや。あの姿はなんや?」
「ロキ?ジークがクノッソスに来たのは聞いたが、その時のジークの姿がとても恐ろしいとはどういうことだ?」
「おいロキ!他派閥の子供のステイタスの詳細を聞くのはルール違反だろ!いくら君がジーク君の叔母でも、そんなことを自分の甥っ子でも聞くんじゃない!」
「いいだろう。見せても構わんさ、ヘスティア」
「え!?ジーク君でも・・・・」
「もうフィンもロキも、あそこに居るアリシアもベートも、ヘルメスの眷属にも見られたんだ。今更だ。一部くらいは見せてやる」
ガレスが同じレベルになったわけだからと、ひと勝負したいと言われる
ドワーフらしい発想ではあるが、強くなった友と殴り合うのがドワーフの脳筋と言う考え方に、別に俺はおかしさはないと、ドワーフを知る俺からすればこんな者だと否定はしなかった
しかし、これ以上要らん戦いを俺にさせるなとリヴェリアに注意される。彼女は俺を想ってのことか、いくらレベル7同士で戦えば被害も出ると、下手すると抗争にも発展するからやめろとガレスを止める
そのあとでフィンが俺に挑むべきではないと、同じレベルでも俺の強さは自分たちと比較にならないと言われる。フィンはクノッソスで俺がファーブニルの完全体を見たために、恐ろしくて挑むべきではないとガレスに警告する。それを言ったフィンの親指を見て、かなり震えているのが見えた。俺のあの姿はどうやら悍しいようだ
ロキも俺がファーブニルの完全体を知らないらしく、どういうことであんな姿になったか詳細を聞いてくる。ヘスティアの言う通り自身の眷属ではない子供のステイタスに関わる詳細は教えない事がルールになっているが
一度は見られているため、俺はまたあの姿になるつもりはないが、一部だけ変身しようと、まだ見た事がないガレスとリヴェリアに見せる
「まあ、こうだ」
ゴォーン!!と、俺は髪色を黒くし二本の竜角は出ず、眼を竜眼に変え、皮膚も白い竜肌に変わり、腕と足も奴そのものの鱗が付いた竜腕と竜足に変身する
ルーンアーマメントを発動しなくても、角と翼と尻尾は生えないが、髪色や皮膚や爪だけは自由に変えることはできる
「っ!?なんだそれは!?」
「体全体が竜の肌に!?髪も黒く!?」
「ああ。そうだこの姿だ。ただ少し足りないな?あの時は翼も生えて尻尾も生えていた。そして頭には二本の角が・・・」
「もしかして・・・ジーク?まさか?」
「ああ、そうだロキ。やっと黒竜の侵食を制御して物にした。それがこの姿だ」
「この前の遠征でジーク君はファフニールの力を手に入れたんだ。それで人型で変身できるようになり、こんな姿になる事が自由にできるんだ。言うなら黒竜のヴィーヴル型だ」
「モンスターの力も手に入れた。普通の人間にはできないことを成し遂げた。そしてこの姿に変身できるようになった」
「まさかウチの甥っ子がそんなに強くレベルは7で、姉貴のアルカナム、そして黒竜の力、そんな三つ巴の力を持つとか、もはやウチの甥っ子は人間とは思えへん!?」
「まさか・・・・・黒竜の力を物にするだけで、人型にも変身できるようになるとは」
「これがおそらく完全体ではないだろうけどね、どうガレス?これでも勝負してみたいかい?つまり今のジークはあの黒竜そのものにいつでもなれるってことだよ?それでも彼に挑むかい?」
「むう・・・・そうじゃな、確かにこれに挑むのはちと・・・・骨が折れるやもしれん、いや・・・・体のほとんどを斬られてもおかしくないのお」
流石のこの俺の変貌した姿に。ガレスも挑むべきではないと、例え同じレベルになっても挑むべきではないと言う。ガレスも俺のこの怪物となった姿に恐ろしさを感じて気を引いた
まさか人間が怪物の力を得ると、クリーチャーのように姿を変えるなど信じられなかったようだ。しかもそれがあの黒竜となれば尚更である。
周りからもかなりの驚きを見せる
「アキ!見てるすか!?」
「見ているわよ!?なにあのジークの姿!?」
「髪色も変わったよ!?」
「まさか・・・・あれがロキが言っていた黒竜の侵食!?」
「ちげえよ。あいつ、黒竜の力を手に入れやがったんだ。だからあんな姿にもなれるんだ」
「はい、ベートの言うことは間違いありません、私も見ました。ジークがあの姿で角と翼と尻尾を生やして、クノッソスに居たのを」
「ジークさん、体だけは好きに変える事ができるんだね?」
「みたいだな、あいつ、剣で胸を刺さなくても変えることはできるんだな」
「ジーク様は遂にウィーネ様と同じ姿にも自由に」
「なんだか本当にウィーネ様のお兄さんになった感じですね」
