化け物の俺は彼女たちと人間になりたい   作:ゼルクニル

19 / 44
と言う訳で遂に第2章突入しました!

が、その前に1話だけ物語に関わってくる話を書かせて貰いました。




第二章 
第18話 願ったり叶ったり


ライブイベントが終わって2日後の朝、俺の元に一本の電話がきた

 

「あ~あ~うるさいなーもう!寝起きの電話が一番腹立つなんだけど」ガチャ

 

「もしもし?」

『あっ!もしもし零くん?』

「誰ですか?」

『あたしだよ!あたし!』

「ああ~そうですか。さようなら」ガチャ

 

あれが噂のオレオレ詐欺……いや、あたしあたし詐欺だな?

 

「さ~てと、そろそろ今日のじゅんb」

 

【プルルル!】

 

「……」ガチャ

『もしm』ガチャ

 

しつこくないか?

 

「さぁt【プr】ガチャ しつけえよ!!

『だってすぐに切るんだもん!!』

「と言うか誰ですか!?」

『あたしだよ!日菜だよ!』

「日菜!?何で番号知っんだよ!?」

『それはね~「日菜ちゃん変わって」わぁ』

「今度は何だ?」

『もしもし、零くん?私は千聖よ』

「千聖か、どうした?」

『ちょっと事務所に来てくれない?』

「え?何でだ?」

『いいから来てちょうだいね?』ピッ

 

……朝っぱらから凄い強引に予定埋められたな!ひどいな!まぁ予定無かったからいいけど!

 

「じゃあ……用意していくか」

 

 

 

 

 

着替えだけ済ませて事務所前まで来た

 

「まさか……またここに来るとな」

 

「あっ零さん!おはようございますっす!!」

「おう、おはようさん麻弥」

「零さんはなぜ事務所に?」

「さあな!なにせ起きてすぐに、ここに来いって電話入れられたからな!」

「そうなんですか?」

「ああ、麻弥は何か知らないのか?」

「何も知らないっすよ?」

「そうか……」

 

 

一体何で呼ばれたんだ?…取材とかじゃないよな!?あの時みたいに、記者がぞろぞろと……

 

 

「れ、零さんどうしました?顔色があまりよくないように見えますよ?」

「そ、そうか?そんなことは無いぞ?」

(取材なら即撤退だな!!)

 

『おはようございます!!待ってましたよ零さん!』

「あれ!?貴方は確かいつぞやの!」

『そうですよ!今日はお越しくださいましてありがとうございます!!』

「それはいいんですけど…要件は?」

『それについては中で、麻弥さんもご一緒に』

「分かりました!」

「……まぁ、行ってみるか」

 

 

 

 

『こちらです』

「ここは?」

『入れば分かります』

「そうっすよ!」

 

すげー不安になってきた…開けた途端何か出てくるんじゃ無いか?

 

「失礼します」ガチャ

 

「やっと来た~。遅いよ零くん!」

「おはようございます!零さん」

「レイさん!おはようございます!」

「おはよう、零くん」

「改めまして、零さん。おはようございますっす!」

 

 

まさかのパスパレ全員集合してた……

 

 

「おはよう~じゃない!何で電話してきた?というか何で電話番号知ってんだ!?」

「まりなさんから聞きました」

「ああーあの人は~!!」

 

個人情報を普通に第三者に教えるなよ!!俺でもそんな事は……したな。一回部隊のメンバーの情報漏らしたことあったな……

 

「というか何だよ。番号聞いてまで俺を呼んだ理由は」

 

「それはですね……」

「零くんあたしたちのマネージャーになってよ!」

 

 

「はい?」

「日菜ちゃん!私が言おうとしてたのに~」

「いやちょっと待て」

『どうかしましたか?』

「いや。どうかしてるのはあなた方でしょ!?」

「ええ~どうして~?」

「どうしてって、日菜は説明不足だ。なんで俺なのかと言うことだ」

「あなたが適任だからよ」

「適任?俺が?」

『そうですよ!あなたは一度、彼女たちとここのスタッフの命を助け、私たちに指導までしてくださいました』

「指導?そんなのしたか?」

『置き手紙にあった文ですよ!』

「あの駄文ですか!?」

「そうよ、あの手紙のおかげで、全スタッフの緊急時の体制が変わったのよ」

「そうなんです!レイさんの指示が、マニュアルにも載ってますよ!」

「そんなに!?」

『それに聞きましたよ。あなたはあのRoseliaのマネージャーをしていらっしゃると』

「そんな情報どこから?」

「私たちが言ったのよ」

「だよな……」

 

「だが……そんな簡単に決めてもいいのか?」

「どういうこと?」

「ここは大手事務所なんだろ?俺以外も適任者はいるんじゃ無いか?」

「そんなの嫌だもん!」

「何でだよ」

「だって零くんじゃないとるんっ♪てこないもん!」

「ええ~?」

「それについては私もよ」

「千聖まで!?」

「あなたじゃないと、面白くないもの」

「マジかよ」

「私たちも、零さんがいいです!」

「そうっすよ!」

「はいっ!」

「彩、麻弥、イヴまで!?」

「それに零くん?年上のお願いを断るの?」

「そうだよ零くん!あたしと麻弥ちゃんは先輩なんだよ!」

「ぐっ……痛いとこつくな……」

 

 

そうだった……よくよく考えたら、俺この中で一番年下じゃないか!

