INFINITE・WOLF   作:死告天使

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はい、今回は戦闘なんですが......苦手で下手くそだと思います!!下手くそなりに頑張ってみました。
誤字報告ありがとうございます!


8話

そして、遂に決闘の日

 

「......なぁ、箒.....」

 

「なんだ....一夏...」

 

俺と箒はアリーナのAビットで話をしていた。

 

「気のせいかもしれないんだがな........」

 

「そうか。気のせいだろう。」

 

「ISのことを教えてくれる話はどうなったんだ?」

 

「.......」

 

「目 を そ ら す な 」

 

あれから、箒に教えて貰うことになったのだが......剣道の稽古ばかりで、ISの練習はしていなかった。

 

「し、仕方がないだろう!お前のISもなかったのだから!」

 

「うっ!それはそうだが.....じゃない!知識とかは大地が困ったら教えてくれたが、基本なことは教えてなかっただろ!!」

 

「.......」

 

「だから、目をそらすな!」

 

専用機が......全く来ませんでした!!!ど畜生!!!そして、1つここに来るまで気になったことがあった。

「.....そういえば、大地は何処にいるんだろうか?」

 

大地が朝っぱから見当たらないのだ。セシリアさんに聞いても起きたらいなかったらしい。そう考えていると

 

「お、織斑君織斑君織斑君!!!」

 

山田先生が走ってこちらまでやって来た。

 

「山田先生落ち着いてください。深呼吸深呼吸」

 

なんとか、山田先生を落ち着かせて話を聞こう。え?弄らないのかって?......弄ったら大地が何か怒りそうだから......

 

「そのですね!来ましたよ!織斑君の専用機!」

 

遂に......そこで、後ろから千冬姉がやって来た。

 

「織斑、すぐに準備しろ。ぶっつけ本番だ!安心しろ、最初に柊とセシリアが決闘を行う。その間にウォーミングアップなどをしろ。」

 

「...その大地は?」

 

「ふんっ、見ろ」

 

そこで、1つモニターに.....緑の装甲と頭にも装甲が付き、肩には2つの3連ミサイル・ポッド、手には大砲を持ち、背中にはブースターが装着しているISがそこに映っていた。

 

「あれが......大地の.....」

 

「.......変わったな」

 

「え?それってどういうこと?千冬姉?」

 

千冬姉の言葉が気になって聞こうとしたが

 

バンッ

 

千冬姉呼びのせいで頭を叩かれてしまった。

 

「全く.....山田先生...」

 

「あ、はい。....えっと、元々は織斑君の専用機みたいに白い機体だったのですが.......」

 

「「ですが?」」

 

箒もこの話が気になったのか聞いてきた。

 

「えっと......彼の操縦を拒否してるような感じで......それでスペックなどを落としてやっと乗れる感じでして.....」

 

「き、きょ、拒否?」

 

「......いつかの授業の時に彼が「じゃじゃ馬」って言ったと思いますが......その通りなんですよ。何故なのか彼が普通に飛ぼうとするだけで全速力で壁や天井に激突して.....彼に確認してみたら「じゃじゃ馬だし、なんか嫌々って言われてるみたい」って.....あ、今ではそんなことはないんですがね!」

 

「.......」

 

「.....話はそこまでだ。さっさと準備しろ!」

 

「っ!はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(.....なぁ、じゃじゃ馬......お前が何故、嫌々な感じなのかは俺が思うに俺の......が原因しかないんだと思う。怖いだろ?吐き気がするだろ?それで良いんだよ......でもな、俺はそれでもやらないといけないんだ......だから、俺に.....)

 

「.....」

 

少し前にこいつに言った言葉を思い出していた。.....朝早く起きて、すぐにアリーナを使えるようにしてくれて操作を確認して、今は相手が出てくるのを待つだけだ......そして、青い機体....セシリアさんの専用機の『ブルー・ティアーズ』が遂に現れた。

 

「大丈夫........闘える....やれる」

 

目を瞑り、小声でそう呟く。

 

「......いよいよですわね。」

 

「.....あぁ」

 

俺とセシリアさんは二人だけで話を行った。

 

「それが、貴方の専用機.....名前が...」

 

「....『デンドロビウム』」

 

「....『わがままな美女』ですか......じゃじゃ馬で貴方を困らせていたのかしら?」

 

「.....元々はそうだが.....今は大丈夫さ......それに今のこいつは『スタークジェガン』だ。『わがままな美女』から『星を駆ける女』になったのさ.....」

 

「.....そうですか......もし」

 

「?」

 

「もし、この決闘が終わったら.....言いたいことがありますの.....」

 

「.....そうか」

 

そして、時間は遂に......

