次やるとしたらオリキャラ編は二回にわけるべきか・・・。
《めっちゃ登場したオリキャラたち》
◆アルフィー
年齢:約1万6000歳(なんかもうここまで来るとただの数値ですよね)
出身地:アメリカ大陸のどこか、闇の一族の集落
身長:約130センチ(角込みで約140センチ)
体重:約98キロ(太ってないです! ほら食後なのでね!?)
外見:銀髪、金眼、褐色肌が揃った合法ロリ。額からは太めの角が一本
胸ランク:無(…………)
好きな色:キラキラ光る赤
好きな食べ物:甘いもの全般、和食
趣味:歴史、文化、風俗の勉強、研究、収集、写経、史跡巡り
性格:ビビりのヘタレだが好奇心は強く、好きなものにはとことんのめり込む。喜怒哀楽もかなりはっきりしているため、見た目もあって子供っぽい。最近ちょっとだけ改善したような、してないような?
スタンド:コンフィデンス(スターシップ、センド・マイハート、ネヴァーフェード)
作者解説:なんかところどころ霊圧が消えてた主人公がいるらしい。お前や!
驚くことに本作第二部43話中、実に13話も未登場である。それでいいのか主人公。
え? いい? 主人公はジョジョ? そう……。
実は世界的規模で順調に神様扱いが進みつつある。
ルベルクラク代々の故地であるウェールズ周辺は、史実においてもケルトの文化や言葉を現代まで残している。この世界だと、そこに根付いた長寿な半吸血鬼どもがわりとガチめに記録を残してるので、本人の知らないところでかなり普通にアルフィー信仰が根付いていたりするのだ。
本編でもちらっと触れたけど、アーサー王物語で王にエクスカリバー授けるのもアルフィーになってるしね!
これに加えてサンタナ王国でも似たように信仰を寄せられているし、中米の雄であるかの王国は白人が来るまでの間、せっせとアメリカ大陸にサンタナおよびアルフィーへの信仰を輸出していた。
コンキスタドールおよびその後のヨーロッパ支配でその信仰はかなり崩れているが完全ではなく、知名度はもはや下手な神格よりよほど高い。
キリスト教でも、土着の信仰から取り込まれてちゃっかり入り込んでいたりする。その手の神格は大体の場合悪魔として取り込まれているのだけれど、アルフィーは主の教えに感銘を受けて改宗した悪魔、というポジションである。
悪魔でありながらキリスト教に帰依した、という設定ゆえに他の悪魔より扱いがいい。ルネサンス期の絵画には、ちょくちょく「主の威光に触れて改心する悪魔アルフィー」というモチーフの絵が出てくる。大英博物館の表向きの展示物にその手のものがなかったのは幸か不幸か。
ちなみに「エピソード:ルベルクラク」のラストでスーパーエイジャの守り手として同名の人物が登場したが、これは作劇上の都合でもあるのだけれど、この世界ではアルフィーという名前は由緒正しく、またわりと見かける名前になっているからでもある。
理由は前述の通り、知名度の高い神格であるから。ヨーロッパ圏で、大天使ミカエルの名前がよくある名前として定着しているのと同じような感じ(英語のマイケルとかフランス語のミシェルがこれ)。
この辺のことをアルフィーが知ったら間違いなく取り乱すだろうけど、そもそもの話、わりと無自覚によく使われる如意転変がかなり致命的な信仰対象ということに、本人だけが気づいていない(人前ではルベルクラクの関係者の前でしか使ってないしいいよね、って思ってる)。
これに加えてスタンドの内訳が亜空間転移に強力な治癒、さらにはサイコメトリーと、どう見ても神様なラインナップである。これらを引っさげて人間を助けに来るんだから、お前はそろそろ諦めたほうがいいと思うよ(他人事
