ポケットタイムきらら   作:こいし金二

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はやくもジム戦。
やっぱ戦闘描写は苦手。


第八話「ビジブシティ!はじめてのジム戦!」

 

 

 

 

「たのもー!」

 

「やすなちゃん、もうちょっと普通に行くべきなんじゃ・・・。」

 

翌日。

私達はジムバッジをゲットするためにビジブジムを訪れていた。

話し合った結果、私から先にジムリーダーに挑むことに!

 

「おー、やはり来よったな。昨日はポケセンにたどり着けたんか?」

 

「あ!昨日の道を教えてくれた人!ジムリーダーだったんですね!」

 

「そうや。ウチがビジブシティジムリーダー、芦原ちかこや!どっかで聞いてるとは思うが、氷タイプの使い手やで!」

 

「知ってます!勝ってはじめてのジムバッジをゲットしますよ!」

 

「おーおーその意気や!そういうの、嫌いやないで!魚住、ルールの説明を頼むで!」

 

「わかった。では、ルールの説明をします。このジムでは2VS2のシングルバトル。先に2体とも戦闘不能になった方が敗北となります。なお、ポケモンの交代は挑戦者のみ可能となります。」

 

「ということや。それで、最初に挑むのは誰や?」

 

「私!」

 

「ほんなら、金髪の娘とバッテンの娘はそこの階段から見学席に行くとええで。そんで、最初の挑戦者の娘はもうちょい前に出るんや。」

 

ごくり、なんだか緊張する・・・。

トレーナーが立つ、白い四角の枠に囲まれた場所に立つと、緊張してきた・・・。

 

「それでは、ただ今より挑戦者対ジムリーダーの公式ジムバトルを開始します!」

 

「出番や、タマザラシ!」

 

「お願い、ぽんやり!」

 

審判らしい魚住さん?が宣言すると、私とちかこさんは同時にポケモンを出す。

向こうはタマザラシ、こちらはぽんやり。

 

「タマザラシ・・。みず、こおりだから、氷タイプの弱点である炎や岩タイプにも効果抜群な攻撃が出来るね・・・。」

 

見学席にいるゆのちゃんの声が聞こえてくる。

でも、ぽんやりもよろいも問題ない!

 

「先手は譲るで!どこからでもかかって来ぃや!」

 

「それならぽんやり!ド忘れ!」

 

「ヤーン」

 

サイコキネシスは撃つのに時間がかかるし、みずてっぽうもいまひとつ。

だからまずは、ド忘れで耐久力を上げる!

 

「なるほど、カウンター狙いか何かはわからんが、そっちからは攻めて来んつーことなんやな。なら行かせてもらうで!タマザラシ、あられや!」

 

「タマ!」

 

ちかこさんはあられを放ち、氷の塊が降りだす。

確かあられは体力が減っていくはず・・・。

長期戦にすると不利・・・。

 

「だったら早速行くよ!サイコキネシス!」

 

なら、サイコキネシスで一気に勝負を決めにいく!

 

「タマザラシ、かわ・・・いや、氷のアクアリングや!」

 

それを聞き、回避させようとしたちかこさんだけど、なにかを感じ取ったのかアクアリング・・・ん?氷?

 

「えっ?何そのアクアリング・・・?」

 

アクアリングは名前の通り、水の輪を身体にまとって、自分の体力を回復させる技なんだけど・・・何故か氷の欠片の輪をまとっている。

私の知らない技なのかな?

見た目も綺麗だし。

 

「これはウチのオリジナルの技や。アクアリングを凍らせ、冷気をまとうことで回復しやすくなるんや。」

 

「そんな技が・・・。」

 

「それよりもサイコキネシス打たんの?なら準備をさせてもらうわ。タマザラシ、地面にれいとうビーム!」

 

「タマ!」

 

ちかこさんはれいとうビームで氷の壁を作っている。

もしかしてぽんやりのサイコキネシスを防ぐつもりなのかな?

ふふふ、甘いよ!

直撃すれば、いかにジムリーダーのポケモンとあろうと相当のダメージを入れられるはずさ!

よし、準備完了!

 

「ぽんやり、撃って!!」

 

「ヤーン」

 

ぽんやりが放ったサイコキネシスは、氷の壁をバリンバリンと砕きつつ、タマザラシに直撃。

やった!

