化け物の俺は彼女たちと人間になりたい   作:ゼルクニル

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元はゲームのシーズン1ですが、原作と違うところが多々あります。すみません……


第8話 初めましてじゃない初めまして

「遂にこの日が来た、今度こそだ」

 

ついにガールズバンドとの対面の日が来た

 

(昨日盛大にやらかしたよな!?向こう(戦場)じゃ失敗したら腹を切れっていわれてたけど!?今はそんな事しなくていいんだよな!?)

 

「おはようございます……」

「おはよう零くん!もう彼女たちはスタジオにいるよ」

「そうですか……不安だ」

「……零くん、もしかして女性経験無いの?」

「そういう意味の不安じゃ無いです。昨日の事での不安です」

「そっか、それはよかった。大丈夫だよきっと」

「そうですか。ならその根拠の無い根拠を信じますね」

 

(人生でここまで重く感じる扉は今まで無く…

は無かったがもう無いよな?

ここで人生終了なんて事無いよな!?)

 

いよいよだ……あぁ、本当にこれで終わりなんて無いよな?

 

 

「おはようございm「レイさん!」あぁす!?」

 

「え、何で名前をってええっ!?」

(嘘だろ!?でも間違いないよな!!)

「千聖さん!?イブさん!?どうしてこんな所に!?」

「あら、こんにちは零くん。それにその質問の答えは簡単なはずよ?」

「え?じゃあ2人は…」

 

「あの~」

「は、はい!」

「そろそろ自己紹介を…」

「あっそうだった。自分が今回ライブイベントのプロジェクトマネージャーになった神鷹零だ。よろしく頼む」

「「「「「よろしくお願いします」」」」」

 

「それじゃあまずは、自己紹介をお願いします」

 

「それじゃあ私から!Poppin'Partyのギターとボーカル担当の戸山香澄です!よろしくお願いします!」

「ギター担当の花園たえです。」

「ベース担当の牛込りみです。よ、よろしくお願いします!」

「ドラム担当の山吹沙綾です。よろしくお願いします」

「キーボード担当、市ヶ谷有咲です」

 

「ん?市ヶ谷?どっかで聞いたことがあるな」

「あなたが零さんですね?私、市ヶ谷 万実の孫娘です」

「何!?万実さんの娘さんか!」

「はい、今後ともどうかよろしくお願いいたします」

「有咲が変になってる」

「変じゃね…無いです」

「ん?何か言ったか?」

「いえ何も!」

「そうか?」

 

 

 

「次は私達ですね?」

「はい、お願いします」

 

「こんにちは~まんまるお山に彩を♪

 Pastel*Palettes、ボーカルの、丸山彩でーす!」

 

 

「…………んぁ??」

(何だ?今のは挨拶か?)

「あははっ、今の顔面白かった!!あたし、ギター担当の氷川日菜!よろしくっ!」

「自分がドラム担当の大和麻弥です。よろしくお願いします」

「そして私がベース担当の白鷺千聖で」

「私がキーボード担当の若宮イヴです!」

 

「二人がパスパレのメンバーだったとは知らなかった…驚きだな」

「私たちからしたら、あなたがここで働いていたことが驚きだったわよ」

「そうです!あの時のはお礼も言えなかったので、また会えてうれしいです!」

「その節はすまなかった……てそうだ!ディレクター怒ってなかったか!?」

「怒るって何をですか?」

「皆さんレイさんに感謝してますよ?」

「だって衣装持って帰ったんだぞ?」

「給料代わりならいい』と言ってましたよ」

「マジでか…よかった~」

(これで窃盗容疑は無くなったな)

 

「そんなことより!私たちはレイさんに言いたいことがあるんです」

「何だよ言いたいことってのは」

 

そう言うとパスパレメンバーが集まって

「レイさん!私たちを助けてくれてありがとうございました!」

「私も、助けてくれてありがとう」

「ありがとね!」「「ありがとうございました!」」

五人が俺にそう言った

 

「えっ!?あぁ。どう…いたしまして」

(あんな事で感謝されるのは嬉しいが…)

 

 

「助けた?」

「何々!?どういうこと!?」

 

状況が分かっていないポピパのメンバーは当然戸惑っている

「どういうことですか?零さん?」

「実はな……」

 

 

そこから俺は、先日のスタジオでの事故について説明した……

 

 

「そうだったんだ……」

「すっ、凄すぎる……」

「そんな凄い人だったんですね…」

「もはや凄いというレベルではない気がするけどね……」

「マジかよ……」

(何でそんなに驚いてるんだ?これくらいならあいつら(部隊の全員)でも普通に出来るぞ?)

(あと有咲…お前やっぱりそっちが素なのか)

 

「まあそういうことだ。いや~あの時は死ぬかと思ったけどな!」

「なんで笑って言えるんですか……」

「馬鹿なのかな」

「おたえ!失礼なこと言わないの!」

「いや~そうだな!俺は生粋の馬鹿だな!」

(現に戦闘馬鹿になりつつあったからな)

 

「零さん…肝が据わりすぎです」

「零くん、あなたやっぱりうちの事務所に来ない?」

「それ面白そう!零くんもうちの事務所に来てよっ!」

「だからそれは勘弁……というかそろそろ合同練習しよう!?」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「ん~っ、今日も楽しかったあー!」

「香澄、少し走りすぎだ!」

「でも、勢いがあって良かったと思うよ!」

 

「皆さんの演奏、素敵でしたっ!」

「思ったんだけど、ポピパは音が楽しそうに聴こえるんだよね~。なんでだろう?」

 

(これが……ガールズバンドか)

「零さん、どうでしたか?」

 

「今まで聞いたことある中でも聴いてて一番楽しくなったんだけど…」

「けど?」

「なんだろう。迷いとか、失敗とか、そんなこと気にしない!って感じに聞こえたんだ」

「「「「……」」」」

「えっ?もしかしてなんかまずいこと言ったか?」

(まずい!反感を買ってしまったか!?)

 

「そうなんです!そんな感じです!」

「え?」

「だって間違える時は間違えるじゃないですか?」

「まあ人間だからな」

「でも……思うがままに弾く。そのほうがきっと、『らしさ』が出るって、そう思うな」

「なるほど……」

(思うがままか)

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「そろそろ時間だな、みんな!お疲れ様でした!」

「「「「「「お疲れ様でしたっ!!」」」」」

 

そしてみんなは帰って行った…

 

「思うがまま……ね」

「どうしたの?」

「!?、千聖さんか」

「私じゃ悪い?」

「いえそんなことは…」

「……ありがとうね零くん」

「何がですか?」

「この前のことよ」

「もう良いですって、あのことは…」

「やっぱりあなた何か隠してない?」

「いえ。そんなことは無いですよ?」

「そう?それなら良いのだけど。それじゃあこれからもよろしくね零くん」

「ええ、よろしくお願いします、千聖さん」

 

そうして千聖さんは帰って行った

 

 

(さすがの観察力だ。やっかいだな…だが悟られてはいけない

 俺のためにも、彼女たちのためにもな…………)

 

 

 

(彼、やっぱり何か隠してるわね。でも…なぜかしら…知ってはいけない何かがある気がするわ…零くん…あなたは一体…何者なの?)




いかがだったでしょうか。

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【改めて】次回のシリアスは?

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