ちなみにコンフィデンスに端を発する各種能力の矢は、今後あと三つは生える予定だったりする。神様扱いからはたぶん二度と逃げられない。知らぬが仏とはよく言ったものである。
◆ティトォ・ルベルクラク
年齢:122歳
出身地:イギリスウェールズ地方、首都カーディフ
身長:約176
体重:約71キロ
外見:コーカソイドの中でもかなり色白。金髪碧眼の壮年男性
好きな色:赤
好きな食べ物:じゃがいも
趣味:射撃(ただし下手)
性格:子供好きのおじさん。他意はない。わりとリアリストなところがあり、信仰心より実益を取ることも。
スタンド:なし
作者解説:作中で一度たりとも名前を呼ばれなかった……どころか開示されることすらなかった上、ロリコン疑惑をかけられたかわいそうな伯爵。
ウェールズ地方に領地を持つ由緒正しい伯爵家の当主であり、時代を大幅に先取りした民間軍事会社の長であり、その他にもたくさんの関連企業を統括するルベルクラクグループのリーダー……と、肩書きを列挙すると、エピローグまで来たなろう主人公みたいだな。
当初の予定では、この辺の功績は「ファントムブラッド」後アルフィーからの助言でなした、という形にして、なんならアルフィーによる内政ものとして章一つ使ってがっつりやるつもりだったんだけど、ご存知の通り歴史がしっちゃかめっちゃかになるのでお蔵入り。
結果、予言があったとはいえ、歴代の努力があったとはいえ、それらを成し遂げたやべー手腕の持ち主ということになった。
おかげで作中では「大体ルベルクラクに任せとけばなんとかなる」みたいなことになったけど、まあアルフィー的にも作者的にも楽をさせてもらえたのでヨシ!
たぶん、今後も超便利な裏方キャラとしてあちこちで使い倒されるんだろうなって。
名前の由来は、ジャクソン5の次男ティト・ジャクソンより。
ちなみにルベルクラク直系の名前は全員ジャクソン5から取られており、伯爵の嫡男でジョージの同級生として出てきたジグムントは、長男ジャッキー・ジャクソンの本名より。
最後においしいところを持ってった三代前の当主、マイケルは六男にしてご存知「キング・オブ・ポップ」マイケル・ジャクソンより拝借している。
名付けと長幼の順番が逆なのは、ちょっとひねりたかったから。特に深い意味はない。
また、ファミリーネームの「ルベルクラク」は、ぷよぷよ、ひいてはその源流である魔導物語において、主人公アルルの相棒兼作品のマスコットでもある、カーバンクルの額に着いている赤い宝石の名前から。
ルベルクラク家の紋章がカーバンクルなのもそこ由来だが、別に紋章のカーバンクルは黄色でうさぎみたいな耳があってぐーぐー鳴いて……とかではない。
◆サチ・ルージュフィシュー
年齢:67歳(ジョナサンと同い年)
出身地:日本、下総国佐野藩(栃木県佐野市周辺)
身長:約150センチ
体重:約46キロ
外見:純日本人。ただし和服は着ておらず、基本洋装
胸ランク:大
好きな色:赤、薄い青
好きな食べ物:少年の血
趣味:子育て
性格:モンスターペアレント。ただしアルフィーには頭が上がらないので、一緒にいる作中のシーンではわりとまともに見える
技:催眠術、
スタンド:なし
作者解説:ルベルクラクにとっては長年の敵だけど、アルフィーにとってはルベルクラクとなんら変わらない味方という、ちょっと複雑なポジションのキャラ。
男二人組に反して、この親子は最初からアルフィーの部下として扱う予定だった。扱いの差に関しては自覚してるけど、ジョジョ、特に三部以前のジョジョって女性の戦闘要員がまったくいないじゃないですか。なのでオリキャラで男女比を均そうという魂胆からこういう配置に。