「人間が怪物の力を得るだけで、人型のまま体の一部を変わるなんて、奇跡な姿としか言いようがありません」
「ねえアルゴノゥト君!?ジークは黒竜の力を手に入れて、あんな姿になれるの!?」
「はい、ジークさんは黒竜の力を、この前の遠征で、何をしたかは僕も知りませんが、手に入れて姿をあんなふうに変える事ができるようになったんです」
「じゃあジークは怪物の力も手に入れたって事!?じゃあいつでもあの竜の姿にもなれる!?」
「簡単に言うと、そうなります」
「もうあいつ、どんどん私たちの知っているあいつじゃあ、無くなっていくわけね」
「それだけあいつが強いって事だ、俺たちが怪物を取り込めるわけがねえ、それをあいつは取り込んで物にしやがった。あいつは間違いなく、テメエらや俺よりも遥に強いって事だ」
「ベート・・・・・・・」
「ん?ジーク!?お母・・・・・シルフ。ジークはどうしてあの姿に?」
「黒竜の力を制御して、その力も使えるようであんな姿になれるの。人間がモンスターのドロップアイテムを食べたら意識はモンスターの本能に喰われて終わりなんだろうけど、ジーク君は逆に意志が強く、その力も自在に操れるのね。流石は・・・・あの一族だわ」
「ジークが・・・・モンスターの力までも・・しかもあの黒竜の・・・」
「ジークさんがあんな姿に・・・」
「レフィーヤ。驚いても無駄だ。ジークはそういうこともできると、ほとんどの事はできる奴だと認識した方がいい。まだこのファミリアに入ったばかりで浅いが、ジークのことは粗方理解したと思っている。前からあいつとは何度も一緒に居たからな」
「むう・・・・なんだかフィルヴィスさんだけ、ジークさんのことを理解していてズルいです」
「そうは言っても、お前も聞いたと思うが、あまりにあいつは人の心に気遣う部分がないから、あんな・・・・・変なことも言ってくるんだぞ?あいつはそういう奴だと理解する方が早い」
「ジークさん!?その姿は!?」
「俺がモンスターであることは知っているだろう?マリア。俺はモンスターの力を手に入れて、体の肌を自由に怪物の肌に変えることができた」
「すげえ!ジーク兄ちゃんがリドと同じトカゲ肌!」
「違う。これは竜。鱗もだ」
「すごい。まるで人型のモンスターだね?」
「ライ、フィナ、ルゥ。お前たちは俺のこの姿を見ても平気なんだな?」
「うん!」
「ジーク兄ちゃんだから」
「例えモンスターの姿でも、平気!」
黒竜の皮膚と髪色をした俺の姿に周りは、思った通りの驚きをしている
ロキ・ファミリアの中にも俺の姿を見ていたのは、ベート、アリシア、レフィーヤ、フィンの四名のみ、無論それ以外のファミリアも見ているが、まだ見てない者たちからすれば驚愕だ。当然の反応ではある。人の姿のまま皮膚と髪色を変えて、人肌から竜肌に変えるなど普通ではない。
アイズでも驚くことだ。まさかあの両親の仇の姿に人型として変身できるなど、ゼノスか、もしくはクリーチャーである
春姫からヴィーヴルみたいな感じであると言われ、ウィーネの兄みたいだと褒めてくる。まあ化け物扱いされるくらいなら、ウィーネの兄にふさわしい姿と呼ばれる方がいいなと思っている。
そう言われたい理由はあまりにもラウル達に恐れられているからだ
やはり、二代目の黒竜として奴の力を受け継いだ。だが、奴の力には恐怖の圧力が俺の体に流れている。その証拠に俺の体から変なドス黒いオーラがこの姿になると勝手に出ている、それにより、ラウル達を若干体の震えを見た。間違いなく、俺の流れるオーラに少し怯えているのだろう。当然だが戦い以外はこの姿で街を歩くつもりはない
しかし
マリアは少し驚くも、子供たちであるライたちは驚かない。どうやら俺であることは変わりないため、俺のこの姿でもライたちマリアの子供たちは恐れなかった
更に、ここにも俺の姿に恐れない者が一人
「そんなお前も・・・私は美しいと思っているぞ。まるで竜騎士のような姿で、竜になっても騎士のような紳士な姿だ」
「ん?そうか?」
「い、言っておくが、嘘ではないぞ?」
「そうみたいだな、顔を赤くしているみたいだから嘘ではないとわかる」
「う!?私はこれでもお前の婚約者候補だ。そんな姿のお前でも私は否定はしない」
「珍しくここにファーブニルの恐怖の魔圧に負けない者が居ようとはな」
「おや?リヴェリア?ジークとはちゃんと進展しているのかい?」
「もし結婚したら、ワシらのファミリアにコンバージョンじゃな?ジーク?」
「リヴェリア!このままジークをウチのファミリアに引き込むんや!これでレベル7が四人や!」
「なんでそうなるんだよロキ!どう考えてもハイエルフ君とジーク君が結婚したら、ハイエルフ君がウチに来るに決まっているだろ!?」
