虚圏の母神 作:キングゥ
十番隊隊長志波一心が行方不明になり、十数年後同じ町で朽木ルキアも消息を絶った。
どちらも原因は藍染だ。それを知っているのは極一部。その内一人、虚月雫は池に足をパシャパシャつけながら空を見上げる。
足を止めると魚がよってくる。くすぐったい。
「此処に居ったん。相変わらず水辺が好きやね」
「────ギン」
後ろからかけられた声に身体を仰け反らせながら振り返り逆さまの視界に映る銀髪の青年、市丸ギンを見る。
「あかんよ、市丸隊長やろ?」
「───────」
「冗談冗談。僕と君の仲やないの、ギンでええよ」
その言葉に姿勢を戻し池の水面を眺める。水面に浮かぶ花びらにとまった虫がカエルに喰われた。
「聞いた?朽木隊長の妹さん、極刑やて………あんな若い子が死ぬなんて、つらいなぁ」
「嘘ツキ──」
クスリと笑う雫に肩をすくめるギン。
「嘘やあらへんよ。そりゃ、やったことは重罪やけど死刑になるほどやないやろ?」
「誰カノ思惑ガ絡ンデイルンジャナイ?」
「へー、そないな悪い奴が居るんか。怖い怖い──止めへんの?」
「?止メル理由、ナイワ」
「────」
「強ケレバ逃ゲルカ、殺ソウトシテクル全員倒セバイイ。弱イナラ、強者ニ利用サレルダケ」
バシャリと水面が跳ねカエルが魚に喰われる。魚は悠々と光の届かぬ岩影に向かって潜っていった。
「…………市丸に、虚月?」
その光景を見ていた十番隊隊長、日番谷冬獅郎は虚月雫という人物について考え込む。
彼女はまず子供好きだ。十一番隊の草鹿やちるは女性死神協会の会議の茶菓子として個人的に菓子を与えて仲が良いし、ここ最近は総隊長からの命令で行っていないが、十年ほど前まで隊長である剣八とはよく斬り合いをしていたからか偶に食事もとるらしい。後、子供好きだからか十三番隊隊長浮竹十四郎と揃って自分に飴だの何だの渡してくる。浮竹と自分もまあ交友がある方だ。それから、十二番隊ともか……聞けば彼処の副隊長である涅ネムが赤ん坊時、涅マユリに世話を押しつけられたらしく、今でもネムを可愛がろうとしている姿が見受けられるらしい。そういえば九番隊副隊長檜佐木修兵が幼少期流魂街で遊んでもらっていたとも聞いた。
と、まあ様々な隊に友人知人が多い彼女だが、市丸ギンと仲が良いとは聞いたことがない。
「……………」
引っかかる何かを感じながらも、見つかれば頭撫でられるわ菓子渡されるわで面倒なことになりそうだとその場を後にすることにした。
無断で
侵入者───旅禍が現れたということだ。その翌日緊急隊首会が行われた。
「緊急隊首会ねぇ……参加するの初めてよ」
「乱菊、普通ノ隊首会モサボリソウダモノネ」
十番隊副隊長松本乱菊の言葉に手作りのクッキーをやちるとネムに渡しながら言う雫。乱菊は隊首会はさぼらないわよ、と普段事務仕事をサボっていることを悪びれる様子もなく言う。
「やっぱり例の旅禍についてでしょうか………」
「市丸隊長が対処したって聞いたけど、まさか生きてたとか?」
五番隊副隊長雛森桃の言葉に三番隊副隊長吉良イズルが呟く。
「まあ、もしもの時は俺らで対処すりゃいいさ」
「………シューへーモ、立派ニナッテ」
「ちょ!シズね──虚月副隊長!頭を撫でないでください!自分はもう子供じゃないっす!」
嘗て泣き虫だった童が放った言葉にほっこりした様子で頭を撫でようとする雫。初恋のお姉さんである雫に現在の想い人である乱菊の前で頭を撫でられそうになり色んな意味であたふたする修兵。そんな修兵に救いの手が差し伸べられた。
『緊急警報!緊急警報!瀞霊廷内に侵入者あり!各隊、守護配置に付いてください!』
ガンガンガンガン!と鉄を叩く音が響く。やちるが貰ったクッキーを全て口に詰め込むと走り出す。おそらく剣八の所に向かったのだろう。
