ニーベルンゲン・シックザール〜竜殺しの英雄譚〜   作:ソール

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沼の王 撃破

 

 

 

アイズ達が分身と触手を蹴散らしている間に、俺とベルは本体を倒していく。俺とベルの討伐でこの戦いは終わる。再生はもう不可能。奴はもう命は一つのみ

 

しかし、沼の王は

 

 

ズズズズズズ!!!

 

 

『グウ!!』

 

 

「ジークさん?体は少し小さくなりましたけど・・・・触手が増えてません?」

 

「見ただけでわかったが、さっき俺たちが戦っていたのは奴の体ではなく。その体を守る『泥』だ。奴は泥でこの姿をしているだけだ」

 

「てことは・・・・もっと小さいんですか?」

 

「ああ、さしずめ『泥の鎧』って所だろう。今触手を増やしたのは、この泉にある泥の全てを引き寄せてそれを触手に形付けただけだ」

 

「じゃあ、この泥を剥がせば・・・・」

 

「ああ。確実に倒せる」

 

 

八本の触手が十六に増えた

 

最後の悪足掻きなのか、今ここで俺たちだけでも殺そうとしているのか、生命の泉の中にある泥を全て引き寄せて、鎧を完全なものとした

 

俺の呪いで、もう生命の泉で回復は不可能。泉とのリンクが外れた。だから残っている沼を鎧にした。そしてこの十六の触手をしたタコの姿をしたこの中に

 

 

魔石がある。それを砕けば倒せる

 

 

その前に、この鎧を剥がさねば

 

 

「行くぞ。ベル。魔法を使ってでも追い込め!」

 

「はい!行きます!!」

 

 

『ギイイ!!』

 

 

「避けろ!!」

 

「ふ!」

 

 

一斉に触手が飛んでくる

 

それを俺とベルは体を曲げて上手く避ける。さっきよりも数は増えたため、避けるか、武器で斬るかしないとやられる

 

さっきよりも勢いがまし。避けるのも簡単ではなくなってきた。体が小さくなった割には、沼の王は強さは増しているようだ。

 

沼の王が本領を発揮したこと言うことで、こちらもそれに対応するしかない。ベルと久しぶりに共に戦う。なんとかコンビネーションを取って泥を剥がす

 

 

「魔法を使ってでも追い込め、ベル。あの泥を剥がせば、もう何もできなくなる」

 

「はい!全力で切り裂きます!!」

 

 

『ギィイイイイイイイイイイイ!!』

 

 

「鬱陶しい、その触手。全て斬り落とす!!」

 

「僕も行きます!!」

 

 

沼の王は触手で薙ぎ払いをしてくる。

 

もう特に沼の王は何もできない。泥でできた触手で攻撃してくる、でも勢いと強さは強いため、触手を切り裂かないと沼の王の魔石にも届かないため、まずは触手落としからだ。再生はもう使えないため、切り落とせばもう使えなくなる

 

 

「は!」

 

「ふ!」

 

 

ザシュ!!ザシュ!!ザシュ!!

 

 

『ギイ!?』

 

 

「よし!四本落とせた!」

 

「こちらもだ。この調子で、追い込め!」

 

 

十六本の触手を、その内の八本を俺とベルで落せた。これで元に戻せた。元の八本の腕に戻る、もう再生ができない怪物など、ダンジョンの下級の怪物と変わりない.

 

このまま沼の王を追い込む

 

すると、沼の王の様子が急激に変わる

 

 

『グウウウウウ!!』

 

 

「ん?なんだ?沼の王が何か体を引っ込めているような」

 

「っ!この匂いは、ベル!俺の後ろに下がれ!奴は毒のブレスを吐く気だ」

 

「え!?はい!」

 

「俺が魔術で食い止める。俺の後ろに!」

 

 

奴が触手攻撃をやめて、何か頭を引っ込める体制を取り、何かしてくる構えだと感じ。俺は相手に出方を予想して待っていると

 

 

鼻から少し毒の香りがした

 

 

奴は全身から毒の霧をここ全体に撒き散らそうとしているのに気づく、毒吐きはベルでは防ぐ手段はないため、俺が防御魔術で無効化する

 

ベルは俺の後ろに下がり、俺は魔術を展開する

 

 

『ガああああアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!』

 

 

ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!

 

 

「スヴェルヘイム!!」

 

「く!」

 

 

ピキン!!!

