18です。どうぞ、楽しんでください!
クラス対抗戦当日
「すげぇ......うるさいな.....」
「大丈夫~?わんわんお~?」
「わんわんおって言うな....耳がいてぇ.....」
ある箇所の観客席では、大地、本音、セシリア、箒が座っていた。大歓声のせいで耳がずっと痛くなっている大地は少し不機嫌だった。
「(耳栓しても.....やはりうるさいな....)」
「......」
「心配ですか、箒さん?」
「なっ!?別に!!心配しているわけではいない!!私が鍛えてやったのだ!!勝たなくては困る!!」
「ふふっ........そうですか。あっ、出て来ましたわよ。」
開始の時間が迫り、一夏と鈴の二人が出て来た。
「一夏、今謝るなら少しくらい痛めつけるレベルを下げてあげるわよ?」
一夏と鈴は空中で向かい合い、オープン・チャンネルで鈴はそう告げた。
「そんなのいらねぇよ!!全力で来い!!」
一夏もそう言い覚悟を決め雪片弐型を構える。
「あっそう!一応言っておくけど、ISの絶対防御も完璧じゃないのよ。シールドエネルギーを突破する攻撃力があれば、本体にダメージを貫通させられる.....知ってるわよね?」
「あぁ....つまり」
「そう...」
『あんた(俺を)を殺さない程度にいたぶることは可能ってこと!!』
二人の声が重なり、試合のブザーが響く。
「はぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
鈴が早く動き、一夏に一太刀浴びせようとする。だが、一夏もその動きが分かりその一太刀を雪片弐型で相殺した。
「へぇ、やるじゃない!!でもね!!」
鈴が一夏の雪片弐型を青竜刀で弾き、次々と切り込んで行く。
「くっ!!」
一夏は消耗戦になるだけだと分かると、鈴の一撃をかわし離れようとした。だが、
「甘いっ!!!!!」
鈴の肩のアーマーがぱかっと開き、中心の球体が光った瞬間.....
「っ!?ぐおわっ!!」
一夏は何かの衝撃を受け飛ばされた。
「.....あれが衝撃砲か.....」
「えぇ.....」
一夏と鈴の試合を観察し、鈴の謎の攻撃の正体が大地とセシリアには分かっていた。
「?何だその.....衝撃砲とは?」
「む~、二人だけずるい~!」
本音と箒は正体が分かっておらず、二人に質問をしていた。
「空間自体に圧力をかけて砲身を生成し、余剰で生じる衝撃それ自体を砲撃化して撃ち出す.....私のブルー・ティアーズと同じ第3世代型兵器ですわ。」
「......えっと....つまり?」
「.....つまりは、ド●●もんの秘密道具にある『空気砲』が目に見えない状態で空気を撃てる品物ってことだよ.........簡単に言えばな.....」
「なるほど~」
二人の説明で納得出来た本音。
「セッシーはともかく、わんわんおは物知りなんだね~?」
「......一度だけ練習の時に煽って出させて、説明を受けたからな....」
「え?煽っ....え?」
大地の言葉で、3人はそっちに向いた。
「そうだが?『やぁーい!!一夏に告白失敗した鈴鈴ーーー!!!』って......切れて何発も撃ち込まれたが.......必要な犠牲だ......あっ!!ちゃんと謝ったからな!!俺は!!」
大地の言葉を聞き、3人は呆れていた。
「わかったが.....あの代物にはだな.......あれは全方位....つまり、前を向いていても後ろの敵に撃てる物でもある。」
大地の説明を聞き箒が驚いた。
「なっ!?それでは、このまま一夏がやられるのを見ていろってことか!?」
目に見えない武器.....人間の視覚では圧倒的に不利な代物だ.......
「......良く見なさい、箒さん.....一夏さんもそう甘くはありませんよ?」
「む?.......っ!」
一夏のことで不安がいっぱいだった箒だが、鈴の攻撃を徐々に避けている一夏が見えて、少し安心をした。
「.......そろそろ決めに行くか?」
「えぇ.....」
一夏が鈴に突貫を仕掛けた........その時だった....
ズドォォォォォォォォォンッ!!!!!
「何っ!?」
「きゃっ!!」
突然の大きな衝撃がアリーナ全体に走り、ステージの中央が土煙が上がっていた。
「......アリーナのシールドを破ったのか?」
大地はぽっかりと空いたアリーナのシールドを見てそう呟いた。
「な、何が起こってますの!?」
「何々!?」
周りの人たちも突然のことで困惑をしていた。
「.......あれは.......」
だが、大地だけは冷静で土煙がたっているその場所を見つめていた。そして......何か動いてるのがわかった。
「大地さん?どうしました?」
セシリアも土煙の方向を見ていたが、土煙のせいで何も見えていなかった......そして....