「ではお義母様、私もこれで」
「エエ、眠七号モ気ヲツケテ」
「はい……」
ネムもマユリが旅禍を捕らえようとするだろうからその手伝いをしに行くのだろう。やちるに続いて出ていく。クッキーは全部持っていっている。後で食べてくれるのだろう。
四番隊である雫は隊舎に戻り緊急搬送に備えた。
結局明け方になっても旅禍と遭遇したという報告も怪我人も出なかったが。
「皆、徹夜サセテゴメンネ。後ハ私ガ様子ヲ見ルカラ、一度睡眠ヲ──」
「そんな、副隊長こそ休んでください!」
「そうですよ!私達はまだまだ平気ですって!」
そう慌てる部下たちを見て困ったような笑みを浮かべる雫。と、その時窓の外で空が光る。
「「「───!?」」」
慌てて窓を開け外を確認する一同。雫は窓に人が集まりすぎているのを見ると外に飛び出し空をみる。勇音も慌てて続く。
「──な、何ですあれ!」
空に何かが浮かんでいた。いや、空ではない。瀞霊廷を覆う
遮魂膜にぶつかり消えないということは、それだけ高密度の霊子体と言うこと。
「虚月副隊長、いったい何が───」
「───ホワイト?」
不意に雫が呟く聞き覚えのない単語。キョトンとした顔も綺麗だ──ではなく、何やら呆けている雫。
「あ、あの──虚月副隊長?ほわいとって、何ですか?」
「………私トソースケノ子ド───昔、藍染隊長ト遭遇シタコトガアル
「………へ?」
今、明らかに私とそーすけの子供と言い掛けなかったか?
そーすけ………彼女と親しいそーすけ………藍染惣右助?え、子供!?
混乱する勇音。雫が子を授かっていたなど聞いたことがない。いや、まて──そもそもどうして言い直した?関係を隠そうとした?いや、ひょっとして───
「─────!」
不意に響く爆音。心なしか寂しげに見える雫の横顔から視線をはずし空をみると落下物が四つに分かれていた。
あの中のどれかに、雫の子供の敵かもしれないホワイトという
「………あ、あの……虚月副隊長……」
「?ドウシタノ?」
「いえ………」
暫くすると一気に怪我人が運ばれてきた。その中には護廷十三番隊きっての戦闘部隊三席、斑目一角や五席綾瀬川弓親の姿もあった。
つまり少なく見積もっても相手は三席クラス、あるいは副隊長クラスはあるという事だ。
旅禍に対する警戒度が上がる。
山田花太郎は怪我人が出たという報告を聞き現場に向かおうとしたがほどけた草履を直している間に仲間とハグレてしまった。まずい、こんな失態副隊長に知られたら!と青くなってガタガタ震える。
ちょうどよく死神の集団が見えたので仲間達を見ていないか聞こうと駆け寄る。その際剥がれかけの石の板に躓きバランスを崩し一人の背を思い切り叩いてしまった。
「何しやがんだこのガキャァ!」
「わああ!ご、ごめんなさい!」
青筋を浮かべ殴りかかってくる死神。この粗暴さ、よりにもよって十一番隊にぶつかってしまったらしい。ああ、殴られる。殴られたら────副隊長の地獄の鍛錬が再び行われる。絶対に───
「─────!」
振るわれた拳を半身を下げることでかわしのばされた腕に己の腕を絡める。そのままバランスを崩させ無防備な腹を蹴りつけた。
「がっ!?」
あの剣八と斬り合うような副隊長に鍛えられたのだ。その成果は実を結び殴りかかってきた男は気絶した。
十一番隊の視線が集まる。
「何しやがんだごらぁ!」「四番隊のチビが!」
「ぶっ殺してやらぁ!」「ちょーしのんな!」
「ひいぃぃ!?」
シュン、と音を立て花太郎の姿が消える。気が付けば十一番隊が囲んでいたオレンジ頭の死神とガッシリした体型の頭に手拭いを巻いた男の横に立っており2人が目を見開く。全く見えなかった。何だ、此奴、情けない容姿なのに、強いのか!?