 

 

沼の王の全身から毒吐をスヴェルヘイムの壁で跳ね返す。

 

予想通りの広範囲の毒霧を上手く魔術で跳ね返す。だが、この毒霧は振り払わない限り、ずっとこの泉に居続ける。ここ一帯は毒霧の渦になってしまう。

 

そうなると、ベルがここで戦い続けるのは不可能だ。だから

 

 

「ベル。このまま長続きは面倒だ。今ここでチャージしろ。奴の毒霧と動きは俺がなんとかする」

 

「はい!これで決めます!」

 

 

これ以上、奴を野放しにしたら、ここ泉一帯どころか、ここ周辺の森を毒霧を蔓延させたくはない。

 

ここでシルフの力を使う。四大精霊のレアスキルを使い、嵐で毒霧を吹き飛ばして晴らす。その間にこの結界内で、ベルはチャージをして沼の王に止めを刺す。沼の王にその止めの一撃が入るよう、俺が動きを止める魔術をも使う

 

 

「『エレメンタル・ゼーレ』!!シュトゥルム・シルフィード!!」

 

 

ボオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

 

 

『グウウウウウ!?』

 

 

俺はスヴェルヘイムの結界内に出て。エレメンタルゼーレを発動させて、毒霧を嵐のかぜで吹き飛ばす

 

更に

 

 

「ニブルヘイム!!」

 

 

ピキピキピキピキ!!!

 

 

『ギィイイイイイイイイイイ!?』

 

 

「これで動きを止めた」

 

 

ニブルヘイムで奴の足場と触手を全体凍らせる。ニブルヘイムの氷はそう簡単に砕けない。いくら泥の鎧でできた沼の王でも動けない

 

だからチャンスだ

 

 

「終わらせろ・・・・・・ベル」

 

 

「はい!!これで決めます!!うおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

 

結界内でレアスキルの力で力をチャージして待つベルの姿が。もう止めを刺すための最後の一撃のチャージを済ました

 

この一撃で沼の王を倒せる

 

ベルはスヴェルヘイムの結界を解除された同時に、ベルはナイフに溜めたチャージを持って、沼の王に迫る

 

そして

 

 

 

「アルゴ・ウェスタ!!!」

 

 

ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

 

 

『ギィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!?』

 

 

「泥が燃えて溶けていく。やったな」

 

「はあ・・・はあ・・・はあ・・・・これで倒せました?」

 

「いや、だが・・・・・」

 

 

ベルの溜めた一撃が炸裂する

 

沼の王は悲鳴をあげて、全身燃え出す。その際触手はベルの斬撃により全部斬れた。全身に纏っている泥が燃え出し。もう流石に泥は剥がれ落ちるだろう

 

これで倒せたりしただろうか

 

 

すると

 

 

『ギイ・・・・ギイ・・・・ギイ』

 

 

「ナメクジ!?あれが正体ですか!?」

 

「そうみたいだな。こんな奴にベルテーンは振り回されて犠牲者も出るなど、堪ったものではないな」

 

 

沼の王は泥はと溶かされて剥がれたが、本体はまだ倒せていない

 

 

しかもその正体がナメクジ系のモンスター

 

 

まさかこれが生命の泉の力を奪っていた怪物だったとは、ベルテーンに同情する。こんな簡単に殺せそうな怪物に、生命の泉の力を奪って大きくなっていたなど思いもしなかっただろう

 

そう、考えるとこの泉は怪物にも有効。この先余程管理をしっかりしておかないと、またこのようなことがあるのではないかと、生命の泉は怪物にも有効であり、絶大な力を与えるのだと、本当に強力な力を持つ泉だとわかった

 

 

本体を剥がし終えたところで

 

 

「ジーク!ベル!」

 

「無事ですかお二人とも!!」

 

「皆さん!分身達に勝って・・・ってタルヴィさん!?春姫さん!?」

 

「皆、来たか。今本体を剥がし終えた所だ。指示を無視して、ここまで来たか」

 

「申し訳ありません。主。お二人がどうしても戦いたいと、民を率いてまで・・・」

 

「まあいい。どの道沼の王は何もできない。今この二人をここに連れてきても問題ない」

 

「っ!?倒したのですか!?沼の王を!?」

 

「いや、泥を剥がしただけだ。本体はあれだ」

 

 

するとグラニに乗る。タルヴィと春姫

 

その他の分身たちと戦ってきたアイズたち、ヴェーラ・ファミリア、ベルテーンの民がここ生命の泉に辿り着いた

 

どうやら分身たちは見事全部倒し終えたようだ。周囲の怪物の気配は感じない。アイズたちはやり遂げたようだ

 

そして

 

 

「っ!?これが沼の王!?」

 

「ああ」

 

「こんな小さいナメクジに、俺たちは巫女たちを犠牲にしていたのか」

 

「そういうことだ。生命の泉はそれだけ怪物にも有効だろうな」

 

「こんな怪物に・・・お母さんが犠牲になってまで」

 

