転生したら柱の女だった件   作:ひさなぽぴー

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本作オリジナルのキャラやスタンドなどの紹介になります。
原作に登場しているキャラは基本割愛します。あしからず。


Part1終了時点のキャラ紹介

《めっちゃ登場したオリキャラたち》

◆アルフィー

年齢:約1万4000歳(推定、自己申告ですけどね)

出身地:アメリカ大陸のどこか、闇の一族の集落

身長:約130センチ(つ、角を入れると140センチくらいありますよ! それに、能力使えば1~2メートルの範囲で変えられますもん!)

体重:約85キロ(これは変えられないんですよね……)

外見:銀髪、金眼、褐色肌が揃った合法ロリ。額からは太めの角が一本(角は収納可能ですよ!)

胸ランク:無(の、能力で大きくできますし!)

好きな色:キラキラ光る赤

好きな食べ物:甘いもの全般(でも今は日本食が恋しいです……)

趣味:歴史、文化、風俗の勉強、研究、収集(ほしいひみつ道具はタイムテレビです!)あと写経

性格:ビビりのヘタレだが好奇心は強く、好きなものにはとことんのめり込む。喜怒哀楽もかなりはっきりしているため、見た目もあって子供っぽい。

流法(モード):如意転変、自身の姿を任意でかなり自在に変えられる

スタンド:コンフィデンス(普通の能力に加えて、スターシップ、センド・マイハード、名称未決定の能力が3つもあります! えっへん!)

 

作者解説:いまいち主人公してない主人公。ごくごく一般の歴オタだったのに、よりにもよってジョジョ世界のカーズたち一族に転生してしまった人。

死にたくないからカーズに従い、けれどそのやり方に染まり切れず、人間としての魂を抱え込み、それをブッダに指摘されジョジョの改変に挑む。

その経験から、明確に仏教徒になっていたりする。仏教徒の柱の一族って、字面がもはやギャグ。

 

名前の由来は言わずと知れた日本屈指のロックバンド「The ALFEE」から。スタンドの名前はその前身となったグループ「コンフィデンス」であり、能力名もすべて彼らの楽曲名から。

「The ALFEE」をすこれ。ちなみに作者のお気に入りは「冒険者たち」と「エルドラド」。モンタナはいいぞ。NHKさんどうして再配信してくれないの・・・。

 

◆ショシャナ

生年月日:紀元前220年ごろ

出身地:ガリア・ベルギカ周辺(今でいうベルギー周辺)

身長:約165センチ

体重:約55キロ

外見:茶髪碧眼のコーカソイド系

胸ランク:大

好きな色:銀、金、褐色、キラキラ光る赤

好きな食べ物:アルフィーが作ったもの全般

趣味:アルフィー

性格:極めて依存の強いヤンデレ。アルフィーのことしか見ていないが、その本質をとらえられていないためエシディシに「人間らしいクズ」とか言われる。

スタンド:ラ・ラガッツァ・コル・フチーレ、アンケ・セ・モリラ・ドマーニ

 

作者解説:家族枠として登場したやべーやつ。育児放棄と虐待があったとはいえ、最初はここまでこじらせるつもりはなかった。

当初の予定ではトナティウ路線のキャラで、貞淑に主人公の帰りを待つ、原作では一切いなかった正義の吸血鬼にする予定だったんだけど。あれえ?

ぶっちゃけた話、こいつ一人に属性を盛りすぎたため扱いがめっちゃ難しくなってしまい、打開策としてトナティウに正の成分を持っていかれた経緯がある。

おかげで「ゲロ以下のにおいがプンプンする」成分だけが残ってしまった不遇なキャラなんだ。本当なんだ。嘘じゃないんだ・・・。

 

名前の由来は英語でいう「スザンナ」で、ショシャナとはその原形であるヘブライ語での名前。そしてその名前の意味するところは「百合」。書き始めた段階ではGL要素もモリモリ入れようと思ってたので、そういうネーミングだった。途中でラブはいらないって判断したのでちょっと半端になったけど。

スタンド名はRevoによるガンスリンガー・ガールのイメージアルバム、「poca felicità」の第1曲目「La ragazza col fucile 〜少女と銃〜」。

第二の能力は「La ragazza col fucile 〜少女と銃〜」の歌詞である「Ah…Anche se morira domani il cielo puo darsi non cambiera」の前半部分。

意味するところは「嗚呼 彼女が明日天に召されるとしても その空は変わらないだろう」であり、まさに彼女が死んでも紀元前の空は何も変わらないままだった。

 

◆トナティウ

生年月日:紀元前240年ごろ

出身地:ユカタン半島周辺(今でいうメキシコの東のほう)

