それじゃあ始まります
「……遂に、この日が来たな」
新たな服装に身を包み、俺は門の前にいる
「ここが、羽丘女子学園か…」
これから…ようやく人としての人生の第一歩を踏み出せるわけだな
『零くん。おはよう』
「おはようございます。校長殿」
『殿?変わった言い方だね』
「し、失礼しました!」
(しまった…前の癖がまだ残ってた)
『いや、その方が言いやすいのなら殿でも構わない』
「そうですか?では改めて、よろしくお願いします。校長殿」
『よろしくね、零くん。ではついてきたまえ』
「はい」
そこから俺は雑談を挟みながら、校長に少し学校内を見させて貰った
特に雑談は大事だぞ?関係を良くするだけじゃない、その場での情報を聞きやすい環境を自分で作れるからな!
『ここが教室です』
(立派な作りだな…)
「校長殿。この学校に自分以外の男子はいますか?」
『いや、今のところは君だけだ。不安かな?』
「いえ。知人もいるので大丈夫です」
『それは良かった』
『その服装はどうだ?』
「……慣れが必要ですね」
『慣れか、君は面白いね』
「そうですか?普通の意見だと思いますけど」
『いや、君と話しているとね。君が年上のように感じてしまうんだよ』
「よく言われます」
「あの~校長殿」
『何だね?』
「自分は…トイレをどうすれば?」
『それは問題ない、女子トイレの横に新たに作った』
「そうですか…」
(共有とか言われ無くて良かった)
20分程度だろうか、それなりに見て回れたところで校長が言った
『さて零くん、そろそろ体育館に行こうか』
「なぜですか?」
『全校生徒に挨拶だ』
「……分かりました」
『用意はいいかな?』
「いつでも」
『では、行こうか』
裏口からステージ横まで来た、体育館横断じゃダメだったのか?
『では紹介するまで待っていてくれ』
「はい」
『ですので、皆さんは今後の事を……』
「あ~あ、タイクツ~」
「日菜さん…」
「麻弥ちゃん!何か面白いことしてよ!」
「そんなこと言われましても……」
「長いよ~もっと短くならないかな~」
「ひまりちゃん、静かに聞かないとダメだよ」
「そうだね~つぐ~。それじゃあおやすみ~」
「おいモカ!寝るなって」
「……暇」
「(中々終わらないね……)」
「……暇ね」
「早く終わらないかな~」
校長話…長い!もうほとんど聞いてなかった……
「……まだなのか?」
『零くん、そろそろ』
「あ、はい」
(やっとか…)
『それでは最後に、転入生を紹介します』
「「「ええっ!?」」」
ザワザワ ザワザワ
「転入生!?もしかして!」
「きっとそうですよ!」
「ええっ!?もう来たの!?」
「ようやくか!」
「そうだね!」
「やっとだね~」
「……やっと来た」
「ようやく来たのね」
「やっとか~、楽しくなりそう」
「おお!遂にその時が!」
『では、自己紹介を』
ステージから見て分かる、スゲェ数だな!しかも全員女子高生だし……男onlyの次は女onlyか、中々楽しそうだ
「ええっ男子!?」 「しかも大っきい!」
(なかなかの反応だ。まぁ女子校に男子はおかしいよな)
「今日より、この学校に入学しました。「零くんだ!」…絶対やると思った……そう零。神鷹零です。どうぞよろしくお願いします」
結局また、ぐずぐずで終わった。
今日は自己紹介で学校自体が終わった…それだけの為に全校生徒集めたのか?