「は!?ウチのママをドチビのファミリアにコンバージョンなんて、ウチは許さへんぞ!ドチビ!」
「まあ、もしリヴェリアと結婚したら、それは考える必要があるな」
もう証拠としては十分だと、人間の姿に戻り、髪色も戻す
だが、黒竜の人型の姿でも、リヴェリアは美しいと言われる。まるで竜騎士のような姿だと、リヴェリアにはファーブニルの恐怖に恐れることはなく、むしろ更に近づいて、俺の顔の前まで、かなり鼻と目の先に来てまで、俺を見ていた
まあ、彼女は俺の婚約者候補だからと言うのもあるかもしれない
それを理由に、ロキ、フィン、ガレスが早く結婚して俺をロキ・ファミリアにまた引き込めと、コンバージョンさせろと言う
おそらく俺がファーブニルの力を手に入れた俺に厄介さもあるからこそ、仲間である方が良いと、敵になることを恐れて、俺をロキ・ファミリアに引き込もうとしている
無論、ヘスティアはこれに関しては全否定。
俺が二度ロキ・ファミリアに戻る事などないとわかっているからこそ、もし俺と結婚したらリヴェリアがヘスティア・ファミリアに加入となるだろうとヘスティアは言い張る、リヴェリアがウチに入るのは俺には抵抗はないが、ベル達は絶対に気まずさもあってホームの雰囲気もかなり変わってやり辛さも出てくるはずだ、リヴェリアは色々厳しいところもあるからな、ヘスティア・ファミリアに入ったらある意味凄い光景を見ることになるだろう、更に緊張を覚えるのはフィルヴィスだろうけどな
まあ、そんなこんなでこちらのテーブルもいろんな話題で大盛り上がりだ。特にヘスティアとロキの口喧嘩をな
一方
アイズとアリアは
「ジーク、黒竜の力を手に入れて、あんな姿になったんだ」
「うん、ジーク君が黒竜を倒してくれた事で、自分の体でファフニールの力を取り込んで、二代目ファーブニルになってアイズと私を助けてくれた。これでもう黒竜に苦しまれることもない。そして・・・・アイズもこれで普通に生きられる」
「っ!」
母と娘で楽しく過ごしている。周りには単純に同じ風を使う者同士として仲良くしていると、アリアの正体はまだティオナ達には隠しているため、同じ魔法と同じ金髪だからと言う理由で仲良しであると言うことになっている
そんな二人で素性を隠しながら楽しく食事していると、これからの話をするとして、アリアはアイズと共にこの時代を生きて、もう黒竜ファフニールは居ないと知り、もうこれで黒竜ファフニールを憎まずに、前を向いて生きられると、アリアは安心した
アイズは、俺が黒竜ファフニールを殺したと言う事実を知っても、まだ全然受け入れている部分はなかった
それは母であるアリアを取り戻せなかったからだ
母を取り戻すために、自分が強くなって黒竜ファフニールに仇討ちを果たすためだけにこの時代で生きてきた、しかし、それが全部俺に持ってかれ、母を取り戻すにしても、もう殺されたと俺からの事実を知らされる。もう母に会えないと仇討ちもできないまま、今までこの時代で強く生きていた意味がなくなった。アイズの家族はフィンたちも居ると言うのに
しかし、それを
俺がアリアを召喚させて、アイズの願いを叶えた
残念ながらアルバートは人間であるためもう奴に殺されてしまったが、母は精霊であるため、魂がまだ残っていれば、あとは契約をすれば実体化できる。それを果たしたことで、もうこの先からは黒竜ファフニールも居ない、母はもう隣に居ると、これでアイズはもう大事なものは取り戻し、もう憎しみに囚われるとこなく前を向いて生きてられる
と、アリアが娘であるアイズにこの先どうするかを、導いてあげる
「アイズ、もう憎しみに囚われない⋯もうどこにも私たちを苦しめていたファフニールはもう、ジーク君が倒してくれたわ。そして私も今ここで生きているわ。だから・・・・もう普通に生きていいのよ?」
「お母さん・・・・・」
「あ、みんなに聞こえない声でね?ジーク君は私たちのために救ってくれた。まさかアルバートのライバルのあの人の子孫が、私やアイズを救ってくれた。ジーク君がこの時代で英雄になって私たちを救ってくれた。私はここに居る。だからもうその憎しみは置いて行きなさい」
「うん・・・・・・私はこれからは皆のために、これからもロキ・ファミリアの一員として生きていく」
「うん、これで私たちの苦しみはもう終わり、ジーク君が私たちを救ってくれた。これからは好きなことをして生きてほしい。これが私の願い」
「お母さんがそう言うなら・・・・・・・」
もうアイズに憎しみは消えた
