化け物の俺は彼女たちと人間になりたい   作:ゼルクニル

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最近忙しくて投稿が遅れるんです…

今回は前回の零版みたいな感じですね
そして内容が…薄いかもしれn…
え?あ、待って!面白くなさそうって理由でブラウザバックしないで!待ってくれっ!!
せめて最後の部分だけ、後書きだけでも読んで!色々書いてあるから!
お願いします!ね?

…ね?


第35話 一息ついてまた一難

「…暇だ」

 

 休日の朝、時計の針は7時を指し、空は快晴一点の曇り無し。

 そして5バンド全て今日は練習無し…どうしようか

 

 テレビは何も面白いもの放送してないし、予定も無い…

 そうだ…買い物するか…

 

「じゃあ行くか…」

 

 …テンション低いし説明が少ない? 

 悪い…最近疲れ気味なんだよ…だから少し待て…店に着いた頃にはいつも通りになるはずだ…多分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「と言うわけで、到着だ」

 

 どうも皆さん零です。移動中に軽く走って気合い入れて来たぞ! 

 

 まあ…大して走ってない…たったの6キロ走っただけだ…

 十分過ぎる? いやいや…これくらいの距離はいつでも走れるようにしておかないといけないだろ? 

 何故かって? そりゃあ…生き残る…ため…

 

「…くそっ」

 

 あぁ…まただ…またあの時の思考のままだな…

 

 そうだ…俺は平和を知り、人として生きる為に自分の過去を隠して生きている

 俺は変わると決め、彼女たちのバンドと友好関係を結んだ

 彼女たちと関わることで、良くも悪くも俺は少しずつ変わり始めている

 彼女たちには…感謝しきれないな。

 

 

「まぁ折角モールに来たんだし、色々見て回ろうか」

 

 俺は特に考えもなく店の中を歩き始めた

 

 

 

 

 衣服、食品、家具家電、本、娯楽…

 改めて店の中を歩くと色々な店があるんだな。

 今までと比べると、贅沢だなーって思っちまう

 これが普通なんだろうけどな。まぁこれから慣れて行こうと思う。

 

 

 

『それでさ~』

『えっマジ?』

『『アハハッ!』』

 

「あれが普通の学生…なのか?」

 

 前を通り過ぎたのは制服に身を包んだ少年達だ。

 俺もその世代のはずだが…

 

 

「(何もかも変わったな…)」

 

 そう思いながらもまた歩き出す…

 

 

 

 

 そういえば…俺と一緒で彼女たちも変わった気がする

 特に沙綾、有咲、友希那、紗夜、リサ、あこ、燐子、美咲と言った、結構色々あったメンツがな…

 どう変わったのか? 

 

『いらっしゃいませー!焼きたてですよー!』

「パン屋か…」

 

 まず沙綾だが…最近パン買いに行くとサービスしてくれるようになった

 それどころか商店街の人々も俺に色々くれるようになった

 最初は何か裏があるのかと疑ったが…そんな考えさらさら無いようだ

 一度商店街の人々に何故なのか聞いてみたが…

『これも沙綾ちゃんが幸せになる為だから気にしないで』

 と皆答えていた…どういうことだ? 何で俺にサービスすることが沙綾の幸せに繋がるんだ? 

 

 あとは…前より甘えてくるようになった。まぁやることは前と変わらないが…

 彼女はそれで満足しているようだ。これで…彼女に恩を返せているだろうか…

 今度はあれだな…一緒に寝るか? とか聞いてみようかな…

 

 

 

 

『ねぇいいでしょ~?』

『ダーメ!』

『うう~』

『…分かったわ。買いに行きましょう』

『いいの!?ありがとう!お姉ちゃん!』

 

「姉妹か…」

 

 

 紗夜は日菜との溝を埋め始めたようだ。良いことだ。俺は…もう居ないからな…

 ギターも徐々に上達してきている。これならいつか日菜を超える日も近いだろう

 だが最近…紗夜も甘えるようになってきた。まぁいいって言ったのは俺だが…

「また一緒に寝るか?」って聞いたときは迷ったあげく残念そうに断ってた。

 

 

 あこは…相変わらず何を言っているのかよく分からないときがある…

 いや分かる事もある。だが『バァーン!』とか『ズギャーン!』とかは流石に分からない。あれ何なんだろうな…ゲームとかの効果音か? もっとゲームで遊ぶか…

 あこも甘えるようになってきた…主に「上手く出来たから頭撫でて!」の一言のみだがな。

 まぁそれで満足するなら誰だろうと撫でるつもりでは居るので、言われたらいつでも撫でてる

 

 

 美咲はこの前妹さんに会いに行った。元気そうだったから良かった。

 その後は美咲の母親に夕食を誘われ、美咲家と食卓を囲んだ。

 その時…美咲の両親に妙な質問をされたな…

『君は美咲のこと、どう思ってるの?』ってな。

 その時は「大事な人です」って答えた。

 そしたら何故か美咲の両親は喜んでたな。美咲は顔赤くして部屋から出て行ったが…何であの時慌ててたんだろうか…

 おかしなこと言ったか? だって美咲はメンバーの1人なんだし…おかしな事言ってないだろ? 