身長:約150センチ

体重:約50キロ

外見:黒髪黒目のモンゴロイド系

胸ランク:小

好きな色:緑(特に翡翠の緑)

好きな食べ物:ワニ肉の照り焼き

趣味:新しい物事を知ること

性格:快活な元気娘。一方で敬語を滅多に崩さないなど一歩引いたところもある他、神の従者として常にどうすれば神のためになるのか考え、実行する理性的な一面も併せ持つ。

スタンド:マクイルショチトル、マクイルショチトル・ニョア

 

作者解説:主人公の里帰りのエピソードを書いてるとき、なんか勝手に生えてきた本来なら出すつもりのなかったキャラ。

いやだって、せっかく吸血鬼の設定独自解釈で掘り下げた上に、半吸血鬼なんて独自設定盛ったのにそれ使わないとかもったいないし・・・もったいなくない?

だけど先述の通りショシャナの扱いが難しかったこともあって、よっしゃ逆に都合いいやんけとばかりにいいところを軒並み移植され、結果出来上がったある意味勝ち組。

プロットは置いてきた・・・この戦いにはついてこれそうにないからな。

 

名前の由来はナワトル語(アステカ帝国の言葉)で「太陽」の意味。さらにはアステカ神話における太陽神の名前でもある。性格から逆算して名前を付けました。

スタンド名はコナミの音ゲー「jubeat」のアーケード第二弾、「ripples」で新規実装された曲の中でも最高難易度を誇る曲、「Macuilxochitl」より。能力も指だったし、まあ多少はね?

さらにたどるとマクイルショチトルとは、やはりナワトル語で「五輪の花」を意味であり、さらにはアステカ神話における芸能の神の名前でもある。

さらにさらに、作曲者の別名義による短編物語集、ゼクトバッハ叙事詩における案内役が持つ剣の名前がマクイルショチトル。

ちなみにこの案内役の名前が、ニョアである。

 

◆テルティウス・クラウディウス・マルケッルス

生年月日:紀元前180年ごろ

出身地:共和政ローマ首都、ローマ(現代でもイタリアのローマ市。さすろま)

身長:約195センチ

体重:約115キロ

外見:元黒髪の白髪、茶眼の日焼けしたコーカソイド系

胸ランク:大(筋肉的な意味で)

好きな色:透明感のある色全般

好きな食べ物:ワインにあうもの

趣味:修行、ローマの街並みを眺めること

性格:ローマを愛し世界に冠たる帝国市民に恥じない善人足らんと、精進を続ける生粋のローマ人。善を愛し悪を憎む正義漢でもあり、理由なき悪行がどれほどの強敵であろうと立ち向かう心の強さを併せ持つ。

スタンド:ペル・アスペラ・アド・アストラ

 

作者解説:終盤になんかすごく主人公してた人。この章のラスボスのつもりだったんだけど、確かに倒されたけど、展開が真逆になったのは予定半分誤算半分。

スタンドといい身長といい性格といい、すごくあの血族っぽいキャラに仕上がったけど実のところ作者の中ではイエスとノーの間を高速で反復横跳びしてて、現状でもぶっちゃけ定まっていなかったりする。

そしてこのあとは一気に時代ジャンプする予定なので、まあ、テル爺が彼らの先祖なのかどうかは読者の皆さんの解釈にゆだねるということで一つ・・・。

 

名前の由来は全部一般的なローマ人の名前から。ファーストネームのテルティウスは、日本語訳すると三郎になる。この時代のローマ人の名前は数も少ないし結構適当です。帝政以降はバリエーションも増えるんだけどね。

クラウディウスは氏族名で、日本で言うなら源氏とか平家。代々政府高官を輩出したローマ屈指の名一族で、国家利益を最優先とする確固たる意思、強い責任感、といった資質を持つ男たちが多いと言われる。ちなみに、かの有名な暴君ネロもこの氏族出身。

そしてマルケッルスは、軍神マルスに由来する家族名で、日本で言うなら徳川とか織田。歴史的には紀元前23年に断絶してるんだけど、きっと傍系はたくさんいただろうし、テル爺が彼らの先祖だとしてもさほどおかしくはない。歴史とはそういうものさ。

スタンド名はラテン語(ローマ帝国の言葉)の格言で、劇中ルビ振った通り「困難を乗り越えて星へ至る」の意味。あるいはシンプルに、「星の彼方へ」とか。

格言とは言うものの実際にはローマ時代の文献にはないっぽくて、本歌取りみたいな感じで改変されて作り出された言葉と思われる。

ちなみに初期案はメメント・モリ(死を思え)でしたが、あからさまに吐き気を催す邪悪が使いそうな意味なので却下しました。

 