ファフニールはもう居ない。母であるアリアだけでも帰ってきた。これでもう望みは叶った。それでこれからどうするかだ、決まっているとしたら、前回同様ロキ・ファミリアの団員として生きていく。もう怪物に憎しみは消えた。だけどダンジョンに入った時はいつも通り怪物を倒して強くなる。仲間を守りつつ
これでいいはずだと、今はまだアイズはやりたいことを見つけていない
好きなことをやって生きるのも悪くないと、もう彼女の復讐は終わり、その結果で母親だけでも帰ってきた、これで彼女の憎しみは終わった。アイズはこれからやりたいことを見つければいいと、アリアに言われる
でも、あるにはある。それは
「お母さん、ロキ・ファミリアに入らない?そうすれば・・・いつでも私はお母さんと・・・」
「ごめんなさい。それはできないわ。私はもう死んでいるみたいなものなのよ?」
「え!?どういうこと!?」
「本当ならもう死んでいるの。体はもう消滅したの、ファフニールに喰われたことで体は消滅して、今私のこの体が実体化できているのは、ジーク君が魔力を送って貰っているの。つまり私はジーク君の魔力で補給しないと体が消えて、魂は天界に行っちゃうの」
「そんな・・・・」
「だから私はジーク君の側を離れられない。それにジーク君が私を召喚精霊として契約も組んだことで、私はジーク君の召喚精霊としてここに居るの。こればかりは諦めてアイズ。私はいつでもこのホームに居るから。遊びにいつでも来ていい筈だから」
「ジークと離れられない・・・・」
アリアは本来なら死んでいる
千年前にファフニールに喰われて体は消滅した。それで俺が魔力で契約を掛けて実体化を果たした。つまり俺の魔力を補給しないとこの時代では生きれない。しかも契約状は俺の召喚精霊として俺に支えているため、俺から離れることはできず、アリアは常に俺と共でなければ生きれないため、ヘスティア・ファミリアをやめることはできない
アイズは、ロキ・ファミリアのホームでも一緒に過ごしたかったようだが、それは叶わなかった。娘なら自身が過ごしているホームでも母と過ごしたいと、コンバージョンを頼もうとしたが、彼女は眷属ではなく、俺の召喚精霊、つまりは俺が居ないとダメである
だから
「そうなんだ。なら!」
「アイズ?」
それを聞いた。アイズはアリアがロキ・ファミリアに居るには、俺が居ないとダメだと聞き、それならと、アイズは俺の方へ向かい。フィンたちと一緒に居るテーブルまでやってきた
「ジーク。ちょっといい?」
「ん?なんだ?」
「ジーク。お願いがあるんだけど・・・」
アイズが俺たちの所まで来て、何をお願いされるのか
それは
「ジーク!ロキ・ファミリアにコンバージョンして!」
「「「「「え!?」」」」」
「「「「「はい!?」」」」」」
「「「「「は!?」」」」」」
「アイズ?」
「お主?何を言っておる?」
「アイズ!?いきなり何を!?」
「アイズたん!?」
「は!?ジーク君をロキ・ファミリアにだと!?何を言っているんだ!?ヴァレン何某君!?」
「な!?なんの真似だ!?剣姫!?」
「ちょ!?アイズさん!?」
「アイズ?本気で言ってる?」
「唐突なお願いだな」
彼女のお願いは、俺を再びロキ・ファミリアに入ることだ。
なぜそんなことを言われるかと言うのは、理由は聞かなくてもわかる
大好きな母とロキ・ファミリアのホームでも一緒に過ごしたいからだと
大体魂胆はわかる、まあ娘としての考えとして間違いではないが、少なくとも無理だと、返事をする。
「無理だ。俺はまだコンバージョンできる期間になっていない。あと半年は必要だ」
「じゃあ、あと半年待つから、その時は・・・」
「断る」
「え!?どうして!?」
「俺はヘスティア・ファミリアでここまで過ごし、大きな絆を築いてきた、それも大きな傷が大きな絆に変わるように、俺もヘスティア・ファミリアとして自由な救済をできるこの派閥に俺は似合っていると思っている。だから断る」
「そんな・・・・」
「シルフをお前のホームでいつまでも過ごしたかったのだろう?彼女は俺の魔力補給が必要だ、俺から側をあまり離れるのは良くない。それに俺が再びロキ・ファミリアに入るのも、他が納得しないだろうしな」
「みんなからは私が言えば・・・・」
「そういう問題ではない。俺たちにも絆があるんだ。ヘスティア・ファミリアで築いてきた絆が、それはお前たちも同じで、俺たちもだ。ここまで築いてきたものを捨てるつもりはない。シルフとホームで過ごしたいなら、多少の泊まりをさせるから、それで我慢しろ。シルフ目的でコンバージョンしろと言われても断る」
「理由はそれだけじゃない!」
「ん?ではなんだ?」