 

『それでは開始してください!!』

 

その声と共にブザーがなり決闘が始まった。

 

「...さぁ!踊りなさい!!!私たちの奏でる円舞曲(ワルツ)で!!」

 

そう言いセシリアさんの後ろのビット.....どう考えてもファンネルじゃね?....まぁ、それは良い....そのビットが俺を攻撃するために近付きロックをした.....だが

 

『通常弾から散弾に移行.....完了』

 

そのデータが出た瞬間、直ぐ様後ろに下がり大砲の弾を1発射出。

 

「そんな物が!!」

ビットたちがその弾を撃ち落とそうとするが....それが、俺の狙いだ。ビットが撃ち落とす前に弾が弾けて、ビットと彼女に攻撃が降り注ぐ。

 

「っ!?散弾!!」

 

直ぐ様あちらも回避を行い、ビットも回避しようとしたが、1基は近くにあって破壊を成功した。

 

「....だったら....」

 

本来は2つを破壊する予定だったが、狂ったなら修正するのみ!

 

『ミサイル・ポッド...1番・5番...射出』

 

左右のミサイル・ポッドから2つのミサイルを射出、さらに、散弾も射出。

 

「くっ!!ビットを出さないようにするために!!ですが!!」

 

セシリアさんは最初から手に持っていたライフル『スターライトmkⅡ』を放ち、流石、代表候補生というべきか3つとも撃ち落とされた。そのまま爆発。そして、

 

「頂きましたわ!!」

 

アラームがガンガン響いた。完璧にロックをされている。そして、放たれた.....が

 

「っ!!」

 

「なっ!」

 

当たる直前に身体を下に向けて、背中のブースターを全力で吹かせて回避。そして、じり貧だと思い下から全弾を射出した。

「嘗めないでください!!!」

 

セシリアさんのと違うが爆発と弾丸の雨霰の中、なんとか回避をしていくが、所々弾丸を避けきれずに当たっていた。

 

「......(ミサイル・ポッドは空、大砲は既に手放されている.....つまり!)弾切れのようですわね!!終わりですわね!!!」

 

3つのビットを出してまた俺を狙って来たが....

 

「まだまだ甘い!!!」

 

『ミサイル・ポッド+アーマーを解除』

 

ミサイル・ポッドとそれに胸元に付いていた反動を下げるためのアーマーを取り外し......ブースターを全力で吹かせて突貫した。

 

「なっ!ですが!」

 

そう、これには欠点が1つある。ミサイル・ポッドとあのアーマーは連動していて、アーマーはダメージ威力削減のためにも付いていた。つまり、スピードは上がるが防御を捨てる.....諸刃の剣の性能なのだ。それはあちらも直ぐに理解したようで、

 

「真っ直ぐに向かって来ますか!!落ちなさい!!!」

 

ビットの集中放火をなんとか切り抜けたが、真っ直ぐ突っ込んでいたためライフルで簡単に狙われる.......

 

「それを理解していないと思ってたか!!」

 

左手を前に出すと

 

『Iフィールド起動』

 

セシリアさんが放ったライフルは何かの幕に阻まれてしまった。

 

「なっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なっ!?何だあれ!!」

 

一方、一夏の専用機.....白式のセッティングを行っていた一夏と箒も驚いていた。

 

「......あれが....Iフィールド...」

 

「な、なぁ、千冬.....織斑先生、そのIフィールドって何ですか?」

 

Iフィールドというものがどうか聞いたこともない。本にも乗ってなかったし.....

 

「.....柊が所属している会社が作った.....対ビーム兵器シールドだ.......」

 

「対ビーム兵器シールド?」

 

「そうだ......山田先生なら少しは知っているだろ?」

 

「あ、はい!」

 

千冬姉から山田先生にバトンタッチされた。

 

「え、えっと、柊君が所属している会社はもともと防衛するための物を作るのが主な会社で、ISが産まれてからは色んなシールドが発明されてここにもいくつかはそこの製品もあります。その中でも、今の所長が発明した『Iフィールド』は全てのビーム兵器を無効にする力を持っています。」

 

「全て!?」

 

「はい......ISによってテロも行われることを危惧して作った物なんですよ。ただ......これをISに付けるための小型化が.....」

 

