22話です!どうぞ、楽しんでください!!!
「........」 キョロキョロ
「........大地さん」
「お、おう、どうした?」
「.......1度、深呼吸をしては如何です?」
「.....すまん」
大地とセシリアは移動手段のモノレールが来るまで待機していたのだが、大地は来るまでソワソワしてたいたり、周りをキョロキョロとしていた。セシリアが綺麗で令嬢なこともあってか注目も集まるが、特に背が高い大地も予想以上に注目を集めていた。
「......いや、都会ってすげぇな~って思ってな.....」
「これくらい、普通では?」
「ははは........愛媛はな.....県庁所在地や1部地域にしか、こういうモノレールなどがないんだよ......俺が住んでた地域は今でも電車やバスが使われてるし......1時間ごとに2本だぜ?」
「まぁ......」
「......それにさ、俺の格好.....変じゃ.....ないよな....」
大地は自分の服を掴んでセシリアに聞いた。
「.....いえ、別に変ではありませんが....」
「.....そうか.....」
「どうしてですの?」
「あ?.....遠出とかあまりしたことがなくてな......家では、大抵、体操服か制服で過ごしてたから........ファッションとかに疎くてな......」
そう話す大地。そして、モノレールの時間が来て乗車した。
「.......すげぇ......でっかいビルばっか.....」
「.......」
大地とセシリアは空いてる席に座り、大地は窓から見える故郷では見かけない大きい建物などを見物し、セシリアは考え事をしていた。
「........」
場所は変わり、IS学園の職員室。ここでは、他の先生は居らずたった1人、織斑先生だけがいた。
「.......」
彼女は黙りながら、机にあの騒動の監視カメラの解像度を上げた映像......そして、『柊 大地 』と書かれた数枚の書類が置かれていた。
「.........間違いないな....」
彼女は山田先生と映像を見ていた時、あることに気が付いた。.......監視カメラが消える数秒前、大地が敵に斬られた時の部分......頭を全て覆っていた装甲が壊れていて顔がハッキリ映っていた。その時.......大地の目がいつもの青い瞳ではなく黄色の瞳になっていたことに気付き......何かの間違いだと思い、解像度を上げた映像を貰い、何回も見ていた。
「.........アメリカで産まれだが1歳になる前に母親の地元の愛媛に移住...........手術経験は一切無し.........母親と父親の経歴などにも問題は無し...........」
映像を止め、次に1枚1枚書類を見て行く。
「........だが.....」
全くの問題は無い.....と思われた書類だったが......ある1行に目が止まった。
「......1日だけ行方不明?........」
そこには、大地が行方不明の経験があり、しかも、本人が何度も利用している森で行方不明になっていたことが書かれていた。
「だが、父親がなんとか見つけ怪我をしていたこともあり、怪我を負い抜けれなかった.........と」
文もそれ以上は書かれていなかった。だが、
「.......その数日後に、父親がアメリカ行きの便で事故に遭い......死亡......」
この事故は彼女も知っていた。ニュースで大々的に取り上げられていた。飛行機が離陸しようと瞬間にトラブルが起きそのまま、他の飛行機とぶつかり多くの死者が出ていた。原因は部品の数ヶ所が劣化していたのだった。そして、そのまま飛行場は閉鎖され、別の場所に新しく建てられた。.......だが、彼女はこの書類と映像を見て、一連の事故と行方不明がある国の仕業ではないかと疑っていた。
「.......あいつと.....いや、だが......」
彼女は思い出していた。昔、その国にいたある実験により片眼が金色の少女を.......しかし、大地の瞳は彼女とは違い黄色である。知り合いに探りを入れて貰ったが「関係無し」と言われた。もしかしたら、大地が関わっている瀬戸内の研究所の方に関連があると思われたがこちらも、全く無縁だった。
「........「ガラガラ」っ!!」
「あれ?織斑先生.....今日はお休みでは?」
突然、入って来たのは山田先生だった。
「あ、あぁ......山田先生こそどうして?」
「え?あはは.....忘れ物を取りに来まして.....何を見てたんですか?」
「ん?.......いや、別に大した物ではない.....くだらないビデオを見てたのさ......」
織斑先生は書類を彼女に見せないようにしまい、映像も消した。
「そうですか。」
「あぁ.......山田先生.....」
「はい?」
「.......いや、何でもない。」
山田先生に大地のことを聞こうと考えたが、すぐに止めた。
「.....あまり、詰めすぎないでくださいね?」
「ふっ......これくらいで私が倒れるとでも?.....まぁ、今は少し羽を休めるか.....」