母であるアリアと自身のホームでいつまでも過ごしたいがために、アリアと共にホームで過ごすためには俺が必要であるため、ロキ・ファミリアにコンバージョンしろと言われる
しかし、断る
ヘスティア・ファミリアに入ってやっと馴染みもでき。仲間との絆も深まってきた。ヘスティア・ファミリアでここまでやってきたと言うのに、こんな所でアイズの我儘に付き合う気はない、母と過ごしたいなら少しくらいウチのホームでお泊まりなど、好きにすればいい。わざわざロキ・ファミリアにまた再入団などする気はない
だが
理由はそれだけではないと、アイズは言った
母と自身のホームで過ごしたいだけではなく、別の理由があると言う、それ以外で俺がロキ・ファミリアに再入団させる理由はなんだろうか
その理由が
俺は驚きはしないが、かなりの衝撃な理由だった
それは
「私は!ジークのことが好き!だからいつまでも私と一緒に居て!!!」
「え!?」
「ん!?」
「はい!?」
「な!?」
「は!?」
「え?アイズ?」
「「「「「「「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」」」」」
「あらあら、アイズは、シグ君の子孫を気に入ったようね?」
「みたいだな、そうか・・・・・・・・」
まさかのアイズにプロポーズを受ける
アイズが男に恋をするとは、かなり大胆な言葉を使った、『だからいつまでも私と一緒に居て』か、アイズにしては随分とストレートな言葉だ。今の言葉は流石に皆にも聞かれてしまい、アイズに憧れを抱いたベルにとってはかなりの驚愕な顔をしている。むしろ泣きそうだ。彼女に恋をしているが故に
人に恋をするなんて言う考えを、前までは持ってなさそうだと思っていたのに、まさか俺に恋をするとはな。
アイズに恋をされる理由を俺が考えるとしたら、もしかしなくても、両親の仇である黒竜ファフニールを倒し、家族である母だけでも取り戻してくれたこと、なんだかんだで俺はアイズの望みを叶えて救ってしまった
惚れられるとしたらの理由なら、このくらいだろう。アイズは英雄なんて居ないから自分が強くなって仇討ちするはずだった、それがまさか俺の数々の偶然の偉業により、アイズを救う形となって、アイズが望む英雄が俺になってしまったのだろう
そのつもりでもなかったのに、全ては奴を殺してからこうなることは運命だったのかもしれない。アイズに好かれることになることを。童話や物語で良くある『女が絶対絶命の時に、救ったりすると、その女性に好かれる』と言う言葉があるように、今の俺がそうなんだろう。アイズの全てを俺が救ってしまった。表情を見る限り、彼女は顔が赤い、嘘ではないのだろう。アイズが俺に恋をしているのは
「アイズたん!?ジークが好きってマジかいな!?」
「ヴァレン何某君!君までなんの真似だ!ジーク君はヘスティア・ファミリアの英雄だぞ!君が好きと言ってもこれはダメだ!!!」
「アイズが、ジークにプロポーズをするなんて・・・・」
「儂等でも驚きじゃ」
「アイズ!?お前は何を勝手なことを言っている!?ジークは私の婚約者候補だぞ!お前を娘として愛しても、ジークだけは渡さん!」
「そ、そ、そんな!アイズさんがジークさんのことを好きだなんてええええええ!!!うわああああああああああん!」
「お、おい!?ベル!?どこへ行く気だ!おい逃げるな!ベルウウウウウウ!!」
「剣姫がジーク様を好きになるのはリリとしては助かりますが、ジーク様が他のファミリアに行くのは嫌です!リリたちの英雄なんですから!」
「剣姫様のご家族まで救ったりしてしまったら、好かれるのも無理ないですね」
「まさしく窮地を救った姫を、ジーク殿が助けて、惚れられると言うことでしょうか・・・」
「アイズさんがジークを!?」
「マジなの!?これ!?」
「アイズさんがジークに告白!」
「アイズ!ジークはダメだよ!ジークはダメ!絶対ダメ!絶対にダメエエエエエ!!!」
「ティオナ!落ち着きなさいよ!でも私もびっくり!まさかあのアイズがよりにもよってジークを好きになるなんて!」
「アイズ!?お前・・・・そんなにそいつのことが好きなのか!?まさかファフニールの力を手に入れて強いからか!?」
「ベートはなんでアイズが強いとかの理由でジークを好きになると思っているのよ!?なんでも強さで結ばないでよ。わかんないけど、絶対別の理由でジークを好きになったんでしょ!!」
「ああ!!アイズさんがジークさんを好きに!?ダメです!ジークさんだけは絶対に!!リヴェリア様が・・・いや・・・リヴェリア様も・・・私は・・・私は・・・私はああああああああ!!」
