化け物の俺は彼女たちと人間になりたい   作:ゼルクニル

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投稿ペースが遅いですが、失踪はしないことをここで宣言します!
という報告をしておきますね。

宣言を報告ってなんだそれ


第9話 けんかする奴は似たもの同士

「おはようございます」

「あっ零くん!お疲れ様。プレイベントの準備、進んでる?」

「まあ、何とか形は出来はじめてますね」

「うんうん、いいね!バンドのみんなも、香澄ちゃんの提案で合同練習をはじめたみたいだね」

 

やはり香澄の影響力は凄いな。

 

「確か今日は…」

「AfterglowとRoseliaでしたよね…」

「顔合わせの日に激突寸前だったからね…大丈夫かなぁ…」

「大丈夫であってほしいです」

 

 

ドア越しに揉めている声が聞こえているので、普通に開けるわけには行かないと思い、一先ず二回ノックしてみたが、声は止まず、ノックに対しての反応はない。

 

 

「もうちょっと強めにノックしたほうがいいんじゃないかな? あ、でもあんまり力まないでね!?」

 

「念押ししなくとも分かってますよ」

 

 

力の調整もある程度は出来るようになった筈だ。軽く握った拳で一回叩き、ドアノブに手を掛けた。

 

 

 

しかしドアはガチャリでは無くパキッと音を立てた。

 

 

「「ん?」」

 

 

手元を見てもドアノブはまだ捻っていない、だが謎の音が鳴るという状況に、俺とまりなさんは疑問の言葉を溢す。

 

ドアノブに掛けた手を捻ることなく正面へと倒れていき、小さな埃を舞い上がらせながらバタンと音を立て、床で横になった。

 

 

「「「「!?」」」」

 

「……何だと?」

 

 

やはり接続部を破壊してしまったようだ。予測はしていたものの、少しは調整できたと思い込んでいたことに

 

(そうだった…最近気にしてなかったけどやっぱ怖いよな…、向こうの奴ら(敵共)は俺を化け物扱いするくらいだからな…)

 

俺はまた……色々やってしまったようだ

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「…神鷹零です…すみませんでした…」

 

「い、いえ…こちらこそよろしく頼むわ零さん」

「は、はい…よろしくおねがいします…」

 

「ハァ…」

「ど、どうかしましたか?」

「いや…やはり俺は怖いよな」

 

もう顔見て話せない…情けない…

自分の短所分かってて短所で失敗したんだ…何やってるんだ…俺は

 

 

「そんなこと無いですよ!」

「フォローしてくれるのは嬉しいんだけど君も気絶してたよ」

「あぁー…ですけど!零さんのおかげでけんかも収まりましたし。ね?みんな!」

「…まあ結果的にはそうですね」

「あ、暑くなった空気が一気に冷えましたしね!」

「そうだね~。涼しくなったね~」

「本当に申し訳ない…」

 

本当に優しい人達だな…

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

結局時間が来てしまい、練習どころか名前を聞くことも出来なかった……

 

「はぁ…」

昨日のように俺は皆が帰った後のスタジオで1人反省していた

 

「やっぱり…俺は変わってないのか?変われないのか?」

 

俺は変わると決めた、時には荒技も使ったがそれは人のためだ…

 

「そう思っているだけなのか?」

 

「やはり俺は……ただの化け物なのか?」

 

前もこんなことがあったな。だが今回は何も救ってない……やはり俺は…

 

 

 

「そんなこと無いです!」

「?」

振り返るとAfterglowのメンバーがいつの間にかいた

そしてその中にいた一人を俺は知っている

 

「そうだ、君はあの時の……」

「零さんは私を助けてくれたじゃ無いですか!!」

「そうですよそんなに自分を否定しないでください!」

 

「あたしたちは零さんにお礼が言いたいんです!」

「お礼?」

「あたしたちの大切な幼馴染みのひまりを助けて頂いて

「「「「ありがとうございました!」」」したー」

 

また、お礼を言われたな

 

「ひまりちゃん、だったか?」

「はい!そうですよ!どうかしましたか?」

「……最高の幼馴染みだな」

「はい!!」

「それじゃあ、今日はもう帰ろっか」

「そうだね~。」

 

 

「ちょっと待ってくれないか?」

「?どうかしましたか?」

「…巴ちゃんだけ少し残ってくれないか?」

「あたしですか?いいですけど…」

「少し話があるだけだから」

 

こうして巴ちゃんだけ残ってもらった…聞きたいからな…

 

「それで何ですか?聞きたいことってのは」

「……妹のことなんだけど」

「あこのことですか?」

「ああ」

 

これだけは聞いておきたい…

 

「妹は君にとってどんな存在なんだ?」

「どんな…そうですね…大切な存在ですね」

「……そうか。ありがとね、気をつけて帰るんだぞ」

「え?はい、それじゃあ……」

 

(大切な存在、か……)

 

 

 

「ごめん!待ったか?」

「巴ちんやっと来た~」

「巴、あの人と何話してたの?」

(零さん、何であこの事を聞いたんだ?)

「巴?どうしたの?」

「やっぱり何でも無いってさ」

 

 

 

 

 

 

“Roseliaサイド”

 

「本当にあの人で大丈夫なんでしょうか……」

「紗夜、またそんなこと言ってるの?」

「そうだよ~。きっといい人だよあの零さんって人。ね~あこ?」

「そっそうですよ!あこだって失敗することだってありますし…そうでしょりんりん!」

「はい…きっと大丈夫…ですよ…」

「人間性の話じゃありません。今後の私たちの為になるのかということです!」

「それについては問題ないわ」

「「「ええっ!?」」」

「湊さん?どうしてそう言い切れるんですか?」

「これがその証拠よ」

 

そう言うと携帯をとりだし、ある動画を見せた

 

「これは!?」

「零さん、だよね?」

「かっこいいです!」

「とても…凄いです」

「あの人の演奏は私たちに無い何かを秘めていた。彼をマネージャーに出来れば、

 私達の成長に繋がる。そう思うの」

「なるほど……それなら納得です」

「でも友希那?これって盗撮だよね?」

「「「「……」」」」

「そうね…」

 

(なんとしてでも、彼をRoseliaのマネージャーにしなければいけないわね

 私達の成長のためにも……)




次回から投稿ペースが遅くなりますが気長にお待ちください

もしよろしければ評価、リクエストなどの感想をよろしくお願いします!

【改めて】次回のシリアスは?

  • afterglow
  • ハローハッピーワールド
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