光も無い暗い世界.....
『ねぇ.....あれが....』
何処から声が聞こえる.......人の目が見える....
「っ!」
走る.....走る.....走る.....声が聞こえなくなる場所まで......人の目が見えない場所まで.....だが...
『男がISを動かすなんて......』
『あぁ......あれは....人の皮を被った....
「やめてくれ........やめてくれ........」
声は聞こえ......目は何処までも見えてしまう......耳を抑え、目を瞑り.....走る.....だが...
「うぐっ!」
足が絡まり転けてしまった。
『化け物め!!』
『お前は人間じゃない!!』
沢山の目と声が大地を囲い、大地はうずくまった。
『化け物は.........殺さないと!!』
「い....嫌だ......俺は......俺は.........」
暗闇から多くの銃が現れ.....
『殺せ!!!!!』
『そうだ!!化け物は殺せ!!!!!』
『体を解剖しろ!!!!!』
多くの声が『殺せ』と言う.......そして.....
『くたばれ.......化け物.....』
銃が.......一斉に......発射された.....
『....言っただろ.........お前は.......どう足掻こうが..........化け物だと......』
「おわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
目を覚ますと、照明によって明るい部屋だった。
「はぁ!......はぁ!......はぁ!......」
時計を見ると既に夜であり、汗が最初以上にかいており、熱冷まシートが剥がれていた。
「........うっ!」
先ほどのことを思いだし、吐き気が起こりトイレに向かった。
「....うぼぁ........うっ........げっほっ!........」
大地は吐きながら、最後に聞こえた声について考えていた......
「(......あぁ......結局.........化け物には.......変わりはないのか.......俺は......).....ははっ.....」
水面に映った自分の姿を見ながら.......涙を流して笑っていた........
「うぅ.......ぐすっ.......馬鹿一夏......」
「鈴さん.......ほら、綺麗な顔が台無しですわ.....」
一方、廊下ではセシリアと鈴が歩いていた。鈴は目が赤くなるほど泣いていた。
「....一回、私の部屋で話ましょう?」
「ぐすっ.......ありがと....でも......」
「あぁ、大地さんなら先ほど連絡しようとしたのですけど.......出なかったのでまだ用事が終わってないと思うので......着きましたわよ。」
二人が歩いていると部屋に着いていた。
「どうぞ」
「ありがとう......」
二人は部屋に上がり、セシリアは紅茶を出そうとキッチンに向かおうとすると
ガラッ
「え?」
「ん?」
ボサボサな頭で目が赤くなっている大地とセシリアは遭遇した。
「......あぁ......セシリアか......それに、鈴も....どうしたんだ....」
「あ......いえ、鈴さんが泣いていましたので落ち着かせようと部屋に......大地さん.....その顔....」
「.........気にするな.....で、本当に鈴はどうしたんだ....」
大地は少しフラつきながら自分のベッドに腰を降ろして、置いてあった飲み物を飲んだ。
「.........実は......」
「.......一夏とある約束してたけど......一夏は約束は覚えていたけど意味が全く違うくて....で、ビンタして泣いて帰った.....と.......」
「.......そ、そうよ.....」
「「......はぁー」」
セシリアと大地は同時にため息をついた。
「何よ!その目とため息は!!」
「いや......だってさ.....鈴よ.....あの一夏だぞ?」
「えぇ......あの一夏さんですもの.....」
二人は知っていた.......一夏が女性に告白されても「恋人になる」ではなく「買い物に付き合う」という意味で理解して女性を泣かせていたことを......
「......うぅ.....」
「あぁ、泣くな!泣くな!」
「.......そういえば、一夏さんにはどのように告白しなさったのですか?」
「は、はぁぁぁぁ!?」
大地は思い出していた......女性はこういう恋愛系がとても大好物なのを.......ほら、セシリアは目がキラキラしながら鈴を見ている....