 

でも、13歳で2・30代の部隊の統率者だった俺は……今更だよな

 

 

「あの…零さん。本当にダメですか?」

「というか彩、具体的な仕事内容は何なんだよ」

『そこは主に練習での指示だけです』

「ええっ!?そんな簡単なのか?」

『はい、高校生にそこまで大きな仕事は渡せませんから』

「まだ高校生では無いけどな」

『ですので、マネージャーと言うよりはコーチですね』

「どう?あたしたちのマネージャーになる?」

「う~ん……」

 

 

まぁ…悪い話じゃ無いよなー。芸能事務所が出勤先、この事実があれば今後かなり有利になるかもしれないし…

 

 

 

「分かったよ。なる」

「ホント!?」

「なるよ、マネージャー」

「やったー!!」

 

 

「それじゃあ、これからよろしくな、みんな」

 

「「「はいっ!」」」「うん!」「ええ」

 

「いや~まさか零さんがマネージャーになるとは思わなかったっす!」

「マネージャーじゃないコーチだ。後、呼び方は零で良いんじゃ無いか?」

「いえいえ。こっちの方が慣れてしまったので」

「そうか。じゃあ、ここでも学校でもよろしくな。麻弥」

「はいっ!よろしくっす。零さん」

 

 

『いやーありがとうございますね!零さん!』

「ええ、こちらこそ。今後ともよろしくお願いします」

『はい!では、お給料のことなんですけど…』

「ええっ!?給料あるの!?」

『ありますよ?差し上げないと行けませんよ~』

「何でですか?」

『先ほどお話ししましたが。零さんのおかげでスタッフの育成マニュアルが変更され、事務所の事故被害率は大幅に減少しました。コレは立派な貢献です』

「まぁ……照明担げる人間はそういないだろうからな」

『そもそも、彼女たちはアイドルですよ?マネージャーが給料貰わないのはおかしな話でしょう」

「ええっ!?じゃあみんな給料貰ってるの!?」

「ええ、貰ってるわよ?」

「まぁ…仕事だもんな」

『ちなみにこのくらいです』

「どれどr……!?」

 

 

ええっ!?嘘!?こんな貰えんの!?マジで!?みんなこんなに貰ってたのか!?

 

 

 

「はぇ~すげぇなみんな」

「でしょ?」

「まぁ普通はそうなりますよね」

『そして零さんの給料はこのくらいに……』

「どれどr……!!!???」

「零くんは~どれ位?ってスゴイ!!」

「ええっ!?こんな貰えるんですか!!??」

『これでも零さんには少ないですよ?』

 

 

コレで少ない!?どれ位かって?そうだな……ドルにしたら上等なアサルトライフル買えるくらい!!

 

 

『では、頑張ってください!』

「はい……頑張ります」

『では』ガチャ

 

「そんなにでしたか?」

「……ああ」

「気になりますね……」

「言えない」

「でもこれで、零くんも事務所入りね」

「千聖、一つ聞いてもいいか?」

「何かしら?」

「あの照明……どうなった?」

「あれなら、飾ってあるわよ?」

「何でだ!?」

「戒めの象徴ですって」

「なんだそりゃ」

 

 

 

 

「そういえば!零くんいつから学校来るの?」

「そういえばそうでしたね!いつからですか?」

「近いうちに行く予定だ。その時はよろしくな?二人とも」

「分かりました!」「うん!」

 

「いいな~」

「そうですね~」

「そうね……」

「んん?何でだ?」

 

「だって、零くんが学校に来てくれたらきっと楽しいと思うから」

「そうです!色々と教わりたいです!」

「零くんなら、何か面白い事を考えそうね」

 

「……そうか?」

「ああー!今いいかもって思ったでしょ!?」

「ええっ!?そんなこと無いぞ?」

「ダメだよ!零くんはうちの学校に入るんだから!」グイッ

「いだだだっ!日菜!腕を引っ張るな!」

「レイさん!やはりこっちに来てください!」グイッ

「あだだだっ!イヴまで!?ちょ、ヘルプ!!」

「「頑張ってください!」」

「ふふっ、楽しそうね」

「おいーーーっ!!」

 

 

 

 

こうして、俺はパスパレのマネージャーにもなった。

これから始まる学校生活は、中々楽しくなりそうだ!!




次回から学校での話になります!!


高評価、コメントをよろしくお願いします!



【改めて】次回のシリアスは?

  • afterglow
  • ハローハッピーワールド
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。