「もう沼の王は何もできない。止めはお前たちに任せる。その手で果たしたいだろう?」

 

「うん、ここからは私たちでやらせて」

 

「辱い。ジーク殿、ベル殿」

 

「いいさ、俺たちの仕事は済んだ」

 

「あとは任せます」

 

 

沼の王の正体に驚くと同時に拍子抜けした

 

こんな何もできない弱そうなモンスターに、生命の力を怪物に奪われただけで、強大な怪物になり、何度もベルテーンを苦しめて来た

 

その恨みをここで晴らそうと、あとはヴェーラ・ファミリアと民に任せると、止めは彼らに一任する。その手で恨みを晴らしたいだろうと思う、俺の計らいだ

 

 

「怨敵よ、昔年から続く我らの恨み、思い知れ!!」

 

「手加減はしねえ。テメエはここで仕留める。そのうぜえ悲鳴も、もう聞くことのないよう確殺だ!!」

 

「「「「「「「「ここで終幕を!!」」」」」」

 

「「「「「「私たちベルテーンの力を味わえええええ!!!」」」」」」」

 

 

「みんな!一斉に止めを刺すよ!これで・・・・・私たちの苦しみは終わり!!」

 

 

「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」」」」

 

 

ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!!!

 

 

『ギイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!?』

 

 

バリン!!ブウン!!!

 

 

「沼の王の消滅を確認した」

 

「終わったんですね」

 

「ああ。これで沼の王は死んだ」

 

 

沼の王は必死にどこかへ逃げようとしたが、その前にタルヴィたちベルテーンの者たちに、槍と剣を一斉に刺された。その際に魔石が砕ける音の直後に、空は消え去る

 

長年苦しめてきた怨敵を、彼らは滅ぼすことができた。これで恨みは晴らせただろう

 

 

これで沼の王は消えた

 

 

そして

 

 

 

「タルヴィ。春姫。沼の王は消えた。ここはもう安全でモンスターは居ない。だが、泉はそのままだ。二人の本来の仕事をここまで来たらやってくれるか?」

 

 

「うん!やろう!春姫!」

 

「はい!」

 

 

あとは生命の泉を浄化するだけ

 

周囲に怪物はもう居ない。生命の泉を浄化するなら今だろう。せっかく二人がここまで来たんだからな、今やらせても問題ないはず

 

無論、上手く浄化できるかはわからない。そこは彼女の魔法と、その力を一つ上げることのできる春姫の上乗せを信じるしかない

 

試すだけでもやる価値はある。ダメだった時は別の方法をこれから考えればいい。沼の王はもう居ないんだ。考える時間はいっぱいある

 

 

その儀式を実行すると、春姫とタルヴィは泉の方へ

 

 

「かなり汚れてますね?」

 

「うん、長年沼の王が汚し続けたからね」

 

「それでは・・・・・やります!タルヴィ様!」

 

「うん、お願い、春姫!」

 

 

「姫様・・・・・春姫殿」

 

「頼むぞ。二人とも」

 

「上手くいけますか?ジークさん?」

 

「俺でもわからない。ここはただ春姫とタルヴィを信じるのみだ」

 

 

生命の泉の浄化を始める

 

上手くいくは本当にわからない。でもそれを成し遂げると二人を信じるか何もできない。二人のやることに見届けるのみだった

 

春姫の魔法はタルヴィに力を与える

 

 

「『ココノエ、愛しき雪。愛しき深紅。愛しき白光、どうか側にいさせてほしい、二千夜の末に見つけし其の恋願、我が名は狐妖、かつての破滅。我が名は古謡、かつての想望、鳥のごとく羽ばたく御身のために、この身、九狐を宿す。響け金歌、玉藻の召詩。白面金毛、九尾の王、全てを喰らい、全てを叶えし、瑞獣の尾、大きくなれ!その力に其の器。数多の財に数多の願い。鐘の根が告げるその時まで、そうか栄華と幻想を、大きくなれ!神饌を食らいしこの体。神に賜いしこの金光。槌へと至り土へと還り、どうか貴方へ祝福を。大きくなぁれ!!!』」

 

 

春姫に一本の光の尾が発現する

 

春姫のレベルブーストなら、タルヴィを一時的レベル2にする。

 

 

「『ウチデノコヅチ』!!舞い上がれ!!!」

 

ブウウウン!!

 

「よし、これで!ありがとう春姫!なんとかやってみるよ!」

 

「お願いします!」

 

 

タルヴィの体から魔力のオーラが流れる。レベルブーストは確かに受け取った。今のタルヴィはレベル2

 

これで彼女の魔法は強くなれば泉を治せる

 

そして、彼女の魔法詠唱が開始する

 

 

「『踊れ、雪の女王!我が真名に従い!戒めよ、閉ざせ!!楽園の名のもとに!夢想よ!繋げ!!明日へと至りし千年氷城!!』『ベルテーン・トロイメライ』!!!」

 

 

ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!

