化け物の俺は彼女たちと人間になりたい   作:ゼルクニル

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皆さんお待たせしました続編です。




第10話 伝わった感謝の想い

「おはようございます」

 

「零くん!お疲れ様」

 

「今日はafterglowとハロハピですね」

 

「そうだよ。もうすっかりマネージャーだね」

 

「何かもうなれちゃって」

 

「そっか。それじゃあ今日もよろしく!」

 

「はい」

 

 

 

 

「さてと、今日もやりますか」

(afterglowは昨日会ったし、あとはハロハピだな……どんな人たちだろうか)

 

そう思いつつ俺は扉を開ける

 

「おはようございます」

 

「私、キーボードやめようと思う!」

「…え?」

 

 

入っていきなり引退宣言!?なんだこの状況は…これが出オチってやつか?

 

 

「じゃああたしもこれを機に別の楽器でもやろうかな~」

 

さらに引退宣言!?どうなっているんだ…

というか……

 

「いつになったら気がつくんだ!?」

 

「「「「?」」」」

 

そう言ったら全員振り向いた……本当に気づかなかったようだな。

 

「零さん!こんにちは」

 

「ようやく気付いたなつぐみ」

 

「ええっ!?なんで名前知ってるんですか?」

 

「そんな驚くなよ。名前分からないままだといちいち自己紹介しないといけなくなるだろ?

 だからあの後名前が分かってないバンドメンバーを全部調べたんだ」

 

「おお~零さんやる気十分ですね~」

 

「これでもプロジェクトマネージャー任された身だからな」

(統率役が名前覚えてないって最悪だからな)

 

「それと、俺のことはため口で良いぞ。そっちの方が楽だろ?」

 

「……いいの?」

 

「良いって言ったばっかだろ。良いんだよ」

 

「分かった。改めてこれからよろしく、零」

 

「ああ、よろしくな蘭」

 

 

これで多少の溝は減ったか?まあ自分でつくった溝なんだけどな…

少なくともこれで親近感も湧くだろう

 

 

「あなたが零ね!」

 

そう考えていると誰かが俺を呼んだ

 

(金髪の少女……ということは)

「ああそうだが……君は……こころちゃんかな?」

 

「そうよ!あなたハロハピのメンバーにならない?」

 

いきなりのスカウト!2回目だな。でもスカウトは勘弁してほしい……

だって目立ちたくないからな……まあ今更だが

 

「いっ、いきなりだな。というか何で俺なんだ?」

 

「あなたがヒーローだからよ!」

 

「ヒーロー?」

 

「そうだよ!れーくんはみーくんのヒーローだからね!」

 

(オレンジ髪の少女……つまり……)

「君がはぐみちゃんだね。というかみーくんって誰だ?」

 

「あたしです。零さん」

 

(今度は黒髪の子……)

「君がみーくん、じゃなくて美咲ちゃんかな」

 

「はいそうです……あの……」

 

「なんだ?」

(何だろう……どっかで?いや、誰かに似ている気が……しかしどこだった?)

 

「この前は妹を助けて頂いてありがとうございました!」

 

(今日もお礼を言われた……ん?妹?助けた?)

 

 

その時、『あの時』の事を思い出した……何?『あの時』が分からない?分からない人はもう一度物語を読み返して見たらどうだ?

……雑だって?そんなことは無い。決して説明がめんどくさいと思ったからじゃないからな?

 

『……その子に兄か姉ががいるんじゃないですか?』

『!?、なぜ分かったんですか!?』

 

『この子の姉といっしょにお礼をさせていただきます』

 

 

「……ええ!?じゃああの時助けた子の姉っていうのは美咲ちゃんだったの!?」

 

「っ!はい!そうです!」

 

「そうだったのか!」

 

「良かったね。美咲ちゃん」

 

「水色の髪、君が花音さんだね」

 

「はい、よろしくおねがいします」

 

「ああ、正体不明の英雄が目の前にいるなんて……実に、儚い……」

 

(儚いって言う人は一人だけだ、というか儚いってそう使うのか?)

「君が薫さんだな?」

 

「ああそうだ、よろしく頼むよ零」

 

「ああ、よろしく」

 

 

そしてこの次は……

 

 

「助けた?」

「どういうことですか~?」

 

「……説明する」

 

 

またこの展開だな、と思いながらも俺はモールの一件を話した

 

「と言うわけだ」

 

「「「「「「……」」」」」」

 

「先に言っておくが、これくらいなら誰でも出来るぞ」

(これで驚かれることは……)

 

「そんなことないでしょ!」

「漫画みたいな話だね~」

「つ、強すぎる……」

「なんか……嘘みたいな話だね……」

「だな……」

 

(何でそんなに驚くんだ!?というか引いてない!?嘘でしょ!?これくらいならうちのやつら(部隊)はみんな出来るんだが!?)

 

 

「そんなことがあったなんて……」

「零さん凄すぎでしょ……もしかして黒服の人達より強いんじゃない?」

「その儚い話、演劇のためにももっと聞かせてくれないか」

「やっぱりれーくんはヒーローだね!」

「素敵じゃない!零!やっぱりあなたは世界を笑顔に出来るわ!」

 

(もう、収集がつかない…………)

 

 

そんなこんなで、今日は解散した

 

 

────────────────────

 

 

(毎度毎度練習してるか?まぁ、彼女達は彼女達で練習した方がいいのかもしれないな。そもそも俺は音楽に関しては素人だし…俺はイベントの準備に集中するか)

 

「それじゃ今日は帰るか」

 

そう思ったのだが……

 

「あら、居たのね零さん良かったわ」

 

「君は……友希那さんかな?」

 

「ええそうよ」

 

「それで?どうしたの?」

 

「……単刀直入に言うわ。あなた…私達のマネージャーにならない?」

 

「……はい?」

 

 

またか…

 

続く




いかがだったでしょうか。

今後はこんな感じのスピードで投稿していきます!

もしよろしければ評価、リクエストなどの感想をよろしくお願いします!

【改めて】次回のシリアスは?

  • afterglow
  • ハローハッピーワールド
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