ぶっちゃけてしまえば、第二のショシャナポジションを企図した造形をしている。ただしタガの外れた感情はすべて娘に向いているし、アルフィーも今後二千年は眠らないので、あんな悲劇は起きないと思う。アルフィーも起こさせない勇気。
実はわりと重い過去持ち。寒村の生まれで、明治維新直後のゴタゴタと貧困で身売りされ、地方の程度の低い遊郭へ安価で売り払われる。
その後、安い労働力を探しに日本に来ていたルージュフィシューに買われ、ロシアに渡る。そのまま今回の話までおよそ半世紀、一度も故郷の土を踏んでいなかった。
ロシアでは安い労働力兼性欲の発散道具扱いで、流産や赤ん坊を取り上げられる、子供の夭折などを経験してきている。
三十代始めの頃にそのしぶとさに目をつけられ、半吸血鬼増産の駒として使われる。
吸血鬼化後は、撹乱や情報操作に向いた催眠術に特に高い才能を発揮し、一気にルージュフィシュー内の立場を上げる。
娘が生まれながらのスタンド使いだったこと、しかもそれが光を操るものだったこともあり、ナンバーツーにまで上り詰め今に至る。
こういった経緯から娘をことさら溺愛していて、彼女に何かあったらわりと冗談抜きで発狂すると思う。歪んだ愛情ではあるけれど、確かに彼女は娘を愛しているし、彼女にとって娘は世界である。
アルフィー相手であっても、何か無体なことをすれば即座に反逆するだろう。もちろんアルフィーにそんなつもりはないので、上下関係は安定している。
名前の由来は特にない。昔の日本っぽい名前を適当に、って感じ。
なお漢字で書くと幸。
◆レナータ・ニキーティチナ・ルージュフィシュー
年齢:31歳
出身地:ロシア、ウラジオストク
身長:約127センチ
体重:約26キロ
外見:日本人とロシア人の混血。全体的にロシア系の要素が多く、またアルビノのように肌が白い。目は薄い青。
胸ランク:微(A氏「嘘でしょ!? もうわたしよりあるの!?」)
好きな色:メタリックな色全般
好きな食べ物:ちょっとだけ血を混ぜたぶどうジュース。最近は和食も好き
趣味:小動物を愛でること。猫派。
性格:色んなことに興味津々なお年頃。それなりに活発で、敬語覚えたての小学生みたいなところがある
スタンド:ホーリー&ブライト
作者解説:幼女不足で禁断症状が出たので出しました(真顔
いやまあそれはともかくとして、キャラを出した背景などは基本サチと同様。ただレナータはそれに加えて、波紋勢とカーズ勢のバランスを取るために、スタンド使いとして用意した経緯がある。
つまりレナータは柱の一族に特攻を持ち、しかし同時にカーズをスムーズに究極生命体に移行させるための鍵でもあったわけです。ついでに食われるなりして、カーズの非道っぷりを強調する役目もあった。
その辺の調整のため、どちらかが一方的に不利になっても相手方に刺さるよう、スタンド能力も光を操るものとして設定したわけなんだけど……そのプロット君は死んだ。もういない、二度と帰ってはこないんだ。
でもあいつは帰ってこなくていいんだ……だってあいつが帰ってきたらそれはつまり、親子ともどもカーズに喰われて犬死エンドが待ってるからね。
名前の由来は母親同様特になく、語感で可愛い感じのロシア人名をチョイスした。ニキーティチナは、ロシア人の命名規則に従っただけで特に意味はない。
名字の「ルージュフィシュー」は、「ルベルクラク」のフランス語形。
と言ってもそれはわりと強引なもので、ルベルクラクの元ネタが正直よくわからなかったんでねつ造してるんですよね。
ルベルの部分は恐らくルビー同様の意味合いで、ルブルムが語源だろうとは思うんですが、クラクってなんぞよ……?