「ああ。締まらないな」
「ああっ!零くんだ!」
「零くんだ!じゃない日菜。自己紹介くらい言わせろ」
「ええ~いいじゃん!もう知ってるんだし!」
「そういうことを言っている…もういい」
「ああ!零さん!こんにちは」
「こんにちは麻弥」
「みなさんも、もうすぐ来ますよ!」
「お~い!零さ~ん!」
「よう!零さん!」
「こんにちは、零さん」
「こんちは~零くん」
「ようやく来たね、零」
「おおっ来たなafterglow」
「私たちも来たわよ零」
「入学したね~零くん」
「友希那とリサも来たな」
「やぁ零、入学おめでとう」
「薫も来たな」
「さて、これで今知ってるメンバーは揃ったな」
「そうだね~」
「他のみんなは花咲川か?」
「そうなんです」
「……何か偏りあるな」
「言われてみればそうですね」
「ポピパメンバーは居ませんからね」
「まぁ半分くらい居てくれたからよかった」
(顔見知り居ないと不安だからな……)
「そういえば、零の制服は新鮮だね」
「そうか?どうだ?」
「……老けて見える」
「何!?」
「生徒より、教師ね」
「蘭も友希那もひどくないか…」
「も~蘭は素直に似合ってるって言いなよ~」
「モカっ!」
「そうなのか?」
「っ!」ゲシッ
「痛っ、何でだよ」
「二人とも仲いいね~」
「そうですね!」
「そういえば零さんのクラスはどうなったの?」
「それが……」
「何だ?どうした?零さん」
「クラスが決まってないみたいだ」
「「「「ええ?」」」」
「しばらく2クラス行ったり来たりだそうだ」
「そうなんですか」
「まぁどっち行ってもアフグロのメンバーと一緒に居られるな」
「そうですね!」
「そうだね~」
「楽しくなりそう」
「ええ~いいな~、あたしも零くんと一緒がいい!」
「それは無理だろ…学年違うんだし」
「そうだよ日菜、学校が一緒なんだからいつで会えるでしょ?」
「そうだぞ?日菜と麻弥もこれまでより関わるだろうからな」
「ああ〜そっか!」
「そうですね」
「 零?どういうことかしら?」
「零くんはね〜あたし達のマネージャーになったんだよ!」
「「「「ええっ!?」」」」
「そうなんですよねー、これで2つバンド掛け持ちになるんだがな。無論!練習はどちらも見るからRoseliaの練習に影響は無い!」
「そう…まぁ、練習に影響しないのなら構わないわ」
「ホントにいいの〜?友希那」
「零が他のバンドにスカウトされるのは、なんとなく予想出来たもの」
「まぁそうだよね〜」
「そもそも私、あなたからまだ返事を貰っていないのだけれど」
「…ああそうだった!マネージャー、するぞ」
「遅いわよ…」
「悪かった。もうマネージャーの気でいたからな…」
「でも~これで零くんが正式にマネージャーになったね~」
「そうだな。改めてよろしく頼む。友希那、リサ」
「ええ」 「うん!」
「……ねぇ零」
「何だよ、蘭」
「あたしたちも頼んでもいい?」
「何をだ?」
「マネージャー」
「ああ、いいぞ」
「「「「ええっ!?」」」」
「えっ、ホントにいいの?」
「ああ、何かこうなるんじゃ無いかと思ってた」
「そうなの?じゃあよろしく零」
「こちらこそ、よろしくな蘭」
「君は懐の深い人なんだね……零」
「そうか?……薫もスカウトか?」
「いや、そんなことはない。でも私も、君の指導を受けてみたいと思っているよ」
「そうか。いい方向で考えてみるよ」
「分かった。いつか答えを教えてくれ」
「ああ、必ず」
その後も大分話し込んでしまった……
「コレで俺は正式に3バンドのマネージャーになったな」
「大変ですな~零く~ん」
「モカさんの言うとおりですね……」
「零、あなたに休む時間があるの?」
「そうですよ!イベントの時みたいに無茶しませんよね?」
「……もししたらどうする?」
「あんたを無理矢理にでも休ませる」
「だな!」
「そうだね~」
「まぁ、今後は無理しないようにするよう心がける」
「それならいいんです!」
「あぁ、それが1番だよ」
話すのは実に有意義な時間だと思う。気づけば日は沈みつつあった
「さて!そろそろ帰ろうか」
「そうですね」
「ええ~もう帰っちゃうの~?もっと話そうよ!」
「なら……何処かで続けようか?」
「いいの!?じゃあファミレス!」
「いいですね!みんな行こうよ!」
「おっ、いいね~友希那も行こうよ!」
「……しょうが無いわね」
「では私も行こう。君の儚い物語を、是非聞かせてくれ」
「じゃあ……あたしも行く」
「あたしも~」
「あたしも!」
「じゃあここにいる全員で行くか!」
「でも…お小遣いが…」
「心配するなつぐみ。今日は俺が奢る」
「いいんですか?」
「ああ。楽しむときはみんなで楽しもう」
「だって!つぐも行こうよ!」
「……うん!私も行く!」
「よーし!今日はしゃべり倒すぞ!」
「「「「「おー!」」」」」
「んん?何この金額。誰だ?こんなに食ったのは」
「ごちそうさま~」
「モカ?嘘だろ…」
この日、モカの食費は俺だけでは払えず、結局割り勘となった……
こんな緩い感じで2章を作成していきます!
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【改めて】次回のシリアスは?
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afterglow
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ハローハッピーワールド