ポケットタイムきらら   作:こいし金二

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お気づきの方もいるとは思いますが、地方名はエトワリアからとっています。


第五話「アミネタウン!ひとときの休憩!」

 

 

 

 

 

私がぽんやりをゲットしたり、ロケット団とか名乗る連中にとられたよろいやチラーミィを奪還したり、すごい鳥ポケモンを見たりした302番道路も終わり、私達はアミネタウンに到着していた。

アミネタウンもそこまで大きい街じゃないけど、雰囲気は良さそう。

 

「はなこちゃんの家ってどのへんにあるの?」

 

「わりとトレーナーズスクールに近いところだよ!」

 

「そういえば、かなり大きなトレーナーズスクールがあるんだっけ、この街には。」

 

「でもまずはポケモンセンターでポケモンを回復させて、さっきの3人組のことをジュンサーさんに報告しておかないとね。」

 

あ、そうだった・・・。

ゆのちゃんに言われて思い出し、ポケモンセンターによろいとぽんやりを預けてからジュンサーさんのところへ。

 

「Rの文字がついた赤髪の女と青髪の男、それとしゃべるニャース・・・。間違いないわ、それはムサシとコジロウね。」

 

ジュンサーさんに特徴を伝えると、思い当たることがあったみたい。

話を聞く限りだと、今回みたいに他人のポケモンを奪ったり、貴重なお宝を泥棒したりと悪事を働く集団で、カントーやジョウト等、かなり幅広い地方で働いていたみたい。

エトリア地方では目撃情報はなかったみたいだけど、私達が伝えたジュンサーさんは過去にトキワシティ勤務だったみたいで知ってたとか。

 

「わかったわ。とりあえずエトリア全域に情報を流して手配するわ。ありがとね。」

 

ジュンサーさんの対応。

私達はお礼を言って、去る。

捕まえたい気持ちはあるけど、私達のポケモンは戻ってきたし、あとはジュンサーさん達に任せるのがいいよね!

 

「じゃ、今度こそはなこちゃんの家にいこうよ!」

 

「うん!案内するよ!」

 

だから私達ははなこちゃんの家に行くことに!

これがソーニャちゃんなら、部屋の中家捜ししたりアルバム勝手に見てからかったりできるけど、はなこちゃんだとそうはいかないかな。

呼び鈴を鳴らすと、中から出てきたのははなこちゃんに似てるところがある女性。

若いしお姉さんとかかな?

 

「・・・あら?あなた達は?」

 

「私達は・・・はなこ・・・はなこ・・・ねえゆのちゃん、はなこちゃんの本当の名前ってなんだっけ・・・?」

 

「え?えーっと・・・えーっと・・・。はなこちゃん、下の名前なんだっけ・・・?」

 

私もゆのちゃんも、はなこちゃんって呼んでるから、下の名前が出てこない・・・。

ゆのちゃんとひそひそ話して考えたけど出てこなかったから、ゆのちゃんは諦めて本人に聞いた。

 

「杏だよ!紹介するね、この2人は旅立ってすぐできた友達のやすなちゃんとゆのちゃんだよ!」

 

「あらあら・・・杏のお友達ですか。お2人も杏のように旅立たれたのですか?」

 

「はい、そうです。えっと・・・杏さんのお姉さん?」

 

ゆのちゃんがそう言った瞬間、はなこちゃんのお姉さん?はクラっとしたようにし、不思議そうにしている私達の前にスリッパを2足置く。

 

「私、杏の母親でございます。立ち話もなんですから、良ければ上がっていってくださいな。」

 

あ、はなこちゃんのお母さんだったのね。

そうは見えなかった・・・。

 

「ところで、旅立ってまだ2日しか経ってないけど、なにか杏は忘れ物でもしたの?」

 

「それがね、バッグに穴があいちゃってポケモン図鑑とハッピーのボール以外全部なくなっちゃって・・・。」

 

「相変わらずなんだから・・・。この娘昔からドジなところがあって・・・。まったく、誰に似たのかし『ラキラッキー!』いけない!ガスコンロの火、つけっぱなしだった!」

 

((遺伝だ・・・。))

 