引き出しに鍵をし、2人は職員室を出て行った。
「.......というわけで」
「いや待てや。何が「というわけ」だ、説明しろ。説明を.....」
大地とセシリアは、目的地のショッピングモールに着いたのだが、
『映画の時間はまだありますわね!』
と聞かれ、「そうだが?」と言うと、大地の手を引き服屋に直行していた。
「......あぁ、そういえば買う物があるって言ってたな。」
大地は、セシリアが服を買いに来たと考えたが
「えぇ、私と......貴方のをね!」
「.......はぁ!?」
突然のことに声をあげていた大地。
「.....いやいや、何故に?」
「ファッションならお任せください!私が貴方に似合う服を選んでさしあげますわ!」
セシリアは乗る前の話を聞き、どうすれば良いか考え、アドバイスをあげようと決め、服屋に来ていた。
「......だ、だがな.....」
大地は持って来てるお金を確認した。映画分と少し余分に持って来ていたが........目の前の店はどう見ても「お高い服がありますよ」という店だった。
「さっ!!行きますわよ!」
セシリアの圧に押しきられ店内へ入っていく。
「.......んー......」
セシリアは最初は、大地の服を選ぼうとしたが「先にセシリアのを済ませてから」ということで、セシリアは自分のを選んでいた。
「.......どれくらいするんだ?」
他の女性たちからの視線もだんだん嫌になってきた大地は、近くの服を拝借して値札を見た。
「.......えっと......一.....十.....百...........」
大地は値札の金額を見た途端、プルプルと手が震え出した。
「(おまっ!!万の服って!!え!?ちょっ!?え?おまっ!!)」
頭の中でパニックが起き、語彙力が低下していた。
「(近くのしま○○や古着屋でも、万はなかったぞ!!せいぜい、5千~7千やぞ!!学生服の時には仕方ないけど!!この値段は......)」
大地は、服が必要な時は古着屋や近くの服屋でなるべく値段がかからない服を選んでいた。
「........」
スッと慎重に服を戻し.....
「.....せ、セシリアさん....」
「あら、どうしました?」
大地はセシリアに話し掛け、
「........自分の服のファッションについては、今度にしてください。」
「.......万の服.....万の....服.....」
その服屋の前で大地は衝撃的過ぎる値段でショックを受けていた。
「(......そりゃ、お高い服屋だとは思ったわ......せいぜい、8~9千かと思ったわ.......何で.....あんな服1枚で3万やら4万もかかるんだよ.....)」
そう思考していると、
「終わりましたわよ。」
会計が終わったセシリアが店内から出て来た。手には大きい袋が2つあった。
「......お前.....服ってまだ沢山あったよな.....」
「?えぇ、それが?」
セシリアは自分の気に入った物が買えたのか凄い笑顔で答えていた。
「女性って.....毎回、ああいう服を買うのか?」
「.....どうなんでしょうか?私は社交場に出る関係もありますから、オルコット家に恥じないような服を選びますが......他の方は.....」
「......左様ですか......ん」
「.....何ですか?その手は?」
「.....いや、ファッションのアドバイス断ったし、ご厚意を無駄にしてしまったから、せいぜい買った物は持たないとなって.....ほら、持つぞ。」
「......では、御言葉に甘えて。」
「おう.....そろそろ、時間だな。」
持つ前に時間を確認し、そろそろ映画が始まることを告げた。
「.............良かった.....」
数時間後、映画を見終わり出て来た2人。買った、飲み物の空を捨て、歩き始めた。
「ふふふ.....大地さん、凄い顔してましたわね。」
「いや、もうな、映画化して見ても......泣ける....」
映画を見ている大地は、顔が赤くなったり、深く考える顔になったりなど色々な顔になっていた。
「......どうする?まだ時間はあるが.....」
「......昼も近いので軽く食べませんか?」
時間を見ると、後少しで12時になるくらいだった。
「そうするか......何を食べy「だ~れだ?」.....」
何を食べるか聞こうとすると、突然目の前が暗くなり聞き覚えのある声がした。
「.......どこぞのシスコン変態会t「えいっ♪」がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!目がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「......こんにちは、楯無会長と簪さん。」
「えぇ、こんにちは、オルコットさん。」
「.....こんにちは。」
セシリアの前にいたのは、外出用の服を来ていた更識姉妹だった。
今回はここまで。
いつものように、何かあればよろしくお願いいたします!!!
そして、毎回、誤字があれば報告していただきありがとうございます!