 

 

 

 

 

「んん?」

 本屋の横を通り過ぎる所で、ふと目に留まった数冊の本

 

『体調不良に効く薬膳レシピNo,2』

『イマドキの流行ファッション集』

『あなたもコレで人気者!カラオケで高得点のコツ』

「なんか…色々だな…」

 

 

 有咲は…変わったのか?いや変わったな…前よりは角が取れたな

 料理作りに行く必要がなくなっても、俺は今も料理を教えてる

 有咲も、文句を言いながらもちゃんと話は聞いているようで、教える度に上達している

 ただ…引きこもるのは感心しないが…まぁ香澄に引きずり回されて外に出てるからいいか。

 

 

 リサは…俺に対して心配性になった。面倒見が良く、Roseliaのムードメーカーでもある彼女の存在は必要不可欠である。

 それ故に彼女にはあまり負担を掛けたくないので、あまり頼らないようにしているのだが…

 彼女の腑に落ちないらしく、何かあるごとに『何か困ったことがあったらいつでも頼ってよ?』と言ってくれる。

 その度に俺が『今は何も無いから大丈夫だ』と言うと、必ずと言って良いほど拗ねる。そして俺が頭を撫でると機嫌が戻る…このループは無くすべきだろうか? 

 ベースも最初は焦りや音のズレがあったものの、今はそう言ったミスも無くなってきた。

 Roseliaの中でも、1番の努力家はリサだな。今度そう言って褒めてやるか。

 

 

 燐子は最近、俺にアドバイスを求めてくるようになり。変わろうとする姿勢が見て取れる。

 Roseliaの衣装作成も打ち合わせはするものの、作成自体は燐子に任せてる。俺に裁縫の知識は無いからな…

 キーボードに関しては元々実力はあったので、ミスを無くせるように練習している。

 そういえばこの前…俺の衣装を作りたいから寸法を測らせて欲しいって言われたな…

 測って貰ったんだが…寸法測るのってあんなに引っ付かないと出来ないのか?って位近かった。

 しかもあの感じ…なんか興奮気味だったような気もするが…勘違いだろうな

 俺の衣装か…楽しみだな…

 

 

 友希那は…前より慎重になったな。まぁ原因は前回の一件だろうがな…

 何かしらの決め事があったら必ず俺に相談するようになった。

 俺の言葉の意味を理解してくれたみたいだし、これでRoseliaが選択を見誤ることは無いだろう

 歌唱力は…正直俺には分からない。元々歌唱力の実力はそこまで高くないからな…

 だがその歌声は前より透き通っているような…迷いが無いように聞こえるようになった。

 

 

 

「(思い返してみると、色々あったな…)」

 

 本屋からしばらく歩き、電気屋の前で止まった

 

 

 彼女たちのバンドにはそれぞれに芯がある。

 あの景色を見たい。いつも通りで居たい。夢を掴みたい。頂点を目指したい。世界を笑顔にしたい。

 

 それぞれに目標があり。それぞれに思いがある。

 これが彼女たちが奏でる。異なる音の源なのだろう…

 

 俺は…平和に生きたい。彼女たちとは違って俺は…人間じゃ無い。

 けど…彼女たちに、普通の人に近づく事は出来るはずだ。

 

 でないと俺は…俺は…ただの…

 

 

「(いや。その考えは止めよう)」

 

 この事を言うと、彼女たちに散々怒られてきたしな…

 だから俺は変わる!人として生きる為に努力する! 

 よし…大分スッキリしたな。もう此処に居る必要は無い! 

 

 

「そうと決まったらさっさと帰るか!」

 

 そう言って歩き出そうとしたときだった。

 

 

 

 展示されていたテレビから、『あるニュース』が報道された

 

 

『続いてのニュースです。

 今日未明、人気アイドルグループ〇〇〇のメンバー数名が、【不慮の事故】により重傷を負い、病院に救急搬送されました。

 これに対し事務所は、【数日前に謎の脅迫状が届けられた】と話しており、警察は傷害事件として…』

 

 

「アイドル…グループ…」

 

 この時、俺は他人事では無い気がした。

 もし…最悪の事態が起ったら…()()()()を守らないとな…

 

「まぁ…警察が捕まえてくれるのを祈ろう」

 

 最悪の事態は起らないと自分に言い聞かせ、俺は家路に着くのだった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが……

 

 

 

 

 

『社長!大変です!』

 

『どうした。そんなに慌てて』

 

『事務所の前にコレが!』

 

 男はそれを社長と呼ぶ男に見せた

 

『何っ!?それはまさか!!』

 

『例の…脅迫状です!』

 

『すぐにスタッフと彼女たちを集めるんだ! 

 それと彼女たちのマネージャー…

 神鷹マネージャーも呼ぶんだ!!』

 

『ええっ!?彼もですか!?』

 

『当然だ! 彼なら良い案を出せるかもしれない!』

 

『分かりましたっ!』

 

 そう言って男は出て行った

 

『学生である彼に頼るのは得策では無い

 だが…今は彼の力を借りるしかない…

 彼女たちを救った彼の力を…』

 

 

 

 零と彼女たちを襲う…

 

 

 次の嵐は、もうすぐそこ前迫ってきているのだった…

 

 

 




と言うわけで、次回よりシリアスだぜ!待たせたなっ!

これから私は試験のため、しばらく投稿が安定しなくなるかもしれませんが気長にお待ちください…

【改めて】次回のシリアスは?

  • afterglow
  • ハローハッピーワールド
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