深淵卿に憑依しました リメイク 作:這いよる深淵より.闇の主人
オリジナルの場所は難しいし、時間がかかります
お気に入り400ありがとうございます!
恵里の人気が意外にあるね〜園部ぇぇ!頑張れよぉぉ!
それではどうぞ!
次の日から戦闘訓練が開始された。
「やっぱり西洋の剣だからか振りづらいな」
俺は朝食を済ませると、前日に案内された訓練施設へと直行して素振りを行なっていた。俺に支給されたのは暗殺者にピッタリな短剣だが、その後に頼んで用意してもらった異世界らしい剣を使っている
「……微妙だが、こっちはまだマシな方か」
一通り慣れてきたので剣をしっかりと納刀して地面に置き、短刀に持ち替えて素振りをする。やはり小太刀とは違うので違和感があるのだが、慣れるまで時間はかからないだろう
「……異様なまで様になってるわね」
「……ん? おっす、おはよう雫」
5分くらいすると、天之河を含めた勇者パーティー(暫定)や南雲も集まり、残すところメルド団長を待つのみとなった。人が増えても注目されないので気にする事なく続けていると雫が漏らした言葉に挨拶で返す
「おはよ。いつからいたの?」
「朝食を食べ終わったら直行してきたから……30分くらい前から?」
「ず、随分と前からいたのね……その、次からは—-」
「よし、集まれ! 今から説明を行う」
雫が話している途中だったが、メルド団長の馬鹿でかい声で最後らへんが聞こえなかった。
「今なんて……」
「……別に大した事じゃないわ。行きましょう」
俺の手をガシッと掴んだ雫は「遠藤いなくない?」とか騒いでいるクラスメイト達の元へ「浩介ここにいます」と言いながら向かう。
その後、メルド団長から武器の扱い方や戦いの心構え、王国式の騎士剣術などを教えてもらった後に、騎士団員と少し打ち合って今日の戦闘訓練は終わりとなった。
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戦闘訓練が終わると、メイド達に案内された場所で食事を取る事となった。メニューとしてはサンドイッチとスープ、果物だ
「はぁ……トレーニングしてなかったら動けなくなってたし、明日は筋肉痛だったよこれ」
正面に座っているハジメが項垂れながらそう呟く
「俺に唆されたおかげって事だな。よし、感謝ついでに日本刀作ってくれ」
「む、無茶言わないでよ〜。絶対作るの難しいし、無理だって」
未来のお前さんは雫に国宝級アーティファクトの黒刀をプレゼントしてるんだけどな
「あ! 隣いい? 南雲君」
「え、あー……天之河君と一緒にたべ——どうぞ」
困った様子で天之河へ白崎を押しつk……任せようとしたハジメだったが、後輩女子に捕まっている天之河を見て、観念したようだ
「私も隣いいかしら?」
「いいぞ〜」
香織がハジメの隣へと陣取りに来た瞬間からこうなる事は分かっていたのですぐに返事を返す。
「ありがと、お昼休憩って何するか決まってるの?」
「メルド団長に許可もらったから訓練施設で素振りだな」
俺の返答に「そうなんだ……」と、呟いた後に少し頬を赤らめる雫
「わ、私も一緒に……いいかしら」
上目使いなんて何処で覚えたんだよ全く可愛いなぁ……とか思っていると俺の直ぐ後ろから「チッ」と器用に俺だけに聞こえるぐらいの音量で舌打ちをして通り過ぎる恵里。ちょ、止めなさい
「来てくれるんならありがたいよ。龍太郎とかも誘ったら来る筈だし……ハジメも来るだろ?」
「いや〜、ちょっと僕は……」
快く了承してくれると思ったハジメは頭を片手で少し支えるように、まるで頭痛でも感じでいるかのようにしながら言い淀む
「俺は参加するぞ浩介!」
後ろで話を聞いていた龍太郎が元気よく参加を宣言、龍太郎の勢いに負けたハジメの参加も決まった。
雫が溜め息を吐いて少し残念そうにしている中、それを眺めてニヤニヤ笑っている者が一人……
「あれ? なんか良い事あったエリリン?」
「あ、鈴ちゃん。何でも無いよぉ?」
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昼休憩が終わるギリギリまでトレーニングをした後に午後の訓練がとり行われる部屋へと移動した。
今回習ったのは
その仕組みというのは魔法を使用する時、体内の魔力を詠唱により魔法陣に注ぎ込み、魔法陣に組み込まれた式通りの魔法が発動する。というものらしい。どのような効果の魔法を使うかによって正しく魔法陣を構築しなければならない。
つまりは魔法を使って攻撃するよりも斬り込んだ方が早いって事だ(錯乱)。
さて、冗談はこのくらいにして……魔法陣や式、詠唱だのが必要な魔法だが、例外もあるらしく、適正があれば式を描かずとも魔法陣と詠唱+その属性のイメージをするだけで魔法を発動させることができる
魔法陣にも特殊な紙を使う使い捨てタイプと鉱物に刻むタイプの二種類があるらしく、分かりやすく説明すると、使い捨てはオリアナの
その他に覚えておいた方が良い事を教えて貰った訳だが、魔法の説明以外は知っている事の方が多かったので、苦無を手首を使って回したりして暇をつぶしているが、誰も気がつく様子はない。それもそのはず、《+気配遮断》を発動しているのだ。
指導してくれている先生? の目の前でアピールするが、全く気がつく様子はない。無駄に格好つけたりポーズしてみるが……やはり気付かれない。
…………虚しいし、悲しい
座学を終えると、夕食と風呂を済ませて眠りについた。
さ〜て、ちょっと雑かな?
難しいぃ!許してぇぇ
次はオルクス向かう前日の話にいっちゃおうかな?
早い?はっはっはっ
すまんなっ!
次の話も見て頂けると嬉しいです!
雫以外のヒロインについて
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リリアーナ
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愛子先生
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園部
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中村恵里
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シア、ティア