何とか濃い物を完成させることができました!
投稿ペース安定化出来てますかね?
運の無い日だと文句を言いたい心境ではあるが、今はそれどころでは無い。流石に話が急で久々に混乱している。乱心した親に襲われ、その次は家族の失踪という治安が良いはずのこの国では有り得ないと思われるであろう事態だ。
「先ず深呼吸をして冷静になれ、説明はその後だ」
指示通りに深呼吸をした沙綾は、現状の問題について焦りを見せながらも説明をし始めた。
聞いた話をまとめると、沙綾の妹【紗南】と弟【純】が公園に行ったっきり帰ってこず。その話を商店街の人々にし捜索を頼んだ結果が今のこの商店街無人化の状況。
そして未だ見つかっていない事への不安で父親の理性は崩壊寸前になり見知らぬ俺を疑った結果このような状況となったようだ。
「状況は分かった。俺も探そう」
「沙綾!?本当に信用して良いのかこの人は!?」
「失礼なこと言わないでよ!この人はライブハウスのスタッフさんだよ!」
「何!?それは申し訳ない!」
「謝罪は良い、2人の特徴は?」
そこから二人の特徴と今日の服装、他にも行きそうな場所や持ち物についてなどの聞けるであろう情報はすべて聞いた。ひとまず行ったであろう公園に行ってみるとしよう。
「分かった、それじゃあ俺はその公園から探すことにする」
「お願いしますね」
「ああ」
土地勘が無いものの、ついでに教わった特徴的な建物などを目印に公園を目指した。
「ここが公園か」
この地点から手がかりを探す、おおまかな場所は商店街の人達が捜索しているらしいしそこは任せよう
「考えられる可能性は……」
まず迷子は無い、理由はその2人が話通りだとこの一帯の知識はあるらしいからだ。いくら子供とは言え迷子になったらどこに行けば良いか分かる、それにここら一帯が捜索範囲だからすぐに見つかる可能性が大きい。
次に家出の可能性を考えたが、これも無い。
話を効いた限り家族内で揉めたわけでもなさそうだし、何より家出する理由もない。そもそも所持品なしで家出するほど子供でも無いだろう。
となると……
「まさか……誘拐」
あり得ない話じゃ無い。誘拐事件が続いている地域はそう遠くないし、ここまで見つからないとその可能性のほうが高い……
「何か……何か無いか」
ベンチの下や遊具の中など様々な場所を調べ、何か見つけた
「……コレは」
「何か情報は…………!」
俺は携帯を開き、情報を得ようとしたが……中身はろくでもないものしか無い…
中身は何だったのかだと?…それ以上聞くな
…………強いて言うなら、【人の好みは人それぞれ】と言うことだ
「……とにかく情報は電話番号だけだ」
電話番号だけ分かっていても、知りたいのはその契約した人間だ。そんなこと調べられるのは余程太い
「……しょうがない、これだけはしたくなかったんだがな」ピッ
俺はある人物へ連絡を掛ける、いやある人物【たち】……だな
『いかがなされましたか?零様』
「この前の話は本当だな?【黒服さん】?」
何故俺がこころ家の黒服さんの電話番号知ってるか知りたいか?それは数日前に遡る……
“数日前”
「さてどうしたものか…バンドからの何かしらのスカウト……」
『零様』
「ん?…確かこころ家の黒服さんじゃないか?」
『先日のお話、お決まりになられましたか?』
「……まだだ。色々やることが多くて答えを考える時間が無いからな」
『そうですか……』
「すまない。せめて人手があればゆっくり考えられるんだがな」
『…零様。こちらをどうぞ』
「どうぞって、なんだこの番号」
『その番号に掛けて頂ければ我々が零様をお手伝いいたします』
「はあ…ちなみにどんなことが出来るんだ?」
『はっきり言って何でも出来ます』
「……本当か?」
『本当です』
「……分かった。前向きに考えるためにも、何かあったらよろしくな」
『こちらこそ、これからもこころ様の事をよろしくお願いします』
という訳だ。ようは…………賄賂代わりって事だ。
「調べてほしいことがある」
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「ここだな」
送られた地図を見て確認するが間違いない
「しかし優秀だな…名前どころか住所と現在位置まで割り出せるなんて」
おかしいと思わないか?だって携帯を持ってるのは俺なのに何で場所が分かるんだ?
