23話です!!どうぞ、楽しんでください!!
「......ひでぇ目にあった.....」
大地たちは、近くのレストランに入り大地は水が入ったコップを目に当てていた。
「(眼鏡と目の間に手をいれやがって.....)」
「あら、ごめんなさいね?」
「.......気色悪い声を出s「え?何?」......何でもナーミン....」
楯無の謎の圧に負けて、チビチビと水を飲む大地。
「.....てか、よく俺だと分かったな....」
「腕のバングルでね。」
腕のISの待機状態で大地のことが分かったらしい。
「.....え、えっと、お二方は今日はどのようなご予定で?」
「今日はね、簪ちゃんと久しぶりに御出掛けしに来たのよ。」
「.....昨日、突然、部屋に来てそう予定をたてられただけ.....」
そう渋々と言った感じだが、少し嬉しそうな顔をしているのがわかる。
「......仕事をサボって来たのか?」
「サボってないわよ!!残念でした!!」
Vと自信満々にピースをしている楯無。
「で、そっちは?」
「......映画だよ、え・い・が。」
カバンに入れてあったパンフレットをテーブルに出した。
「あ、これ......今、人気のあるやつ...」
「そう!簪さんも知ってるのか!?」
知っている人物に会えて、先ほどよりイキイキしてテーブルから身を乗り出す大地。
「え、あ、うん。.......でも、内容は....」
「......そ、そうか....」
「......で、どんな内容なの?」
「ん?.......ある国で戦争の実験により産み出された怪物と、魔女の呪いによってその世界では遺失した『魔法』を身に宿したことで、戦争の切り札にされ監禁された少女が出会いの交流する話.....だな。」
「......確か、人外×人......だっけ?」
「そう......」
大地は作品の内容を話をしていると、先ほどの映画を思い出し、考える顔になっていた。
「......どうしたの?」
「......なんか.....良く考えると.....俺も人外の分類に入るのかなって......」
『......』
大地がそう言うと、3人は少し黙ってしまった。
「......いや、すまん......」
「.....ううん、大丈夫。」
「心配しなくても、貴方は人間よ。」
「.......ほ、ほら、何か注文をしましょう!」
「そ、そうだな......」
空気を変えるため、セシリアはテーブルに置いてあったメニューを全員に渡した。そして、メニューが決まり、大地と楯無は通路側に座っていたためセシリアと簪の希望のドリンクを聞き入れに行った。
「さて......これからどうするか.....」
「あら、貴方たちも決まってないの?」
隣でそう聞いてくる。
「......お前たちも?」
「......いや、誘うには良かったんだけど......どうするか決まってなくて......」
「......はぁー......」
「何よ!!そのため息は!!」
ガクッと頭を下ろし、ため息をついている大地に文句を入れる楯無。
「......服屋に行っても欲しいのが無いし、簪ちゃんもちょっと奥手だから『....何でも.....良い...』って言うし.....」
「......そうか.....ん?」
「どうしたの?」
大地は、店の窓を見てあるチラシが壁に貼ってあるのを見つける。
ガヤガヤ
ワンッ!
「.......可愛い.....」
「えぇ、本当に可愛いらしい子犬ですわ。」
「楽しんでもらえて良かった。ね?大地君。」
「.....てか、助けてくれよ!!」
大地たちは、ドッグカフェに来ていた。
大地が見つけたのは、「ドッグカフェオープン!今なら半額中!!」というチラシだった。それで、全員にアレルギーを持っていないか聞き、こちらに来ていた。そして、今大地は......犬に囲まれていた。
「......仲間だと思われてるのでは?」
『ぶふっ!』
「誰が犬だ!!」
セシリアの言葉がツボったのか2人は笑いが止まらず、大地は次から次へと来る犬の処理に追われていた。
「こんなに犬に好かれてるのは珍しいな。よっぽど皆、彼のことが気に入ったんだな。」
ここの店員が奥から出て来て、セシリアたちのテーブルに飲み物を置いていた。その店員は黒人の男性だった。
「凄いですよね.......えっと....」
「......すまない.....店長のジェイという.....皆からMr.ジェイと呼ばれてる。」
「どうも。」
楯無は店長のジェイと握手をしていると
「ふげっ!」
ドンッ!
「......どうしたんだ?」
「.....えっと、バランスを崩して倒れたみたいです。」
犬たちの勢いに耐えれずバランスを崩した大地......そこに
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
犬たちが物凄く群がっていた。顔を舐めては、服を引っ張ってなどされている。
「はははは!!」
「笑って...ん.....ないで....うげっ.....助けてくれぇぇぇぇ!!」
ジェイは大声で笑い、大地は苦しんでいた。
「あー......死ぬかと思った......」
「大変でしたわね.......ふふ....」
「.....お疲れ様.....ふふふ....」
「ほ、本当に....ふふ....お疲れ様....あははは。」
「........笑ってんじゃねぇよ.....」
犬たちと過ごし、時間も来たことで帰宅していた大地ら。ジェイにも「また時間があったら来なよ。」と言われるほど親しくなった。すると、
「......あー、ちょっとだけ最後に寄りたい所があるんだが......良いか?」
「?えぇ、別に大丈夫よ?」
セシリアも簪も「大丈夫」と言い、4人はまた別の場所に向かった。
「よし......これで十分だな.....」
大地の手には幾つかのお土産の品があった。
「それは、御実家に送る物ですの?」
「ん?違う違う。今度、一夏と俺んとこの親戚の家に行くから、母さんと弟をかくまってくれたお礼として持って行く品なんだよ。.......あ、モノレールが来たぞ。」
「あ、はい。」
モノレールが到着して、4人はモノレールに乗り込んだ。
「..........今日は......ありがとうな.....」
「え?」
モノレールから降り、学園までの帰り道の途中で突然、大地がお礼を言い始めた。
「........セシリアが誘ってくれなかったら........あの人から言われたとはいえ、1人で悩んで過ごしてろうしな........」
「........大地さん」
「........偶然とはいえ、あんたたちとも遊べて良かったよ.........ありがとう.......」
「......ううん、こっちこそあそことかに連れて行ってくれてありがとう.....」
「そうそう、別に気にする必要はないわよ。」
楯無と簪も笑顔でそう言う。
「..............誰とも関わらないように決めてたのになぁ.....」
大地が立ち止まり、セシリアたちに振り向いた。
「......命が狙われたから......誰かと関わるのが怖くて.......誰とも関わらないように決めてた.........でもな......あんたたちや........山田先生や一夏たちと関わって.........あんたたちのいる場所が居心地が良くてな.......関わって良かったと思う反面.......怖くなっちまった.......」
「......大地さん」
うつむき、荷物を持っている大地の手がプルプルと震えていた。
「..........あーあ、似合わないこと話をしちまったよ.......怖いのは20%くらいで、良かったと思えてるのが80%くらいだから、大丈夫さ!あははは!!」
顔を上げると笑顔だった。だが......3人は、大地の笑顔がほんの少し無理をしているように感じていた。
今回はここまで....
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