「な!?剣姫がジークを好きだと、ダメだ!絶対に!なぜかは言えないが・・・ダメだ!絶対に!」
「まさかアリ・・・・・あの娘にも好かれようとは・・・」
「主様、本当に女性に好かれますね?」
「ファフニールを倒し、シルフを召喚してしまっては」
「形としては、剣姫を助けたことには変わりありませんからね、ウンディーネ?流石に嫉妬しますか?」
「まあ・・・・・ほんのちょっぴり」
「ちょっぴりではないぞ?お主?」
「黙ってください、サラマンダー」
「ジーク君、アイズの返事はどうするの?」
「ああ、返事は・・・・・」
周りからはかなりの驚きと否定の言葉が出てくる。やはりベルはアイズの俺へのプロポーズに泣いて何処かへ走り出そうとして、ヴェルフが止めている、ティオナ、ベート、レフィーヤ、フィルヴィスもかなりの否定の言葉が飛び交う
アイズが人に恋をすることに意外性を言うべきだと思うのだが、相手が俺なのがダメだと、皆がどういう理由で俺がダメなのかは知らないが
俺の返事は一つ
「アイズ、俺はお前のことは嫌いではないが、お前のことを恋人としては好きになれない」
「え!?どうして!?」
「「「「「「「よし!!!」」」」」」」
「ベルがガッズポーズした!?」
「フィルヴィス殿もしてます!?自分もあんなフィルヴィス見たことないです!?」
「初めて見ましたけど、ベル様!そのポーズはどういう意味なんですか!?」
「ベル様!?まさかベル様は!?」
「ティオナ、ベート、あんたら嬉しそうね」
「レフィーヤもあんなに嬉しそうにしているんですけど!?」
「レフィーヤ、貴方までもジークを、リヴェリア様は当然なんですが・・・あんなリヴェリア様を初めて見る」
「リヴェリアって、あんなに喜ぶんだ」
「余程、ジークの婚約に必死なようじゃ」
「ウンディーネがガッズポーズしてます」
「主の恋を見届ける立場を忘れているな、あの様子だと」
「それでいいんだよ!ジーク君!」
「なんでや!ジーク!?アイズたんやぞ!ウチのお姫様やぞ!女神にも負けない美貌や!なんでそれを断るんや!?」
俺がアイズの告白を断る
すると、ベル、ベート、ティオナ、レフィーヤ、フィルヴィス、リヴェリア、ウンディーネが俺がアイズの告白を断ったこどでガッズポーズをしている、ベルとリヴェリアとベートとウンディーネはわかるが、ティオナとレフィーヤとフィルヴィスがガッズポーズをしている理由がわからない
フィルヴィスは、俺がヘスティア・ファミリアを辞めないか、と言う理由で俺の断りに喜んだと思うが、そんなポーズをするまでかと思う
一番わからないのは、ティオナとレフィーヤだな、なぜそんなにも喜ぶのだろうか、アイズのことを考えれば別に恋くらいさせてやればいいと、別にそこまで否定するような嬉しさを示さなくてもいいはずだが、どう考えてもこの二人がどうして俺のアイズの告白を断って喜んでいるのか、俺にはわからなかった
まあ、とにかく断った理由を言う
「人としては嫌いではない。問題なのは、日常生活における家事などがまともにできないからだ、そんな女を恋人にする気はない」
「ああ〜〜〜〜、確かにね」
「料理とかもできんからの、洗濯もあまり上手くできない上に、確かこの前はなぜか誰か部下の服をボロボロにしたのお。たかが服を洗うだけだったのに」
「うぐ!?」
「あらあら、アイズ?そうなの?」
「あ!お・・・・・・シルフ、それは違くて・・」
「今までずっと、普段から怪物を倒すことしか考えてない結果だ。私生活だって大事だと言うのに、こいつはほとんど家事がまったくできない」
「ぐ!?」
「しかも食材を切ると言う簡単なこともできない。戦闘の実力としては褒めることはあるが、私生活が最悪過ぎて、恋人になっても俺が苦労する感じしかしない。言うならまともな生活もできない女を恋人にする気はない。理由は以上だ」
「ぐううう!?」
「確かに、アイズに家事はできないな」
「掃除はできるが・・・・そこまで上手くはなかったからな」
「あらあら、これから私がいろいろ教えるね?アイズ?」
「そうしてやってくれ、少しはまともな私生活をできるように、怪物ばかり倒す戦闘馬鹿に、俺は好きになる気はない。リヴェリアにも教えてもらえ」
「は、はい・・・・・お願いします」
「そうだな、私みたいにもっと家事ができるようにならねばな、それでもジークを渡す気はないぞ?」
「むう・・・・絶対ジークを恋人にする」
「ま、その時はお前の気持ちを聞いてから考えさせてもらう、おいベル。ちょっと来い」
「は、はい、なんですか?」
