笑顔を守るヒーローアカデミア   作:ルオン

1 / 2
プロローグ:戦士の記憶

始まりは中国の軽慶市

発光する赤ん坊が生まれたという報道だった。

その赤ん坊の誕生以降、世界各地で超常現象が報告され、世界の約8割が超常能力“個性”を持つに至り、社会は超人社会となった。

そしてIFの存在であったヒーローは現実となり、ヒーローを目指す者たちが増えた。

その一方で、“個性”を使って悪事を働く(ヴィラン)も増えていった。

 

 

そんな世界で生きている俺、五代(ごだい) 総助(そうすけ)は、夢を見ていた。

 

それは、1人の戦士が戦う夢だった。

その戦士は、人を守るように異形の存在と、自身の色を変えながら戦っていた。赤は拳と足で、青は棒状の物で、緑はボウガンのような物で、紫は剣のような物で異形の存在を倒していた。

そして最後、戦士の目の前に白い異形が現れた。戦士は色を変えながら戦うも、白い異形には手も足も出なかった。戦士は意を決したように黒い姿へと変え、白い異形を圧倒し始める。消耗しきった戦士は、最後の一撃を叩きこみ、白い異形を倒した。白い異形を倒した戦士は、自ら棺に入り、眠りについた。

それから何百年もの年月が過ぎ、1人の青年が、戦士が腰につけていたベルトをつけ、戦士と同じ姿へと変身し、復活した異形の存在と、笑顔を守るために戦った。異形の存在を倒し終えた青年は、旅へと出た。

その夢を見て俺は、『これが俺が背負っていく運命』なんだと感じた。

 

そう感じていると、青年が俺の方へと顔を向けた。

 

「大きくなったね」

 

「あなたは………いったい……」

 

「時が来れば分かるよ」

 

「時が来ればって、どういう?」

 

「近い未来、奴等が蘇る。君は、仲間と共に世界を………笑顔を守って」

 

「笑顔を……守る」

 

その言葉を最後に青年は消え、俺の視界が光に覆われる。光が収まり目を開くと、視界に入ったのはたくさんの木々だった。

体を起き上がらせ、辺りを見渡すとそこは森だった。

そして1人の人物が視界に映った。

 

「起きたか」

 

「師匠」

 

体を起き上がらせた俺の視界に映ったのは、俺の師匠だった。そして自分が何故森にいたか思い出す。

 

「そっか、俺師匠の一撃で」

 

「ああ。なかなかいい攻めだったが、まだまだ甘い」

 

「いや~、やっぱ師匠は強いな~」

 

「笑ってる暇はないぞ?このあと()()()()()が来るし、受験まであと1年ちょっとだぞ?」

 

「分かってます!!もう1本、お願いします!!」

 

「よ~しこい!!徹底的に鍛えてやる!!」

 

「はい!!」

 

俺は返事をし、師匠に向かっていった。

そしてこの数カ月後、俺の運命の歯車が動くとは、まだ知りもしなかった。




ということで、企画に向けて作成したクウガとヒロアカのクロス小説です!!

次回は総助のオリジンの話になります‼️

次回も是非読んでください!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。