INFINITE・WOLF   作:死告天使

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17話です。どうぞ、楽しんでください!


17話

あれから、風邪も治り授業もちゃんと参加し遅れを取り戻しISの訓練もしっかりやっているが......

 

「........なぁ.....鈴.....」

 

「何?」

 

「......一夏の所へは行かないのか?この頃、避けてばっかりで.......お前.....あいつが好k「あああああああああ!!!!!」もがっ!」

 

そう、セシリアと一夏たちとも訓練をしているが、何故かこの頃、鈴に訓練を付き合わされている。さっきもそうだった。

 

「......てか、あんたのせいでもあるんだから!!!!」

 

「......あー......もしかして、風邪の時か.......すまん.....」

 

「......そういえば、記憶なかったのよね.......あーあ!!あんたみたいに一夏もちゃんと謝ってくれればなぁ........」

 

そう話をしていると

 

「「あ」」

 

二人でドアから出ようとすると、一夏と篠ノ之さんとセシリアと遭遇した。

 

「.......」

 

「.......」

 

「.......」

 

3人とも会話がなかったが、

 

「あら、大地さんたちが先約でしたの。」

 

「あぁ、鈴に首根っ子捕まれて来たんだがな......そっちこそ、次の使用か?」

 

「はい。もうすぐでクラス対抗戦が始まりますので。」

 

「そうか。」

 

セシリアと俺はそんな空気を気にせず話をしていた。

 

「あんたたち.......空気を読みなさいよ.....一夏....」

 

「な、なんだ?」

 

鈴がこっちを見て呆れていたが、すぐに一夏に向き直った。

 

「あたしに謝る準備は出来た?」

 

「?いや?」

 

謝る?何を........と考えていると、セシリアが耳打ちをしてくれた。

 

「(鈴さん、この前に一夏さんに告白をしたらしいのですが、一夏さんは違う意味で覚えていらっしゃって....)」

 

「(あー、しょうゆこと)」

 

そりゃ、謝って欲しいわな......必死に告ったのに違う意味で理解してるとか........まぁ、あの一夏だと分かってるのにそういう告白の仕方をした鈴も問題があるが......あぁ、激化してるわ.....

 

「じゃあ!!こうしましょ!!来週のクラス対抗戦、そこで勝った方が負けた方に何でも1つ言うことを聞く!!!!!それで良いわね!!!」

 

「おう、良いぜ!!俺が勝ったら説明してもらうからな!!」

 

ということで、勝負の内容は決まったな。めでたしめでたし......と思っていた時期がありました!!

 

「せ、説明は.....」

 

告白の内容を説明するのが恥ずかしくて、赤くなった鈴。.......それを、一夏が火に油を注ぐように.....

 

「?なんだ?止めるなら止めても良いぞ?」

 

「誰が止めるのよ!!あんたこそ、あたしに謝る練習しておきなさいよ!!!!」

 

「何でだよ!!この馬鹿!!」

 

この馬鹿どもは......

 

「一夏も鈴も落ち着け!」

 

「止めるな!!大地!!」

 

「そうよ!関係ないやつは引っ込んでて!!」

 

口喧嘩が勃発し始めて、止めに入ったが意味無し。

 

「鈴さん、一旦落ち着きましょ?」

 

「離しなさいよ!!この朴念人!!間抜け!!阿保!!」

 

セシリアに止められてもまだ続けている鈴。

 

「うるさい!!この貧乳!!」

 

おまっ!!それ女性に言うっt

 

ドガァァァァァァン!!!!!

 

その言葉に怒りが爆発したのか、鈴はISを腕を部分展開して壁を粉砕していた。

 

「い、言ったわね......言ってはならないことを......言ったわね!!!!!」

 

「い、いや、悪い!!今のは俺が悪かった!!すまん!!」

 

「今の『は』!?全てよ!!あんたがいつも悪いのよ!!」

 

うーん、告白の理由を全く違う意味で理解をして、女性には言ってはならない言葉を言った........一夏......極刑.....慈悲無しだな.....