 

「タマ・・・タマっ!」

 

「・・・ほう、やるやないか。うちのタマちゃんな体力を一撃でほとんど削るとは思わんかったわ。その技はほんとにサイコキネシスなんか?」

 

「一応そうですよ!威力は桁外れですけどね!」

 

「とはいっても、その技は連発できんようやな。そしてタマザラシはアイスボディの特性により体力がどんどん回復しとる!ここからどうするつもりなんや?」

 

・・・しまった!

回復されること考えてなかった!

 

「ちょっとやすなちゃん、『回復されるのを考えてなかった!』って顔してるけど大丈夫なの・・・?」

 

「だ、大丈夫大丈夫!まだ奥の手はあるから!」

 

・・・どうしよう、ない。

でも、さっきは氷の壁に阻まれてだから、直接当てれば倒せるはず!

 

「今度はこっちから行かせてもらうで!タマザラシ、れいとうビームや!」

 

「ぽんやり!みずてっぽうで迎え撃って!」

 

攻撃がぶつかりあい、相殺される。

一瞬で凍りつくぽんやりのみずてっぽう。

 

「ぽんやりだと分が悪いかな・・・。戻って!そんでよろい!」

 

「シュバ!」

 

たとえこのままれいとうビームを防ぎ続けることができても、向こうはアイスボディで回復し、こっちは逆に体力が削れてく。

不利になるだけだからよろいに任せる!

 

「ほう、そのシュバルゴなかなか育てられとるようやな。タマザラシ、もう一度れいとうビームや!」

 

「よろい、かわしてつつく!」

 

れいとうビームという技は軌道が直線だから、回避は出来る!

あまり大きくかわさずに、最小限の動きで回避させ、そのまま攻撃!

 

「転がって回避や!」

 

「タマ!」

 

「ならもう一度つつく!」

 

「甘いで!そのまま転がるや!」

 

「さっきの速度ならかわせ・・・って速い!?」

 

「シュバッ!?」

 

「ころがるは時間が経つごとに威力が増す技やからな!さっきまでと同じだと思ったらあかんで!まだまだころがるや!」

 

「だったらアイアンヘッドで受け止めて!」

 

ころがるは確かいわタイプの技だったはず!

それに、このまま時間が経ってもころがるはどんどん強化されちゃうはずだし、氷のアクアリングで回復されちゃう!

 

「タマ・・・!」

 

「シュバ・・・!」

 

威力はほぼ拮抗していたみたいで、2匹はぶつかりあい、力比べになる。

頑張れよろい!

 

「シュバッ!」

 

「タマッ!?」

 

やった!

押し勝った!

よろいのアイアンヘッドがタマザラシに命中し、ふっとばす。

氷のアクアリングは盾みたいな性能を持つのか、威力は少し減衰したけど、相手も体勢を崩したところだったから、いいダメージが入ったはず!

 

「そのシュバルゴ、さすがなパワーやな。とはいってもうちのタマザラシも

負けんで!」

 

「いいえ、勝たせてもらいますよ!よろい!ダブルニードル!」

 

「タマザラシ、ひきつけてれいとうビーム!」

 

「そのまま押しきって!」

 

「シュバ!」

 

タマザラシのれいとうビームをシュバルゴのダブルニードルの一撃で相殺し、二撃目でタマザラシに攻撃を入れる。

この一撃で大きく吹き飛んだタマザラシは地面に落ちて、戦闘不能になる。

やった!

まず1匹撃破!

 

「ジムリーダーのタマザラシ戦闘不能!」

 

「ああっ!タマザラシがやられてしもうた!」

 

「やった、やすなちゃんがリードしたよ!」

 

「うぬぬ、次のポケモンも相性は悪いけど、そう簡単に負けるつもりはないで!出番や、アマルス!」

 

「ヒョオォォ!」

 

ちかこさんの2体目はアマルス・・・えっと、知らないポケモンだ。

氷タイプだってことはわかるんだけど、他にタイプがあるのかとかがわかんないや。

 

「アマルス、いわなだれや!」

 

「よろい、後ろに避けて!」

 

いわタイプなのかな?

なんでもいいけど、攻撃は避ける!

 

「そこは安全地帯ではないで!ハイパーボイスや!」

 

「ヒョオォォオ!」

 

「シュバ!?」

 

「な、なんだって!」

 

ハイパーボイスで吹き飛ばされた岩が、よろいに直撃する。

よ、よろい!

しかもそれだけじゃなくて、ハイパーボイスまで当たってるから、ダメージが!