「んだぁ、こらぁ!そいつ等の味方する気か!」
「ぶっ殺してやる!」
「お、おいお前何とか出来ねーのか!?」
と、手拭いを頭に巻いた男が叫ぶ。
「む、無理ですよ!僕避けることぐらいしか出来ません!さっきのだって1対1の時しか───!」
花太郎が思わず叫ぶと壁が爆ぜ十一番隊が吹っ飛んだ。
「な、何だ何だ!?」
「よく解らねぇが、敵が半分に減ってチャンスってことだ!」
瀞霊廷に侵入した旅禍の一人、茶渡泰虎は破壊した壁の破片を踏み越え煙の中から姿を現す。中学からの友人にして、ここ最近死神の力を手に入れた友人の霊圧を感じたと思ったのだが、姿は見えない。すれ違ったのだろうか?
「おい!てめぇコラ!」
と、声をかけられる。振り返るとガラの悪い男達が此方を睨んでいた。
「やりやがったなこの野郎!」
「てめーさっきの奴の仲間か?あぁ!?」
「…………多分そうだ」
「ふざけやがって!十一番隊なめんなよ!」
「こっから生きて帰れると思うなよ!」
「五分でぶっ殺してやる!」
殺気立つ彼等に対し、茶渡は冷静だ。冷静に、相手の実力を計る。
「悪いが、その期待には応えてやれない」
「あぁん!?」
「どういう───」
「二分で終わる」
と、異形の右腕から霊圧が放たれる。この中にはそれを下回る者しか、いない。
二分もかからず戦闘を終えた茶渡。直ぐに移動しようとする。その際死神達の姿勢を楽にするのも忘れない。
「手慣レテルノネ」
「ああ、昔から喧嘩を売られてばかりでな───!?」
不意にかけられた声。敵意を感じずついつい返してしまったそれに振り返るとそこには女性死神が倒れた男達を屈んで見つめていた。誰だ、この女、何時から此処に?
「あんたは──?」
「主ニ治療ガ専門ノ四番隊副隊長、虚月雫」
「治療……」
茶渡が呟く中雫は倒れている死神達を回復させていく。敵意は、ないということなのだろうか?