《ちょい役だったオリキャラたち》

◆名もなきスタンド使い

主人公が最初に戦ったあの人。相手が悪かったんだなぁ。

ちなみに初期案では、この人こそショシャナのポジションになる予定だったしなんなら当初は女だったんだけど、色々プロットの変更もあって屈強なおっさんになった。

いや、だって展開上出会うの紀元前6000年とかそこらへんだったし・・・いくら吸血鬼化したとしてもそんなには生きないだろって思って・・・。

 

感想で一度「絶対女だろ」って言われたときは「貴様ッ見ているなッ!?」って思った。なんでわかったんだろう・・・言葉遣いだけはそのままだったからかな・・・。

そんなわけで色々あって名前与えられなかったからスタンドにも名前はついてないんだけど、サファイアっぽい色合いとかは前述の設定の名残。主人公がルビーのような色合いのスタンドを持ってるから、その対に・・・って思ってたんだけど。

うん、なんかなかったことになったね。後悔はしてない。

 

ちなみに感想で問い合わせあったので答えましたがここでも言っておくと、この人は吸血鬼になって集落の管理をさせられましたが、数百年後に普通に生きるのに疲れて死んでます。

 

◆太公望

波紋戦士でスタンド使い! をやりたくて登場したキャラ。

原作でも波紋は東洋で仙道と呼ばれている、というツェペリさんの発言から至ったある種のクロスオーバーキャラ。

見た目はともかく、性格はもうぶっちゃけほぼフジリュー封神演義の太公望。能力も同様に。

 

スタンド名が今のところ唯一、元ネタありきの名前だったりする。四不象とは封神演義では空を飛ぶ霊獣のことで太公望の乗騎だが、実はこの名前の生き物は現実に存在する。四つの動物に似ていない象っぽい生き物だから四不象、だとかなんとか。

まあでも、さすがにヴィジョンをカバにする勇気はなかった。それはそれで面白そうだけど、たぶん主人公がウザいくらいハッスルしそうだし。

 

ちなみに当初の予定では、四不象は主人公がパクったまま返さず原作の時代まで持ち込んで、シーザーにプレゼントしてVSワムウで風対決! って流れを想定してた。

太公望にその仕打ちはしたくないなって思った(作者の封神演義に対する思い入れは、主人公のそれとほぼ同等である)のと、シーザーにはやっぱり自力で自分のスタンドに目覚めてほしいなって思ったので没になりました。

 

◆ブッダ

転生モノではおよそ半分くらいの確率で必要になる、主人公に発破をかけるポジションとして用意されたキャラ。

逸話から言ってこの人は絶対波紋使いだろうし、絶対スタンド使いだろうなって説得力しかないお人。

そして出すならせっかく太公望でクロスオーバー枠使ったし、ここはちょっとクロスオーバーしてもいいよねって思って、立川のパンチにご光臨いただいた次第。いや決して本人じゃないんですけど。本人だったら普通に六部に出てきちゃうから。出てきたらぶっちぎりで最強で話成立しないだろうし。

見た目と性格が立川のパンチってことで。雰囲気だけというか。

作中で彼に語らせた言葉の一部は、完全に立川のパンチと担当編集の会話と一致するのはここだけの話。

 

スタンド名は、マチャアキ主演のドラマ「西遊記」のEDにしてゴダイゴの名曲「ガンダーラ」から。インドだしやっぱこれかなって。

 

ちなみにロン毛のほうも出したかったんだけど、どうあがいても主人公が起きてる時代に彼は生まれてこないので、泣く泣く没。

一応、ショシャナかトナティウを彼のところに行かせて説法を聞いて覚醒するシーンとか考えてたし、ペトロが「あっはははこうッスか?」ってロン毛に投網するシーンを見せて爆笑させようとかも思ってたけど、ご存知の通りショシャナもトナティウも死んじゃったのでこれも没。プロット君さては虫の息だな?

 

 

←To Be Continued...

 




なお人によっては紀元前からスタンドを出すことに違和感を覚える人もいたみたいですが。
作者としては原作で「生まれながらのスタンド使いが存在する」、「スタンドの矢は遥か昔に作られたらしい」「波紋はスタンドに至るための技術と解説されている」、などの原作情報から紀元前にスタンド使いがいる、しかも波紋使いがそこに至っている、というのは十分あり得ると判断しています。
今後も波紋使いのスタンド使いは出てくる予定。まあ数は少ないでしょうし、大体察しはつくと思いますけど。

さてそんなわけで、第一章はこれでおしまいです。
次は時代を一気にジャンプして原作の時代まで行きます。
やっとここまで来た・・・長かった・・・。

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