さらに、理由はわかんないけど岩が凍ってる。

 

「シ・・・シュバ・・・!」

 

「ほう、まだ体力はあるみたいやな。」

 

「いわなだれはわかるけど・・・なんで岩に氷が・・・?」

 

「それは秘密や。」

 

「でも、いわタイプならよろいのアイアンヘッドが抜群なはず!」

 

「当てさせんで!ハイパーボイスや!」

 

うっ、ハイパーボイスは強力な音波の攻撃だから、広い範囲に攻撃されるせいで近づけない・・・。

 

「よろいは遠距離技がないし・・・。戻って!そしてぽんやり、もっかいお願い!」

 

「ヤーン」

 

「ぽんやり、みずてっぽう!」

 

「ほう、遠距離には遠距離ということやな。ならハイパーボイスや!」

 

「そっから準備!」

 

みずてっぽうが打ち消されるのは想定してた。

だから、その直後からサイコキネシスの準備をする!

みずてっぽうが散らされた時に少し目眩ましになるから、少しでも受けにくいはず!

 

「またあれを撃つつもりやな!ならやられる前に倒すで!ほうでん!」

 

「えっ!?アマルスってでんきタイプの技使えたの!?」

 

驚いたけど、ぽんやりはそう簡単にやられないよ!

放たれた電気がまわりの氷を光らせ、増幅し攻撃をするけど、ぽんやりは耐え続けてる。

そうして、ようやく貯まった!

距離もそう遠くないから確実にあたる!

 

「ぽんやり、サイコキネシス!」

 

「・・・今や!ミラーコート!」

 

・・・ああっ!

ミラーコートは特殊技を威力を増幅して返す技。

サイコキネシスは放たれたけど、ミラーコートで返され、ぽんやりに直撃する。

多少はダメージを通せたけど、ぽんやりも大ダメージ。

 

「ヤーン・・・」

 

「挑戦者のヤドン、戦闘不能!」

 

「ありがと、ぽんやり。ゆっくり休んで。よろい、お願い!」

 

ぽんやりもさすがに耐えきれず戦闘不能になっちゃったから、もう一度よろい、頑張って!

 

「大きく動いて狙いをつけられないようにして!」

 

「相手の動きをよく見るんや!」

 

ハイパーボイスを撃たれないように、動き回って撹乱する。

近づかなきゃよろいは技を当てられないからね!

 

「そこや!ハイパーボイス!」

 

「右に大きく避けて、そこからアイアンヘッド!」

 

いまだ!

ハイパーボイスを次に撃つよりもよろいが攻撃する方が速いはず!

 

「回避や!」

 

「ヒョオォ・・・ヒョオッ!?」

 

「な、何やと!?」

 

「シュバッ!(ドゴォン)」

 

アマルスは回避しようとしたけど、さっきの返しきれなかったサイコキネシスのダメージで体勢を崩し、回避は間に合わない。

やった、そのまま直撃!

 

「ヒョオ・・・」

 

「ああっ!アマルス!」

 

「ジムリーダーのタマザラシ戦闘不能!よって、この勝負、挑戦者の勝利!」

 

「やったぁ!!」

 

勝った!

はじめてのバッジゲット!

 

「久しぶりにいい試合が出来て楽しかったで。これがパレットバッジや。」

 

「やった!ジムバッジ初ゲットだ!」

 

「おめでとやすなちゃん!私も頑張って勝つね!」

 

「あー・・・。ポケモンを回復させんといけんから、ちょおっと待ってくれへんか・・・?」

 

「挑戦者を待たせるわけにもいかないから、10分で済ませてこい。お前のポケモンならそんくらいありゃ充分だろ。」

 

「言われんでもわかっとるわ!」

 

そう言って、奥に消えていくちかこさん。

次ははなこちゃん、頑張って!




いかがでしたか?
やすなは無事にジムバッジ入手しました。
まあ描写してませんがソーニャとバトルは結構やってる(3勝16敗1分け)のでね。
それに303番道路でバトルは多いので。

[次回予告]

やすな「やった、私ジムバッジ得られた!」

はなこ「次は私だよ!」

ちかこ「今度こそ負けんで!」

魚住「お前はとっとと回復させてこい。」

ちかこ「これ終わったら行くつもりや!次回」

魚住「次回、『ビジブシティ!はなこの初ジム戦!』。ほら、終わったから行ってこい。」

ちかこ「いやあんたが言うんかいな!」
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