艦娘に転生したけど燃料が足りないので清掃員になります 作:シニカケキャスター
「提督、人手が足りません」
「海星?」
「それStarfishです。Sea starです。棘皮動物じゃなくて働く人のことです」
「あぁ、そっちね。てゆーかヒトデに詳しすぎない?」
棘皮動物門ヒトデ綱。海盤車とも書くそうです。ってそんなことはどうでもいいや。
「話を逸らさないでください。人手が足りないから軽巡を建造してほしいって言ってるんです!」
この鎮守府では人手不足が深刻。妖精さんが手伝ってくれているからいいものの、こないだのドラマでメンタルがやられてる私は最早役立たず。ちょっと鬱になりそう。あ、思い出したら泣きそうになってきた。
「ちょ、ちょっとどうしたのいきなり泣いて!そんなに死活問題だったの!?」
確かにそうだけどさぁ…!そうじゃないんだよぉ…!!うわぁぁぁぁぁん!!
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「うらみます…わたしやさしくなんてないもの…」
『じゃあけいじゅんのけんぞういってみよー!』
『『『いえーい!!』』』
『まっていたぜぇ、このときをよぉ!』
『さいこうにはいってやつだぁ!』
「いやあの、清掃員さんほっといていいの?」
『きにするな!』
『そうだよ(無慈悲)』
「うらみます…いいやつだとおもわれなくていいもの…」
『だめだこりゃ』
『あたまがやられてやがるぜ』
『たかがめんたるがやられただけだ!』
『かわにでもすてておきなさい』
「これホントどうしよう…」
『わらえばいいとおもうよ』
『というわけで!きをとりなおしてれっつごー!』
『『『いやっはー!』』』
「ま、待ってー!…よ、妖精さんのテンションについてけない…」
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『ねんりょうどーん!』
『だんやくどーん!』
『こうてつどーん!』
『ぼーきもどーん!』
『みんなまとめてそぉい!』
『そーれがっちゃんこー!』
『でましたいちじかん!』
『『『ふっふー!!』』』
『『『わっしょいわっしょい!!』』』
「ぜぇ…ぜぇ…うぷっ…(満身創痍)」
「ゴメンネ、ヨワクッテ…(ハートフルボッコ)」
毎度おなじみのハイテンション妖精さんに振り回され満身創痍な提督と、いつかみた虚〇先生の魔法少女系アニメを思い出しハートフルボッコ状態な私。片や工廠の床に膝をつき、片や工廠の隅で膝を抱えている。最早妖精さんの暴走を止められる存在はどこにもない。人類とはなんと無力で哀れなことか。
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「川内、参上。夜戦なら任せておいて!」
「あの……軽巡洋艦、神通です。どうか、よろしくお願い致します……」
「艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよー!よっろしくぅ!」
「…うん、よろしく」
「よろしくおねがいします」
建造できたのは軽巡洋艦、川内型の三姉妹。なんとか一時間で復活した私達二人で対応する。うーん、この鎮守府よく姉妹艦がセットで建造されますなぁ。まだ二回目なんですけどね!
『おめあてのけいじゅんようかんだよもっとよろこぶがいい、ふはは』
『われらようせいさんにこうべをたれよ』
『よきにはからえふはははは』
「唐突な悪役ムーブ!」
『はなしはきかせてもらった!らいじゅんはめつぼうする!』
『『『な、なんだってー!?』』』
「「「…(うわぁ…)」」」
脈絡もなくいきなり球磨型姉妹をディスる妖精さん。ヤバイですねこれは。絶対怒られるぞ。そんな風に戦々恐々していた私達の嫌な沈黙を破る存在がやってきた。
「あ!見つけたわよ司令官!こんなとこにいたのね!」
救世主、その名は暁。哨戒任務から帰還した暁型駆逐艦一番艦暁、その人である。沈黙という名の闇を裂き、光をもたらす姿はまさしく救世主、聖女そのものであった。割とどうでもいい話だが、私はキルシュトルテが食べたい。
「あら?また建造してたのね?私は暁よ!一人前のレディーなんd「司令官みつかったー!?」ああもう!」
自己紹介失敗。まあ名前は伝わったからいいんじゃない?
「あ、いた!」
「みつけたのです!」
「探したよ、司令官」
続々と入ってくる暁型駆逐艦のみんな。た、たすかった…!
2000字行かなかったっす。
それはそうと50万トン戦艦の速力は42ノットだそうです。