まあ深く考えないでおこう……
「さて……やるか」
「脱出通路の確保・敵地内の捜索・救出対象の発見および救出・ターゲットの情報収集および証拠の入手。以上」
久々の潜入任務だな。
「まず鍵だが……開いた」
(ロックピックはお手の物だ)
(二階建て……部屋は4、いや5部屋)
「まずは一階からだ」
「何も無いし誰も居ない」
とりあえず出来たのは脱出ルートの確保と武器の入手(ロープだけだが…)だけだ
「次は二階だな」
音を立てずに移動、脱出ルートの確保、武器の調達。全て
「部屋は2つ…」
まず一つ……ガチャ
「何も無い……?、なんだコレは!?」
そこにあるのは大量のアルバムと……スタンガンだよなコレ?
「何故こんな……いや大体分かってきたぞ。つまりこの写真は……」
……証拠、そして
「最後の一部屋……!人の気配…竜か蛇か…」ギィィ
開けると……
「「んんん!んんんん!」」
遂に見つけた!!
「大丈夫か!?今助ける」
(手足を縛られている……すぐにほどこう)
(2人だけ?犯人はニュースになっていた人物じゃ無いのか?)
疑問がいくつも残るが今は脱出優先だ
「動けるか?」
2人はうなずいているし、手足に怪我は無かったので問題ないな
「あの…お兄さんは誰ですか?」
「……君が純だな?」
「何で知ってるんですか?」
「早い話、俺は君の姉の知り合いだ。君たちを助けると約束したんだ」
「そうなんですね…」
(随分冷静だな……沙綾に似てるな、そういうとこ)
「此処を出るぞ。準備は?」
「いつでもいけます!なあ沙南?」
「うん!」
そこからは簡単だ、用意していた脱出ルートで脱出
「お兄さん、コレ何?」
「それは警察に渡す物だ。絶対落とすな」
「分かった」
証拠となる物を2割ほど持ってきた、主に記録や指紋のついたであろうスタンガンをな。8割は警察が見つけないと意味が無いから残してきた……
“犯人サイド”
「ぐふふ、ようやく手に入れたぞ!早速コレで……」ガチャ
「んな!!??何故だ!?なぜ居ないんだ!!……まあいい、また連れてくれば……特にあの子は……ぐははははっ!!」ダダダダッ
家を出た俺は、来た道を戻ろうとしたものの自宅までの道のりは2人に聞いた。よくよく考えれば、土地勘のある者の方がこういった場合有利に立てるのだからな。
案の定、2人の先導のおかげで俺の来た道よりも早く戻ってくることが出来た。
「2人の家に戻って来たぞ2人とも……2人とも?」
「「すぅ……」」
「寝てるのか」
確かに途中で負ぶって来たけど、寝るとはな……まあいいか
「戻ったぞ」
「零さん……」
また泣きそうな顔してる……今日2回目だな
「そんな顔するな、良い物見せてやる」
「なんなの?……それ」
「ほら、コレでどうだ?」
そう言って寝ている2人を見せたしまった、これで喜ぶかと思ったが…沙綾は泣き出してしまった…
また慰めないとな……
「沙綾」頭撫で
「!?、な、なんですか?///」撫でられ
「辛かっただろ?」
「はい…」
「もしまたこんなことがあったらな、俺を頼れ。いつでも助けてやる」
「……本当ですかっ?」
「ああ、約束する。弟のことでも、バンドのことでも、沙綾のことでも何でもな」
(沙綾も顔が赤いな……紗夜もそうだったが、励まされると顔が赤くなるのか?)