「......っ!!一夏!!!!!鈴!!!!そこから早く離れろ!!!!!!!!!!」
大地には見えた.......土煙の中にいた何が手を上げて......直感が働いた.....「あれはヤバい」と.....だから、大声で鈴と一夏に知られせた。だが、
「は?」
「ん?」
鈴も一夏も大地の怒声は聞こえていたが、意味が分からなかった........だが
「「っ!!」」
土煙からビーム兵器が放たれ、何とか二人は避けた。そして、そのビームはアリーナの天井のシールドに当たり、シールドを撃ち破った。
『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!』
それを皮切りにその場にいた生徒たちが悲鳴をあげ一斉に逃げ出した。
「おわっ!!」
一斉に生徒が未確認のISの恐怖でここから逃げ出そうと動き、その波に飲み込まれかけた。
「きゃっ!!」
「ちょっと!!!!!早く行ってよ!!!!!」
何故か前に進まず混乱が起き、押し合いの状態になっていた。
「す、すまん!!通らせてくれ!!」
何故、進まないのかその理由を探ろうとしていると、
ブブブッ!
「あ?誰だ!?.......会長?」
ポケットに入れていたスマホが振動し、確認すると『ネルネルネール』と画面に表示されていた。
『もしもし!?』
「会長!!一体どうなっ....おとと!!一体どうなってんだ!?」
女子の押し合いにまた飲まれかけたが踏ん張って耐えて楯無に事情を聞こうとする大地。
『貴方は大丈夫なの!?』
「こっち大丈夫だがなぁ!!何故か一向に前に進まんのだがぁ!?」
『良い!?今、全ての扉がロックされて、シールドも全て最大警戒レベルに設定されて閉じられてるの!!』
「デジマぁ!?」
『そうよ!!他の先輩方にも手伝って貰って開けようとしているわ!!』
「......それは何分かかる?」
『......まだかかるらしいわ.....』
楯無の返答を聞き、嫌な汗が背中を伝うのが分かる。ここで待っていたらあのISがこちらに来るかもしれない.......
「......おいネルネルネール!」
『何!?』
「アリーナの扉はISでぶっ壊すことは可能か?」
『.......あぁ!!もう!!やっちゃって!!!全部!!人命第一!!!!!』
「うっしゃぁ!!」
楯無の許可を貰い、すぐに近くにいたセシリアを呼び女子たちの列を抜け前に進んだ。
「許可は貰った........てめぇら退いてろ!!!!!!!」
大声を上げ、近くにいる女子たちを下がらせて、大地は腕を部分展開を行った。
「(全く.........力は使いたくないが.......人の命には変えられん!!!!!).....ぜぇあああああ!!!!!」
少しの助走をつけ、腕を振りかぶり......扉に叩きつけた。
ドゴォォォォン!!!!!
固定されていた扉はぶっ飛び、脱出経路が確保された。
『やったぁぁぁ!!!!!』
「セシリア!!!!!お前から先に行け!!邪魔な壁は壊せ!!許可は取ってある!!」
「はい!!」
大地に施され、セシリアはすぐ様走っていった。
「ちょっと!!何でセシリアさんから脱出させたのよ!!」
後ろから、早く出たがっていた女子が先にセシリアを出したことに不満が起こっていた。
「馬鹿か!!!!!!!一夏と鈴はさっきまで試合してただろ!!あいつらのエネルギーが空っぽになればこっちに来るわ!!!!!だから、セシリアを先に行かせて援軍にさせたんだよ!!文句を言う暇があるならさっさと行けぇぇぇぇ!!!!!」
不満を言っている女子たちを速やかに出させる。
「え!?わんわんお!?何処に!?」
大地が別方向に走り出したのを本音が見つけた。
「出入口はここ1ヶ所じゃあねぇんだよ!!他の所もぶっ壊す!!!早く行け!!」
本音にそう言い走っていった。
「う、うん!!........あ、あれって.....」
本音はある場所に何かを見つけそこから走り出した。
「おらぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
ドゴォォォォン!!!!!
「早く行け!!!!!!!」
各所の扉を破壊し、最後の1つを破壊した大地。
「良し!!これ.....で?あ?」
大地もさっさとここから離れようとしていると、扉を最初に破壊した所に2人の人物がいたのを発見した。
「ちっ!!何やってぇやがる!!」
大地はその場所に猛ダッシュッで向かった。そこには、
「本音!?それに相川さん!?」
「あ!!わんわんお!!」
「あ.....柊君....」
そこには、本音と相川がいた。「さっさと出ろ」と言おうとするが
「ごめん........押されて挫いちゃって.....それと......腰が抜けちゃって.....」
相川は何とか立とうと、プルプルと震えていた。
「....あぁ!!もう!!」
「え?きゃっ!!」
すぐ様、大地は相川の側に寄り、相川を背中に背負った。
「文句は後で聞く!!!!!本音もさっさと着いて来い!!」
「うん!!」
相川を背負い、本音と一緒にそこから抜けた。
今回はここまで........更新が遅れて申し訳ありません!!!!!
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