が、その前に1話だけ物語に関わってくる話を書かせて貰いました。
第18話 願ったり叶ったり
ライブイベントが終わって2日後の朝、俺の元に一本の電話がきた
「あ~あ~うるさいなーもう!寝起きの電話が一番腹立つなんだけど」ガチャ
「もしもし?」
『あっ!もしもし零くん?』
「誰ですか?」
『あたしだよ!あたし!』
「ああ~そうですか。さようなら」ガチャ
あれが噂のオレオレ詐欺……いや、あたしあたし詐欺だな?
「さ~てと、そろそろ今日のじゅんb」
【プルルル!】
「……」ガチャ
『もしm』ガチャ
しつこくないか?
「さぁt【プr】ガチャ しつけえよ!!」
『だってすぐに切るんだもん!!』
「と言うか誰ですか!?」
『あたしだよ!日菜だよ!』
「日菜!?何で番号知っんだよ!?」
『それはね~「日菜ちゃん変わって」わぁ』
「今度は何だ?」
『もしもし、零くん?私は千聖よ』
「千聖か、どうした?」
『ちょっと事務所に来てくれない?』
「え?何でだ?」
『いいから来てちょうだいね?』ピッ
……朝っぱらから凄い強引に予定埋められたな!ひどいな!まぁ予定無かったからいいけど!
「じゃあ……用意していくか」
着替えだけ済ませて事務所前まで来た
「まさか……またここに来るとな」
「あっ零さん!おはようございますっす!!」
「おう、おはようさん麻弥」
「零さんはなぜ事務所に?」
「さあな!なにせ起きてすぐに、ここに来いって電話入れられたからな!」
「そうなんですか?」
「ああ、麻弥は何か知らないのか?」
「何も知らないっすよ?」
「そうか……」
一体何で呼ばれたんだ?…取材とかじゃないよな!?あの時みたいに、記者がぞろぞろと……
「れ、零さんどうしました?顔色があまりよくないように見えますよ?」
「そ、そうか?そんなことは無いぞ?」
(取材なら即撤退だな!!)
『おはようございます!!待ってましたよ零さん!』
「あれ!?貴方は確かいつぞやの!」
『そうですよ!今日はお越しくださいましてありがとうございます!!』
「それはいいんですけど…要件は?」
『それについては中で、麻弥さんもご一緒に』
「分かりました!」
「……まぁ、行ってみるか」
『こちらです』
「ここは?」
『入れば分かります』
「そうっすよ!」
すげー不安になってきた…開けた途端何か出てくるんじゃ無いか?
「失礼します」ガチャ
「やっと来た~。遅いよ零くん!」
「おはようございます!零さん」
「レイさん!おはようございます!」
「おはよう、零くん」
「改めまして、零さん。おはようございますっす!」
まさかのパスパレ全員集合してた……
「おはよう~じゃない!何で電話してきた?というか何で電話番号知ってんだ!?」
「まりなさんから聞きました」
「ああーあの人は~!!」
個人情報を普通に第三者に教えるなよ!!俺でもそんな事は……したな。一回部隊のメンバーの情報漏らしたことあったな……
「というか何だよ。番号聞いてまで俺を呼んだ理由は」
「それはですね……」
「零くんあたしたちのマネージャーになってよ!」
「はい?」
「日菜ちゃん!私が言おうとしてたのに~」
「いやちょっと待て」
『どうかしましたか?』
「いや。どうかしてるのはあなた方でしょ!?」
「ええ~どうして~?」
「どうしてって、日菜は説明不足だ。なんで俺なのかと言うことだ」
「あなたが適任だからよ」
「適任?俺が?」
『そうですよ!あなたは一度、彼女たちとここのスタッフの命を助け、私たちに指導までしてくださいました』
「指導?そんなのしたか?」
『置き手紙にあった文ですよ!』
「あの駄文ですか!?」
「そうよ、あの手紙のおかげで、全スタッフの緊急時の体制が変わったのよ」
「そうなんです!レイさんの指示が、マニュアルにも載ってますよ!」
「そんなに!?」
『それに聞きましたよ。あなたはあのRoseliaのマネージャーをしていらっしゃると』
「そんな情報どこから?」
「私たちが言ったのよ」
「だよな……」
「だが……そんな簡単に決めてもいいのか?」
「どういうこと?」
「ここは大手事務所なんだろ?俺以外も適任者はいるんじゃ無いか?」
「そんなの嫌だもん!」
「何でだよ」
「だって零くんじゃないとるんっ♪てこないもん!」
「ええ~?」
「それについては私もよ」
「千聖まで!?」
「あなたじゃないと、面白くないもの」
「マジかよ」
「私たちも、零さんがいいです!」
「そうっすよ!」
「はいっ!」
「彩、麻弥、イヴまで!?」
「それに零くん?年上のお願いを断るの?」
「そうだよ零くん!あたしと麻弥ちゃんは先輩なんだよ!」
「ぐっ……痛いとこつくな……」
そうだった……よくよく考えたら、俺この中で一番年下じゃないか!