「......失敗続きだった?」

 

「.....はい.....これ自体が本当に信用出来る物か怪しいということもあってか一部の大型の飛行機や船しか付けられなくて.......やっと成功したものを柊君のIS試作1号機が.....いえ、今は2号機が小型に成功した物を取り付けています。」

 

「.....」

 

「さらに、欠点が1つ。これにはエネルギーが必要になります。」

 

「.....つまり」

 

大地の残りエネルギーを見ると、ビットでチマチマ削れてはいたがまだ残っていたのが、Iフィールドを起動したせいか少しずつ減っていっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Iフィールドのお陰で正面のライフルを受けきり、あと数歩の所まで迫っていた。だが、

 

「おあいにく様!!ブルー・ティアーズは6機あってよ!!」

 

スカート状のアーマーの突起が外れ、こちらに向かって来た。

 

「ちぃ!!」

 

『Iフィールド解除』

 

直ぐ様、スピードを落とし、ミサイルだと判断してIフィールドを解除。そして、

 

「(このまま、下に逃げるか?いや、それじゃあ、またじり貧で俺の負けだ。後ろか?いや、ビットがあってエネルギー切れを起こし負けだ.......なら!)」

 

あることを思い付き上へ上へ上がって行った。ミサイルもこちらを追って来た。

 

「無駄ですわ!!!!」

 

「(あぁ、今はミサイルを防ぐための物は無い.......銃はな?)」

 

そして、突然上へ飛ぶのを止めていた。

 

「っ!?(何故止まったのです!?)」

 

着々と自分に近づくミサイル.....あと少しでぶつかるというところで.....

 

『ブースター全快』

 

背のブースターをもの凄い勢いで吹かして、その反動でミサイルが1つが爆発して連鎖でもう1つも爆発。

 

「なっ!?.....本当に貴方は色んなことで驚かせられますわ!!」

 

ミサイルによって煙が発生して、いつでも撃てるようにライフルを構えた。そして、

 

バッ!

 

煙の中から真っ向勝負をかけてに出てきた。そして、右手に仕込まれていたソードを出して近付く。

 

「くっ!」

 

瞬時加速(イグニッション・ブースト)を活用して早いが、それでも狙いをつけて撃つが当然の如くIフィールドが作動して打ち消された。そして、

 

「..はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

自分自身でもこれでラストチャンス、当たる。と確信してしまった。あれほど、人は成長すると.....注意をしていたのに....

 

「くぅぅぅぅ!!!!!」

 

ガギンッ!!!!!

 

「なっ!?」

 

セシリアさんの機体を傷付ける前に......セシリアさんはショートブレードでソードを受け止めいた。そして、俺が呆気に取られて居たところでソードを弾き、

 

「今度こそ!チェックメイトですわ!!!」

 

腹にライフルを押し付けて......放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苦手なブレードを出すために短い期間ながら出来るだけライフルの少し間に練習をしました。そして、遂にそれが実った。今までより早く出せて、スピードなどが乗った覚悟の一撃を受け止めれた。

 

「(.....貴方のお陰ですわ.....貴方が熱心な姿を見せてくれたお陰で..........私も負けるわけにはいかないと熱心に練習することが出来ました。)」

 

決着がついた。この決闘が見た生徒や一夏たちはそう思っていた。だが、

 

「....甘いですね、オルコットさん」

 

「あぁ、まだ甘いな」

 

教師二人は見逃さなかった。まだエネルギーが少し残ってることに、そして、彼が直前で左手でライフルを受けきったことに

 

「っ!?かひゅっ!!」

煙の中から左手がぼろぼろな彼が現れて、そのぼろぼろの左手でセシリアの首を捕まえた。

 

■■■■■■■!!!!!!!!!!

 

声とは違う何かを叫び、そして、右手のソードを振り下ろした。

 

ガギンッ

 

「きゃぁっ!!!」

 

何とか抵抗しようとするが、

 

ビー!!!!!