「うっ……てめぇは、四番隊──くそ、さわんじゃね───」
ゴシャ、と音がして男の頭が壁に叩きつけられ赤い花を咲かす。頭は砕けてこそいないが気のせいか少し歪んだような……。大人しくなった男に再び治療を開始する。なかなか苛烈な人物だ。
「一つ聞きたい、朽木ルキアの居場所を、知らないか?」
「?」
「俺達は、彼女を助けに来たんだ。彼女さえ助けられたなら、君たちにこれ以じ───」
「アッチ──」
と、白い塔を指さす雫。やけにあっさり教えてくれた。
「貴方、混ジッテルミタイ───ダカラ、特別」
「混じっている?よく、わからない……だが、ありがとう」
「良イノヨ、ダッテ───」
素直にお礼を言う茶渡を微笑ましそうに見つめながら、雫は去っていく背中を見つめる。
「貴方ガ何カシタトコロデ、何モ変ワラナイモノ」
「「瞬歩?」」
「はい。一護さんが今後死神を相手取るなら、確実に必要な技です」
十一番隊に追われつい一緒に付いて来てしまった四番隊
「こ、こんな感じです」
「───!!」
一瞬で離れた場所に移動した花太郎を見て目を見開く二人。花太郎が言うには斬拳走鬼という死神の基礎の一つ、走を練習して覚えるのだとか。
「それで、それはどうやったら覚えられるんだ?」
「僕の場合は斬魄刀片手に追いかけてくる副隊長から逃げて覚えました───」
ガタガタと震え出す花太郎。四番隊って治療専門部隊とか言ってなかったか?と首を傾げる一護達であった。
取り敢えず花太郎の教え方では時間がないので、死神は速い動きが出来るとだけ覚えておくことにした。
旅禍が侵入して、副隊長がやられた。
やられたのは阿散井恋次。同期の雛森桃は顔を青くして四番隊到着を待つ。
「アラ、深イ傷──」
「ひゃん!?」
気が付くと背後に雫が立っていた。しゃがみ込み傷に触れ、首を傾げる。
「ど、どうしたんですか?」
「───ホワイトカト思ッタケド、ソレダケジャナイ?」
傷口に触れ首を傾げる雫。ホワイト?と首を傾げるも無視された。しかし傷はあっという間に治っていく。
「ソレジャア、私ハ彼ヲ牢ニ運ンデ置クワ───何カ伝エテ欲シイコトアル?」
「あ、えっと───藍染隊長にも相談して、直ぐに牢からだしてもらうから、って」
「エエ、伝エテオクワ──」
よいしょ、と恋次を抱える雫。次の瞬間には消えた。見事な瞬歩だ。噂では血だらけの更木を引きずっている姿を目撃されているらしいが……。
「相変わらず四番隊とは思えねぇ動きだな」
「ふわぁ!!?」
後ろから声が聞こえた。慌てて振り向くと十番隊隊長日番谷冬獅郎が半眼で雫がいた空間を睨んでいた。
「ひ、日番谷君!」
「オイオイ俺はもう隊長だぜ?良いのかよそんな呼び方で」
「うるさい!もう!どうして隊長さん達は皆足音立てずに近づくのよ!だいたいどうして日番谷君が───」
と、そこで違和感に気付く。冬獅郎は十番隊、阿散井は六番隊で関わりはない。なのに副官である乱菊も連れずに此処にいるのだろう。
「…………忠告に来たんだよ」
そう言って再び外に目を向ける冬獅郎。
「三番隊と………念の為虚月には気をつけろ」
「え……?三番隊……?吉良君のこと……?それに、虚月副隊長も……?なんで?」
「俺が言ってんのは市丸の方だが、吉良もどうだかな……それと、虚月は警戒しても手を出すな。彼奴が少し前まで更木と斬り合ってたって噂、本当だから」
「え?」
「流石に堂々と広められることじゃねーからな。だが、事実だ。お前じゃ勝てねぇ……だから、あんま近づくな」
「三番隊にも──?」
「ああ、それと………藍染を一人にするな」
翌日。定例集会に遅刻しそうな桃。斬魄刀の所持が許可された緊急事態、同期の阿散井恋次が負傷、さらには幼馴染みの冬獅郎からの忠告。不安になり藍染の下に向かって、寝ないと言ったのだが寝てしまい寝坊したのだ。