という経緯で、クラクは無理くり「クラック(ひび)」と解釈。赤いひび、をフランス語に変えて「ルージュフィシュー」という名前が出来上がりましたとさ。
そしてスタンド名はドラマ「西遊記2」のエンディングテーマで、ゴダイゴの「ホーリー&ブライト」から。
能力から逆算して名付けたものの、歌詞も光にまつわるものなのでピッタリだろうなと。
《ちょい役だったオリキャラたち》
◆ニコラス・ジョースター
ちょい役どころか冒頭以外名前しか出てないんだけど、これがまたかなり重要なキャラなのでこちらにて。
本作オリジナルのジョースターで、本作を原作と乖離せしめる要素の一つ。ジョナサンの一卵性双生児の兄で、ジョースター家の元嫡男。
ジョナサンよりほぼすべての面で能力が高い上位互換で特に射撃がめちゃくちゃ得意だったが、波紋に関しては才能が乏しい。
そのため本作世界での「ファントムブラッド」は実質ダブル主人公で、互いの短所を補い合う双子の物語でもあった。
最期はジョナサンをかばい、原作のジョナサン同様の死を迎える。つまりその後死体がどうなったかはお察しである。
なおこの船、ダブルハネムーンで兄弟揃って夫婦で乗っていたわけだけど、ニコラスの奥さんは現在、独身を貫いてジョースター家でメイド長をやってます。ジョナサン夫妻と異なり子供はできなかったので、ニコラス系統のジョースター一族はいない。
ちなみに読者の皆さんは大体わかってると思うけど、
名前の由来も大体お分かりいただけてると思うけど、原作第七部「スティールボールラン」の主人公、ジョニィの兄ニコラスより。
そちらと違ってこちらのジョージ一世はちゃんと兄弟平等に扱ったので、ジョナサンがこじれることはなかった模様。
まあ、そこらへんはニコラスが人間の経験が他より多い上に、生まれたときから大人同様の思考ができたからでもあるんですけどね。
◆ニキータ・イヴァノビッチ・ルージュフィシュー
誰だ? って聞きたそうな顔してるんで紹介させてもらうがよ!
要するにルージュフィシューの吸血鬼男である。スラブ系の男、と連呼されてた人。
この人も伯爵同様一度たりとも名前が出てこなかったけど、こちらは完全に悪役だったのでまあ、うん、って感じがしてる。
当代のルージュフィシュー代表としてかなり悪どいこともやっていて、ただその分ルージュフィシューをここまで再興した立役者であることは間違いない。
彼が各所に築いたものは、アルフィーちゃんが美味しくいただくと思います。
というか実際、偶然とはいえアルフィーの故郷である日本にゴツい財閥を作っていたのはあらゆる意味でめっちゃファインプレーである。
あんなことせず、素直にアルフィーの前に出て事情を説明すれば普通に重要な部下として扱われただろうに、ルベルクラクに勝とうとするから……。
名前の由来は特になく、適当。ニキータもイヴァンもよくあるロシア人の名前だし。
ただ、先にレナータのミドルネームを決めていたので、ロシア人の命名規則から彼の名前はニキータに(ロシアでは親の名前をミドルネームにすることが多い)。
レナータのフルネームは後書きで書いていたので、ラストでこの人が彼女の父親と開示された段階でファーストネームはわかるようになってた……んだけど、我ながら重箱の隅をつつくような仕込みだったなとは思う。
◆アルセーヌ・ルパン二世
ある意味でクロスオーバーキャラクター。クロスオーバー先はご存知「ルパン三世」。
ただしルパン三世の主要人物ではなく、ルパン三世の父親を作者なりに想像して落とし込んだ存在であるため、クロスオーバーキャラと言い切れるほどではないかも?