 

エネルギー切れが起こり、勝敗は決した。だが、

 

「.....」

 

「......」

 

まだ、首を離していなかった。いや、実際は先ほどよりは力強くは持っていないため苦しくはないのだが.....そして、

 

「っ!!はぁ!はぁ!はぁ!す、すまん。」

 

「い、いえ......あの....大丈夫ですか?」

 

突然の思考停止したように動きが止まったこともあり、心配して近寄ろうとするが、

 

「大丈夫だ.......心配ない......けど、左がぼろぼろだから次は無理だな....」

 

「........」

 

彼の何ともいえない何かを受けて近寄るのを止めてしまった。そして、彼は離れて、元のビットへ戻って行った。

 

 

 

 

 

 

 

「.....大地.....惜しかったな.....」

 

大地がこちらへ戻ってくると負けたことが悔しかったのか、消沈していた。

 

「.....柊.....」

 

箒も少し驚きながら心配していた。だって、あそこまで消沈している感じは初めて......いや、本当に不謹慎だと思うが.....大地の弟.....空夜も何か失敗して消沈している時とそっくりだった.....改めて、本当に兄弟なんだなと知った。そして、大地は俺らを無視して......山田先生の元へ行った。

 

「.......山田先生」

 

「.....柊君.....だ、大丈夫です!!!!!これから強くなれますk「本当にすいませんでした!!!」ふぇっ!?」

 

山田先生が励ましている途中で大地がそれを遮った。

 

「あんなに熱心に教えてくれて........あんな雰囲気を出してそれでも近付いて俺に教えてくれたのに......自分の甘さのせいで負けてしまいました.......本当に......すいませんでした....」

 

「柊君.....」

 

「大地......」

 

涙は流していないが、手を見ると拳を作り震えていた。

 

「......それでも、凄かったと思います。」

 

「......」

 

「だって、約1ヶ月とはいえあそこまでオルコットさんのエネルギーを削れて、そして、咄嗟の判断とはいえ、ライフルの衝撃を左手で防いだのは見事だと思います!私も誇らしいです!!!だから、もっと頑張りましょう!!!!」

 

「.......ありがとうございます。」

 

山田先生は頭を下げていた大地の頭をよしよしと撫でていた。

 

「ですが、本当に無茶は駄目ですよ。体調然り、機体の調整然り......万全が良いんですからね?」

 

「....はい。」

 

「......ところで、柊......次は出れそうか?」

 

千冬姉がそう聞いてみたが

「あー、左手がこれなんで.......様子みないと駄目ですね。もしかしたら、修理しないといけないかもだし.....」

 

「......そうか.....では、オルコットの様子を聞いた次第で、次は織斑とオルコット戦とする。」

 

遂に......自分が、と思っていると柊が何処かへ行こうとしていた。

 

「大地?何処へ行くんだ?」

 

「あ?.....ちょっと更衣室にな.....」

 

「そ、そうか」

 

「一夏......頑張れよ....」

「っ!おう!!」

 

大地がサムズアップをしていたのに応援してくれたのでサムズアップで返した。これは負けていられないな!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おヴぉぇ......はぁ.....はぁ.....」

 

自分は今.....トイレで吐いていた。

 

「はぁ.....はぁ.....あぶねぇ.....一瞬だけ......あれに身を取られかけた......」

 

 

 

 

 

ライフルを左で受けきった。だが、手が痛む.....体が痛い.....もう、これは負けたな.....甘さが原因だ.....と敗北宣言しようとする......だが....

 

「......■■■■」

 

「っ!?」

 

いつもは寝ている時に来るやつが.....何で今!?油断していた。気が抜けていた。そして、頭の中が......■■■という言葉で埋め尽くされ.......そして、体を.........だが、気付いた時には遅くセシリアさんの首を掴み攻撃を仕掛けてしまっていた。このままでは不味いと思い自力で何とか意識を戻し、体をやつより奪い返した。

 

「....うっ!.....おぼぁ.....はぁ....はぁ.....ぜってぇに.....俺は......負けるか.....」

 

もし、俺がこいつに負ければ、俺は俺ではなくなってしまう......そして......あいつらを.......

 

 

 

 

 

 

 




えっと、主人公のISはこんな感じです。

デンドロビウム+試作3号機(ここでは試作1号機)プロジェクト開始→デンドロビウムは負荷が人には耐えられないので断念。試作3号機を集中に開発→完成→主人公が乗る→じゃじゃ馬のごとく暴れる→スペックを落とし→スタークジェガンの完成

こんな感じです。

左腕にIフィールドが小型で付いており、右手にはビームサーベルではなく、エクシアのように仕込みナイフの如く、ソードが仕込まれています。
『星を駆ける女』という言葉ですが、スタークジェガンが戦っていた場所は宇宙でクシャトリアと激しい攻防を拡げていたので.....こんな言い回しにしました。
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