ゆのちゃんと私の心の声が一致した瞬間であった。

はなこちゃんのお母さんの手持ちで、ははなこちゃんのピンプクのおやだと思われるラッキーが伝えて慌てて消しに行ってる。

 

「とりあえず私の部屋に行こうよ!」

 

はなこちゃんに言われて、2階のはなこちゃんの部屋に向かう。

そこでアルバムとか見せてくれて、ひばりちゃんとぼたんちゃんがどんな見た目だったのかも判明。

楽しくおしゃべりしていたらいつのまにか暗くなっていたから、私達はポケモンセンターに宿泊するため出ようとしたけど、はなこちゃんのお母さんの好意で泊めてくれることに。

ゆのちゃんがお礼として作った味噌汁が美味しかった!

 

 

 

 

 

 

 

 

そして翌日、穴をふさいだ(ゆのちゃんがヒマリシティにいる時に縫った)バッグに持ち物をしっかりと入れて、はなこちゃんの家を出発。

次の目的地はビジブシティ!

 

「・・・おっ?確かお前は花小泉と・・・見かけない顔だな。もしかして旅をしているトレーナーなのか?」

 

そう意気込んでいたら、誰かが私達に話しかけて来た。

紫のツインテールの少しかっこいい女性だけど・・・誰?

 

「ああごめん、私の名前はリゼ。そこのトレーナーズスクールの講師をやっているんだ。」

 

リゼさんというその人はトレーナーズスクールの講師みたい。

でも、わりと新任かつ小学校の先生だからか、はなこちゃんは面識はないって。

 

「電車なしでコミルやヒマリからジムがあるビジブに行くには、この街を通らないといけないからね。私は興味を持ったトレーナーと話をし、成長を見るのが好きなんだ。花小泉杏という生徒の名前は小平先生から聞いてたよ。」

 

「小平先生と知り合いなんですか?」

 

「そりゃあ学年が違うとは言っても同じ学園の教師だから、話をする機会くらいあるさ。・・・本当は親父と同じ特殊部隊にいたみたいで、向こうから話しかけられたわけなんだけど・・・。」

 

「?なにか言いました?」

 

「あ、いや、なんでもない・・・。」

 

よくわかんないけど、リゼさんのほうははなこちゃんを知ってるみたい。

・・・あ、そうだ!

 

「それなら、私の友達のソーニャちゃんを見かけませんでしたか?金髪でツインテールで、アギルダーを連れているんですが・・・。」

 

「私もこの街に来ている人全員を見てる訳じゃないからわからないが・・・。少なくとも私は見かけてないな。」

 

「そうですか・・・。ソーニャちゃんこの街に来てないのかな?」

 

ただリゼさんが見かけてないだけとも考えられるけど、ソーニャちゃんは別ルートとってるのかも。

 

「リゼせんせー!」

 

「はやくー!」

 

「おっと、すまない。生徒達が呼んでるから、私はこれで行くよ。最後に、名前を聞いてもいいか?」

 

「あ、私は折部やすなです。」

 

「私はゆのです・・・。」

 

「やすなにゆの、か。覚えておくかな。また会えるのを願っているよ。次に会ったら、ポケモンバトルと特訓でもしたいものだね。」

 

そう最後に言い残し、リゼさんは去っていく。

・・・結局なんだったのかな?

 

「・・・ねえ、2人はリゼさんから何か特別なものを感じた?」

 

「「え?」」

 

ゆのちゃんがいきなりそう言うけど・・・どういうこと?

少なくとも私は何も感じなかったけどな?

 

「・・・なら、私の勘違いかな。気にしないで。」

 

よくわかんないけど、ゆのちゃんは一人納得したみたい。

なにか特別なものって、どんなことだったんだろう?

よくわかんないや。

それより、今度こそビジブシティにレッツラゴー!




いかがでしたか?
料理も裁縫もできるゆのっちすごい。
やすながどうなのか、資料がないのでわかりませんが。

〔次回予告〕

はなこ「モンスターボールも持ってきたし、これで私もポケモンを捕まえられるよ!」

やすな「303番道路を越えたらジム戦だし、明日にはジム着けるかな?」

ゆの「えっと、303番道路はかなり長いから無理じゃないかな…。」

やすな「…えっ?」

ゆの「次回、『303番道路!はなこのゲット!?』」

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