説明不要、言わずと知れた天下の大泥棒、アルセーヌ・ルパンの息子。
引き継ぐタイプのスタンドを引っさげて華々しくデビューしたものの、吸血鬼案件に引っかかり九死に一生を得たものの、黄金体験という新たなお宝を得た人。
赤石の鍵を集めるという展開になったあと、流れを考える過程で「イギリス王室に盗みに入るにはルパンくらいの腕がいるやろ」って発想で登板した。
幸いというかなんというか、冒頭でカリオストロ公国に言及してたおかげで、この世界が微妙にルパン三世時空と繋がってることは示唆されていたので、ならば使わねば損とばかりに駆り出された。
ちなみに当初のプロットでは、ルベルクラクとも柱の一族とも関係ないただの敵の予定だった。そこでヴィクトリア(本作の世界におけるエリザベス2世に当たる人)と交流を深めて「カリオストロの城」におけるルパン三世とクラリスみたいな関係に……みたいに考えてた。
それがなぜ一時とはいえ味方になったかと言えば、そのシーンにアルフィーはもちろんルベルクラクもルージュフィシューもジョースターも一切関係のないお話になってしまってただの蛇足になると気づいたから。
このお話のタイトルは? そう、「エピソード:ルベルクラク」です。無関係のやつを無関係の場所で活躍させるのは趣旨に合わない。
というわけで最終的に、初代ルパンとルベルクラク伯爵ティトォが面識があって、借りがあったからそれを返すために依頼を受けた、という形に落ち着いた。
名前の由来はもちろん天下のルパンからなのだけど、本名は実は考えてない。元々匿名みたいな存在だし、無理につけなくてもいいかなって。
スタンド名はテレビスペシャル版「ルパン三世・princess of the breeze〜隠された空中都市〜」のエンディングテーマ、「Treasures of Time」より。「カリオストロの城」の主題歌、「炎のたからもの」の英語版カバーである。
また、経験をスタンド能力に変える能力によって具現化した各種能力の名前と効果は、いずれも「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」に登場するルパンコレクションより。
なお、スタンド「トレジャー・オブ・タイム」のデザインや機能も、ルパパトに登場するルパンコレクションアルバムがモデル。
◆二枚屋刀語
ある意味でクロスオーバーキャラクター。クロスオーバー先はジャンプ史に燦然と輝くオサレ代表「BLEACH」。
ただしBLEACH主要人物ではなく、名前と一部の設定を作者なりに混ぜて落とし込んだ存在であるため、クロスオーバーキャラと断言するのはちょっと違う。
死神が住む町、米花町在住の刀鍛冶。伝説級の鍛冶師、宮本包則の史実に存在しない最後の弟子。
ぶっちゃけて言えば、スタンドを利用して斬魄刀を作ってたやべーやつ。たぶんこのあと数十年かけて、日本にいくつかの斬魄刀が流通する。
登場した経緯としては、アヌビス神を作り直すキャラを用意する必要に駆られたから。
ただ、今までクロスっぽいキャラ出してきたしどうせ出すならここでも、ということでただのオリキャラではない要素が加わった。
クロス先として、数ある鍛冶師キャラの中からどうしてBLEACH関係を選んだかと言えば、物語の舞台が米花町だったから。
後書きでもちょっと述べた通り、そもそも死神博士を出したくて、じゃあ死神に由来のある街を用意しよう! が先にあって。
そこから米花町なら死神がガチにいてもおかしくない!→どうせなら他にも死神由来のキャラを出そう! ……という流れで、無事アヌビス神が斬魄刀へクラスチェンジすることに。
ちなみに、打ち直されたアヌビス神を受け取りに行ったとき、帰りがけに斬鉄剣を打ってもらうため隕鉄を持った十一代目石川五ヱ門とすれ違う、という流れを組んでたんだけど、冗長になるしこのあと絡んでくる予定もなかったのでカットしました。
ただこれ、カットしただけで抹消はしてないので、この世界の斬鉄剣は斬魄刀です。能力的には鞘伏みたいな感じですかね。解号はたぶん「燃えよ斬鉄剣」。
名前の由来は「BLEACH」におけるすべての斬魄刀の祖である死神、二枚屋王悦の名字と、刀が重要なファクターとなる作品「刀語」のタイトルから。まさに刀のために存在すると言っても過言ではない名前である。
スタンド名はアニメ版「BLEACH」のオープニングテーマの一つ、ポルノグラフィティの「アニマロッサ」より。
◆蒔田すずゑ、小田原要
オリジナルキャラクター。杜王村編の敵役。
レナータと戦うための敵役として登場させたのだけど、現実で医療に従事している方々には本当に申し訳ないキャラ造詣になった。でもその、ジョジョの敵としてはらしいんじゃないかなとね……。