「お前の気持ちはわかっているから言うが、さっさとお前がアイズを物にしろ。俺はアイズを取る気はない。だが早くしないと、あいつがいつか本当に俺を奪いに来るからな。もうゆっくり時間を掛けることはできないぞ?」
「は!?はい!絶対ジークさんみたいになって見せます!」
「俺みたいにとは言わないが、俺以上に魅力のある男になれ」
アイズは本当に酷いくらい家事がまったくできない。見た目ではなく、俺は中身を見た上でアイズの告白を断った
アイズは今まで怪物を倒すことに専念をするために修行しかしてこなかった。だからまともに家事の学習も経験もない。そんな戦いができるだけの女を恋人にするつもりはない
もう一つ理由があり、ベルのためにも断った。ベルが先に好きになった女を恋人にする気もないと言う理由も含めて、俺はアイズの恋を受け取ることはこの先もない。だからさっさと俺よりも良い男になってアイズをベルに手に入れろと言う、まさかアイズが俺を好きになるとは思いもしなかった
とりあえず家事のできない女を恋人にする気はないと、アリアとリヴェリアに家事をこれから教えて貰うことになった。それで家事を上手くなって、また俺を狙うようで、絶対に恋人にしてみせると、この様子だと俺を手に入れるまでは諦めなさそうだ
やれやれ、骨が折れそうだ
が
それでもアリアではなく、俺と側に居たいと願うのか、とんでもない提案をアイズ自ら出される
「じゃあ私が、ヘスティア・ファミリアに入れば!」
「あら!いいじゃない!ジーク君。そうしよう?」
「いや、それは皆が反対する」
「アイズたん!?それはダメや!!」
「ヴァレン何某くん!?」
「「「「「「反対!!!」」」」」」
「賛成!!!」
「「「「「「な!?ベル!?」」」」」」
俺がロキ・ファミリアに再入団することができないなら、アイズがヘスティア・ファミリアに入ればいいと、コンバージョンするようだ
無論その提案に、ロキ、ヘスティア、ロキ・ファミリアの団員全員が反対意見を出す、その中でベルとシルフだけが賛成する。ベルはアイズに恋をしている上に、シルフ・・・アリアはアイズの母として、自身の子供が自分の派閥にコンバージョンすることに賛成する。アイズも随分大きな提案を出してきたものだ
だが流石にこれは提案としても受け入れられない。アイズはロキ・ファミリアのエースにして主戦力。そんなアイズがヘスティア・ファミリアにコンバージョンなど。俺が好きだとしても、母と一緒に居たいとしても、理由がどうであれ、それは無理だろう。その証拠に皆から非難が殺到する
「アイズたん!アイズたんがどうしてもジークやシルフの所に行きたい気持ちはわからんでもないやけど、それはウチの派閥がダメや!」
「アイズ、それは勘弁してくれ。僕たちにとっては君は大事な家族なんだ。僕も君の家族なんだ。僕たち家族を捨てないでくれ」
「アイズ!お前は『私が我慢している』ことを、そんなすんなりと提案するな!まともな私生活や家事ができないお前が、ヘスティア・ファミリアに入っても迷惑なだけだ!お前はロキ・ファミリアが似合っていると理解しろ!」
「リヴェリア、お主、サラッと本音が出ているぞ?まあ、ワシもそれは勘弁して欲しいのお」
「アイズ!お前そこまであいつがいいのか!?おいジーク!アイズがテメエのファミリアにコンバージョンは俺も反対だ!!絶対にコンバージョンを許可するなよ!」
「アイズ!ずるいよ!ジークのファミリアにコンバージョンするなんて!じゃあ私もする!」
「ティオナ!あんたまで何を言ってんのよ!?アイズもあんたもこれからもロキ・ファミリアの冒険者として過ごすのよ。ジークが好きなのはわかるけど、こればかりは我慢しなさい!」
「アイズさん!それはやめてください!私はアイズさんが居ないと寂しいです!!」
「アイズさん!それは勘弁す!アイズさんはロキ・ファミリアに居てす!」
「アイズさんが恋するとこんな感じなんだ。もう見境がない」
「みんな、アイズさんをヘスティア・ファミリアに入れよう!僕はアイズさんがヘスティア・ファミリアに入ることに賛成です!」
「本気で言っているのかベル!?あの剣姫だぞ!?お前があの剣姫に憧れるのはわかるけど、けどな・・・・・」
「ベル様!剣姫がヘスティア・ファミリアに入ってくれれば頼りになりますが、それはダメです!ダメなものはダメです!」
「ベル殿、ベル殿がアイズ殿に想いがあるのは承知ですが、春姫殿が悲しむため、それはやめましょう!」
「命ちゃん!?変なことを言わないで!ベル様!アイズ様が入れば確かに戦力は増すかもしれませんが、ここは・・・・・・あえて反対にしましょう!」