でも、13歳で2・30代の部隊の統率者だった俺は……今更だよな
「あの…零さん。本当にダメですか?」
「というか彩、具体的な仕事内容は何なんだよ」
『そこは主に練習での指示だけです』
「ええっ!?そんな簡単なのか?」
『はい、高校生にそこまで大きな仕事は渡せませんから』
「まだ高校生では無いけどな」
『ですので、マネージャーと言うよりはコーチですね』
「どう?あたしたちのマネージャーになる?」
「う~ん……」
まぁ…悪い話じゃ無いよなー。芸能事務所が出勤先、この事実があれば今後かなり有利になるかもしれないし…
「分かったよ。なる」
「ホント!?」
「なるよ、マネージャー」
「やったー!!」
「それじゃあ、これからよろしくな、みんな」
「「「はいっ!」」」「うん!」「ええ」
「いや~まさか零さんがマネージャーになるとは思わなかったっす!」
「マネージャーじゃないコーチだ。後、呼び方は零で良いんじゃ無いか?」
「いえいえ。こっちの方が慣れてしまったので」
「そうか。じゃあ、ここでも学校でもよろしくな。麻弥」
「はいっ!よろしくっす。零さん」
『いやーありがとうございますね!零さん!』
「ええ、こちらこそ。今後ともよろしくお願いします」
『はい!では、お給料のことなんですけど…』
「ええっ!?給料あるの!?」
『ありますよ?差し上げないと行けませんよ~』
「何でですか?」
『先ほどお話ししましたが。零さんのおかげでスタッフの育成マニュアルが変更され、事務所の事故被害率は大幅に減少しました。コレは立派な貢献です』
「まぁ……照明担げる人間はそういないだろうからな」
『そもそも、彼女たちはアイドルですよ?マネージャーが給料貰わないのはおかしな話でしょう」
「ええっ!?じゃあみんな給料貰ってるの!?」
「ええ、貰ってるわよ?」
「まぁ…仕事だもんな」
『ちなみにこのくらいです』
「どれどr……!?」
ええっ!?嘘!?こんな貰えんの!?マジで!?みんなこんなに貰ってたのか!?
「はぇ~すげぇなみんな」
「でしょ?」
「まぁ普通はそうなりますよね」
『そして零さんの給料はこのくらいに……』
「どれどr……!!!???」
「零くんは~どれ位?ってスゴイ!!」
「ええっ!?こんな貰えるんですか!!??」
『これでも零さんには少ないですよ?』
コレで少ない!?どれ位かって?そうだな……ドルにしたら上等なアサルトライフル買えるくらい!!
『では、頑張ってください!』
「はい……頑張ります」
『では』ガチャ
「そんなにでしたか?」
「……ああ」
「気になりますね……」
「言えない」
「でもこれで、零くんも事務所入りね」
「千聖、一つ聞いてもいいか?」
「何かしら?」
「あの照明……どうなった?」
「あれなら、飾ってあるわよ?」
「何でだ!?」
「戒めの象徴ですって」
「なんだそりゃ」
「そういえば!零くんいつから学校来るの?」
「そういえばそうでしたね!いつからですか?」
「近いうちに行く予定だ。その時はよろしくな?二人とも」
「分かりました!」「うん!」
「いいな~」
「そうですね~」
「そうね……」
「んん?何でだ?」
「だって、零くんが学校に来てくれたらきっと楽しいと思うから」
「そうです!色々と教わりたいです!」
「零くんなら、何か面白い事を考えそうね」
「……そうか?」
「ああー!今いいかもって思ったでしょ!?」
「ええっ!?そんなこと無いぞ?」
「ダメだよ!零くんはうちの学校に入るんだから!」グイッ
「いだだだっ!日菜!腕を引っ張るな!」
「レイさん!やはりこっちに来てください!」グイッ
「あだだだっ!イヴまで!?ちょ、ヘルプ!!」
「「頑張ってください!」」
「ふふっ、楽しそうね」
「おいーーーっ!!」
こうして、俺はパスパレのマネージャーにもなった。
これから始まる学校生活は、中々楽しくなりそうだ!!
次回から学校での話になります!!
高評価、コメントをよろしくお願いします!
【改めて】次回のシリアスは?
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afterglow
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ハローハッピーワールド