 

 

「はああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

 

タルヴィの足元から魔法陣が展開し、泉全体に広がる

 

泉に広がると言うことは効果範囲は間違いなく上がっている。これで泉は浄化されるだろう

 

その証拠に

 

 

 

 

 

 

 

泉の色が水色に戻っていく。毒の臭気も無くなる。周囲の沼も消えていく。沼で埋もれた泉の底から泉水が溢れ出る

 

 

 

 

 

沼に汚された泉が元に戻っていく、綺麗な泉へと、泥は完全に無くなり、毒の霧と臭気も無くなる。空から太陽の日差しを浴びる

 

生命の泉が元に戻った

 

 

「これは・・・・・・」

 

「リダリ、飲んで確認しろ。毒耐性のアビリティがあるんだろ?毒味をしろ」

 

「ああ、確認する」

 

 

本当に元に戻ったかどうかを確認するために、リダリが飲んで確かめる。彼には毒耐性のアビリティがあるらしく、もし毒があっても問題ないと思い彼に毒みを任せる。俺が飲んでもいいが、生命の泉の味がわかるのはベルテーンの者たちしかわからない

 

だから彼にさせる。そして結果は

 

 

「ごく・・・・っ!?ああ・・・うめえ!!」

 

「そうか、上手くいったようだ」

 

「ああ・・・そうだ!この味だ!」

 

「治ったぞ!!」

 

「俺たちの泉が治った!!」

 

 

「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」」

 

 

「終わったんですね!」

 

「ああ、ミッションコンプリートだ」

 

「春姫さん!タルヴィさん!やりましたよ!!」

 

 

「はい!」

 

「うん!これでベルテーンが救われた!!」

 

 

奇跡なことに、泉までもなんとか戻った

 

もしも治らない時は長年を賭けて治すことを考慮するつもりが、まさかの俺たちの考えが通じたのか泉は元通り

 

これでこのミッションはコンプリートし

 

 

沼の王討伐は完了し、生命の泉は元に戻った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その報告をグリフォンに伝える指示をし、ベルテーン本国にも伝える

 

 

「ヘスティア様!タケミカヅチ様!ヴェーラ様!やりました!沼の王を無事討伐。及び生命の泉も元に戻りました!!」

 

 

「やった!!」

 

「うむ、やり遂げたか・・・・・」

 

「マジかよ・・・・・マジで沼の王を倒すだけじゃなくて、泉まで治しまうのかよ」

 

「僕たちの英雄は凄いだろう?」

 

「ジークたちはいつもこんな感じでいろんな救済をして来たんだ。英雄信仰は案外通用するものだぞ?」

 

「はあ・・・・・・全く下界の子供にそんな可能性があったとはな」

 

「お前の常識を上回る下界の子供を見て感想は?」

 

「あの大英雄ヘラクレスもそうだが、ここまで協力すればこんな奇跡もあるんだなと、本当に下界の子供には驚かされるよ。だから思う。天に還した子供も、お前たちみたいに向き合っていたら、もしかしたら・・・今を早く変えていたかもしれない」

 

「ヴェーラ・・・・・・」

 

 

グリフォンから報告を受け、見事ミッションは完了し、泉は元通りになった

 

まさかそんな奇跡がこの下界で存在するなど、ヴェーラは信じなかった。だがそれが実現した。下界にはまだ捨てたものではないと

 

今まで犠牲になった者たちの手助けになればよかったと後悔する

 

だったら

 

 

「今からスタートとすればいいんじゃないかな?」

 

「今から?」

 

「そうだぞ。別に今から子供たちを信じてあげるでも、始めることはできる。少なくともタルヴィたちはお前を信じて、今日まで生き抜くためにお前の犠牲を信じていた。少なくともヴェーラ・ファミリアは結成している、今からでも子供と過ごせるさ」

 

「タケミカヅチ・・・・・・ふう、それも悪くないかもな」

 

 

ヴェーラはもう一度人間を信じるのも悪くないと下界も捨てたものじゃないと信じることを選んだ

 

ヴェーラ・ファミリアはここからスタートする。沼の王にやられた分をここからは巻き返せばいい。ベルテーンの未来はこれからだと

 

 

 

こうして沼の王を討伐完了、生命の泉の源泉を元通りにした、これにてベルテーンの依頼は完了した

 

ベルテーンがこれからどうするかは彼女たちタルヴィたちが決める。春姫とベルの頼みでこんな他国の救済をするとは思いもしなかったが、この霧の国は救われた

 

 

 

 

 

 

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