「剣姫も入るのか?まさかそれに続いてレフィーヤも入ったりしないよな?」
「ベル君!主神としては僕は許可しないからね!僕はヴァレン何某くんの入団断固反対!」
「そんな!?神様!?どうしてですか!?アイズさんを入れることの何が問題ですか!?」
「私も賛成だけどな、アイズが入って欲しいな」
「無理言うな、シルフ」
「アイズさんのファミリアの人たちだって、アイズさんが大事なんですよ」
「残念ながらこれは無理ありますよ。シルフ」
「何やら、とんでもないことになりましたね?」
「主?どうなさいますか?」
「ジーク!アイズたんが自分のファミリアに入るのは反対!自分がウチのファミリアに再入団するんや!」
「ロキもジーク君を引き込むな!!ジーク君!ヴァレン何某君の入団を賛成しないよね!?」
「・・・・・・・・・」
皆、アイズがヘスティア・ファミリアに入ることに、ベルとシルフ以外は反対する。
アイズはもうロキ・ファミリアの一員として十分な成長を遂げた。これだけ絆を結んできたロキ・ファミリアをやめさせては良い成長は見られない。ロキ・ファミリアだからこそ得られるものを得え彼女は成長した。彼女の入団は認めるわけにはいかない、フィン達との絆を断つわけにはいかない
もう一つ理由がある、アイズがこのまま入団を許せば、いつか俺と結婚まで近づく可能性が高い、流石にベルの望みが叶わなくなる。
いろんな理由も兼ねて、俺はこう告げる
「アイズ。お前はロキ・ファミリアである方がいい、俺たちは俺たち、お前達はお前達だ、今までフィン達と紡いできた絆がお前にある、それをここで今断ち切れば、良い成長が見られない。よって・・・・お前はまだロキ・ファミリアに居ろ」
「そんな・・・・・・」
「「「「「「「よし!!」」」」」」」
「そんな!そんなにダメですか!?ジークさん!?」
「理由はある」
無論、お断りの答えを出す
アイズを引き抜くとロキ・ファミリアのエースが減ってしまう。それにヘスティア・ファミリアはまだ弱い。深層に向かうことはできても。まだその下深くまでは行けてない。探索領域がまだロキ・ファミリアと同じところまで行ってない以上、これまでの修行よりも弱くなってしまい、アイズが強くなれない。そのためもあり断った。アイズが入っても、こちらの戦力のバランスが合わない
まあ、それだけ言われても納得しないだろう、彼女は。だからそれなりに理由を出す
「理由はこちらの戦力と、お前の戦力では合わない。そのためダンジョンの階層はロキ・ファミリアが普段進んでいる深層までは行けない。それで満足できるか?深層まで進めない俺たちと一緒に居ては強くなれないと思ったからだ。お前はロキ・ファミリアの方が性に合っているはず、人の問題でファミリアを変えるべきではないと思うぞ?」
「うう・・・・・わかった」
「まあ、今後俺たちと行動を共にしたいなら、別に好きにして構わない。ロキ達に多少相談してな、俺たちヘスティア・ファミリアは自由の派閥だ。誰と居ようと構わない、そうだろうヘスティア?」
「うん、ヴァレン何某君には悪いけど、ジーク君とシルフ君と一緒に居たいのはわかったけど、別に派閥を変えなくても、ウチにはいつでも来ていいから」
「と言うわけだ。誰かと居たい気持ちはわかるが、それでも派閥は変えるな。フィン達だってお前の家族だ。その家族をお前が捨てるな、いいな?」
「うん、わかった。毎日でもいい?」
「ああ、用が無い場合は基本的にここホームに居る。いつでもここに来るといい」
「うう、アイズさんがヘスティア・ファミリアに入って欲しかったな」
「私もアイズと居たかったな」
「諦めろベル、シルフ。流石に戦力バランスがあるから、アイズが俺たちのファミリアに入っても強くなれない」
アイズはなんとか聞き入れてくれて、俺たちの派閥に入ることないと決まった
彼女を入れるには。流石にこちらと合わないこともあるため、ベルとシルフには悪いが、彼女の入団を認めるわけにはいかない。もしもそうなったら、フィンとロキはアイズを取り返すためにウォーゲームを仕掛けるかもしれない。俺一人でも流石にこいつらを相手は骨が折れる。ファーブニルの力を使っても、そうならないためと、ベルは入って欲しいと願っているはいるが、アイズは俺が目当てであって。ベルではない。ベルがいつかアイズに好きになって貰えるように、いつかアイズの気持ちがベルの方へ向くと信じて、ここはあえてアイズの入団は拒否。
と言うようにそんなこんなで、パーティーは変な話も含めて、楽しく盛り上がっている
アイズの突然のプロポーズには驚いたけどな