「藍染隊長早く起きたなら起こしてくれても良いのに。定例集会間に合うかな───!」
と、普段の通路に通行止めが立てかけられていた。しかし遅刻しそう──近道しちゃえと飛び越える。
「ハイ、アーン───」
「あーん♪」
定例集会。始まる前にやちるにおはぎをあげる雫。最後のおはぎを食べたやちるが珍しく飴を渡してきた。と、その時だった───
「いやああああああああああああ!!」
「「「───!?」」」
絹を裂くような女の悲鳴が聞こえてくる。
「何だ!?」
「東大障壁の方じゃあ!」
「雛森君の……声だ……!」
副隊長達、特に吉良が慌てて駆け出す。現場に着くとへたり込む雛森が居り、震える身体で一点を見つめる。そちらに目を向けると、全員が固まる。
「藍染、隊長───!」
そこには五番隊隊長藍染惣右助がいた。胸を一突きした斬魄刀に壁に縫いつけられて。
「いやあぁぉぁ!嫌です、藍染隊長!藍染隊長!藍染隊長ぉぉぉ!」
「─────」
懸命に呼び掛ける雛森の横をすり抜け藍染に駆け寄る雫。斬魄刀を刀から抜き降りると傷口に手を当てる。
「う、虚月副隊長──藍染隊長は?」
「───生キテナイ」
その言葉に目を見開く雛森。と、そこへ市丸がやってきた。何時もの様に軽薄そうな笑みを浮かべた彼は床に伏した藍染を見てもなおも笑みを崩さない。そんな様子に、雛森は昨日の冬獅郎からの忠告を思い出す。
──三番隊と………念の為虚月には気をつけろ
無意識に斬魄刀の柄に手をかける雛森。
──それと………藍染を一人にするな
「お前か!」
叫び、切りかかる雛森。それを止めるのは市丸の副官吉良だ。そのまま斬り合いになりどちらも斬魄刀を解放し、血を吹き出し倒れた。
「喧嘩ハ、駄目───コンナ時ニ副隊長ガ潰シアウナンテ相手ノ思ウツボ」
キン、と斬魄刀を鞘に納める雫。
「四肢ノ腱ヲ斬ッタカラ、動ケナイワ。二人トモ──後デ治スカラ今ハ落チ着イテ。興奮スルト出血デ死ンジャウ」
「────ッ!」
──念の為虚月には気をつけろ
「──まえ──もか……」
「?」
「お前もか!」
そう言って解放した斬魄刀、飛梅から火の玉を飛ばす。それをかわした虚月は頭を踏みつけ気絶させようとして、冬獅郎の足が割り込んできた。
「やりすぎだ………!」
「…………ジャア、私ヲ閉ジコメル?私ハ斬魄刀解放シテナイケド」
「……………」
「せやなぁ、この場合牢に閉じこめるんはいきなり僕に切りかかってきた雛森副隊長と、僕守るためとはいえ副隊長に解放した斬魄刀向けたイズルくらいやろ。イズルは、自分で自分が許せなさそうやしねぇ」
ギロリと睨みつけてくる冬獅郎の霊圧をあっさり受け流す雫。ギンがケラケラと語る言葉に舌打ちした冬獅郎は斬魄刀に立てかけていた手を戻す。
「吉良、雛森両名を拘束しろ。それと、四番隊は別の奴を呼べ」
「ジャア、私ハウチノ子達ニ伝エテクルワ」
そう言って去ろうとする雫。
「市丸、虚月……」
「?」
「……」
「今回だけだ……次雛森に血を流させたら、俺がお前等を殺すぜ」
「そら怖い。雫ちゃん気をつけなあかんよ……」
「エエ……」
更木は瀞霊廷内を駆け回る。自身の隊の三席である斑目一角を倒した旅禍、黒崎一護を探す。斑目は自分の部下。実力は良く知っている。相手も少しは強いのだろう。是非とも斬り合ってみたい。最近、雫も相手してくれないし久々に楽しめるかもしれない。
「───ぐ」
「また行き止まりだね~。剣ちゃん方向音痴~!」
「お前がこっちだつったんだろうが!」
「アラ、剣八──」
と、その時聞き慣れた声が聞こえる。
「───虚月」
「シズりん!さっきぶり!」
雫だ。雫は不思議そうな顔で剣八を見る。
「何デコンナトコロニ?」
「丁度良い……見つからなくていらいらしてんだ。ちっと俺と遊んでけ!」
「イイワヨ」
「………あ?」
「貴方ガ万全ダッタラ、ホワイト死ンジャウカラ……少シダケ、遊ンデアゲル」