「零さん……」
「何だ?」
「もう少しこのままでいいですか?」
「ええ?ああ、いいぞ…?」
「んふふ///」ダキッ
何か抱きつきながら凄い満足そうな顔してる気がするんだが、これでいいのだろうか?まあ笑ってるしいいかな……
「……いつになったら終わるんだそれ」
「「!?」」
いつのまにか沙綾の父親が居たんだが!?俺も驚いちまったぞ
「お、お父さん!?いつからいたの!?////」
「多分、『ほら、』って所からじゃ無いか?」
「つまり……全部……////」
「君は気づいていたなら無視するんじゃ無いよ!」
「夕方の仕返しですよ」
「あれ?お父さん2人は?」
「あまりにも長かったから寝室に運んだよ」
これで終わり……では無い
「2人とも速く店の奥に行ってください!」
「どうしてだ?」
「まだこの事件は解決していないからですよ!!」
「!?零さんそれってどういう事?」
「いいから速く!」
さて……そろそろだな
「ハァ……ハァ……つ、ついたぞ……」
犯人はあえて捕まえさせなかった、理由か?
自分の欲望満たす為に拉致するような奴をぶん殴るためだ
まぁ犯人の家の方には既に警察が行ってるだろうがな。何故か?脱出した後に「不審な人物が家の中に入っていたんですけど」と言って住所も教えた。駄目押しに「その建物の二階から変な音がする」とも言ってやったから少なくとも家の中を調べるだろう。そうすれば残してきた証拠も見つかって終わりだからな
コイツがほぼ犯人確定だがまあまずは「カマ」かけてみようか
「こんばんわ」
「え、ええこんばんわ」
「どうしましたか?このお店ならもうとっくに営業時間外ですよ」
「そ、そうなんですか?……そ、それは、残念です」
挙動不審過ぎないか?
「そうだ!聞きたいことがあるんですけど」
「はい何でしょう?」
「……実はこの辺りにいる子共がどこかに行ってしまったんです…見てませんか?」
「さ、さあ……そんな男の子知りませんねえ……」
「そうですか…それでは」
「ええ!それでは!」
………
「それではじゃねえだろ!」バキ
「ぐあっ!!」
「何が!「知りませんねえ」だこの野郎、俺は子供としか言ってねえのになんで男だと分かったんだ!ええっ!」ドカッ
「があっ!!」
「もうばれてんだよ!子供好きの変態クソ野郎!!」ドンッ
「イガアアアァァァ!!!」
「俺はな!!てめえみたいに自分の都合で人の家族奪う奴があっ!!」
「一番、嫌いなんだ!!」ドガッ
「ぐはっ!!」ドサッ
「はぁ、はぁ、くそっ!!何でだよ!何でこんなことばっかり起きるんだよっ!!」
精神的に限界だった、いつだろうとどこだろうと必ず何か起きる!そんな状態いつもだった。だが今になって耐えられなくなった……良くも悪くも変わってしまったと今実感した
「零さん……」
「沙綾……聞いてたのか?……俺は弱いな」
「!!……そんなこと無いですよ?」
「そうか……」
「そうですよ!それにまだ誰もお礼を「すまないが帰る…警察は呼んだ」
「えっ!?待ってください零さん!」
「またな、沙綾……」
(しばらく1人で考えよう……久しぶりの感覚だな、この当てばの無い怒り…)
「零さん!!!…………」
“沙綾サイド”
すぐに警察は来て、事情聴取や一時的な2人の保護の説明、後犯人をここまで痛めつけた人物についても聞かれたけど、全然頭に入って来なかった…
ようやく終わり、私は自室で考えていた。というより気になっていた
「零さん……」
彼のことが気になってた
『辛かっただろ?』
彼に撫でられた所を自分で撫でる……けど満たされない、あの感覚が…あの優しくて暖かい言葉が頭から離れない……
「んっ…」
(凄く変な気分、でも……何か良い気分…これが一目惚れ?なのかな?)
でも……
『何でこんなことばっかり起きるんだよっ!!』
「零さん……どうしてあんなに辛そうな……」
彼は2人を助けてくれた、私の心を満たしてくれた
「どうにかして…恩返しできないかな」
この日、零は2人の人生を救った事
それと同時に特別な感情も与えてしまった事を彼は知るよしも無かった……
いかがだったでしょうか。
恋ってこんな感じなんでしょうかね?自分さっぱりなので今出せる全力で書いてみましたが……おかしいですか?おかしかったら教えて下さい
間もなく第1部終了です
それに伴い、今第二章の内容についてアンケートをとっています!
今後皆様に面白い作品をお見せするために、是非回答してください
評価・コメントよろしくお願いします
【改めて】次回のシリアスは?
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afterglow
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ハローハッピーワールド