「.......え.....えっと..........作って......って言ったのよ.....」
「はい?」
「だから!!一夏に『毎日酢豚を作ってあげる』って言ったのよ!!!!!」
「........はい?」
「そういうことか......」
セシリアは鈴の意味があまり分かっていなかったが、大地はすぐに理解した。
「どういうことですの?」
「....えっと、つまりだな.....日本ではな『毎日俺のために味噌汁を作ってくれまたは、私が毎日貴方のために味噌汁を作ってあげる』という周りくどい告白方法があってだな?」
「そうなんですね。」
「そうそう.....って!周りくどいってどういうことよ!!」
「事実だろ?まぁ、毎日=ずっと一緒にいるって考えれば分かるだろ?」
「成る程........」
「まぁ......」
『あの一夏(さん)のことだから、恋人関係じゃなく、料理人とかとして酢豚を毎日作って食わせてくれるって思ったんだろ?』
「うぐぁ!!!!!」
二人の的確な言葉のボディーブローが鈴に炸裂した。
「.......うぅ......私どうしたら良いのよ.......」
「.....仕方ねぇな......恩人のためだ....」
と、大地は立ち上がった。
「どうするつもりですの?」
「ふっ......私に良い考えがある!」
「それ!駄目な考えじゃない!!って!きゃっ!」
大地は鈴の所へ行き.......フラフラする体を頑張って立たせ......鈴を俵持ちのように担いだ。
「ちょっ!!ちょっと!!!!!離しなさいよ!!変態!!!!!」
「大地さん!?何処へ!!」
「言っただろ?私に良い考えがあるって.....ほら行くぞ~。」
そう言って、鈴を担いだ大地と後を付いているセシリアはある場所に行った。
この時、二人は気付いていなかった.......大地が風邪で思考が少し狂っていたことに......
「恋の時間だ!!おらぁ!!」
「「うぉ!!」」
大地は勢い良く扉を開け、3人は........一夏の部屋に来ていた。
「り、鈴.....」
「ど、どうしたんだ......」
一夏と箒は突然の来訪に困惑していた。
「ちょっと!!!!!いい加減に離s「ほらよ」きゃっ!」
「おわっ!」
大地はベッドに座っていた一夏に鈴を.....放り投げた。なんとか、一夏が鈴を受け止めていた。
「な!何するんだよ!!大t「抱け」ふぇ?」
「だ、大地さん?」
大地の行動と言葉に嫌な予感がしたセシリアは大地に声をかけたが無意味であった。
「だ、抱け?」
「ど、どういう.....」
「あ?んなこと分かりきったことだろ?...........箒と鈴と一夏......お前ら、今すぐ裸になって●●●しろってことだよ。」
・ ・ ・ ・ ・
ボンッ!
大地以外の頭が林檎のように真っ赤になって煙を出していた。
「な、なななななななななな何言ってんだよ!!大地!!!!!」
「大地さん!?何阿保なことを!?」
「離せ!!!もうめんどくさいんだよ!!どうせ、箒の体を見てんだろ!!!!!だったら、女の1人や2人くらいの体なんか平気だろ!!」
一夏に首元を捕まれ、セシリアに羽交い締めにされながら意見を言う.......一方、例の2人は......
「い、い、一夏の........か、体.....」
「........い、い、い、一夏と.......セ●●●........キュー」
「鈴んんんんん!!!!!」
箒は一夏のことをチラチラ見ながら赤くなり、鈴は........一夏との行為を想像したのか気絶した。
「おい!!!夜中に何を騒いでいる!!!!!」
寮長の織斑先生が騒ぎに駆けつけていた。
「ち、ち、千冬姉!!!大地を止めてくれ!!!」
「お、織斑先生お願いします!!!」
「だぁぁぁ!!!離せ!!!ただ、●●●しろって言っただけだろうが!!!織斑先生も!!!弟のため!今すぐあの2人を●●●させろよ!!!てか、もうしろよ!!!!今すぐに!!」
「貴様は何をいってるんだぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「ゲリバスッ!!!!」
大地のとんでもない言動に赤くし、渾身の一撃を大地の頭にクリーンヒットさせた。そして、やっと大地は行動停止した。
「たくっ!!!セシリア!!!」
「は、はい!!!」
「さっさと、こいつを部屋に戻せ!!!風邪で頭がやられたのかは知らんが!!!大量の氷でこの馬鹿を冷やしてやれ!!!」
「え?あ、風邪って!?d「良いから今すぐ行け!!!!!」はい!!!!!!」
織斑先生の迫真に圧倒されて、すぐに大地を引きずりながら部屋に戻って行った。
その後、鈴はルームメイトに回収させられ、一夏と箒はどぎまぎしながら部屋で過ごしたそうな。
翌朝には、IS学園の新聞紙に2つの見出しが出ていた。
『まさか!?生徒会長たちが2人目の男子を誘拐!?』
『IS学園でまさかの不純異性行為!?1人目の男子を巡ったバトル!!』
これを出した、数分後に新聞部の生徒たちが断末魔をあげたらしい........
はい.....今回は下ネタ?の回になってしまいました。
許してください!!!
あ、誤字や何か意見があればよろしくお願いいたします!