こいつらのキャラ造詣に関しては、同時期に考えていたオリジナル作品(ロリコンが幼女とえっちしたくて強くなったけど、かわいそうなのは盛り上がらないので社会の改善からやってたら名君になるっていう勘違いもの)の主人公とヒロインのそれをスライドさせた形。世界が違えばきっとこんなことには……。
なお当初、スタンドの持ち主を医者にするか看護師にするかで悩んでたんだけど、ロリコンでレズビアンのドMのほうが敵としてはインパクトあるかなって思ってこっちになりました。
まあうん、全体的に幼女にえっちなことをしたくて作った連中ですね(真顔
名前の由来は吉良家の分家である蒔田家から。吉良家に冤罪をかけたかった。下の名前は適当。大正時代っぽいんじゃないかなって。
もう一人の犯罪者である小田原要は、全部適当。なんかその場でふっと思いついた名前。
スタンド名はスクエニの名作SRPG「ファイナルファンタジータクティクス」のBGM、「The Pervert」より。
ルカヴィ(つまりボス)戦で流れる曲なんだけど、意味するところは「変質者」。同じタイミングで登場したホーリー&ブライト同様、能力ありきでつけたネーミング。
◆バカラシン・イイノデビッチ・ゾル、イワン・タワノビッチ
クロスオーバーキャラクター。クロスオーバー先はどちらも日本が誇る特撮ヒーロー、「仮面ライダー」。
二人とも物語と物語の合間を繋ぎ合わせるために用意されたキャラクター。出番はちょっとだが、実は本作の設定の結構重要な部分を担っていたりする。
仮面ライダーの敵組織ショッカーは、その前身がナチスドイツ軍である(公式設定)。そして仮面ライダーは1970年代後半の物語。
つまりショッカーのメンバーは年齢的に言っても1930年代には存在する人は存在するわけで、それなら1930年代の情景描写として用いるにはただのオリキャラより通りがいいだろう、という判断である。
そして彼らが存在する世界ということは、
名前の由来はそのまんま、ショッカーの大幹部「ゾル大佐」と「死神博士」の本名である。ひねりは何もない。
ショッカーの幹部と言えばもう一人地獄大使がいるが、彼が今後出てくるかどうかはちょっとわからない。
死神博士ことイワン・タワノビッチのスタンド名は、2013年に開催された仮面ライダーイベント「ショッカーの秘密基地」のメインテーマソング、KAMEN RIDER GIRLS(本曲に限りSHOCKER GIRLSだが)の「SSS~Shock Shocker Shockest~」より。
ちなみにゾル大佐は本作では生まれついてのスタンド使いではないので、そういうのは持ってません。今のところはただの人です。今のところは。
あと、ショッカー幹部の原典での登場順と本作での登場順が同じなのは偶然である。
◆ポラリス
オリジナルキャラクター。ジョージ編とも言うべき一連の話における助っ人。
ジョージ編にて、彼らの手助けおよびアルフィーの弁護をさせるために、そして何より
人間ではなく動物のスタンド使いとなったのは、
つまり彼女たちは20世紀に至るまでのおよそ2000年間、
彼女たちの記憶が欠落しているのはそのため。欠落した量に差があるのは、二人が経た高等な生物の数が違うから。
なので、彼女が扱うスタンドが彼女のものに酷似しているのは当然である。なぜならその本質は変わっていないから。つまり、彼のほうも……。
ちなみにタカになった理由は深い意味はなく、単にナチスドイツの施設にいてもおかしくない生き物だったから、という程度である。
ハトや犬もその候補には入るのだけど、ほら、タカってかっこいいじゃない?
名前の由来は、現在の北極星である恒星ポラリスより。背中の星型の模様からこの命名。
さらに言うならば、コナミの音ゲー「jubeat」シリーズで初代から実装されている楽曲「Polaris」も由来になっている。
スタンド名はやはり、コナミの音ゲー「jubeat saucer fulfill」より実装された楽曲「Scars of FAUNA」より。
彼女のスタンドは当初から音ゲー縛りなので、こちらもこのネーミングとなった。
← To Be Continued...
これにて本当に「エピソード:ルベルクラク」はおしまいです。
次から原作時空ですが、今回と同じく最初に10万文字くらい書き溜めを作ってから上げていこうと思っていますので、しばらくお時間をください。
・・・そういえば、そろそろこの話を投稿し始めて1年なのか。
いやあ、なんかあっという間だった気がする。
これ最後まで行けるんだろうか・・・行ったとして、全部で何話・・・何文字まで行くんだろう・・・。