 

「ちょっとは手かげんしてあげようと思ったけど......どうやら......死にたいらしいわね.......望み通りにしてあげる!!!!!」

 

お前は何処ぞのライダーか!?...と、鈴はそのまま出て行った。

 

「.......一夏......」

 

「だ、大地......」

 

「........一度、ゲッター線を浴びるかヘルヘイムの森の果実でも食ってこい.....」

 

「そこまでか!?」

 

俺もそのまま出て行き、セシリアも途中で参加して鈴を慰めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「.....はいよ、一応、これが資料一覧。」

 

「.....ありがとう.....」

 

大地は今、簪と整備室で作業を行っていた。

 

「(作業.....って言っても、楯無会長や烏丸さんたちに原因を聞いてそれらの資料を渡してるだけなんだがな.....)」

 

「......どうしたの?」

 

簪は大地の視線に気付いてこっちを向いた。

 

「ん?いや、次のクラス対抗戦はどうするつもりなのかな?って......まだまだ何だろ?」

 

「.......うん......学園の打鉄を借りるつもり.....」

 

「そうか(.....あー、しまった.....また暗くなっちまった。)」

 

大地の言葉で簪の顔が曇り、やってしまったと思った大地。だが、

 

「.......ほらよ。」

 

「........子犬のキーホルダー?」

 

大地がポケットから出して簪に渡したのは、紐が付いた手のひらサイズの子犬だった。

 

「そうそう。って、子犬じゃなく狼な?まぁ.....久しぶりだから下手くそだかな.....」

 

「.....全然.....下手くそじゃないよ......というか.....これ、作ったの?」

 

「え?あぁ.....まぁな.....母さんが可愛い物好きだから.......誕生日に渡せれるのこれくらいしか無くてな.......いやー、お陰様で裁縫は学校でAでした!.......似合わないだろ.....」

 

「.....ううん.......ありがとう.....でも......良いの?」

 

「何が?」

 

簪は大地から貰ったキーホルダーを見せた。キーホルダーのお腹に『勝』と縫ってあった。

 

「私と貴方は違う組なのに........その......1人目を応援しないの?」

 

「良いんだよ。てか、俺が誰かを応援するのなんて自由なんだよ。」

 

「........」

 

気にしてるのか、癪に触ったのか少し不機嫌になってしまう簪。

 

「.....はぁー......ちょっと貸してみろ。」

大地は簪に渡したキーホルダーを返して貰い、簪と同じ目線までしゃがみ、キーホルダーを顔まで持って来て....

 

『......やぁ、僕は君の味方......ロボ!ハハッ!(裏声)』

 

裏声で人形で応援を始めた。

 

『僕は簪ちゃんが頑張れるように沢山応援するからね!!簪ちゃんも!!勇気を出して頑張って!!ファイト~!!』

 

「........ぷっ......ふふっ.....何それ...」

 

裏声が面白かった、人形の応援が面白かったのか分からないが、不機嫌は直り笑顔になった。

 

「.........元気になったか?」

 

「......うん.......ありがとう.....」

 

「そうかそうか......ほらよ....」

 

大地はキーホルダーを簪に返した。

 

「あ、ありがt「ぽんっ」きゃっ!」

 

大地はキーホルダーを返した後、簪の頭に手を置き、

 

「頑張れよ!!ハハハッ!」

 

「ああああああ!!や、やめて!」

 

ガシガシと簪の頭を撫でた。だが、

 

「ハハハ.....っ!」

 

パシッ

 

「......どうしたんですか?楯無会長?」

 

「え?」

 

簪は「楯無会長」と聞き、振り向くとそこには、大地が顔横で2本指で楯無の扇子を掴んでいた。

 

「........相変わらずの反射神経と......」

 

楯無は扇子を大地から取り返そうとするが、全く動かなかった。

 

「馬鹿力ね......それに......私の許可無く簪ちゃんを撫でるなんて!!」

 

「........えぇ.....」

 

楯無がそこに居たのは驚いたが、大地に攻撃していた理由がしょうもないことで困惑していた。

 

「.......妹をストーカーするなんてサイテ~...」

 

「.......簪ちゃんにキーホルダーで可愛い声で人形劇するなんて可愛いらしいわね~.....」

 

「え、えっと.......二人とも.....」

 

簪には大地と楯無に何か赤いオーラが纏っていたと感じた。

 

「........そんなに嫌なら.......俺を倒します?」

「ふふっ........望み通りにしてやるわ!!!!!」

 

「やってやろうじゃねぇか!!!!!」

 

そう言うと、大地と楯無は簪を放って整備室から出て行き、簪も後を着けて行き.........大地と楯無はISの勝負を行い、エネルギーが無くなっても生身でボロボロになるまで争ったとか........簪曰く

 

「.....二人とも.....馬鹿........後.....お姉ちゃんが強いということを改めて認識出来たし.......柊君があそこまでお姉ちゃんに食い付いたのが凄かった.....」

 

という。.......なお、二人はめちゃくちゃになったグラウンドの掃除をさせられたらしい.......

 

 

 




誤字や何かあればよろしくお願いいたします!!活動報告にそれの用意をしました。
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